4: 名無しさん 2019/09/30(月) 20:17:29.424 ID:efHZUqti0
シャミ子?なんで私のふとんの中に入ってるのかな?

引用元: ・シャミ子「最近桃の体臭に興奮する自分に気付いたんです!」ハスーハスー

9: 名無しさん 2019/09/30(月) 20:28:23.173 ID:efHZUqti0
桃「シャミ子?なんで食事中に膝の上に乗ってくるのかな?」

シャミ子「こうするとご飯が美味しいからです!」

桃「シャミ子?なんでいっしょにお風呂に浸かってるのかな?」

シャミ子「こうするとお風呂がいい匂いになるからです!」

桃「シャミ子?なんで寝る時にいっしょにソファに入って抱きついてるのかな?」

シャミ子「こうすると寝てる時に幸せな気分になれるからです……スヤァ…」

14: 名無しさん 2019/09/30(月) 21:04:29.414 ID:efHZUqti0
シャミ子「はー……桃のお布団で桃に抱きつきながらの目覚めは最高です…」

桃「…」

シャミ子「クンカクンカ」

桃「……シャミ子?」

シャミ子「スーハースーハー」

桃「シャミ子」

シャミ子「スーハースーハースーハースーハー…ほえ?」

桃「……いい加減にしなさい」

シャミ子「ええっ」

15: 名無しさん 2019/09/30(月) 21:25:46.204 ID:efHZUqti0
桃「もう匂い嗅ぐの禁止!抱きつくのもNG!」

シャミ子「そ、そんなあー!ご無体なぁー!」


──それから桃には匂いを嗅ぐのは勿論、膝の上に乗るのも抱きつくのもおさわりもNGになりました


シャミ子「お弁当……ごはん……桃…………桃の香りがないです……桃もうちのクラスに来てくれないです……おかずもないです……」モグモク…

リリス「シャミ子や、よろしくない薬の禁断症状みたいな表情になっておるぞ」

シャミ子「ごせんぞ…」

リリス「というかお主、そんなに桃に会いたいなら夢の中に行けばいいではないか?」

リリス「夢の中でもお弁当食べたり、コーラも飲めるわけだし、匂いだって嗅ごうと思えば余裕だろう」

シャミ子「!!!!」

21: 名無しさん 2019/09/30(月) 22:16:45.300 ID:efHZUqti0
──────
───

シャミ子「……晩ごはん物足りない……お風呂も匂いしない……お布団は冷たいし1人さみしい…………ももぉ……」

シャミ子「匂いかぎたい……お腹さすさすしたい……顔うずめたい………ももぉ…………もんもぉ……ほへぇ…………」

リリス「いかんいかん気をしっかり持て!もうそろそろ桃も寝てる頃だ!」

シャミ子「……はっ! 禁断症状で桃色の夢を見てました!世界がピンク一色でした!」

シャミ子「もう待てません! 早速行ってきます! 今夜はピーチフレグランスでオールナイトです!」

リリス「お、おう……がんばってこい」

22: 名無しさん 2019/09/30(月) 22:40:14.581 ID:efHZUqti0
ーーーーーーーーーーー

シャミ子「さてさて、早速夢にダイブして来ました! お待ちかね旬の桃嗅ぎ放題です!」

シャミ子「ではではさっそく……って、あれ?」

シャミ子「この夢、なんかドロドロしてません? 桃の匂いどころか雨の日の砂場みたいな匂いしかしません」

桃「…………」

シャミ子「って桃!? 今回は小さくない! なんでまたこんな所で座りこんで……」

桃「…………」

27: 名無しさん 2019/09/30(月) 23:12:56.998 ID:wNjvll1nd
桃「……やってしまった」ドヨーン

桃「……せっかくシャミ子から私にくっついて来てくれたのに」

桃「恋人みたいだとか内心で勝手に浮かれて……」

桃「膝の上に乗ってきたら太ももの感触が気になって意識しちゃうし……お風呂で平気で裸を見せてくるし……」

桃「挙げ句に布団の中で抱きついてくるとか……もう我慢できないよ」

桃「私はそういう意味でシャミ子が好きだし、シャミ子しかいないのに……」

桃「……シャミ子は私の匂い目当てなだけなのがわかってて」

桃「……恥ずかしさと辛さで突き放してしまった」

桃「突き放した時シャミ子ぐずってた……」

桃「ごめんねシャミ子……ごめんね……」

桃「……会いたいな……シャミ子……」

桃「もう、シャミ子のごはん食べられないのかな……」


シャミ子「…………………………」

36: 名無しさん 2019/09/30(月) 23:38:58.899 ID:efHZUqti0
シャミ子「……」

桃「……」

シャミ子 (ええっと、桃の言ってることはまず置いといてこれは前に桃の夢に潜って小桃と会った時と似た状況なのでつまり)

シャミ子「ま、まずはお掃除から!危機管理ー!!」

~♪(変身バンク)

桃「……あれ、シャミ子がいる……? とうとう幻覚まで見えてきたか……」

シャミ子「違います!紛うことなき本物です! 始めますよ心の大掃除! 今回も手伝ってもらいます!」

40: 名無しさん 2019/10/01(火) 00:09:05.431 ID:xom1FJS20
──────
───

シャミ子 (……掃除中一度も目を合わせてくれなかった)

桃「……」

シャミ子「……あの、桃」

桃「シャミ子、本物だよね?」

シャミ子「え…………はい」

桃「前に夢に潜るのは禁止って言ってたよね?」

シャミ子「……はい」

桃「……なんで来てるのかな?」

シャミ子「それは……」

シャミ子「…………き、きさまが悪いんだぞっ! 人のこと突き放しておいて! 今日1日ずっと禁断症状が出て大変だったんだからな!」

桃「つまり私の匂い嗅ぐためにわざわざ約束破って夢にまで来たと?」ゴゴゴ…

シャミ子「……ちょっと急用を思い出したのでそろそろ帰ります」

ガシッ

桃「こんな深夜に急用なんてないよね?」

シャミ子「ご、ごべんなさいでちた!」ブワッ

42: 名無しさん 2019/10/01(火) 00:27:21.705 ID:xom1FJS20
シャミ子 (終わった……約束破って人の秘密覗いて……これは完全にちぎなげ待った無し……)ガクガク

桃「……」

桃「…………はぁぁぁぁぁぁ……」

シャミ子「も、桃?」

桃「……シャミ子に気持ち知られた……終わった……消えたい」

シャミ子「えっ、いやいやダメです!せっかく掃除してスッキリしたのに!」

桃「洗いざらい全部聞かれた……闇落ちしそう……」

桃「ごめんねシャミ子……勝手な理由で無理やり突き放して……」

桃「多分もう目覚めないから許して……」

シャミ子「待って待って早まらないで!」

47: 名無しさん 2019/10/01(火) 00:49:03.730 ID:xom1FJS20
シャミ子「……いでよ、お弁当」

桃「……」

シャミ子「とりあえずこれでも食べてゆっくりお話しましょう、ゆっくりでいいですから。」

桃「……うん」


──────
───


桃「……私はさ、ずっと1人でいたから。 シャミ子が一緒にいてくれるだけで嬉しかったんだよ」

桃「シャミ子は優しいし、一生懸命だし、ご飯美味しいし……あとかわいいし……」

桃「あっという間に、その……付き合いたいとか……ゴニョゴニョ…したいとか思ったり……」

桃「そんなシャミ子が匂いがどうとかなんかよく分かんない理由でベタベタしてきて」

桃「シャミ子は私の匂いしか興味ないのに、私は意識しまくりで」

桃「体の感触とか距離感とか、勝手に意識してる自分がきつくて……どうしたらいいかわからなかったんだ」


シャミ子「……ええと、つまり」

シャミ子「桃は私のことをす、すす、好きである、と……」カァァ

54: 名無しさん 2019/10/01(火) 01:21:48.472 ID:xom1FJS20
桃「……やっぱり消える」

シャミ子「ああ待った待った!お弁当おかわりもあります!温かいお茶も出せます!緑茶と麦茶どっちがいいですか!」

桃「……麦茶で」

シャミ子「はい、どうぞ!」

桃「……」ズズズ…

シャミ子「……こっちだって、桃にいなくなられたら困るんです」

桃「匂いが嗅げなくなるから?」

シャミ子「それもありますけど! ……私だって桃に突き放された時、辛かったんです」

シャミ子「あんなに一緒にいたのにクラスにも来てくれないし……夕飯も一緒に食べてくれないし」

シャミ子「だから……桃の言う私に対しての『好き』と同じかはわからないけど、一緒にいるだけで嬉しいし、一緒にいれないと辛いのは私も一緒なんです!」

シャミ子「……あとお腹と顔も好きです」

シャミ子「なので! もし桃が一緒にいるのに必要と言うなら、私は……その……こ、こ、恋人になってやっても……いい……ぞ」

58: 名無しさん 2019/10/01(火) 01:51:37.540 ID:xom1FJS20
桃「本当にいいの?」

シャミ子「もちろんだ! その代わりこれから毎日好きな時に匂いを嗅がせてもら……」

桃「いやおかしい、ハッピーすぎる。これはやっぱり夢なのでは」

シャミ子「ああもうせっかくいい感じに納めたのに!ちょっとこっちに来い!」

ギュッ

桃「ちょっと、シャミ子!? いきなり抱きつくとか…」カァァ

シャミ子「……スーハースーハークンカクンカスーハースーハー! ……はーやっと嗅げました桃スメル……肺から全身に行き渡る……ヘモグロビンが歓喜してる……」

シャミ子「……これからは距離感なんて気にしないで、好きなだけ抱きついたりしていいんです」

シャミ子「その代わり、距離感近づくほど私は匂いをいっぱい嗅がせてもらいます! あとお腹もさすさすします!」

シャミ子「はいこれでまぞくとの契約成立!クーリングオフ不可!いっぱい近づいて代償として匂いを差し出すが良い!」

桃「……わかった、契約成立だから仕方ないよね」ギュッ

桃「……これからは遠慮しないからね、シャミ子」クスッ

シャミ子「の、望むところだ魔法少女! 無香性のデオドラントを準備して待っているがいい!」カァァ

61: 名無しさん 2019/10/01(火) 02:17:12.999 ID:xom1FJS20
──────
───

(後日)

桃「……スーハースーハー」

シャミ子「……」

桃「……クンカクンカ」

シャミ子「……桃、なぜ私は危機管理フォームな上に膝の上に乗せられて逆に匂いを嗅がれているのでしょうか」

桃「シャミ子がいい匂いだからだよ。危機管理フォームだと露出が増えるからシャミ子の匂いが直に感じられて良いよね」

シャミ子「ちっがーう! 匂い嗅ぐのは私の役目です! なんで私が嗅がれる側になってるんですか!」

桃「前からシャミ子が近い時にこっそり私も匂い嗅いでたんだよね。シャミ子いい匂いだし。なんか優しい匂い。落ち着く……」スーハースーハー

64: 名無しさん 2019/10/01(火) 02:29:59.931 ID:xom1FJS20
シャミ子「これまで散々嗅いでおいてなんですが、これけっこう恥ずかしいです……」

桃「嗅ぎたいならシャミ子も私のこと嗅いでていいよ? 私もしばらくずっと嗅いでるから」スンスン

シャミ子「も、桃………うなじはストップ……こそばゆいし、変なかんじ……」カァァァ

桃「私もこれまで同じことされて、ずっと恥ずかしかったんだよ?散々人のこと嗅ぎまわしておいて今更ダメは不公平だよね?」

シャミ子「そう、ですけど……ちょっと、待って……ぇ……桃の鼻と擦れて……ん、っ……」

桃「シャミ子、うなじすっごく弱いんだね。 ……かわいい」クスッ

シャミ子「これでっ、勝ったと…っ……思うなよぉ…………ひゃっ!?」


頑張れシャミ子!体臭が良い匂いと感じられる相手は遺伝子レベルで相性が良いらしいぞ!

68: 名無しさん 2019/10/01(火) 02:31:50.069 ID:xom1FJS20
ごめんねこんな遅くになって…自分の遅筆さに引いた…次書くなら前もって考えて書くね…