1: 名無しさん 2019/11/01(金) 03:25:59.790 ID:Z3AjRLCD0
先輩「いいよ、座って。キミは疲れているだろう。私のことは気にせず、座って休むといい。」

先輩「……ここで、もし今の様子を他の誰かが見たらどう思うだろう?人にもよるが、先輩を立たせておいて自分が座るなんてとんでもない後輩だ、なんて思われてしまうかもしれないよね。」

先輩「このように、第三者なんてものはしばしば物事の本質を見極められずにいることがある。しかも、第三者という立場が客観的な存在だという神話がある現代社会において、この盲目が真実になってしまうこともままある。」

先輩「結局、よそ者はよそ者ってことだ。自らの大切な決断は、こんな適当な人間に任せてはいけないよ、○○くん。」

先輩「……しかし、そんな第三者も使い方によっては便利に働くこともある。……よっこいせ。」

先輩「……ふふ、○○くんのお膝は暖かいね。私は冷え性だから、とても助かるよ。……こほん、そんなことより。今の姿、他の誰かが見たらどう思うかな?」

先輩「きっと仲睦まじい男女……身内や、あるいは恋人のような……やんごとない間柄のように思われてしまうだろうね。」

先輩「このとき、私が周囲をそう信じ込ませようとしたがっていると仮定したらどうだろう?きっと私の思惑通りの噂がみるみる周りに広まって、キミはいわれのない誤解を受けることになってしまうね。」

先輩「要するに、何事にも有用な使い道があるということだ。まるでコインの裏と表……馬鹿とハサミは使いよう、ってね。勉強になったかい、○○くん?」

先輩「…………ときに○○くん。もうしばらくこうしているつもりはないかな?たとえば、そうだな……他の誰かがこの姿を目撃するまで、とか。ははは。」

引用元: ・先輩(♀)「さて……ここにひとつだけ、椅子があるよね。」

2: 名無しさん 2019/11/01(金) 03:26:19.888 ID:Z3AjRLCD0
みたいなね

6: 名無しさん 2019/11/01(金) 03:27:53.558 ID:hBYfUQCs0
カロリー40%オフくらいにして再提出

9: 名無しさん 2019/11/01(金) 03:29:31.906 ID:Z3AjRLCD0
>>6
先輩「○○くん。そこに座って。」

先輩「どっこいせ。……ふぅ、あったかい…。」

先輩「…………ん?どうしたの?」

先輩「…………もうちょっとこうしてようよ。」


これはヘルシー

10: 名無しさん 2019/11/01(金) 03:30:49.237 ID:hBYfUQCs0
>>9
80%くらいカットしてる気がするけどヘルシーなので良し

13: 名無しさん 2019/11/01(金) 03:34:02.663 ID:dgsG38IW0
>>9
ちょっとカロリーオフしすぎ

15: 名無しさん 2019/11/01(金) 03:35:08.789 ID:rZOlfHxC0
ちょっとめんどくさい喋り方する娘可愛いじゃんハルヒで誰が一番可愛いかって聞かれたら佐々木だろ?そういう事だ

16: 名無しさん 2019/11/01(金) 03:36:31.043 ID:Z3AjRLCD0
僕は朝倉さんが好きです
太眉サイコー

20: 名無しさん 2019/11/01(金) 03:49:40.478 ID:Z3AjRLCD0
先輩「ところで○○くん。キミは今日の放課後に何か予定はあるかな?」

先輩「ふむ……そうだな。この質問をすることによって、いくつか私の望んでいることの選択肢が発生するよね。」

先輩「まず一つ目に、キミをデートに誘おうとしている場合。そんなときでもこうしたファーストコンタクトは定石といえるよね。」

先輩「次に挙げるとすれば、何かキミに仕事や雑用をお願いする場合。私の予定が合わないから……というのも充分考えられるね。」

先輩「あとは……純粋にキミが放課後にどんなことをしているのか気になる場合。もしかしたら私は放課後という時間を持て余す不器用な人間で、その参考までにキミの時間の使い方を聞こうとしているのかもしれない。」

先輩「こうして挙げられた以外のものも含めて多くの選択肢があるなかで、キミは私の意図するところをある程度推理し、それに適当な返答をしなければならない。でないと、言葉のやりとりは上手くいかない。」

先輩「もちろん「え?なにがですか?」なんていう躱し方もあるにはあるが、豊かなコミュニケーションを取るうえでは悪手であると私は思う。……さて。」

先輩「これらを踏まえたうえで、キミはどう答える?私はそれに、とても興味があるんだ。」

先輩「…………といっても、いきなりこんなことを言われて困惑するのも無理はないか。ふふふ。では私の方からもいくつか、ヒントをあげようか。」

先輩「先日駅前の喫茶店を通りがかったら女生徒が美味しそうなものを食べていてね。甘いものは、私の得意とするところだ。」

先輩「とはいえひとりでつつくのも味気ないとも考えている。私もたまには素敵な殿方と「あーん」だなんてさせあってみたかったりするものでね。だから私は………………はい、ここまで。」

先輩「さあ、今度はキミの番だ。答えをどうぞ?」

21: 名無しさん 2019/11/01(金) 03:55:34.335 ID:Z3AjRLCD0
先輩「○○くん。放課後ヒマ?」

先輩「へへ、デートしようよ。甘いもん食べに行こ。」

先輩「たまにはあーんとかしあってさ、もうラブラブ~って感じで……」

先輩「……冗談じゃん。ばか。」




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