チョッパー｢ゾロ！なぁ！助けてくれよ！！俺たち仲間だよな！！｣

ゾロ｢おまえのこと仲間だなんて思ったことは一度もねえけどなぁ｣

チョッパー｢なんでだよ！？今まで一緒に...戦ってきたじゃねえかよ！｣

ゾロ｢一緒に...？おまえ俺らの足引っ張ってただけじゃねえかよ、役立たずならまだしもバケモンになって俺らのことまで襲いやがって｣

チョッパー｢うっ...俺は...仲間だと思ってたのにぃ！！！｣

ナミ｢はぁ～うっさいわねいい加減にしなさいよ｣

チョッパー｢な、ナミは...引き留めてくれるよな...？｣

ナミ｢は？調子乗ってんじゃないわよ、だいたい獣ごときがこの船に乗ってること自体気持ち悪いっつうの、アンタ臭いのよ、いつもお風呂に臭いと毛残して...どれだけ掃除大変かわかってないでしょ｣

チョッパー｢え...俺...そんなに臭かったのか...？｣

チョッパー｢ごめん...ごめんなさい...ちゃんと掃除するから...香水も使うから...！見捨てないでくれよぉ！！｣

ナミ｢あーーほんと耳障り。｣

ウソップ｢な、なあ...おおまえらよせって...｣

チョッパー｢ウソップ！！！！！！！！！！！！｣

ウソップ｢そこまで言う必要ねえじゃねえかよ...これまで一緒に旅してきた仲間ってことに間違いはないんだしよぉ｣

チョッパー｢うぅ...うぅぅ...ウソップぅぅぅぅ...！！！｣

ウソップ｢へへっ...俺はおまえのこと仲間だと思ってたぜずっとよ｣

チョッパー｢うおおおおおおおおおおおおおおお！！！！！！！(´；ω；`)｣

ブルック｢あれ、でもこの前ウソップさん、『あのバカトナカイがいなくなったら俺が一番の足手まといになっちまうからいなくなったら困るなぁ』とか『まあ最悪の場合は非常食にしようぜｗ』とか言ってましたよね｣

チョッパー｢！！！？...嘘だろ...？ウソップ...？｣

ウソップ｢...｣

チョッパー｢お得意の嘘だよな...ブルックに嘘ついたんだよな...？そうだろ！？そう言ってくれよ...！！｣

ウソップ｢...あぁ嘘さ｣

チョッパー｢...！！｣

ウソップ｢おまえを仲間だなんて思ったことは一度もねぇ！！｣ﾄﾞﾝｯ！

チョッパー｢へ.....｣

ウソップ｢おまえがいなくなったら俺が弱小になっちまうのが怖かったのさ...！だからおまえと仲良くしてやって、他のやつらとの間柄も保ってやってたんだよ！！！！｣

チョッパー｢へ...へへ......｣

ｶﾞﾁｬｯ
サンジ｢おまえら～メシできたぞ～｣

ルフィ｢うっひょお～！今日もうまそうだなぁ！！｣

ウソップ｢いっただきまーす！｣

ロビン｢ふふっ...今日もおいしいわね｣

サンジ｢ロビンちゅわんのために愛情込めてますからあああ～～！！｣

チョッパー｢さ、サンジ...俺のメシがないぞ...？｣

サンジ｢...は？｣

チョッパー｢！｣ﾋﾞｸｯ

サンジ｢ﾁｯ...てめぇに食わせるメシなんてねぇよ｣

チョッパー｢え...サンジ...？｣

サンジ｢畜生ごときが...てめぇは食材側だろうが！！｣

こうして翌日の麦わら海賊団の夕食にはトナカイの丸焼きが並んだのであった

完