1: 名無しさん 2012/04/07(土) 14:25:39.20 ID:fgWoUO/V0
ブースター「のんびり羽を伸ばそうかと思います」

ブースター「久々に兄妹にも会ってみようと考えてます」

ブースター「さてと、まずはサンダースに会いに行こうかな」



初SSだから至らない点が多々あるかもです

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1333776339(SS-Wikiでのこのスレの編集者を募集中!)

引用元: ・ブースター「ご主人からお休みをいただきました」

2: 名無しさん 2012/04/07(土) 14:54:33.54 ID:fgWoUO/V0
ブースター「発電所につきました。サンダースいるかな?」

サンダー「ん、呼んだか?」バッサバッサ

ブースター「てぇい」バシャッ

サンダー「うわ冷てっ。え、酢? 何、サンダース?」

ブースター「いますか?」

サンダー「いやいるけどさ、何、そのしょっぱいギャグ」

ブースター「すっぱいのにしょっぱいギャグ」

サンダー「やかましい。まったく……サンダースだな、ちょっと待ってろ」

4: 名無しさん 2012/04/07(土) 15:19:08.71 ID:fgWoUO/V0
サンダース「おっす。久しぶり」

ブースター「久しぶりー。最近どう?」

サンダース「別に普通だよ。発電所で電気食って寝てる。あれ、お前、トレーナーは?」

ブースター「お休みをいただいたんだ」

サンダース「お前それ、捨てられたんじゃ……」

ブースター「そんなことないよ。僕は、ご主人の最初のポケモンだよ? 捨てられるわけないって」

サンダース「あー、そう……」

ブースター「哀しそうな目しないでよ。そんなわけないって。いくらボクが不遇だからって」

サンダース「お、おう……」

ブースター「…………ないってば」グスッ

サンダース「わ、悪かったよ。そんな泣きそうな顔するなって!」

5: 名無しさん 2012/04/07(土) 15:31:38.21 ID:fgWoUO/V0
ブースター「次はシャワーズに会おうと思います。でも、シャワーズって海の中にいるんだよね……」

ブースター「ラプラスさん、乗っけてくださいな」

ラプラス「一時間百円ね」

ブースター「誰かを乗せるの、好きなんでしょ?」

ラプラス「好きなことしてお金を稼げるって素敵じゃない」

ブースター「なるほど」

6: 名無しさん 2012/04/07(土) 15:39:10.04 ID:fgWoUO/V0
ブースター「今、ラプラスさんの上で釣りを楽しんでます」

ブースター「天気も良く、釣り日和。中々大量です」

ラプラス「私にも分けてよ」

ブースター「はい、あーん」ポイッ

ラプラス「あーん」パクッ

ラプラス「いやー、カップルみたいねぇ」

ブースター「そうかな」

ブースター「おっ、また何かかかりました。これは大物です」グイグイ

ラプラス「わぁ、頑張って。二人で半分こしましょう」

ブースター「姿が見えてきました」グイグイ

シャワーズ「痛い痛い痛いちょっお前マジでやめてちょっと」バシャバシャ

ブースター「シャワーズが釣れました。食べます?」

ラプラス「ポケモンはちょっと」

7: 名無しさん 2012/04/07(土) 16:01:45.44 ID:fgWoUO/V0
シャワーズ「何、姉を食べさせようとしてんのよ」

ブースター「冗談ですごめんなさい」

シャワーズ「……まあいいよ。それよりあんた、何でこんなところに?」

ブースター「お休みをいただいたから兄妹巡ってる」

シャワーズ「それお休みちゃう、解雇や」

ブースター「サンダースにも言われたけど、違うって。不安になるからやめてよ、ホントに」

シャワーズ「いずれ気付いたら私のとこ来なさい? 一応ご飯は用意してあげるから」

ブースター「姉さん、優しい目をしないで。哀しい目よりも心に刺さるから」

シャワーズ「まあ、いいわ。触れないでおいてあげる」

シャワーズ「あ、魚私にもちょうだいよ」

ブースター「姉さん自分で捕れるじゃない」

シャワーズ「いいじゃん。さっき私を釣った罰よ」

8: 名無しさん 2012/04/07(土) 16:46:46.93 ID:fgWoUO/V0
ブースター「そういえばさ、さっき姉さんを釣ったときのことなんだけど」

シャワーズ「なに?」モグモグ

ブースター「ボク、ポケモンがかからないようにわざわざルアーで釣ってたんだよ」

ブースター「ルアーだったら、ポケモンなら作りものって分かるよね」

シャワーズ「……///」カァァ

ブースター「ひょっとして姉さん、」

ブースター「Mなの?」

シャワーズ「ちっ、違う違う違うわよ! アンタどこでそんな言葉覚えたの!?」

シャワーズ「言うのが恥ずかしかったけど、すごくお腹すいてたの! ルアーと魚見間違えるくらい! そんだけ!」プイッ

ブースター「そんなムキになることないのに」

ラプラス「まあシャワーズの照れ顔をいただいたからよしとしましょう」

シャワーズ「うっ、うるさい!」

ブースター「ちょっと、姉さん一度拗ねたら中々治らないから気をつけてください」

ラプラス「あらありがとう、覚えておくわ」

シャワーズ「あっ、あんたらどっか行けぇ! ハイドロポンプするぞぉ!」

ブースター「ラプラスさん、アクセル全開で陸まで泳いでください。こういう時の姉さんは本気でやります」

ラプラス「私は別にかまわないけどねぇ」スイー

10: 名無しさん 2012/04/07(土) 17:35:31.09 ID:fgWoUO/V0
ブースター「ラプラスさんに、ジョウトまで運んでもらいました」

ラプラス「ブラッキーとエーフィとも早く会えるといいわね」

ブースター「ありがとうラプラスさん。またいつか会いましょう」

ラプラス「いいのよお礼なんて。じゃあね」



ブースター「さて、ブラッキーはどこかな。適当に探してみようか」

ブースター「……あ、エンテイさん。何してるんですか、こんなとこで」

エンテイ「おお、ブースターか。いや何、今日も今日とてトレーナーから逃げ続けているだけのことよ」

ブースター「あはは、そんなことしなくても、今は誰も野生のエンテイさんなんて捕まえませんよ」

エンテイ「……お前、さらっと辛辣なこと言うな」

エンテイ「というかお前こそジョウトで何してるんだ?」

ブースター「兄妹に会いにね。ブラッキーとエーフィに」

エンテイ「お前たちほど兄妹が多いと、会うのも大変だな」

ブースター「まあ、旅行感覚で巡ってますから苦しくはないです。こうやって思いがけないイベントも起きますし」

エンテイ「まあな。本来私はじっと同じ場所に留まってはならんのだが、まあ久々に会ったことだしいいだろう」

ブースター「どうせ誰も狙ってないですしね」

エンテイ「おいおい、まだ言うか……」


男の子「ママー、エンテイいるよー」

母「あらホント。今日はいいことあるかしら」

エンテイ「…………」

ブースター「茶柱と同じ扱いされてますね」

エンテイ「そろそろ一度火山噴火させてやろうかなぁ」

11: 名無しさん 2012/04/07(土) 18:04:04.74 ID:fgWoUO/V0
ブースター「よく考えたら今は昼だから、ブラッキーは家でゆっくり寝てるでしょう」

ブースター「久しぶりにあの人の家に行ってみよう」


ブースター「こんにちはー」コンコン

女「あらブースターちゃん! 久しぶりねぇ。ブラッキーは今寝てるから、ちょっと起こしてくるわね」

ブースター「あ、いえ寝かしておいてください。ブラッキー、どこにいます?」

女「え? ……あぁ、はいはい。ブラッキーならそこの部屋よ」



ブラッキー「Zzz……」スヤスヤ

ブースター「気持ちよく寝てるなぁ」

ブースター「ブラッキー、お兄ちゃん来たよー」

ブラッキー「ふぁ……? ブースター、お兄ちゃん?」

ブラッキー「えへへぇ……お兄ちゃん、好きぃ……」ダキッ

ブースター「よしよし」ナデナデ

ブラッキー「……っ!?」ハッ

ブラッキー「ななな、何だよブースター、人が気持ちよく寝てるときにぃ!」

ブースター「あ、覚醒しちゃった」

13: 名無しさん 2012/04/07(土) 18:43:12.53 ID:fgWoUO/V0
ブースター「寝ぼけてる時しか甘えてくれないんだもん、お兄ちゃん寂しいよ」

ブラッキー「知るかっ、馬鹿! アホ! とっとと出てけぇ!」

ブースター「テンパると罵倒しまくるんですよ、この子」

女「えぇ、よくご存じで」クスクス

ブラッキー「女ぁ! なんでこんなの家に入れたのさ!」

女「そんなこと言わない。元々一緒に住んでたじゃないの」

ブースター「イーブイだったころはお世話になりました」

女「いえいえ。懐かしいわねー、七匹でワイワイ遊んでたっけ。今はブラッキーだけ残ってるけど」

ブースター「この子、寂しがりですからねぇ」

ブラッキー「な、なんだよ、別に残ったっていいだろ! 皆が出てったら女がかわいそうだから、私が残ったの!」

女「『私行かないもん! ぜったい、女と一緒にいるんだからぁ!』なんて言ってたくせに」クス

ブースター「あはは、『お兄ちゃんも行かないでよぉ! 私ひとりじゃ、寂しいよぉ……』とも言ってたねぇ」

ブラッキー「う、うるさい! そんな昔の話、どうだっていいでしょ!?」

14: 名無しさん 2012/04/07(土) 19:11:21.15 ID:fgWoUO/V0
ブラッキー「で、ブースターは何でここに来たの!? まさか私をからかいに来たわけじゃないでしょ!」

ブースター「ちょっとご主人からお休みをいただいてねー。せっかくだし兄妹みんなに会おうかな、なんて」

ブラッキー「ふんっ、どーせトレーナーに見放されたんでしょ!」

ブースター(他の面々に言われると辛いけど、ブラッキーに言われても全然辛くないなぁ)

ブースター「で、どう? 最近、何かあった?」

ブラッキー「いきなり世間話……? えっとー……アブソルちゃんと遊んだくらいかなぁ」

女「この前、偶然知り合いと会ったのよ。その人が連れていたアブソルと、すっかり仲良くなったみたいでね」

ブースター「へぇ、同じ悪タイプ同士気があったのかな。友達が出来たなんて、兄として嬉しい限り」

ブラッキー「と、友達いないみたいな言い方やめてよ! たくさんいるんだから!」

ブラッキー「ていうか、ホント帰ってよ! 私、夜行性だし! そろそろ寝たいんだけど!」

ブースター「そうだね。長居するのも悪いし、そろそろ帰るよ」

ブラッキー「……えっ? ほんとに、帰るの?」

ブースター「? うん、帰るよ」

ブラッキー「そ、そう……。やっと帰るのね。清々するわ……」

女「もうっ、もっと素直になればいいのに」

ブースター「あはは、大丈夫ですよ。慣れてます」

ブラッキー「なっ、そうやってまた子供扱い――!?」ギュッ

ブースター「大丈夫だよ。誰も、ブラッキーを忘れたりしないから。だから、そんな泣きそうな顔しないで」

ブラッキー「…………」モフモフ

ブラッキー「……また、来てね」モフモフ

ブースター「うん。次は兄妹みんなで行くよ」

15: 名無しさん 2012/04/07(土) 19:40:48.11 ID:fgWoUO/V0
ブースター「エーフィが見つからなーいっ」

ブースター「エーフィも僕と同じで、誰かのポケモンだからなぁ……。探すのは骨が折れそうです」

ブースター「先に、リーフィアとグレイシアに会うことにしましょう」

~~


ブースター「うわぁ……寒いなー、まったくもう」ゴォォォォォ

ブースター「というわけで、遠路はるばるシンオウ地方の雪山まで来ました」ゴォォォォォォォ

ブースター「グレイシア、早く見つかるといいのですが」ゴォォォォォ

ブースター「吹雪うるさいなぁ……って、お?」ゴォォォォォ……ピタッ

ブースター「いやー、山の天気は変わりやすい」

グレイシア「ユキノオーさんに止めてもらっただけですよ」

ブースター「あ、グレイシア」

グレイシア「まったくもう、ユキノオーさんったら、新しい特性がどうとか言って、この頃ずーっと雪やら霰やら降らしていたんですよ」

グレイシア「だから、兄さんが来たのを口実に止めさせてもらいました」

ブースター「夢特性かー。これのおかげで活躍の舞台に立てたポケモンは結構いるよね。エーフィも」

グレイシア「くさむすびで地面タイプも怖くないですしねぇ。私も地面とは相性がいいはずなのだけれど、地面タイプってだいたいストーンエッジ覚えてるじゃないですか。もー、ユキノオーさんと組んで吹雪するしかできないですよ」

ブースター「あはは。ボクの前で不遇を愚痴るのは10年早いよ」

グレイシア「あ、ごめんなさいっ」

ブースター「別に怒ってるわけじゃないよ。ボクは、不遇であることを疎んでるわけじゃない」

17: 名無しさん 2012/04/07(土) 20:52:12.02 ID:fgWoUO/V0
ブースター「それにしても、そっちも変わりないようで安心したよ」

グレイシア「私も、兄さんが元気そうでなにより。他の兄妹とも会ったんですか?」

ブースター「うん。皆元気だったよ。それでね、今度みんなでブラッキーに会いに行こうと話になったんだ」

グレイシア「それは賛成です! 私もここで暮らしてしばらく経ちますけど、ブラッキーだけはどうにも気にかかって」

ブースター「可愛いもんね、ブラッキー」

グレイシア「ええ。私たちがまだイーブイだった時から、ブラッキーはみんなのアイドルでしたねー」

ブースター「寝ぼけてる時がまた、格別にねー」

グレイシア「あっ、ひょっとして兄さん、アレやりましたね?」

ブースター「ふふん。やらずしてあの子には会えないよ」

グレイシア「ふふ、兄さんも意地悪ですねぇ」







今日はこのへんで止めます。

27: 名無しさん 2012/04/08(日) 12:27:17.21 ID:z9OSe67c0
ニューラ「ケッ、仲のよろしいことで」

グレイシア「あらニューラ、いたの?」

ニューラ「まったく、炎タイプと仲が良いなんてアンタも変わってるね」

グレイシア「兄なんだから、仲が良くて当然でしょう」

ニューラ「遊んでる途中でどこか行ったと思ったらさ!」

ニューラ「ブースターなんかといちゃいちゃしちゃって! グレイシアのばか!」

ブースター「『なんか』なんてひどいなぁ」

ニューラ「ふしゃーっ! 近寄るな!」

ブースター「うーん、なんか嫌われちゃった」

28: 名無しさん 2012/04/08(日) 13:12:38.85 ID:z9OSe67c0
アブソル「こら、客人に失礼じゃないか」

ニューラ「げっ、アブソル……」

アブソル「ブースター、すまないね。遠路はるばる来てもらったのに」

ブースター「いえいえ。こういうのには慣れてますから」

アブソル「グレイシア、久しぶりに会ったんだ、お兄さんとゆっくりするといい。ほら、行くよニューラ」

ニューラ「やーだー! グレイシアと遊ぶのーっ!!」ズルズル…


ブースター「ニューラもアブソルも、可愛いねぇ。こんな子に好かれるグレイシアも幸せ者だね」

グレイシア「ええ。ニューラにはいつも癒されます」

ブースター「あくタイプって名前の割には、可愛いポケモン多いよね」

グレイシア「ブラッキー然り」

ブースター「しかりしかり」


ブースター「ところで、リーフィアと君は住んでる場所近かったよね。たまに会ったりする?

グレイシア「いいえ、これが全然です。リーフィアは温暖な地方に住んでるんですけど、何しろリーフィアじゃ雪山に行くと凍っちゃうし、私が森まで出かけると暑くてバテちゃうし…」

グレイシア「リーフィアに会ったら、よろしく伝えておいてください」

ブースター「わかった。じゃあ、名残惜しいけどそろそろ行くよ」フワフワ

ブースター「…………雪だ」ヒラヒラ

ブースター「えーと……なごり雪?」

グレイシア「ユキノオーさんも暇ねぇ」

29: 名無しさん 2012/04/08(日) 13:49:22.27 ID:z9OSe67c0
ブースター「暖かいところまで降りてきました。やっぱり暖かい方が落ち着きます」ポカポカ

ブースター「それにしても、暖かすぎるような」メラメラ

ブースター「……ファイヤーさん、何してるんですか」

ファイヤー「はっは。いや何、暇だったからそろそろ各地を春にして廻ろうと思ってな」

ブースター「あー、そういえば、もうそんな季節ですね」

ファイヤー「羽ばたくたびに桜が舞い散る光景は、いつ見ても美しいものだ」

ブースター「ファイヤーさん、図鑑で見ると三羽の中で一番すごそうなんですけどね」

ファイヤー「なんだ、その引っかかる言い回し……」

ファイヤー「しかしサンダーも卑怯よな。フリーザーにも我にも強い。喧嘩ではいつもサンダーの一人勝ちだ」

ブースター「そうそう。こっちもサンダースだけ誰にも負けなかったりね」


ファイヤー「では、我はまた各地を飛び回る。お前も、機会があったらチャンピオンロードに来るといい」

ブースター「いやですよ。岩タイプとかごろごろいるじゃないですか、あそこ」

ファイヤー「はっはっは。そんなこと言ったら、ずっとそこで暮らしてる我はどうなるんだ」

ブースター「あぁ……その、ごめんなさい」

ファイヤー「何しろ、上から落ちてきた石に当たるだけで瀕死だからな」

ブースター「うわぁ」

30: 名無しさん 2012/04/08(日) 14:14:16.33 ID:z9OSe67c0
ブースター「ようやく森の中までやってきました」ガサガサ

ブースター「森もまた広いですからね。リーフィアはどこでしょう?」

ブースター「ついでに、他の可愛いポケモンにも会いたいなぁ」



ナッシー「おっwwwwww唯一王さんチーッスwwwwwwww」ワサワサ

ブースター「…………」

ブースター「可愛いのに会いたいって言ってるのに」

ナッシー「どうしたんすかwwwwwwついについにつーいに捨てられましたかwwwwwwwwww」

ブースター「ああもう、うっさいなぁ。燃やすよ?」ムスッ

ナッシー「ひゃぁ怖wwwwww唯一王さん怖ぇぇぇぇwwwwwwwwww」

ブースター「…………」ガブッ

ナッシー「出たwwwwww唯一王さんの必殺技炎の牙wwwwwwww痛いわーマジ痛いわーwwwwww」

ナッシー「でもオレ収穫できるんでwwwwwwオボンの実でいくらでも回復できるんですわwwwwwwwwww」

ナッシー「物理特化のオレに唯一王さんが勝てるわけがないっすよwwwwwwwwww」

ブースター「オーバーヒート」ボワァァァァ

ナッシー「熱っ、熱いっ! 超熱いっ! 待って、熱いっ!!!」メラメラメラ

33: 名無しさん 2012/04/08(日) 14:32:39.00 ID:z9OSe67c0
ブースター「ボクは攻撃高いけど、別に特攻低いわけじゃないんだよ?」

ナッシー「調子乗ってました、さーせん」コンガリ

ブースター「まったく、キミが防げるのは水タイプや地面タイプとかでしょ。炎技を受けきろうなんて甘いよ」


リーフィア「まあまあ、その辺で許してあげてくださいな。ナッシーさんも、新特性で浮かれてたんですよ」

ブースター「リーフィア。何でここに?」

リーフィア「そりゃあ、森が燃えてれば誰だって駆けつけますよ」

ブースター「大丈夫大丈夫。それくらいの加減はしてるよ」


ブースター「リーフィアも元気そうだね。後はエーフィだけかな」

リーフィア「あら、グレイシアにはもう会ったんですか?」

ブースター「うん。あの子も元気だったよ。キミとも会いたいって言ってたし、今度皆で集まろうって予定してるんだ」

リーフィア「それはいいですね」

ナッシー「いいっすねー」

ブースター「いや君は呼んでないから。ていうか、来ないで」

ナッシー「ひどっ!? そんな拒絶することないじゃないっすか!」

ブースター「君の顔見たら、ブラッキーが泣いちゃうもん」

34: 名無しさん 2012/04/08(日) 14:55:17.05 ID:z9OSe67c0
リーフィア「ふふ、相変わらずブラッキーが大好きですねぇ、兄さんは」

ブースター「あはは、みんなブラッキーのこと大好きじゃない」

リーフィア「寂しがりな性格になっちゃったのは、私たちが可愛がりすぎたから、ですかねぇ」

ブースター「そうかもね。リーフィアやグレイシアよりはお姉ちゃんなんだけどなぁ」


リーフィア「ところで、エーフィ姉さんには会ってないって話ですけど、どこにいるかは分かっているんですか?」

ブースター「んー、誰かのポケモンだからねぇ。あちこちをさまよってると思うけど。それがどうかした?」

リーフィア「いや、最近、姉さんがここを通ったんですよ。それでしばらく世間話をしてたんですけど、どうやら姉さんはイッシュ地方に行くらしいです」

ブースター「イッシュかぁ……あまり好きな場所ではないけど、しかたない、行くか」

リーフィア「え、もしかしてもう行くんですか? もう少しゆっくりしていけばいいのに」

ブースター「そうしたいんだけど、割と時間経ってるからね。もうお休みもらってから十日くらい」

リーフィア「まぁ、兄妹全員巡るならそれくらいかかるでしょうねぇ……」

リーフィア「ちなみに、お休みはいつまで?」

ブースター「さぁ? 別に言われてないなぁ」

リーフィア「えっ?」

リーフィア「あ、あぁ……そうなんですか。それじゃ、一応は早く戻った方が、いいかもしれません、ね」

ブースター「そうだね。なるべく急がないと」

ナッシー(それってマジで捨てられたんじゃないかなぁ)

36: 名無しさん 2012/04/08(日) 15:25:06.88 ID:z9OSe67c0
>>35
そりゃそうか…

ちょっと軽く紹介文作ってみる



シャワーズ:長女。住所・海

サンダース:長男。住所・無人発電所

ブースター:次男。住所・トレーナー

エーフィ:次女。住所・トレーナー

ブラッキー:三女。住所・コガネシティの家

リーフィア:四女。住所・森

グレイシア:五女。住所・雪山



ファイヤー・サンダー・エンテイ・ナッシーはオス

ラプラスはメス

37: 名無しさん 2012/04/08(日) 15:34:40.04 ID:z9OSe67c0
ブースター「イッシュの砂漠まで来ました。砂嵐が痛いです」ゴォォォォ

ナッシー「オボンの実うまいわー」シャリシャリ

ブースター「いいな、ボクにもちょうだい」

ナッシー「はいどうぞ」

ブースター「美味しい」シャリシャリ

ブースター「あれ、君、何でいるの?」

ナッシー「あー、なんかノリで」

ブースター「ノリで三日ほど僕と一緒にいられたキミがすごいよ」

ナッシー「イッシュって遠いんすねー」

ナッシー「本当のこと言うと、身代わり覚えるためっす。トレーナーに会えたら覚えさせてもらえるし」

ナッシー「あの森じゃ、ほとんど虫とり少年しか来ないっすから」

ブースター「ふーん。まあいいや。先を急ごう。もう少しでライモンシティに着くはず……」



ヒヒダルマ「あっれwwwwww唯一王さんにオボンの実だwwwwww何してんすかこんなとこでwwwwwwwwwwww」

ブースター「そろそろ可愛いポケモン来てよ……」

39: 名無しさん 2012/04/08(日) 15:44:41.79 ID:z9OSe67c0
ヒヒダルマ「あそっかwwww捨てられたのかwwwwww」

ヒヒダルマ「いやーすいませんっwwwwww俺のせいでさらに唯一王さんが不遇にwwwwwwww」

ブースター「うざっ」

ナッシー「うざっ」

ブースター「いやキミが言えたことじゃないから」


ヒヒダルマ「で、どうしたんすかwwwwとうとうオレの弟子になりにきましたかwwwwww」

ブースター「誰が後輩の弟子に」

ヒヒダルマ「サーセンwwwwww先輩(笑)としてのプライドが許してくれないっすよねwwwwww」

ヒヒダルマ「あ、オイそこのオボンwwww実ぃよこせよwwwwwwww」

ナッシー「誰がお前なんぞにやるか! くらえ、しびれごなっ!」サラサラ

ヒヒダルマ「当たんねえしwwww命中率75()wwwwwwまあ?wwww」


ヒヒダルマ「オレのフレアドライブは当たるけど」ギロッ

ナッシー「ひーっ! ブースターさん出番です! やっちまってくださいよォ!」アワアワ

ブースター「小物か」

42: 名無しさん 2012/04/08(日) 16:16:18.12 ID:z9OSe67c0
ヒヒダルマ「え、まさか唯一王さん、オレに勝てると思ってるんすか?wwww」

ブースター「はぁ……勝てるよ、そりゃ」

ヒヒダルマ「うわうわwwww夢見がちなお年頃ですかwwwwww」

ヒヒダルマ「じゃあオレの方が早いんで行きますよwwwwフレアドラーイブwwwwww」ボゥッ!

ブースター「あっついな、もうっ…!」

ナッシー「ひぇぇえ余波がっ、余波がっ!」メラメラ


ヒヒダルマ「ヒッヒwwwwww炎タイプなのに炎技で大苦戦してやんのwwwwwwww」

ブースター「ずいぶんと余裕じゃない? まだ僕の攻撃を受けてもいないのに、さっ!」バキッ

ヒヒダルマ「ぐげっ!? うぐぐ、ばかぢからか!」ゴトンッ

ヒヒダルマ「だいぶ削れちまったが…ダルマモード発動wwwwお前は攻撃一段階下がったし、もう詰んだな、オイwwww」

ブースター「詰んだ? それはこっちの台詞だよ」

ヒヒダルマ「はっ?」

45: 名無しさん 2012/04/08(日) 16:35:34.66 ID:z9OSe67c0
>>43

あ、ごめん忘れてた ニューラごめん
ニューラもメスです。……メス多いなー。




ヒヒダルマ「今のオレに、攻撃しか能のないブースターが攻撃翌力を失って、何をすると?wwww」

ブースター「攻撃しか能のない、そう思い込んでいる。そこだよね、君が負ける原因っていうのは」

ブースター「ダルマモードになったってことはさ」

ブースター「エスパータイプがつく、ということであり、ボクより素早さが劣ってしまうということ」ブォン…!

ブースター「言い忘れていたけど、ボクは中々珍しい両刀ブースターなんだ」

ブースター「さあ当ててごらん、君がどうやって負けるか」

ヒヒダルマ「わ、わけわかんねぇ……ブースターのメイン技なんて、ばかぢから以外にあるのかよ!?」


ブースター「シャドーボール」ブワッ

ヒヒダルマ「あっ――!?」


ズシャァッ!

48: 名無しさん 2012/04/08(日) 16:59:41.23 ID:z9OSe67c0
ブースター「君の敗因はいろいろあるよ」

ブースター「油断しすぎたこと、経験不足、知識不足、etc」

ヒヒダルマ「……ハイ、すんません」

ナッシー「ほれ、オボンの実」ポイ

ヒヒダルマ「どもっす」シャリシャリ

ブースター「ま、これに懲りたら、むやみに喧嘩しないことだね。それに、相手が誰でも油断をしない」



ブースター「じゃ、行こっかナッシー。目指せライモンシティ」

ナッシー「おー」

ヒヒダルマ「おー!」

ブースター「……はい?」

ヒヒダルマ「いろいろ考えたッス! 今回の敗因、知識不足、経験不足…。だから、もっと世界を見て、世界を知ろうと思いました! ブースターさん、オレをつれてってください!」


ブースター「もっと可愛い子が仲間になってほしいのになぁ……」

ナッシー「それ言葉だけ聞いたらただのおっさん発言っすよ」

50: 名無しさん 2012/04/08(日) 17:18:09.23 ID:z9OSe67c0
ブースター「着きました、ライモンシティ」ガヤガヤ

ブースター「いるとしたら、ここのサブウェイでしょう。エーフィのことだから」

ブースター「しゃしょうしゃ、車掌さん、サブウェイでエーフィ見ませんでした?」

車掌「エーフィかい? そう言えば、いましがた乗ってったトレーナー、エーフィを連れてたよ」


ナッシー「ぶふっ…ブースターさん可愛いな、オイwwww」

ヒヒダルマ「しゃしょうしゃ、って…wwww」

ブースター「うるさい」ペシッ

ブースター「じゃあキミらも言ってみなよ、しゃしょうさんって」

ナッシー「車掌さん」

ヒヒダルマ「手術室美術室技術室」

ナッシー「キリッwwwwww早口言葉自慢してやんのwwww」

ヒヒダルマ「東京特許許可局バスガス爆発隣の客はよく柿食う客だ竹藪焼けたwwwwキリッwwwwww」

ナッシー「お前最後のそれ早口言葉じゃねえよwwwwwwww」

ブースター「楽しそうだね」

51: 名無しさん 2012/04/08(日) 17:35:38.79 ID:z9OSe67c0
トレーナー「おや、君は確か……」

エーフィ「ブースター兄さん。どうしたのよ、こんなところに来て」

ブースター「兄妹巡りしてるんだ。キミで最後」

エーフィ「あらら、わざわざごめんね。元気そうで安心したわ」

トレーナー「ご苦労様だね、ブースター。じゃあ、俺は駅の外で待ってるから。ゆっくりしてるといいよ」

エーフィ「ありがとうございます、マスター」


ブースター「他のみんなも元気だったよ」

エーフィ「そうなの。安心したわ」

エーフィ「ところで、後ろの二匹は兄さんの友達?」


ナッシー「すもももももももももも……あれ、今何回言ったっけwwww」

ヒヒダルマ「お綾や八百屋におややややwwwwwwやべえ調子に乗ってたら噛んだwwwwww」



ブースター「……えぇと、そうだね、もう友達でいいや」

52: 名無しさん 2012/04/08(日) 17:46:47.51 ID:z9OSe67c0
エーフィ「でも良く見つけられたわね。どうしてここが?」

ブースター「リーフィアからの情報で」

エーフィ「ああ、そう言えば最近会ったわねー。他のみんなとも会ってみたいわ」

ブースター「ああそうそう。それでね、今度みんなでブラッキーの家に集まろうって話になったんだ」

エーフィ「それはいいわね。賛成だわ」



エーフィ「あ、そういえば兄さんもトレーナーがいるんでしょ? 大丈夫なの?」

ブースター「お休みをもらったんだ。カントーの、えーと、そう、タマムシシティで、しばらく休んでいるからって」

エーフィ「そうなの? ……あら? そういえばさっき、兄さんのトレーナーをこの辺で見かけた気がするんだけど」



ブースター「……え?」

55: 名無しさん 2012/04/08(日) 19:14:06.95 ID:z9OSe67c0
ブースター「っ……!」タタタ

ナッシー「ちょっ、どこ行くんすかブースターさん!」

ヒヒダルマ「置いてかないでくださいよぉ!」



ブースター(嘘だ、絶対に嘘だ)


ブースター(ボクは、ご主人の最初のポケモンだ。いろんなポケモンを仲間にしてきたけれど、ボクを手持ちから外したことは一度もなかった)

ブースター(寝る時も、ご主人の横はボクの特等席だった。他のみんなに譲ったことは一度もないんだ)

ブースター(そんなご主人が、最初から、ボクを置いてくつもりだったなんて)


ブースター「そんなの、嘘だっ!」




ウインディ「――どうした、ブースター。そんなに急いでどこへ行くんだ」

ブースター「あ、え……? ウインディさん?」

ウインディ「何やら、悲しそうに走っているのでな。同じ炎タイプとして放っておけない。どうしたんだ、一体?」

ブースター「ボクの、ご主人を探してるんです」

ウインディ「ふむ、迷子になってしまったか。それは確かに、困ったな」



???「おーい、ウインディー? ……あ、いたいた。もう、いきなり走り出してどうしたんだよ?」

ブースター「っ!?」ドクンッ


ウインディ「これは失敬。私の仲間が困っているのを見て、つい。このブースターが主を探しているというのだが、何か知らないか」

???「ブースター?」

ブースター(この声は、この、聞き覚えのある声は……!!)


主「……あ」

ブースター「……ご主人」

56: 名無しさん 2012/04/08(日) 19:27:15.60 ID:z9OSe67c0
ナッシー「ひぃっ、ひぃっ……いきなり走り出して、どうしたんすか?」

ヒヒダルマ「……おい、見ろアレ」

ヒヒダルマ(呆然とするブースターさんに、人間、それに、人間の隣にいるウインディ)

ナッシー(ついに修羅場突入か)

ヒヒダルマ(ここは、静かに見守っておくか)




主「何でお前、こんなところにいるんだよ……」

ブースター「ご主人こそ、なんで、なんでっ、タマムシシティで休んでるんじゃ!」

主「そんなの、お前を置いていくための口実に決まってんじゃんか」

主「俺は、この前ガーディを捕まえた。かなり強いガーディだ。だから俺はタマムシシティで炎の石を買って、お前を置いて行った」

ブースター「タマムシシティで……炎の、石?」

59: 名無しさん 2012/04/08(日) 19:44:55.51 ID:z9OSe67c0
主(少年)『よしっ、イーブイ、お前をこれから進化させるよ!』

イーブイ『しん、か?』

主(少年)『ほら、これ。そこのデパートで買った炎の石だ。これを使えば、お前はもっと強くなれる!』

イーブイ『ボク、強くなるの?』

主(少年)『ああ。俺が、お前のこと世界一のポケモンにしてやるからな!』



ブースター「そんなのって、そんなのってないでしょ?」

ブースター「ボクの思い出って、一体なんだったのさ……」


主「ウインディは強いぞ。お前なんかとは比べ物にならないくらいな」

ウインディ「…………」


ブースター「じゃあ、ボクがウインディさんに勝てば、ボクをまた仲間にしてくれるんですね?」

主「は?」

ブースター「ご主人が強ければいいというのなら、ボクはウインディにだって勝ってみせます」

主「……まあ、いいよ。ウインディ、適当に現実を見せ付けてやれ」

ウインディ「おい、主。本当にいいのか?」

主「いーんだよ。パパッと追い払っちまえ!」

ウインディ「……気は進まないが、仕方ないな。すまん、ブースター。少し痛い目を見てもらう」

62: 名無しさん 2012/04/08(日) 20:26:53.26 ID:z9OSe67c0
主「勝負に勝てば、俺の仲間。ただし、負ければ出ていく。それでいいな?」

ブースター「いいですよ。早く始めましょう」

主「はいはいレディーゴー」

ウインディ「…………すまんな」ゴォッ!!


ブースター「――ぁがッ!?」ミシリ

ウインディ「今のが神速だ。まだ全力の六割といったところだが」

ブースター「な、に、手加減してんですか……! 全力で来てくださいよ、全力でボクを潰しにきなよ!!」ブンッ

ウインディ「それはできん。お前と私では、レベルが違いすぎる。私が本気を出せば、お前は壊れてしまう」スカッ

ブースター「ボクをぶっ壊すくらいの覚悟で、何故来れないんですか!?」ブォンッ!

ウインディ「仲間を喜んでいたぶる者などおらんよ。頼む、降参してくれ」ヒョイッ

ブースター「くそぅっ……! なんで、なんでだよぉ……!」

ブースター「なんで、主をかけた勝負で手加減ができるお前なんかに、ご主人を奪われなきゃいけないんだぁっ!!」

63: 名無しさん 2012/04/08(日) 20:58:55.41 ID:z9OSe67c0
ウインディに鬼火は効かなくね?


ウインディ「確かに、そうだな。主をかけた大勝負で手加減をするなど、主にも、お前にも、失礼だった」

ウインディ「そういうことならば、本気でいかせてもらうぞ……!」

ブースター「……っ!」ゾクッ

ブースター「怖くない、怖くない! ご主人を失うより怖いものなんて、ないっ!」バキィッ!

ウインディ「効かんな」

ブースター「ばかぢからを、受け止めた……!? ボクの主力技を!?」

ウインディ「1割、削れたかどうか、というところだな、さて」スッ

ウインディ「格闘技には、格闘技か」ブンッ

ブースター「っ!!?」ミシミシッ

ウインディ「私のインファイトを受けきるなど、できまい。これで終わりだ」



ブースター「ま、だ、まだ……!」

ウインディ「立ち上がった、だと?」

ブースター「こんなとこで、寝てられない。ボクは、ボクは、世界一のポケモンになるんだから!」

主「……世界一の、ポケモン?」

67: 名無しさん 2012/04/08(日) 21:35:13.60 ID:z9OSe67c0
主「……あー、あー。聞き覚えあると思ったら、言ったな、そんなこと」

主「馬鹿だろ。そんなこといつまでも覚えてるなんて」

主「……そういや、あいつを進化させたのも、あのデパートで買った炎の石だっけな」

バキィッ!!


主「あ、……勝負ついたか?」


ブースター「まだ……まだ、やれる。まだ戦える!」

主「お、オイオイ。あいつ、ボロボロじゃないか」

ブースター「ボクは、ご主人と一緒に暮らすんだ。ご主人と、一緒に、戦うんだっ!」


主「……何であいつ、自分を捨てたトレーナーのために、あんな一生懸命になれるんだろ」

エーフィ「それだけ、あなたのことが好きなんですよ」

主「エーフィ? ……好きって言っても、俺の為にあんな死に物狂いになるのっておかしいだろ」

エーフィ「あなたには分からないでしょうね。本気で人を好きになったこともない、あなたには」

エーフィ「少し、あなたのこと軽蔑しました。昔は、もっとあなたは真っ直ぐだった」

主「しょうがないじゃんよ。……あいつじゃ、弱いんだ。もっと上へ目指せないんだ」

エーフィ「あなたが、ポケモンに強さのみを求めるならそれもいいでしょう」

エーフィ「……だけど、それは弱いものを排斥する理由にはならないでしょう?」

エーフィ「私が言いたいのは、それだけです」

72: 名無しさん 2012/04/08(日) 22:10:15.54 ID:z9OSe67c0
主(コガネシティの家からイーブイを引き取った後、)

主(俺は、本当に心から、こいつを育てようと思った)

主(弱いとか強いとか関係ない。俺が強くするんだって、そう思った)

主(だから、日に日に強くなっていくブースターを見て、本当に嬉しかった)


ウインディ「本当に死ぬつもりか?」

ブースター「ボクは、ご主人のために生きるって誓ったんだ。死ぬまでは、ご主人のために戦う」


主(……あれ? おかしいな)

主(俺、出会ったポケモンと、一緒に戦って勝つのが目的だったんだよな)

主(いつからそれが、勝つためにポケモンと出会うようになった?)

主(いつから、俺はポケモンを道具として見ていたんだ?)

主(いや、気付いてた、心のどこかで、どんな考え方をする自分に反対していた)

主(それを否定して、自分が間違ってないと思いこませるために、……そんなくだらないことのために、俺は、ブースターを捨てたんだ)



ウインディ「参ったな」ゴォッ

ブースター「かはっ……!」

ブースター「ボクはっ、もう一度、ご主人と一緒に……!」


主「――もういい、ブースター! お前の勝ちだ! それでいいから!」

ブースター「へ……?」

ウインディ「……ようやくか」フッ

75: 名無しさん 2012/04/08(日) 22:28:10.41 ID:z9OSe67c0
主「俺が馬鹿だった! 俺の身勝手な行動で、お前を悲しませてしまって本当にごめん!」

ブースター「ます、たぁ……。え、へへ、結局、ウインディには勝てなかったよ」

主「それでいい、それでいいよ! お前は、充分強いから!」

ブースター「あり、がと……」


ウインディ「さて、と」クルッ

主「ウインディ? どこ行くんだ?」

ウインディ「何を言う、主が言ったのだろう、負けた方は出ていくと」

主「あっ……いや、それは、その」

ウインディ「何も言わないでいい。私は、ブースターほどお前のことを想ってはいない。ここらで私は、また野生に戻る」

ウインディ「ポケモンと主、感動の再会だ。ブースターを傷つけた悪役は、退散するものだろう」

主「いや、お前は何も悪くないよ。俺が、全部」

ウインディ「それ以上言うな。お前はブースターのヒーローだぞ」

ウインディ「悪役は私が全て背負っていく。ヒーローは、ブースターを早くポケモンセンターへ行くがいい」

76: 名無しさん 2012/04/08(日) 22:38:30.47 ID:z9OSe67c0
畜生肝心なところで誤字った。


ブースター「いやはや、ポケモンセンターって本当に便利ですねぇ」ピンピン

主「ああ。本当によかったよ、すぐ治って」

ナッシー「いや、ほんとどうなるかと思いましたよー!」

ヒヒダルマ「ブースターさん無理しすぎっすよ!」


主「えーと。それで、この二匹は?」

ブースター「ボクの友達です。よかったら仲間にしてあげてください」

主「そりゃ、喜んで」

ナッシー「えっ、ホントですか!?」

ヒヒダルマ「主さん、ブースターさん、ありがとうございます!」


ブースター「……ところで、ご主人」

主「ん、何だ?」

ブースター「今度、兄妹みんな集まろうって話になったんです」

ブースター「また、お休みいただけますか?」


主「……はは。よっしゃ、俺も行くよ! みんなでお休みだ!」

ブースター「それじゃ、お休みっていうかいつもどおりじゃ……まいっか」

ナッシー「オレも行っていいスか?」

ヒヒダルマ「オレも?」

ブースター「もう……しょうがないなぁ。じゃあ、みんなでいこっか」





ブースター「ご主人からお休みをいただきました」



おしまい

81: 名無しさん 2012/04/08(日) 22:47:39.43 ID:z9OSe67c0
これでおしまいです。

どうしても今日中に終わらせてしまいたくて、ちょっとやっつけ気味にはなりましたけど……。

何にせよ、ここまで読んでくださった皆さんありがとうございました。

SSを書くのはすごく疲れることが判明したので、次からはちゃんと書き溜めてから投稿することにします。

実は、収穫ナッシーから話が膨らんだ今回のお話。書き始めた時も、ナッシーとグダグダするだけの話にする予定だったんですけどね。


ブイズで集まる話も実はちょっとずつ考えてます。機会があったらまた投稿するかもしれません。

ではでは、本当にありがとうございました。