1: 名無しさん 2020/07/18(土) 21:02:39.452 ID:uW0eNEfo0
オティヌス「………」ジー

上条「……今日は例の『仮想試練装置(仮)』とかいう装置は来てないな。もしかして飽きたとか?」

オティヌス「……さぁな」ジー

上条「そもそも『ランダムに選ばれたキャラが仮想空間に飛ばされて戦う装置』ってのも謎だよな。どうやって作ったんだあれ」

オティヌス「……さぁな」ジー

上条「……なぁオティヌス、ずっと窓ばかり見てどうしたんだ」

オティヌス「……ん?…あぁ、別に大したことじゃない。最近、雨が多いと思ってな」

上条「あー……最近多いよな、おかげで登校中にずぶ濡れになっちまうこともあるし」

オティヌス「……登校といえば、まだ留年は決まっていなかったのか?人間」

上条「決まってねぇよ!!あと『まだ』ってなんだ『まだ』って!俺は死んでも土御門や青髪の下級生になるつもりはねぇからな!」

オティヌス「……そうか、そういう世界を作る手もあったか」

上条「知ってたらそういう方向からも責めるつもりだったのかお前」

パァァァ…

上条「えっ、なんで急に窓が光って……!?」

オティヌス「…そういえばさっき、例の人工悪魔がそこに何か設置しているのを見たな」

上条「そういうことは最初に言えよ!絶対後からくるヤツじゃねぇか!」

窓の側面に取り付けられた、小さな装置にはこう書かれていた。

『仮想試練装置(仮)ver.1.3、変更点は見ての通り、コンパクトになりましたよう』

学生寮の一室が、その閃光に包まれていく。

>>4 vs >>5

引用元: ・オティヌス「さて、とある禁書キャラが戦うスッドレの時間か」

4: 名無しさん 2020/07/18(土) 21:03:34.523 ID:MtmG2grTp
山本太郎

5: 名無しさん 2020/07/18(土) 21:03:45.456 ID:0Z7/Ei4X0
初春

12: 名無しさん 2020/07/18(土) 21:12:13.343 ID:uW0eNEfo0
山本太郎「学園都市……?」スタッ

バキバキバキ…パリーン!!

彼が町に降り立った直後、そこに広がる景色そのものがひび割れていく。


────そして、(仮想)世界は滅亡した。


──────────


上条「な…なんだ?いきなり終わっちまったぞ。エラーかなんかか?」

オティヌス「流石にリアルの人物はNGなのだろう、所詮創作は現実には叶わないといったところか」

上条「メタ発言が過ぎるぞオティヌス」

オティヌス「気を取り直して次を見てみよう」ポチッ

>>14 vs >>15

14: 名無しさん 2020/07/18(土) 21:14:50.979 ID:1oCDtH8vp
種付けプレスおじさん

15: 名無しさん 2020/07/18(土) 21:14:56.887 ID:dy6+9nR30
垣根

19: 名無しさん 2020/07/18(土) 21:28:05.164 ID:uW0eNEfo0
種付けプレスおじさん「学園都市……?」キョロキョロ

種付けプレスおじさん「うひょーっ、どこもかしこも学生ばかり!これはとっても楽しめそうだぁ…」ニチャア

スタッ

垣根「そうか、そんなに楽しみたいなら俺が力を貸してやろうか?この未元物質(ダークマター)を使ってな」

種付けプレスおじさん「なんだこのイケメン……えっ、いいの?」

垣根「あぁ。特別にタダでくれてやる」

種付けプレスおじさん「やったぁ!」ニチャア

垣根「ちなみにどんな奴が好みなんだ?」

種付けプレスおじさん「ええっとぉ…」

──────────

垣根「おーけー、ほらよ」ズズズ…

未元物質ちゃん「」

種付けプレスおじさん「おお……!おじさんの希望通りじゃないか!なんて素晴らしい力なんだ!」

垣根「じゃあな」テクテク

種付けプレスおじさん「……ふひひ、じゃあ早速」

ズブッ

種付けプレスおじさん「おおう……この感覚はなんとも……お?」パキパキパキ…

種付けプレスおじさん「あっ、あああ!?おじさんのどんな美少女も虜にする未元物質が!?ぬぉぉぉああああ!!」パキパキパキパキ!!

おじさんは己が自慢の未元物質を中心に、氷のオブジェになったそうな。

21: 名無しさん 2020/07/18(土) 21:34:19.503 ID:uW0eNEfo0
──────────

オティヌス「………」

上条「………」

オティヌス「………、うぇっ」ヨロヨロ…

上条「ま、まてオティヌス!吐くならこのペットボトルの蓋に頼む!」スッ

──────────

オティヌス「ハァ……ハァ……くそ、下手な無間地獄より破壊力があるな、これ」

上条「違いない」

オティヌス「……うっ」

上条「第二波はやめろ、気分転換に次を見ようぜ」

>>23 vs >>24

23: 名無しさん 2020/07/18(土) 21:38:49.331 ID:uufa1Kfc0
佐天さん

24: 名無しさん 2020/07/18(土) 21:42:25.524 ID:FvnG4uVi0
ナースの恋査

28: 名無しさん 2020/07/18(土) 22:02:25.307 ID:uW0eNEfo0
佐天「……あのさー」テクテク

佐天「なんで私ってこのルール無用のバトル空間に招待されるの!?バット一本じゃ何もできませんから!」

恋査「……軽度の問題を確認」テクテク

佐天「えっ、看護婦さん?」

恋査「戦闘対象の強度に問題あり。このまま各レベル5の能力を行使すると、苦もなく勝利できるため、戦闘サンプルが得られません」

佐天「じゃないよねーそりゃこんな所に呼ばれるんだもんねー……って、え?各レベル5の能力って、え?」

恋査「私は『想定カタストロフ029:学園都市に七人いる超能力者(レベル5)が全て同時に統括理事会へ敵対行動を取った場合の対応策』として開発されています。この背中に収納された『編み棒』によって、第七位の能力を除くレベル5の力を行使できます」

ガコン!! ズズズ…

佐天「サイボーグ……!?ていうか、いや無理無理無理無理」

恋査「しかし、上述した問題点から、標的を直接撃破する事は無意味と判断。標的の能力を行使して、ミラーマッチによる戦闘を行います」

佐天「……ん?私の能力?」

佐天「ということは…!」ダッ

恋査「佐天涙子の『自分だけの現実(パーソナルリアリティー)』を適用、空力使い(エアロハンド)を出力します」グッ

………。

恋査「………?」

佐天「どりゃああああ!!」ブンッ

ゴンッッ!!

恋査「」ドサッ

佐天「私の強度はレベル0だから、コピーするだけ無駄だったね」

恋査「(………標的との戦闘続行に意味はないものと判断。このまま気絶したフリを行い、転送されるまで待機します)」

パァアア…

そして、元の世界へ帰る光が二人を優しく包み込んだ。

31: 名無しさん 2020/07/18(土) 22:09:25.405 ID:uW0eNEfo0
──────────

上条「佐天さんが、恋査を倒した……だと!?」

オティヌス「もっとちゃんと見ろ人間、恋査とやらは故意に体を動かさなかったんだ」

上条「えっ、じゃあわざと……?でもなんで?」

オティヌス「さぁな。元々そういう性格なのか、気が変わったのか」

上条「うーん、女の子はわからん……」

オティヌス「あれをさらっと『女の子』と呼ぶことの方が驚きだよ」

パァアア…

>>33 vs >>34

34: 名無しさん 2020/07/18(土) 22:15:01.804 ID:Nc8BXING0
悪い安価だったか
アンナ=シュプレンゲル

35: 名無しさん 2020/07/18(土) 22:15:12.614 ID:oHSad3xe0
インデックスたん

36: 名無しさん 2020/07/18(土) 22:32:43.085 ID:uW0eNEfo0
アンナ「さて、今回の相手は、わらわを少しは楽しませてくれるのかしら?」テクテク

禁書目録たん「おい、そこのエビフライ!止まるんだよ!」スタッ

アンナ「は?……あなた、偉そうな口振りの割に、なんでベランダにぶら下がっているの?」

禁書目録たん「あなたの目線に合わせるためなんだよ。頭身が足りないから。私の心遣いに感謝してほしいかも!」

アンナ「そ、そう……発言がメタいわね」

禁書目録たん「そもそも私は禁書キャラかと言うとグレーな気もするけどね。でも禁書キャラのスッドレで安価で指定されて実際に今書かれている辺り『スタッフ』はセーフと判断したみたいなんだよ!」

アンナ「そろそろ黙らせないとこのスッドレの世界観が壊れそうね。エイワス」

カッ

エイワス『なにかね』

アンナ「愚鈍、見ればわかるでしょう。あのぎゃーぎゃーうるさいの適当に処理してちょうだい」

エイワス『………』

アンナ「……何よ」

エイワス『いや、安価的に私が直接手を下すのはどうかと思ってね』

アンナ「……はぁ。どいつもこいつも、このスッドレの世界観を、エッセンスを大事にする気がないのかしら?」

エイワス『というより、自分で普通にスッドレ等と発言してはいないかね?フロイライン』

アンナ「うるさい」ブンッ

エイワス『げふっ』ドサッ

禁書目録たん「………ふっ、ここまでは私の作戦通りなんだよ?」

アンナ「それはないわね。じゃあ始めようかしら」

40: 名無しさん 2020/07/18(土) 22:49:01.936 ID:uW0eNEfo0
アンナ「抱卵」スッ

ドンッッ!!

エビフライが一言告げると、銀色に光る巨大な金属球が現出する。
莫大な衝撃波を伴って。

禁書目録たん「ぎゃああ!?」ヒューン…

アンナ「………遊ぶことすらできないなんて、哀れなものね」テクテク

バサッ

アンナ「………あら?」

カラス「」バサッ バサッ

禁書目録たん「く、くるし……じゃなかった、作戦成功なんだよ!!」ピクピク

アンナ「(………飛ばされた先に偶然カラスがいて、嘴で挟まれてここまで帰ってきたというの?)」

アンナ「………あは☆」

アンナ「うふふ、あっはは、あはははは!!……いい、あなた『ツイてる』わ!こんなレアな相手なら、全然楽しめそうじゃない!」スッ

禁書目録たん「な、なん……なんでやる気になってるんだよ…!?」

アンナ「プネウマなき外殻。哲学者の卵、透明なる棺、絵画や音楽の中にも潜みし人に寄り添う術式よ。
我は赤き石など求めず、歪みし結果をここに出せ。ガラクタはガラクタなりに、わらわにすら先の見えぬ予想外を楽しませよ」

ガコン!! ガシャンガシャン!! ガラガラガラ…

エビフライの幼女は、その金属球についたハンドルを回す。そこから全体に歯車のような紋様が広がって展開されていく。

42: 名無しさん 2020/07/18(土) 23:00:08.748 ID:uW0eNEfo0
アンナ「あら?」

ズシーン!!

その中から、4つの金属棒が伸びる銀色の球体がこぼれ落ちる。

禁書目録たん「なんか失敗したボーリング玉みたいなのが出てきたんだよ」

アンナ「人工衛星スプートニク1号。世界最古の大気圏離脱よ」スッ

告げるアンナは、妖精オティヌスより小さいシスター?に掌をかざした。

ゴゴゴゴゴゴゴゴ…

白いシスター?を加えたカラスごと、禁書目録たんの体が重力を失う。

禁書目録たん「ん?これはどう見てもヤバいヤツなんだよ?」

アンナ「あでゅー☆」

ドッッッ!!

キーン…

ものの数秒で、メタ発言の化身は宇宙の彼方に消えていった。

45: 名無しさん 2020/07/18(土) 23:09:58.631 ID:uW0eNEfo0
──────────

上条「インデックス……たん?」

オティヌス「どうやら、この世界とは異なる位相の人物のようだな」

上条「何者なのかよくわからないままアンナにぶっ飛ばされちまったな……」

禁書目録たん「ただいまなんだよ!!」スタッ

上条「ぐぇっ、頭の上に何かが!?」

禁書目録たん「私はギャグキャラだから無敵なんだよ?あなた達とはジャンルが違うかも!!」

オティヌス「それ以上のメタ発言はやめろ。あとこの人間は私専用だ、特等席を新設するんじゃない」ゲシッ

禁書目録たん「ぎゃー

ガラガラガラ…ピシャン!!

禁書目録たん「開けるんだよ!!開けるんだよぉおおお!!」ドンドンドン!!

上条「………世界観を守るためにも、あの子は封印しておこう」

オティヌス「ああ。そうするとしよう」

パァアア…

>>47 vs >>48

47: 名無しさん 2020/07/18(土) 23:15:37.765 ID:zG3lTrEO0
木原唯一

48: 名無しさん 2020/07/18(土) 23:19:51.053 ID:wtT1A94u0
左 方 の テ ッ ラ

49: 名無しさん 2020/07/18(土) 23:32:38.322 ID:uW0eNEfo0
唯一「ふむ…」テクテク

唯一「一見すると町並みに違いはありませんが、よく見ると微細なノイズもある不思議な世界ですねぇ」

テッラ「おや、あなたが私の対戦相手というわけですかねー」ザッ

唯一「そうみたいですね」

テッラ「では早速ですが死んでいただきましょうか」スッ

唯一「んー?あなた、赤の他人を殺すことに躊躇がないみたいですね」

テッラ「それはそうでしょう。ローマ正教徒以外の異教の猿などそもそも人間ではありませんからねー」

唯一「ははあ。善悪で言えば悪で、好悪で言っても悪ですか。わかりやすい真っ黒ですね。それではロマンがない」

テッラ「……は?」

唯一「ああ、ああ。気にしなくても構いませんよ。あなたのような人物であれば、先生も躊躇なく殺すだろうというだけの話です」

テッラ「よくわかりませんが、戦うことに相違ありませんかねー?」

唯一「ええ」

テッラ「では、行きますよ」グッ

50: 名無しさん 2020/07/18(土) 23:47:14.141 ID:uW0eNEfo0
テッラ「優先する。──人体を下位に、小麦粉を上位に!」ブンッ

唯一「(優先……)」スッ

ズズズ… ガキィン!!

白衣の女の両肩から、黒く変質し生命を宿した未元物質が展開され、小麦粉が弾かれていく。

テッラ「あれはなんですかねー?」

唯一「優先。その能力、学園都市製ではないでしょう?魔術ですか?」

テッラ「確かに、この優先術式『光の処刑』は私が構築した魔術ですねー。学園都市の研究者が知っているとは思えませんが」

唯一「まあ普通はそうでしょうね」ビュンッ!!

テッラ「優先する。──地面を下位に、人体を上位に!」スーッ…

ショゴス「」スカッ

唯一「おや、そんな使い方もできると。なら小麦粉は副産物みたいなもんですか」

ズズズ…

テッラ「優先する。──人体を下位に、小麦粉を上位に!」ブンッ

唯一「──新たな天地を望むか?」スッ

ボッ!!

その言葉の後、小麦粉が唯一の右手の影に飲み込まれていき、この世界から消滅する。

52: 名無しさん 2020/07/19(日) 00:06:53.287 ID:cn3Dp4X/0
テッラ「なっ…」

唯一「折角の武器を失っちゃいましたね」スッ

ドドドドドッ!!

テッラ「あ、が…げふぅ!?」ガシャーン!!

唯一「……私の体術は、直接的なパワーこそありませんが、複数の打点から血管内部の血液を振動させて大量の気泡を発生させます。生身の人間ならものの数秒で死ねますよ」スッ

テッラ「っ……優先、する」ボコッ

唯一「まあ、数多ちゃんに第一位の『反射』を貫く技術として、半端にコピーされる程度のものですけどね」

テッラ「──気泡を下位に、人体を上位に!」スッ

唯一「おや」

テッラ「ハァ…ハァ……」グッ

唯一「よく粘りますねぇ、武器も失ってしまったというのに」

唯一「ここまでの戦況を見るに『優先』は同時に一つしか設定できず、対象も二点に限定されている。そうですよね?」

テッラ「くっ……」

唯一「まぁあなただけ手の内を晒して死ぬのもアレですし、私も一つ面白いものを見せてあげましょうか」スッ

53: 名無しさん 2020/07/19(日) 00:14:30.803 ID:cn3Dp4X/0
ボコボコボコ…

白衣の女の右腕が不自然に脈動する。

唯一「さっきあなたの小麦粉を飛ばした右手、ただ飛ばすだけじゃなく、ここと向こうを繋ぐゲートの役割もあるんですよ」

テッラ「何を……」

唯一「例えばこういうこともできるわけです」ボコッ

その右腕から粘ついた物質が溢れ、唯一の右腕全体を覆い尽くすように広がっていき、5つに分かれて各々の形を形成していく。

キメラ『』ズズズ…

テスカトリポカ「」ズズズ…

娘々「」ズズズ…

ヌァダ「」ズズズ…

プロセルピナ「」ズズズ…

唯一「……あなた、『魔神』って知っていますか?」ズズズ…

テッラ「…っ!!?」

唯一「ペイジングアナザー。''プロセルピナ''」

プロセルピナ「」スッ

ドドドドッッッ!!

テッラ「お……うぁぁあああああ!?」ズズズ…

全身緑の魔術師は、そこに形成された全てを飲み込む闇の中へと沈んでいった。

54: 名無しさん 2020/07/19(日) 00:20:43.020 ID:cn3Dp4X/0
──────────

上条「木原唯一か……。結局あいつはどうなったんだろうな」

オティヌス「まぁ只では済んでいないのだろう。そうでなければ上里パニックの再来だ」

上条「そうだな」

オティヌス「左方のテッラは、幻想殺しの秘密を知っていたな。まぁ既に故人だし、その情報も今となっては不明だが」

上条「あぁ。こうして見ると、俺の知らないことばっかりだな」

オティヌス「何も全て背負う必要はない。お前はお前にできることをやればいいんだよ」

上条「……そうだな」

パァアア…

>>56 vs >>57

56: 名無しさん 2020/07/19(日) 00:35:00.127 ID:9TpdMs8D0
アウレオルス

57: 名無しさん 2020/07/19(日) 00:39:49.862 ID:Cfk/zNg8d
削ぎいた

60: 名無しさん 2020/07/19(日) 00:59:38.767 ID:cn3Dp4X/0
アウレオルス「……疑問。私がこの空間に呼び出された意味とは」テクテク

アウレオルス「『戦闘を行い決着がつくまで出られない』か。そんな法則自体歪めてしまっても構わんが……」

削板「お、どうやらお前が俺の対戦相手みたいだな」ザッ

アウレオルス「……そのようだな。もっとも、誰であろうともそこに違いはない」スッ

削板「余程根性に自信があるようだな。じゃあ、行くぜ!」ダッ

プスッ

錬金術師は、首筋に針を刺して一言。

アウレオルス「感電死」

ビリビリビリビリビリビリ!!!!

削板「なっ…うおおぁあああ!!」ビリビリッ

プシュー…

アウレオルス「必然。我が黄金錬成(アルス=マグナ)に不可能はなし」

ムクッ

削板「……いやー、今のは驚いた。ちょっと痺れたぜ」

アウレオルス「は…?」

削板「……どうした?」

アウレオルス「……窒息せよ」プスッ

削板「うっ…!?」ピクピク…

ドサッ

アウレオルス「(想像力が不足していたか)」

削板「すぅー、…いやぁ今のは驚いた」ムクッ

アウレオルス「…!?!??」

61: 名無しさん 2020/07/19(日) 01:16:47.675 ID:cn3Dp4X/0
アウレオルス「な、何故……」

削板「何故かって?根性に決まってるだろ」

アウレオルス「根、性…?」

削板「そうだ。俺のこの胸に熱く滾る根性は、不可能を可能にする!」

アウレオルス「馬鹿な、そんなものでこの黄金錬成を……」

アウレオルス「(根性という能力などはありえない。だとしたら、奴が勘違いしている能力の正体は……?)」

削板「いくぞ」グッ

アウレオルス「(……何が来ようとも、奴の攻撃が届かないイメージを持てば問題はない……はずだ)」

削板「すごいパーンチ」ゴッ!!

アウレオルス「……何も起こらないnぐぉああっ!?」ガッシャーン!!

削板「どうだ、俺の根性は半端な根性じゃ受け切れねぇぞ」

ガラガラガラ…

ピタッ

スーッ

削板「な、なんだ……時が巻き戻っていく?」

ザッ ザッ…

アウレオルス「……釈然。貴様の超能力は私と近しいものであるらしい」

削板「……へぇ、お前も根性を力にする能力者ってわけか」

62: 名無しさん 2020/07/19(日) 01:43:03.453 ID:cn3Dp4X/0
削板「なら、俺も根性入れて立ち向かわねぇとな!」ゴッ

ゴゴゴゴ…

根性の男の目が物理的に輝き、その全身を見えざる力が包み込んでいく。

アウレオルス「だが」プスッ

アウレオルス「……死ね」

ドクンッ!!

削板「が、は…」ドサッ

アウレオルス「………」

アウレオルス「……私は私の力を、根性論などではなく論理で説明できる。それが貴様と私の差だ」

アウレオルス「根性等という曖昧で空虚な幻想を源としている時点で、貴様が勝利を手にすることは決してない」クルッ

削板「………」

削板「……おい」ムクッ

アウレオルス「!!?」クルッ

削板「……人の限界を、その根性を、勝手に定義付けて終わらせようとしてんじゃねぇよ」ザッ

アウレオルス「な、なん……何が……」

削板「俺も、さっき理解した。お前の力の正体をな」

削板「要するにお前は、『言葉のままに現実を歪める』能力者だ。違うか?」

アウレオルス「(見抜かれて、いた…?)」

アウレオルス「(…厳密には『想像を現実に変える魔術』だが、強固なイメージのために言葉が必要である点は変わらない…っ!)」

63: 名無しさん 2020/07/19(日) 01:44:08.760 ID:cn3Dp4X/0
削板「お前の力の理屈がわかっちまえば」ザッ ザッ…

アウレオルス「内から弾けよ」プスッ

削板「効かん!」ザッ…

アウレオルス「これ以上、貴様はこちらへ来るな」プスッ

削板「断る!」ダッ

アウレオルス「死ね」プスッ

削板「生きる!」

アウレオルス「全て忘れろ」プスッ

削板「そんな言葉で、俺の根性が止まるかよ!」ザッ

アウレオルス「く、くっ……!?」

削板「歯を食いしばれよ、根性無し」グッ

アウレオルス「(や、やめろ……落ち着け、私が敗北するなど、そんな『想像』をしたら……ッ!!)」

削板「超すごい…パァァンチッ!!」ゴッ!!

アウレオルス「うぉぉああああ!!?」ズシャァッ!!

ガッシャーン!!

パラパラパラ…

削板「……どうやら、お前の言葉より俺の根性の方が勝ったようだな」

66: 名無しさん 2020/07/19(日) 02:15:26.304 ID:cn3Dp4X/0
──────────

上条「思いのままに現実を歪めるアウレオルスと、根性で現実を歪める?削板か……」

オティヌス「似て非なる能力だな。今回は、胆力の点で根性馬鹿の方に軍配が上がったようだ」

上条「どっちの方が強いかって話になると、難しいところだよな…」

ガチャッ

インデックス「ただいまーなんだよ!」ザッ

上条「お、お帰りインデックス」

インデックス「ふんふんふふーん…」テクテク

オティヌス「なんだ、えらくご機嫌じゃないか」

インデックス「うん!今日はイギリスでたくさんご馳走を食べたんだよ!」

上条「おお、そりゃよかったな」

インデックス「もうとうまのご飯じゃ満足できないくらいかも!」

上条「この家で貧乏舌を脱すると大変なことになりますよ」

オティヌス「舌が肥えるとはまさにこのことだな」

インデックス「あ、そういえばお土産貰ったんだよ」ガサコソ

上条「えっマジで?俺達にも貴重なご飯が!?」

67: 名無しさん 2020/07/19(日) 02:16:05.757 ID:cn3Dp4X/0
高級キャットフード「」ドンッ

オティヌス「……生憎だが、人には食えたもんじゃないな」

上条「……いや、俺は諦めないよ。よく考えたら、ずっと対戦見てて今日何も食ってねぇからな!!」ガサコソ

インデックス「うーん……どう見てもスフィンクス用だと思うんだけど…」

オティヌス「待て人間」

上条「何だよオティヌス、俺は説得には応じないぞ」

オティヌス「いいや、言われた途端に私も腹が減ってきてな。だから、一緒に地獄に落ちてやる」ダッ

上条「理解者……!!」ウルウル

インデックス「二人とも空腹でちょっとおかしくなってるんだよ…」

ガラガラ…ピシャーン!!

禁書目録たん「良い匂いがしてきたんだよ!!」ダッ

インデックス「襖からなんか出てきたんだよ!?」

禁書目録たん「うおっ」ツルッ

ガシャーン!! ボトボトボト…

上条「ああっ…貴重な高級ご飯が…!」

オティヌス「くそっ、頭から袋を被ることになるとは……」

スフィンクス「」ムクッ

オティヌス「はっ!?」

スフィンクス「ふにゃーっ!!」ダッ

オティヌス「うぁぁああああ!? 不幸だーっ!!」ダッ

禁書目録たん「やれやれなんだよ」

インデックス「そもそもあなた誰なんだよ!?」


──今日はいつも以上に賑やかな、とある学生寮の一室なのだった。