516: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/14(日) 22:21:11 ID:bHVN6Dkc

【居場所が分かる】


――リヴァイ自室――


――コンコンコンッ


リヴァイ「誰だ」


モブリット『モブリットです。ハンジ分隊長はいらっしゃいますか?』


ハンジ「はいはーい。いるよー」ガチャッ

リヴァイ「……」

モブリット「ああ、やっぱり。自室にいらっしゃらなかったからこっちかと」

ハンジ「何? どうしたの?」

モブリット「お休みのところ申し訳ないですが、この書類、今日中にハンジ分隊長のサインが必要で……」

引用元: ・ハンジ「戯れに」リヴァイ「戯れた」

517: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/14(日) 22:21:53 ID:bHVN6Dkc

ハンジ「ああ、ごめん、漏れてたね。すぐ書くよ」サラサラ

モブリット「確かに。ありがとうございました」

リヴァイ「……なぁ、モブリットよ」

モブリット「はい?」

リヴァイ「お前、俺達の事知ってるよな?」

ハンジ「!? なっ、いきなり何聞いてんの!? リヴァイ!!」

モブリット「……はい、存じ上げてます」

ハンジ「モブリットも答えちゃうの!?」

リヴァイ「そうか」

ハンジ「モブリットが知ってる事知ってたでしょ」

リヴァイ「堂々とお前を探しにここに来るくらいだ。はっきりさせておこうかと思ってな」

518: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/14(日) 22:22:41 ID:bHVN6Dkc

モブリット「ここに迷いなく来てしまった私も私ですが、
この間知らぬふりしたのが台無しになっちゃいましたね」

リヴァイ「そうだが、まぁ、丁度良かった。いい加減面倒だしな。いつから知ってた?」

モブリット「確信を持ったのは結構最近ですね」

リヴァイ「その前からなんとなく気づいていたのか?」

モブリット「はい。恐らく冬頃ですよね?」

ハンジ「なんで分かって……!?」

モブリット「その頃からハンジさんの様子が時折おかしくなっていたので」

リヴァイ「おかしいのはいつもだろ」

モブリット「いつも以上にです」

リヴァイ「あぁ……」

ハンジ「二人とも殴ってやろうか?」



519: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/14(日) 22:27:08 ID:bHVN6Dkc

【無意識の行動】


リヴァイ「どんな風におかしかったんだ?」

ハンジ「……別に聞かなくてもいいでしょ?」

モブリット「ちょっと間ができるとボーッとして」

ハンジ「話すのかよ」

モブリット「へらっと笑うんです」

リヴァイ「……」

ハンジ「……そんな事してたんだ。覚えがないや」

モブリット「たまに窓辺で外をじっと見ている事があって、気になって外を見るとリヴァイ兵長がいたり」

ハンジ「――っ!///」

リヴァイ「ほぅ?」

520: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/14(日) 22:28:20 ID:bHVN6Dkc

モブリット「物凄く愛おしそうに見つめていて、幸せそうでした」

リヴァイ「……」

ハンジ「モ、モブ、モブリット! もういい!! もういいから!!!///」

モブリット「あ、もちろん、巨人を見る目とは違いましたよ?
あっちはギラギラした感じですが兵長を見つめていた時はこっちまで幸せになりそうな感じで……」

ハンジ「モブリットォォ!! やめてぇぇぇ!! もういいってばぁぁ!!!///」ギャァァ!

リヴァイ「……」

モブリット「たまにリヴァイ兵長が中央に行かれている時なんかすごく寂しそうに
“戻ってくるのまだ先だねぇ……”とか小さく呟いていましたよ」

ハンジ「ぎゃぁぁ! もういいって言ってるだろう!?
いい加減にしろ!! モブリットォォ!!!///」バンッ!!

リヴァイ「……」



521: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/14(日) 22:33:20 ID:bHVN6Dkc

【邪魔者は去ります】


ハンジ「うぅ……腹心の部下からこんな辱しめを受けようとは」

モブリット「いつも大変な目にあっているんです。たまにはいいじゃないですか」

ハンジ「よくねぇよ!」

モブリット「……では、私はそろそろ」

リヴァイ「ああ」

ハンジ「え?」

モブリット「失礼致します」

――パタンッ

522: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/14(日) 22:33:58 ID:bHVN6Dkc

ハンジ「なんかいきなり去っていっちゃったね? 急ぎの用事でもあるのかな?」


リヴァイ「気を利かしたんだろ」スルッ
ハンジ「ひゃっ!?」ビクッ


リヴァイ「なんだ?」ナデ…
ハンジ「いきなり腰に手をまわされたらびっくりするよ。しかも撫でるな!」


リヴァイ「断る」ナデナデ
ハンジ「あっ、や、お尻撫でないで」ビクッ


リヴァイ「……」プチッ…
ハンジ「おいこら、ボタンはずすなよ! 何いきなり盛ってるの!?」


リヴァイ「モブリットがスイッチを入れた」プチプチ
ハンジ「は?」

523: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/14(日) 22:34:51 ID:bHVN6Dkc


リヴァイ「あいつは本当に優秀だな」スルッ
ハンジ「ハッ! だから出ていったの!? リヴァイの欲情に気づいて!?」


リヴァイ「気が利くよな」チュッ
ハンジ「んっ……いや、いやいやいやいや! ちょっと恥ずかしすぎるだろ!/// やめ――」


――グッ


リヴァイ「――――」
ハンジ「んぅ!!」


リヴァイ「っ……部下の期待には応えねぇとな」

ハンジ「こんな事に応えんじゃねぇ!!///」



524: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/14(日) 22:40:27 ID:bHVN6Dkc

【理解してくれない】


ハンジ「あぁぁぁー///」ジタバタ

リヴァイ「突っ伏して何暴れてんだ」

ハンジ「きっとモブリットに‘今頃ヤってんだな’とか思われてるぅー///」

リヴァイ「実際ヤってたけどな」

ハンジ「うをぁぁぁ!/// 恥ずかしすぎるぅぅー!! どんな顔して会えばいいんだよぉぉ!!」ジタバタ

リヴァイ「今日は休みだろ」

ハンジ「明日の話だよ!」

リヴァイ「そうか」

525: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/14(日) 22:41:05 ID:bHVN6Dkc

ハンジ「リヴァイはいいよ、リヴァイは! その気になれば会わなくてもいいんだから!」

リヴァイ「馬鹿言え、明日は会議があるだろうが」

ハンジ「ハッ! 尚更こっ恥ずかしいぃぃぃ!!!/// 二人揃って会うとかぁぁ!!」ジタバタ

リヴァイ「そんなに気にしねぇだろ」

ハンジ「なんで平気なんだ! このエロリヴァイがぁぁ!!」

リヴァイ「ヤってる事なんざ元からバレてんだろ」

ハンジ「ヤってる時にヤってる事がバレてんのが恥ずかしいだろうが!!」

リヴァイ「そんなもんか」

ハンジ「私一人恥ずかしいとか何なんだよ!!」



526: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/14(日) 22:46:26 ID:bHVN6Dkc

【頼み事】


――会議――


ハンジ「……」ダラダラ

モブリット「……そんなに動揺されなくても」

ハンジ「モブリットも平気かよ、本当に私だけかよ何なんだよ」

リヴァイ「お前が気にし過ぎなんだろ」

ハンジ「あんたらは少しくらい気にしろよ」

モブリット「ははっ」

リヴァイ「……」

527: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/14(日) 22:47:06 ID:bHVN6Dkc


―――
――



ハンジ「はぁー、会議終わった。針のむしろに座っていたようだった」

モブリット「そこまでですか」

ハンジ「さて、書類片付けないとね」

モブリット「そうですね」

リヴァイ「モブリット、ちょっといいか?」

モブリット「あ、はい。ハンジ分隊長、先に戻られててください」

ハンジ「はーい。じゃあねー」スタスタ

リヴァイ「……」

モブリット「どうされました?」

リヴァイ「頼みたい事がある」

528: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/14(日) 22:47:43 ID:bHVN6Dkc

モブリット「私にですか?」

リヴァイ「お前にしかできねぇだろうな」

モブリット「なんでしょう?」

リヴァイ「……時々ハンジを注意して見てやってくれねぇか?」

モブリット「え?」

リヴァイ「俺は常にアイツの傍にいるワケじゃねぇ。寧ろお前の方が傍にいる事が多い」

モブリット「……」

リヴァイ「言われなくともお前なら見ていてくれているだろうが、俺からも頼んでおきたかった」

モブリット「はい……。リヴァイ兵長が傍にいられない時は今まで通り全力であたらせていただきます」

リヴァイ「助かる……。無理はしなくていい」

モブリット「いえ、無理なんて……」

リヴァイ「…………モブリット」

529: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/14(日) 22:48:49 ID:bHVN6Dkc

モブリット「はい」

リヴァイ「……」ジッ

モブリット「……大丈夫です。そんな気はありませんし、そんな恐ろしい事はできません」

リヴァイ「はっ……お前は本当に察しがいいな…………頼んだ」

モブリット「はい」

リヴァイ「それだけだ。じゃあな」

モブリット「はい、それでは……」

スタスタスタスタスタ……

モブリット「……」

モブリット(いくら部下とはいえ、男に見守るよう頼むなんて……)

モブリット(釘もしっかり刺されたし……ハンジ分隊長、とんでもなく愛されてるよなぁ)



537: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/15(月) 22:25:14 ID:IaedFBdE

【自重しろ】


――リヴァイ自室――


ハンジ「リヴァイ、月見酒しようぜ」

リヴァイ「お前飲みたいだけだろ」

ハンジ「そうとも言う」

リヴァイ「……飲み過ぎるなよ」

538: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/15(月) 22:25:42 ID:IaedFBdE

ハンジ「リヴァイがいるのに?」

リヴァイ「俺を言い訳に使うな」

ハンジ「本当の事じゃん」ケラケラ

リヴァイ「酒を前面禁止にするぞ」

ハンジ「……今日はこれ一本で済ませます」

リヴァイ「当然だ。明日も仕事だからな」

ハンジ「ちぇー」



539: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/15(月) 22:30:29 ID:IaedFBdE

【月が綺麗ですね】


*月*


ハンジ「……静かだねぇ」

リヴァイ「そうだな」

ハンジ「窓開けたら虫の声が聞こえるかな?」

リヴァイ「好きにしろ」

ハンジ「するー」ガチャッ


リーリーリーリー…


ハンジ「おー、聞こえる聞こえる」

リヴァイ「……」


*月*


ハンジ「……ねぇ」

540: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/15(月) 22:31:21 ID:IaedFBdE

リヴァイ「ん?」

ハンジ「月が綺麗ですね」

リヴァイ「……何故敬語なんだ」

ハンジ「なんとなく?」

リヴァイ「……何を考えてる?」

ハンジ「さぁ? なんだと思う?」

リヴァイ「分からねぇな」

ハンジ「分かんなくていいから“月が綺麗ですね”って言ってみて」

リヴァイ「? “月が綺麗ですね”」

ハンジ「“死んでもいいわ”」

リヴァイ「? 本当に意味が分からねぇな。死んだらよくねぇだろ」

ハンジ「うん、よくないね」クスッ

リヴァイ「??」



541: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/15(月) 22:36:17 ID:IaedFBdE

【意味】


ペトラ「あー、それ、遠回しだけど言われたらちょっと嬉しいかも」

エルド「あぁ、うちのやつにも言ったら嬉しそうにしてた」

グンタ「のろけか」

オルオ「くそっ! 知っていれば昨日……」ボソッ

グンタ「せっかくみんなで月見したってのに……残念だったな」

リヴァイ「なんの話だ?」

エルド「リヴァイ兵長! いや、最近流行ってるみたいなんですよ。“月が綺麗ですね”ってやつが」

リヴァイ「!」

ペトラ「とある著名人がですね、相手に“愛してる”と言わないのかと聞かれて、
直接言うのは照れ臭いからって別の言葉に言い換えて
“月が綺麗ですね”とでも言っておけば伝わるって言ったそうなんですよ」

542: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/15(月) 22:37:47 ID:IaedFBdE

オルオ「で、また別の著名人が“死んでもいいわ”で言い換えた事で、
“月が綺麗ですね”の返事が“死んでもいいわ”になったって話なんです」

リヴァイ「……」

グンタ「昔の著名人でもう亡くなられているので真意は定かではないのですがね」

ペトラ「でもいいじゃない。言われてみたーい!」

オルオ「つ」

ペトラ「ん?」

オルオ「……つまんねぇ遊びだなっ」フンッ

ペトラ「うわっ、何斜に構えてんの? そんなだからダメなんだよ」

オルオ「斜に構えてねぇよ。……言われてみたいって言うんなら言ってやってもいいんだが?」フ、フン

ペトラ「は? なんであんたから? 別に聞きたくない」

オルオ「ちっ、可愛くねぇな。だから誰からも言われねぇんだよ」

543: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/15(月) 22:38:21 ID:IaedFBdE

ペトラ「はぁぁ!? 余計なお世話だよ!」

エルド「あーほらほら、兵長の前だぞ」

オルオペトラ「「ハッ!?」」

リヴァイ「……」

オルオペトラ「「すみませんでした!!」」

リヴァイ「いや……」

グンタ「おっと、こんな時間だ。演習だったな、行くぞ」

エルド「それでは失礼いたします、リヴァイ兵長」

オルオペトラ「「失礼いたします」」

ゾロゾロゾロゾロ……

リヴァイ「…………」



544: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/15(月) 22:43:26 ID:IaedFBdE

【それでいいなら】


リヴァイ「ハンジ」

ハンジ「ん?」

リヴァイ「意味が分かった」

ハンジ「……何の?」

リヴァイ「月だ」

ハンジ「……そっかぁ」フフッ

リヴァイ「知らねぇ内に言わせるな」

ハンジ「だってあなた直接なんて言わないしさー」

545: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/15(月) 22:43:53 ID:IaedFBdE

リヴァイ「……」

ハンジ「あれくらいはいいかなって。騙し討ちみたいで悪かったと思ってるけどちょっと聞きたかったんだ」

リヴァイ「……」スタスタ

ハンジ「リヴァイ?」

リヴァイ「……」ガチャッ

ハンジ「窓開けてどうしたの?」


*月*


リヴァイ「……今日も」

ハンジ「うん?」

546: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/15(月) 22:44:33 ID:IaedFBdE

リヴァイ「“月が綺麗だな”」

ハンジ「!!」

リヴァイ「……」

ハンジ「……ふっ、あははははは!! “死んでもいいわ”って言うべき?」

リヴァイ「だから死んだらよくねぇだろ」

ハンジ「そうだね、じゃ、別の返事にしとくか。“本当にくっそ滾るほど月が綺麗だね”」

リヴァイ「……そんな月は嫌だな」


ハンジ「ふふっ……リヴァイ、ありがとう」ギュッ
リヴァイ「……」ナデ…




547: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/15(月) 22:49:31 ID:IaedFBdE

【限界でした】


ハンジ「あ゙ー、まとまらねぇー」ガシガシ

リヴァイ「ハンジ」

ハンジ「あー、リヴァーイ」ヒラヒラ

リヴァイ「もう二徹してんだろ。そろそろ寝ろ」

ハンジ「ざんねーん! 三徹でしたー!」ケラケラ

リヴァイ「ぶっ壊れてるな」

ハンジ「まとめあげるまでは机から離れないよ」ガシッ

リヴァイ「机にしがみつくな」

ハンジ「いーやー」

リヴァイ「少しは脳ミソ休ませねぇと纏まるもんも纏まらねぇぞ」

ハンジ「あー……それは言えてる」

リヴァイ「とりあえず風呂が先だが」

ハンジ「うへぇ」

548: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/15(月) 22:50:33 ID:IaedFBdE

リヴァイ「髪ベタベタのままで寝れるのか?」

ハンジ「寝れる!!」

リヴァイ「……寝てていいから洗わせろ」

ハンジ「それ溺れない?」

リヴァイ「溺れねぇようにする」

ハンジ「まぁ、やってくれるならいいか」

リヴァイ「行くぞ」

ハンジ「あれー? 私は寝るって言わなかった?」

リヴァイ「……乗れ」

ハンジ「よしきた!」ノッシリ

リヴァイ「……俺も入らねぇとな」ハァー

ハンジ「」スピョー

リヴァイ「もう寝たのか」



550: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/15(月) 22:53:36 ID:IaedFBdE

*月が綺麗ですね*

夏目漱石が英語教師をしてた時、生徒が "I love you." を「我君ヲ愛ス」と訳した所、
「日本人はそんなことを言わない。『月が綺麗ですね』とでもしておきなさい」
と言ったという話から。
ただ、出典が戦後のものしか見つからないらしく、後世による創作の可能性が高いとの事



*死んでもいいわ*

二葉亭四迷がツルゲーネフの短篇『片恋』(Ася)を和訳する時に、ロシア語の "I love you." を
「死んでもいいわ」と訳したと言われていることから
だが実際は、このロシア語を直訳すると「あなたの(ものよ)……」となりI love you.の訳ではない
でもむしろ返事としていいのでは?と思う今日この頃


一応進撃的に訳すものってあっても禁書くらいかなと思ったので変えた
それと間違ったままなのはいけないだろうと、調べた事を置いとく事した。長々すまん
ではノシ

559: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/17(水) 22:10:38 ID:09WxKbzM

【見守る】


ハンジ「――ハッ!!」

リヴァイ「起きたか」

ハンジ「リヴァイの部屋? 私どれだけ寝てた?」

リヴァイ「そうだな……半日は寝てたか」

ハンジ「うはー、寝たねー」

リヴァイ「目が溶けるぞ」

ハンジ「集めといて」

リヴァイ「纏めといてやる」

ハンジ「――あっ!!」

560: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/17(水) 22:11:16 ID:09WxKbzM

リヴァイ「なんだ?」

ハンジ「閃いた!!」バサッ!

リヴァイ「おい待て、せめて服は着ていけ」

ハンジ「うおっ!? 下着かよ!!」

リヴァイ「風呂に入れた後、暑がるから脱がせたんだ。布団被せてたからまぁいいかと放置してた」

ハンジ「パジャマどこ!? ああ、いいや、紙とペンある!?」

リヴァイ「ここにある」ガタッ

ハンジ「よっしゃリヴァイそこ変わって!」

リヴァイ「もうどいてるだろ」スタスタ

ハンジ「ありがと!」ガタンッ、カリカリ

561: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/17(水) 22:12:05 ID:09WxKbzM

リヴァイ「……」ズルッ

ハンジ「……」カリカリ

リヴァイ「……」スタスタ

ハンジ「……」カリカリ

リヴァイ「……」パサッ

ハンジ「ん……ありがとう」カリカリ

リヴァイ「……」スタスタ…ギシッ

ハンジ「……」カリカリ

リヴァイ「……」ジッ

ハンジ「……」カリカリ…



562: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/17(水) 22:17:14 ID:09WxKbzM

【うたた寝】


リヴァイ「……」ジー

ハンジ「……」カリカリ

リヴァイ「……」…ウトウト

ハンジ「……」カリカリ

リヴァイ「……――」…スゥ

ハンジ「……」カリカリ

リヴァイ「」スゥスゥ

ハンジ「……!」カリ…

リヴァイ「」スゥスゥ

ハンジ「……」カタッ

ハンジ(……いつの間にか寝てら)スタスタ

リヴァイ「」スゥスゥ

563: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/17(水) 22:17:59 ID:09WxKbzM

ハンジ「……」ジッ

リヴァイ「」スゥスゥ

ハンジ「ふふっ……」パサッ

リヴァイ「ん……――」スゥスゥ

ハンジ「……」ジッ

ハンジ(近くで見てるだけでこんな暖かい気持ちになれるなんて……リヴァイは凄いなぁ)ナデナデ

リヴァイ「」スゥスゥ

ハンジ(ふふっ、癒されるわぁ)

リヴァイ「」スゥスゥ

ハンジ「……さて、もうひと踏ん張り」ノビー

リヴァイ「」スゥスゥ

ハンジ「……」

ハンジ「……頑張るかな」フフッ



564: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/17(水) 22:22:21 ID:09WxKbzM

【そりゃそうだ】


ハンジ「お蔭できちんと纏められてスッキリだよ! ありがとう、リヴァイ」

リヴァイ「俺はお前を洗ってベッドに運んだだけだ」

ハンジ「それが助かったんだよ」

リヴァイ「しかし、俺がうたた寝してる間でさすがに服くらい着てるかと思ったんだが」

ハンジ「いやぁ///」

リヴァイ「照れる事じゃねぇ」

ハンジ「集中すると色々忘れちゃうからね。でもリヴァイが布団被せてくれてたし」

565: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/17(水) 22:23:01 ID:09WxKbzM

リヴァイ「まさか下着のまま数時間机に向かっていたとはな」

ハンジ「着てる時間が惜しくてねー……は、」

リヴァイ「は?」

ハンジ「はっくしょーいっ!!」

リヴァイ「……」

ハンジ「あ゙ー、くそ」ズズッ

リヴァイ「……まぁ、そうだよな」



566: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/17(水) 22:28:22 ID:09WxKbzM

【当たり前】


ハンジ「うー」

リヴァイ「つらそうだな……」

ハンジ「そうでもない。少しぼーっとするだけだよ。熱もそんなにないし」

リヴァイ「看ててやるから寝ろ」

ハンジ「うん……」

リヴァイ「悪かった」

ハンジ「リヴァイの所為じゃないよ」

567: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/17(水) 22:29:27 ID:09WxKbzM

リヴァイ「うたた寝なんざするんじゃなかったな」

ハンジ「私は寝顔に癒されてたんだけどなぁ。お蔭で最後まで纏められたし」

リヴァイ「暑がろうと着せておけばよかった」

ハンジ「過ぎた事だし、リヴァイが脱がさなくても自分で脱いでたよ。看病してくれてるからチャラでいいじゃん」

リヴァイ「看病は当たり前だろうが」

ハンジ「……当たり前なんだ」

リヴァイ「? 当たり前だろ」

ハンジ「ふへへー」ヘラッ

リヴァイ「なんだ、気持ち悪ぃツラしやがって。熱上がったか?」



568: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/17(水) 22:34:42 ID:09WxKbzM

【甘えっ子】


リヴァイ「……」

ハンジ「……」ジー

リヴァイ「……なんだ?」

ハンジ「ふふっ、病気してる時ってなんだか人恋しくなるじゃない?」

リヴァイ「そんなもんか」

ハンジ「そんなもんだよ。そんな時に側に誰かが居てくれるってありがたいなぁって」フフッ

リヴァイ「誰か、か」

ハンジ「うん。しかもそれが好きな人なんだから殊更嬉しいよ」ニコー

リヴァイ「……」

569: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/17(水) 22:35:21 ID:09WxKbzM

ハンジ「リヴァイ」

リヴァイ「なんだ?」

ハンジ「手、握ってくれる?」スッ

リヴァイ「……」ギュッ

ハンジ「んふふー」ニコー

リヴァイ「………………」

ハンジ「リヴァイ?」

リヴァイ「……」スッ

ハンジ「あ、ダメだよ、移っちゃうよ」

リヴァイ「今俺は元気だから大丈夫だ」

570: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/17(水) 22:36:32 ID:09WxKbzM

ハンジ「大した根拠にはならないよ。移る時はあっさり移――ん」


リヴァイ「――――」
ハンジ「っ――」


リヴァイ「――――」ヌルッ
ハンジ「!?」


リヴァイ「っ―――」ヌチュッ
ハンジ「んん……」


リヴァイ「ふ……」

ハンジ「はぁ……も……苦しいじゃないか……」

リヴァイ「……」ナデ…



576: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/19(金) 22:49:57 ID:xJfzG1Ac

【くっついていたい】


ハンジ「ふふ……移ってても知らないからね?」

リヴァイ「構わねぇよ」

ハンジ「…………なら」

リヴァイ「ん?」

ハンジ「……添い寝……してくれない……かなぁ?」

リヴァイ「……」

ハンジ「さ、さすがにダメだよね。本当に移りそうだし、看病してくれてるのに」シュンッ

リヴァイ「いや……」

ハンジ「あ、本当に?」パァァ

リヴァイ「だが……」

ハンジ「何?」

リヴァイ「理性が持ちそうにない」

ハンジ「は?」

577: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/19(金) 22:50:39 ID:xJfzG1Ac

リヴァイ「それでもいいなら……」

ハンジ「え、あ、その、それは……///」

リヴァイ「……やはりやめておこう」ナデ…

ハンジ「……」

リヴァイ「まずは治せ。側にはいる。寝ろ」ナデナデ

ハンジ「寝れない」ギュッ

リヴァイ「ハンジ」

ハンジ「……一緒に寝よ?」ジッ

リヴァイ「――――」

ハンジ「リヴァイ?」ギュッ

リヴァイ「お前は……」ハァー

ハンジ「?」

リヴァイ「……俺の理性を破壊するのはやめろ」スッ


〆∫

578: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/19(金) 22:55:17 ID:xJfzG1Ac

【どれだけ煽る気だ】



リヴァイ「……っハンジ」ギシギシッ
ハンジ「あ、んぁっ! はっ!」


リヴァイ「は、……っ!」ギシギシッ!
ハンジ「あっ、リヴァイ……」


リヴァイ「なんっ……だ」ズチュッ!
ハンジ「はぅっ! ん……いつもより……興奮……してない?」ビクッ


リヴァイ「……お前の中が熱いからだ」
ハンジ「――っ/// ね、熱が上がったかな……」


リヴァイ「どろどろだしな」ヌチャッ
ハンジ「~~っ!/// そ、そんなもの……見せないでいいから!」

579: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/19(金) 22:56:11 ID:xJfzG1Ac


リヴァイ「……興奮するなというのは無理がある」ズチュッ!
ハンジ「は! あっ!!」ビクンッ!


リヴァイ「お前が……っ許可したんだ。受け入れろ」ズチュッズチュッ
ハンジ「んぁ! 拒否……したりしないよ……ただ……」


リヴァイ「ただ?」ギシギシッ
ハンジ「ぁっ……嬉しく……て」ビクッ


リヴァイ「……」
ハンジ「悦んで……もらえてるんでしょ?」ハァ…


リヴァイ「…………」
ハンジ「それが……嬉しい」ニコッ


リヴァイ「本当に……お前は……」ハァー
ハンジ「?」ボー///




580: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/19(金) 23:01:50 ID:xJfzG1Ac

【諦め】


ハンジ「」スースー

リヴァイ「……」ナデ…

ハンジ「」スースー

リヴァイ(風邪ひいてんのにヤっちまった)

リヴァイ(悪化しなけりゃいいが……)サラッ

ハンジ「」スースー

リヴァイ(とりあえず、寝息は苦しくなさそうだし熱も引いたようだ)

リヴァイ(大丈夫そうだな)ホッ

ハンジ「うーん……」モゾッ

リヴァイ「……」ナデ…


ハンジ「」ギュッ
リヴァイ「……」

581: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/19(金) 23:02:25 ID:xJfzG1Ac


ハンジ「」スースー
リヴァイ(……少し激しくしちまったな)


ハンジ「」スースー
リヴァイ(中が熱くて理性がトんだ)


ハンジ「リ……ァイ……」スースー
リヴァイ「……」ナデナデ


ハンジ「ふふ……」ヘラッ
リヴァイ(……煽りやがって)


ハンジ「」スースー
リヴァイ(こいつの無意識に煽るくせはどうにかならねぇのか……)サラッ…


ハンジ「」スースー
リヴァイ(……なるワケねぇか)フゥー




582: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/19(金) 23:07:14 ID:xJfzG1Ac

【完全回復】


ハンジ「んー!」ノビー

リヴァイ「体調はどうだ?」

ハンジ「――はぁ!! 大丈夫、治ったみたいだよ」

リヴァイ「それは良かったな」

ハンジ「ご心配お掛けしました」

リヴァイ「全くだな。下着姿でうろついて風邪引くなんざ」

ハンジ「馬鹿じゃないよ。季節の変わり目は体調を崩しやすいんだよ」

リヴァイ「……減らず口が回るくらい回復したようで何よりだな」



583: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/19(金) 23:12:42 ID:xJfzG1Ac

【縋る】


リヴァイ(……今日はいいタワシを見つけた。さっそく掃除でもするか)スタスタ


ニァー


リヴァイ「?」


黒猫「……」ジッ


リヴァイ「……」


黒猫「……」ジー


リヴァイ「……」フイッ…スタスタ


黒猫「ニァー」


リヴァイ「……」スタスタ

584: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/19(金) 23:13:29 ID:xJfzG1Ac


黒猫「……」


リヴァイ「……」スタスタ

――グイッ!!

リヴァイ「!?」

黒猫「……」

リヴァイ「……ズボンを噛むんじゃねぇ、汚ぇだろ」

黒猫「……」ジッ

リヴァイ「なんだ……?」

黒猫「……」ジー

リヴァイ「……どうした」

黒猫「……」パッ…スタスタ

リヴァイ「?」

585: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/19(金) 23:14:22 ID:xJfzG1Ac

黒猫「……ニァー」ピタッ

リヴァイ「……ついてこいってのか?」

黒猫「ニァ」

リヴァイ「……」…スタスタ

黒猫「!」…スタスタ

ガサガサガサ……

リヴァイ「茂み? なんでそんな所に……」

仔猫'S「「「「ミュー!!」」」」

リヴァイ「……見覚えがある猫共だな。でかくなってやがるが親猫よりまだ小さいか……」

黒猫「ニァー……」

茶トラ猫「……」グッタリ

リヴァイ「!」

586: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/19(金) 23:15:01 ID:xJfzG1Ac

黒猫「ニァ……」ペロペロ

茶トラ猫「ニャ……」グッタリ

リヴァイ「足怪我してんのか……化膿してるな」

黒猫「ニァー」

仔猫'S「「「「ミュー!!!」」」」

リヴァイ「……まさか……助けを求めたってのか? 猫が?」

黒猫「ニァ」

リヴァイ「……」


ハンジ「リヴァイ、休みの日は茂みを覗く趣味でもあるのー?」


リヴァイ「クソメガネ」

黒猫「……ニァー」



590: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/20(土) 22:33:07 ID:3lYUeIV6

【転がり込む】


――リヴァイ自室――


リヴァイ「…………」

黒猫「ニァー」

茶トラ猫「ニャー……」

仔猫's「「「「ミュー!!」」」」ドタバタ

リヴァイ「……なんだってこんな事に」


―――
――



獣医『一応手当てはしておいたが、後は猫の体力次第だ。今日を越えればまず大丈夫だろう』

リヴァイ『そうか』

ハンジ『突然すみませんでした』

獣医『いや、いいよ。たまには馬以外を診るのもいい』

591: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/20(土) 22:33:43 ID:3lYUeIV6

ハンジ『ありがとうございました』

茶トラ猫『……』グッタリ

――ガチャッ

黒猫『!』スタタッ

リヴァイ『……トラ猫次第らしいぞ』

ハンジ『今は寝てるよ、ほら』スッ

茶トラ猫『』スースー

黒猫『……』ジッ

リヴァイ『……仔猫はどこいった?』

ハンジ『とりあえず近くにいた部下に纏めて運んでもらっといた』

リヴァイ『……どこにだ』

ハンジ『リヴァイの部屋』

リヴァイ『ふざけるな』

ハンジ『リヴァイが助けを求められたんでしょ? 助けると決めたのもリヴァイでしょ?』

リヴァイ『……』

592: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/20(土) 22:34:13 ID:3lYUeIV6

ハンジ『治るまでの間、纏めて面倒みたら?』

リヴァイ『そんな暇はねぇ』

ハンジ『リヴァイが忙しい時は私や部下がみるよ。どのみち誰かがみなきゃいけないしさ』

リヴァイ『……』

ハンジ『助けちゃったんだからせめて治るまで面倒みないとね』

リヴァイ『……』

黒猫『ニァー』

茶トラ猫『』スースー


―――
――



リヴァイ「……治るまでの間だからな」

黒猫「ニァ」



593: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/20(土) 22:39:25 ID:3lYUeIV6

【迷惑】


――夜――


リヴァイ「今日は疲れたな……」ゴロンッ

白猫「ミー」ポフッ

長毛猫「ミュ」ポフッ

灰猫「ミュゥ」トスッ

茶猫「ミィ」トスッ

リヴァイ「…………ベッドに上がってくるんじゃねぇ。寝床はハンジが作っただろうが」

仔猫's「「「「ミュー」」」」コロンッ

リヴァイ「どけ」

仔猫's「「「「ミュ」」」」ゴロゴロ

リヴァイ「…………」

594: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/20(土) 22:39:55 ID:3lYUeIV6


黒猫「……」ペロペロ
茶トラ猫「ニャ……」


リヴァイ「お前らいちゃついてねぇでガキ共どうにかしろ」


黒猫「ニァー」
茶トラ猫「ニャ」スリスリ


黒猫「ニァ」スリスリ
茶トラ猫「ニャー」


リヴァイ「……獣に言っても無駄か」

仔猫's「「「「「」」」」スヨスヨ

リヴァイ「寝てやがる」



595: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/20(土) 22:44:29 ID:3lYUeIV6

【猫部屋ツアー】


ハンジ「猫の様子どう?」

リヴァイ「ちゃんと治りそうだ」

ハンジ「そりゃ良かったね」

リヴァイ「それはいいんだが仔猫共がベッドに上がってきて困る」

ハンジ「どかせばいいじゃないか」

リヴァイ「どかしても朝起きるとベッドで寝てやがる」

ハンジ「あはははは! まぁ、肌寒い季節だから丁度いいじゃん」

リヴァイ「よくねぇ。ベッドが毛だらけだ。普段はお前が作った寝床に寝てんだがな」

エルド「なんで毛だらけなんです?」

リヴァイ「……エルドか」

596: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/20(土) 22:45:53 ID:3lYUeIV6

ハンジ「うん、実はね怪我した猫をリヴァイの部屋で保護しているんだ」

ペトラ「えっ!? じゃあ今、リヴァイ兵長のお部屋に猫がいるんですか!?」

グンタ「それはまた大変ですね」

オルオ「お、俺手伝いますよ!!」

リヴァイ「ああ、それは助かるな」

ペトラ「私も手伝います! 見に行ってもいいですか?」

オルオ「俺も行きたいッス!」

リヴァイ「構わねぇが」

ペトラ「やった! ありがとうございます!」

オルオ「ありがとうございます!!」

リヴァイ「……いっそあのクソ猫共を連れていけ」ハァー



597: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/20(土) 22:51:05 ID:3lYUeIV6

【再会】


仔猫's「「「「ミュー」」」」

ペトラ「うわぁ! 猫がいっぱい!!」

エルド「そうだな……だけどこの猫達……」

グンタ「見たことあるな」

オルオ「おっ、長毛猫だ」

ペトラ「あ! だいぶ前に私達に似てるって言ってた仔猫達だよ」

エルド「でかくなったな」

グンタ「あ、あれが黒猫と茶トラ猫か。あいつらもあの時のか」


黒猫「……」
茶トラ猫「ニャー」


ペトラ「あ、そういえばあの黒猫、時々見かけてた」

598: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/20(土) 22:51:49 ID:3lYUeIV6

ハンジ「そうなの?」

ペトラ「鮮やかに小鳥を狩ってるところとかを見たことあります」

グンタ(やっぱり兵長っぽいな……メスだが)

ペトラ「でもあの猫が鳴いたところあんまり見たことないんですよ」

リヴァイ「? 鳴いて助けを求められたんだが」

ペトラ「そうなんですか? 触られるのも嫌みたいで自分から人に近づこうともしない猫なんですが」

リヴァイ「……ズボンの裾を噛まれて引っ張られたぞ」

エルド「それだけ必死だったんでしょうね……」

リヴァイ「……」


黒猫「……」ペロペロ
茶トラ猫「……」ゴロゴロ




599: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/20(土) 22:56:25 ID:3lYUeIV6

【隔離】


グンタ「しかし助けたからとはいえよく猫を部屋におきましたね」

エルド「ノミとか大丈夫ですか?」

リヴァイ「奴らが来てすぐ洗った。何度もな」

ハンジ「一日目は毛がぱっさぱさになってたよ」ケラケラ

ペトラ「怪我した猫はどうしたんです?」

リヴァイ「拭いた。あとは軽く隔離してる。黒猫と一緒にな」

オルオ「そういやあの二匹だけ板に囲われてますね」

リヴァイ「あれでどれだけ防げるか分からんがな。気づく度に掃除はしている」

ペトラ「大変そうですねぇ……掃除しにきますよ?」

リヴァイ「助かる。ハンジの部下も時々手伝ってくれているが人手は多い方がいい」

ペトラ「……えーっと、ハンジ分隊長ご自身は……?」

リヴァイ「アイツにやらせると碌な事にならねぇ」

600: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/20(土) 22:57:41 ID:3lYUeIV6

ペトラ「は、はぁ」

ハンジ「酷いよねぇ、人が手伝うって言ってんのにこの扱いだよ」

リヴァイ「お前は自分の部屋の掃除でもしてろ」

ハンジ「私の部屋はいいんだよ」

リヴァイ「よくねぇだろ」

オルオ「なんで黒猫も囲ってるんです? 怪我してんのは茶トラだけッスよね?」

リヴァイ「……そいつが茶トラ猫から離れねぇからだ」


黒猫「……」スリスリ
茶トラ猫「ニャー」スリスリ


リヴァイ班「「「「……」」」」

ハンジ「……心配なんだねぇ」

リヴァイ「……」



602: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/21(日) 22:41:15 ID:sZpssReY

【もふもふ】


ハンジ「掃除しまくってるから猫まみれの部屋のわりにはキレイだね」

リヴァイ「まぁな」

ハンジ「やぁ、元気ー? 仔猫達ー」

仔猫's「「「「ミュー」」」」

リヴァイ「今日はどうするんだ?」

ハンジ「泊まるの無理じゃない?」

リヴァイ「大丈夫だろ。今日はヤるワケじゃねぇんだ」

ハンジ「そりゃそうだけど」

リヴァイ「俺はどっちでも構わねぇが」

ハンジ「んじゃ、泊まってみようかな。猫だらけで楽しそう」

リヴァイ「ならもう、寝るか」

603: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/21(日) 22:42:01 ID:sZpssReY

ハンジ「うん。ねぇリヴァイ、猫達を――」

仔猫's「「「「ミュ」」」」ポフンッ

リヴァイ「お前ら俺の上には乗るなよ」

仔猫's「「「「ミュー!」」」」

ハンジ「……諦めたんだね」

リヴァイ「下ろしても下ろしても乗る。無駄だと分かった。椅子で寝ると上に乗るからベッドで妥協した」

ハンジ「あはは! ベッドに乗せて寝ようと思ってたから丁度いいや。おいで、猫達」ゴロンッ

仔猫's「「「「ミュー」」」」スリスリ

ハンジ「うひゃひゃ!! もふもふー!!」モフモフ

リヴァイ「ハンジの顔が猫に埋もれて見えねぇ……猫に襲われてるみてぇだな」

ハンジ「もふもふ、もふもふ」モフモフ

仔猫's「「「「ミュー」」」」ゴロゴロ



604: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/21(日) 22:48:28 ID:sZpssReY

【礼】


ハンジ「野生に還しちゃうの?」

リヴァイ「治ったんだ。当然だろうが」


茶トラ猫「ニャー!」


ハンジ「せっかく懐いたのに」

リヴァイ「元々飼うつもりはない」


仔猫's「「「「ミュー!」」」」スリスリスリスリスリスリ
茶トラ猫「ニャー」ゴロゴロ

黒猫「……」ジッ


ハンジ「あはは! 四匹に揉みくちゃにされてる」ケラケラ

605: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/21(日) 22:49:07 ID:sZpssReY

リヴァイ「さっさと行け、クソ猫共」シッシッ

ハンジ「少しくらい名残惜しんだら?」

リヴァイ「必要ない」


黒猫「……」タタタッ

ハンジ「おや?」


黒猫「……」スリッ
ハンジ「おぉ?」


黒猫「……」スリッ
リヴァイ「……」


黒猫「……」タタ…ピタッ


ハンジ「私まですりすりされたよ」

リヴァイ「……」

606: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/21(日) 22:49:44 ID:sZpssReY


黒猫「……」ジッ


リヴァイ「……」


黒猫「……ニァ」


リヴァイ「!」


黒猫「……」クルッ…タタタッ

仔猫's「「「「ミュー!」」」」タッ

茶トラ猫「ニャー」タッ

タタタタタタ……


ハンジ「……あれ? 今お礼言われた?」

リヴァイ「さぁな」



607: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/21(日) 22:54:09 ID:sZpssReY

【ありがた迷惑】


ペトラ「丁度演習で猫達見送れなかったのは残念だったなぁ」

エルド「まぁ、前日に撫で回しただろ」

ペトラ「そうだけど」

オルオ「だがたまにあいつら見掛けるぞ」

グンタ「ああ、いるな」

ペトラ「そうそう、この前黒猫に会ったら“ニァ”って短く鳴かれたよ! なんか凄く嬉しかった!」

エルド「あ、俺も鳴かれた」

グンタ「お礼だったりしてな」

オルオ「俺らも少しだが面倒みたからな」

ハンジ「お礼だと思うよ」ヌッ

リヴァイ班「「「「うわっ!?」」」」

608: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/21(日) 22:54:51 ID:sZpssReY

ハンジ「放した時も鳴いてたよ」

エルド「いきなり出てこないでください。びっくりしましたよ」

ハンジ「聞こえてきたからついね。リヴァイはもっとお礼貰ってるみたいだよ。ね、リヴァイ」ニヒッ

リヴァイ「……どこから侵入しているんだか、たまに小鳥やら虫やらが扉の前に置いてある」

エルド「えぇ……いや、猫なりの礼なんでしょうけど」

リヴァイ「猫が見てないような所に処分しなきゃならねぇのが面倒臭ぇ」

グンタ「ははっ、お礼だから無下に扱うのもなんですしね」

ハンジ「そうそう、その辺にうっちゃろうとしたからそうしろって言ったんだ」

リヴァイ「嫌がらせかと思ったからな」

ペトラ「あはは、今度会ったら‘もう充分だ’って言ってみたらいかがです?」

リヴァイ「……そうだな」

ハンジ「猫に話しかけるリヴァイは見物だからみんな見逃さないようにしないとね」

リヴァイ「……奴の気が済むまで待つか」



609: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/21(日) 23:00:00 ID:sZpssReY

【肌寒い】


――リヴァイ自室:夜――


リヴァイ「……」ゴロンッ


――仔猫's『ミュー!』


リヴァイ「……」

リヴァイ「…………」


―――
――

610: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/21(日) 23:00:35 ID:sZpssReY

――次の日――


リヴァイ「ハンジ」

ハンジ「ん? 何?」

リヴァイ「今日は俺の部屋に来い」ヒソッ

ハンジ「……いいけども」

リヴァイ「それだけだ」スタスタ

ハンジ「……」

ハンジ「……リヴァイからこんな誘いは珍しいなぁ。どうしたんだろう」



611: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/21(日) 23:05:51 ID:sZpssReY

【温もり】


――リヴァイ自室――


ハンジ「一体どうしたの? リヴァイ」

リヴァイ「何がだ」

ハンジ「いつもは私が勝手に来てるからあなたから“部屋に来い”なんて言うことないじゃない」

リヴァイ「……そうだったか?」

ハンジ「そうだよ」

リヴァイ「……今日は少し寒いからな」

ハンジ「湯タンポ代わりか」

リヴァイ「そんなもんだ」

ハンジ「ここ最近ぐっと冷え込んできてるけど今日に限ったことじゃないのに……あぁ」

リヴァイ「なんだ?」

ハンジ「……仔猫達がいなくなって寂しい?」クスッ

リヴァイ「そんなんじゃねぇ。ただ寒いだけだ」

612: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/21(日) 23:06:34 ID:sZpssReY

ハンジ「仔猫達が湯タンポ代わりになってたからね」クスクス

リヴァイ「……違ぇよ」

ハンジ「まぁ、今日は代わりになってあげるよ」


リヴァイ「……」グイッ
ハンジ「わっ」


リヴァイ「……」ギュッ
ハンジ「……」ギュッ


リヴァイ「……」ナデナデ
ハンジ(……これ甘えてんのかなぁ? ちょっと寂しくなっちゃったのかな?)


リヴァイ「……」ナデナデ
ハンジ(まぁなんでもいいか。嬉しいし)ギュゥ


リヴァイ「……」ギュッ
ハンジ「ふふっ」




616: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/22(月) 22:35:00 ID:.WIKXXZw

【猫へのお礼】


ハンジ「ん?」


黒猫「……」


ハンジ「あの黒猫だ。おーい」


黒猫「!」


ハンジ「久しぶりだね。今日は私からお礼を言わせてくれないかな」


黒猫「……ニァ」


ハンジ「君らがいなくなったあと、彼が暫く私を頼ってくれてね」

ハンジ「いつもはそんな事しないからすごく嬉しかったんだ」

617: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/22(月) 22:35:44 ID:.WIKXXZw

ハンジ「君達のお蔭だよ。君達にとっては災難だったからこんなお礼は嬉しくないかもしれないけどね」


黒猫「……」


ハンジ「そうだ、これあげる。干し肉だよ。お昼にかじりながら書類に向かおうとしてたやつ。少しだけど」スッ

黒猫「……」タタタッ

ハンジ「ありがとうね」ナデ…

黒猫「……」スリッ

ハンジ「!」


黒猫「……」タタタッ


ハンジ「……またすりすりされちゃった」フフッ



618: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/22(月) 22:40:14 ID:.WIKXXZw

【眼鏡】


ハンジ「……」カリカリ…ピタッ

ハンジ「うーん……」ノビー

ハンジ(ちょっと目が疲れてきたな)ギシッ

ハンジ(とりあえず頭に置いといて……)カチャッ

ハンジ(少し仮眠しよう)…スースー


―――
――



リヴァイ「おい、ハンジ起きろ」ユサユサ

619: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/22(月) 22:40:53 ID:.WIKXXZw

ハンジ「はにゃ?」ボー

リヴァイ「よだれたらして寝てんじゃねぇよ」

ハンジ「ん? あぁ……仮眠とってたんだよ」ゴシゴシ

リヴァイ「もう充分だろ。書類終わらせろ」

ハンジ「へいへい、えーっと……」キョロキョロ

リヴァイ「……何してんだ?」

ハンジ「眼鏡どこやったかなー?」キョロキョロ

リヴァイ「……」

ハンジ「あっれー?」←頭の上に眼鏡



620: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/22(月) 22:45:15 ID:.WIKXXZw

【疲れた身体に】


ハンジ「リッヴァーイ! 飲もうぜ!」

リヴァイ「……」ミケンニシワー

ハンジ「なんで嫌そうな顔するのさ」

リヴァイ「俺は疲れているんだが」

ハンジ「そうだよね、演習キツかったもんね」

リヴァイ「分かっているなら帰れ」

621: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/22(月) 22:46:38 ID:.WIKXXZw

ハンジ「帰れはないだろー。疲れているからこそ、飲んで発散させちゃおうぜ!」

リヴァイ「……」

ハンジ「これ珍しいお酒なんだよ」ニシシッ

リヴァイ「……なら飲むか」

ハンジ「そうこないと! 大丈夫、酔い潰れても優しく介抱してあげるから」

リヴァイ「信用できねぇな」

ハンジ「ひでぇ」



622: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/22(月) 22:51:10 ID:.WIKXXZw

【甘えて】


ハンジ「――うん、そうだよね。もっと犠牲が減るといいんだけど」

リヴァイ「……」

ハンジ「……リヴァイ?」

リヴァイ「……」

ハンジ「リヴァーイ? 大丈夫?」フリフリ

リヴァイ「……ハンジ」

ハンジ「ん? 何?」

リヴァイ「膝を貸せ」

ハンジ「いいよ、どうぞ?」

623: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/22(月) 22:51:47 ID:.WIKXXZw

リヴァイ「……ん」ポフッ

ハンジ「……案外膝枕好きだよね」

リヴァイ「……別に」ギュッ

ハンジ「んでもって腰に抱きつくのも好きだよね」

リヴァイ「別に……」ウトウト

ハンジ「寝ちゃってもいいからね」

リヴァイ「……ん」

ハンジ「……」ナデナデ

リヴァイ「……」トロンッ

ハンジ「……」ナデナデ

リヴァイ「」…スゥスゥ

624: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/22(月) 22:52:21 ID:.WIKXXZw

ハンジ「……」ナデ…

ハンジ「……寝たか……ちょっと強めのお酒だったからね」

リヴァイ「ん……――」スゥスゥ

ハンジ「酔わないと弱音も吐かないんだから……」

リヴァイ「」スゥスゥ

ハンジ「……膝枕って甘えてるのかなぁ?」

ハンジ「だとしたらもっと甘えてくれてもいいのに……」ナデ…

リヴァイ「」スゥスゥ

ハンジ「……リヴァイの性格を考えたら無茶な事か」フッ

ハンジ「ま、たまには甘えてね」ナデナデ

リヴァイ「」ギュゥ



625: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/22(月) 22:57:28 ID:.WIKXXZw

【甘え方】


ハンジ「……」フゥー

エルヴィン「どうした? 溜め息なんてついて」

ハンジ「あ、エルヴィン」

エルヴィン「リヴァイと何かあったか?」

ハンジ「いつもリヴァイの事で頭悩ませてるワケじゃないよ」

エルヴィン「確かにな。ではなんだ?」

ハンジ「いや、まぁ、今回はリヴァイの事だけど」

エルヴィン「間違っていなかったな。どうした?」

ハンジ「うん、前に怪我した猫を保護してたじゃない?」

626: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/22(月) 22:58:10 ID:.WIKXXZw

エルヴィン「ああ、たまに四匹の猫を引き連れてるリヴァイを見掛けて吹いたよ」クスクス

ハンジ「あはは、“鈍る”とか言って連れ出してたからね」

エルヴィン「それがどうしたんだ?」

ハンジ「その猫達がいなくなってちょっと間甘えてくれてさ」

エルヴィン「ほぅ?」

ハンジ「甘えるって言っても‘リヴァイに要請されて’朝まで添い寝してただけだけど、今は普通に戻っちゃって」

エルヴィン「……ふむ」

ハンジ「もっと甘えて欲しいけど甘える時って酔ってるか病気してるかでさ、
病気は論外だし、アイツザルだから酔わせるには大量の酒か疲れてる時に飲ませるしかなくて」

ハンジ「それは身体に悪そうだからあんまりできないし……」

627: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/22(月) 22:59:40 ID:.WIKXXZw

エルヴィン「うーん、リヴァイはいつもハンジには甘えていると思うがな」

ハンジ「えぇー?」

エルヴィン「ハンジと過ごす時、リヴァイはいつもベッドで寝ているんだろう?」

ハンジ「そりゃあね」

エルヴィン「確か彼は大抵椅子で3~4時間程度しか睡眠を取らなかった筈だ。
まぁたまにベッドで寝る事もあっただろうが」

ハンジ「!」

エルヴィン「君といる時はぐっすり寝ているんだろう? しかもちゃんとベッドで」

ハンジ「うん……私の寝相の悪さでリヴァイを追い出したりしない限りは……それに私が先に起きる事もあるよ」

エルヴィン「ほら、リヴァイはちゃんと君に甘えているじゃないか」クスッ

ハンジ「そっか……あれも甘えなんだ……」フッ



632: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/24(水) 22:27:10 ID:5m6BnsyU

【新婚風】


ハンジ「よいしょっと、できたよ」ポンッ

リヴァイ「ああ、助かる」

ハンジ「うん、まあまあ似合うね、ネクタイ」

リヴァイ「なんだってこんな服着なきゃならねぇんだ」

ハンジ「仕方ないじゃない、お偉いさんとの会食にエルヴィンから付き合えって言われたんだから」

リヴァイ「兵服でも構わねぇだろ」

ハンジ「色々あるんでしょ。ほら、もう時間だよ」

リヴァイ「億劫だな」ハァー

ハンジ「あはは、気持ちは分かるけどね。いってらっしゃい」

リヴァイ「ああ、いってくる」

633: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/24(水) 22:27:45 ID:5m6BnsyU

――パタンッ

ハンジ「…………」

ハンジ「……っ///」バンッ!

ハンジ(今の、ちょっとヤバい///)

ハンジ(こういう送り出し方はヤバい///)

ハンジ(まるで旦那を送り出してるようだった///)プルプル


――――――――――――


――スタスタスタスタ……

リヴァイ「……」

リヴァイ(……あの送り出され方は悪くねぇ)フム



634: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/24(水) 22:32:38 ID:5m6BnsyU

【酒の香りの中に】


リヴァイ「……戻った」

ハンジ「おかえり。随分疲れてるね」

リヴァイ「ああ、疲れた」ドサッ

ハンジ「水飲む?」

リヴァイ「……くれ」

ハンジ「はい」スッ

リヴァイ「……お前俺の部屋でずっと待っていたのか?」スッ

ハンジ「うん、まあね」

635: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/24(水) 22:34:00 ID:5m6BnsyU

リヴァイ「寝ていてもよかったんだが」ゴクゴク

ハンジ「これ以上遅くなるようならそうしてたよ。それよりお酒の匂いすごいね」

リヴァイ「会食の後も無理矢理付き合わされたからな。抜けようと思ったが相手がかなり強引でな」スッ

ハンジ「エルヴィンの顔潰すワケにもいかないからね」スッ…コトッ

リヴァイ「酒も旨く感じなかったな……」ポスッ

~~フワッ*.'*.゚・.*

ハンジ「……」

リヴァイ「? どうした?」

ハンジ「……別に」



636: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/24(水) 22:40:09 ID:5m6BnsyU

【残り香】


ハンジ「……」ミケンニシワ

リヴァイ「……眉間にシワが依ってるぞ」

ハンジ「リヴァイのが移ったんだよ」

リヴァイ「……」

――グイッ

ハンジ「!?」ドサッ

リヴァイ「なんだ?」

ハンジ「ちょっと、ソファで組み敷かないでよ」

リヴァイ「答えろ」

~~フワッ*.'*゚・.*'

638: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/24(水) 22:41:20 ID:5m6BnsyU

ハンジ「……っ」

リヴァイ「ハンジ?」

ハンジ「…………香水」

リヴァイ「あ?」

ハンジ「お酒の匂いに混じって香水の香りがする」プイッ

リヴァイ「あぁ、飲み屋の女のだな」

ハンジ「……」ムゥー

リヴァイ「……酒を注ぎに隣に来たんだ。ああいう席ではよくあることだろうが」ナデ…

ハンジ「分かってるよ」ムゥ

リヴァイ「今度はまともな嫉妬だな……安心した」フッ

ハンジ「――っ!///」

ハンジ(なんでこんな時にあの目で笑うんだよ、クソッ///)



639: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/24(水) 22:46:15 ID:5m6BnsyU

【無粋】


ハンジ「……ちょっとイラついただけで嫉妬じゃないからね」

リヴァイ「それを嫉妬と言う筈なんだがな」シュッ

ハンジ「!! ちょっと、何ネクタイはずしてんの? このままヤるつもり?」

リヴァイ「そのつもりだが?」

ハンジ「……他の女の香水つけたまま抱く気? さすがにそれはないんじゃない?」

リヴァイ「服についてるだけだ。脱げば香らねぇだろ」プチプチ

ハンジ「残り香くらいするよ。無粋だね」プイッ

リヴァイ「お前の香りで消せ」シュルッ

ハンジ「私香水なんてつけないし」

リヴァイ「……気づいてねぇのか」スッ

640: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/24(水) 22:46:56 ID:5m6BnsyU

ハンジ「何が?」

リヴァイ「お前はいい香りがする」クンッ

ハンジ「――っ!?///」

リヴァイ「ちゃんと風呂に入っていれば、だが……今日は入って待っていたんだろ?」クンクンッ

ハンジ「ちょっ、やめて、嗅がないで。ミケじゃないんだから///」

リヴァイ「……お前も無粋だな。今からヤろうってのに他の男の名前なんざ出しやがって」

ハンジ「それはリヴァイが――んぅ」


リヴァイ「――――」
ハンジ「っ――――」


リヴァイ「……いいから消せ。嫌なんだろ?」

ハンジ「……リヴァイ、結構酔ってるね?」ハァー



641: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/24(水) 22:51:32 ID:5m6BnsyU

【香り】


ハンジ「香水の香り、あなたからは消えたね」クンクンッ

リヴァイ「そりゃ何よりだな」


ハンジ「……もう香水の香りはしないけど」ギュッ
リヴァイ「!」


ハンジ「やっぱりあなたの匂い好きだなぁ」クンクン
リヴァイ「やめろ、ミケじゃねぇんだ」


ハンジ「おや? ベッドで他の男の話をするなんて無粋だね」
リヴァイ「俺が男の話をするのはいいんだ」


ハンジ「何それ、わがままだな」クスクス
リヴァイ「……俺にも嗅がせろ」スッ

642: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/24(水) 22:52:27 ID:5m6BnsyU


ハンジ「え、ちょっと……」
リヴァイ「……」クンクンッ


ハンジ「あははっ、くすぐったい! 首筋嗅がないで。やめてよ」アハハ
リヴァイ「……」ペロッ


ハンジ「!? ぁっ、ねぇ……んっ」ビクッ
リヴァイ「……」ツー…


ハンジ「ぁっ、もう……また盛っちゃって」クスクス
リヴァイ「お前がいい香りしてるから悪い」


ハンジ「お互い様でしょ」ギュッ
リヴァイ「……そうだな」




646: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/26(金) 22:41:22 ID:84ydoTEg

【発酵】


ハンジ「たまには緑茶どう?」コトッ

リヴァイ「ああ」ズズズズ

ハンジ「おいしい?」

リヴァイ「……まぁ、悪くない」

ハンジ「そう? 良かった、ちょっと珍しい緑茶なんだ」

リヴァイ「ただの緑茶に見えるが?」

ハンジ「茶葉の加工って普通は炒るんだけどこれは蒸してるんだって」

リヴァイ「よく分からんが落ち着くな」

ハンジ「なんかまったりするよね」

リヴァイ「たまにはこういうやつもいい」

ハンジ「この緑茶も紅茶も同じ植物なんだよ。種(しゅ)は違ったりするけど」

リヴァイ「そうなのか」

647: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/26(金) 22:41:58 ID:84ydoTEg

ハンジ「お茶は大きく分けて青茶・黒茶・緑茶・紅茶・白茶・黄茶とあってさ、
茶葉の加工の違い、まぁ大体は発酵の具合で味も風味も変わるんだよ」

リヴァイ「ほぅ」

ハンジ「紅茶は茶葉を完全発酵させてあるんだ」

リヴァイ「うまければなんでもいい」

ハンジ「発酵具合で変わるなんて面白いよね。そうだ!」キランッ+

リヴァイ「巨人は発酵しねぇと思うがな」

ハンジ「なんで私の考えてる事が分かったんだ!?」

リヴァイ「目が輝いたからだ。そもそも乾燥もしねぇんじゃねぇか? あいつら」

ハンジ「あー……そうだわ。水も必要ないしね。むしろ日光が必要だし」ガッカリ

リヴァイ「くだらねぇ事考えるな、せっかくの茶が不味くなる」ズズズズ

ハンジ「……今度は白茶しようかな。夏バテに効くんだって」ションボリ

リヴァイ「今秋だぞ」



648: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/26(金) 22:46:38 ID:84ydoTEg

【後でまた来る】


ハンジ「うー」カチャッ

リヴァイ「唸ってるな」

ハンジ「うん、もう少しで煮詰まりそうなんだけどねぇ」ゴクッ

リヴァイ「それは何杯目のコーヒーだ?」

ハンジ「さぁー?」

リヴァイ「身体に悪いんじゃねぇか? お茶持ってくるか?」

649: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/26(金) 22:47:11 ID:84ydoTEg

ハンジ「お茶も同じくらいカフェイン入ってるから同じだよー」

リヴァイ「とにかくもう飲むな」

ハンジ「飲まないと寝ちゃう」

リヴァイ「一回寝ろ」

ハンジ「……うーん……ごめん、もうちょっとだけ」

リヴァイ「……程々で切り上げろよ」

ハンジ「うん、ありがとう」



650: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/26(金) 22:53:19 ID:84ydoTEg

【確認】


――カタンッ

リヴァイ「……」

ハンジ「」スースー

リヴァイ「やっぱり程々でやめなかったな」フゥー

ハンジ「」スースー

リヴァイ「今更だがな……」ナデ…

ハンジ「ん……」パチッ

リヴァイ「起きたか、部屋に戻れ」

ハンジ「あぁ、リヴァイ」ムクッ

リヴァイ「ちゃんと纏まったのか?」

ハンジ「ん、何とかね……ふわぁぁ」

651: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/26(金) 22:54:10 ID:84ydoTEg

リヴァイ「一回の徹夜で済んだなら上等じゃねぇか」

ハンジ「まぁねー、部屋に戻ろうかな」ガタッ

リヴァイ「ああ、待て、立つな」

ハンジ「ん? な――」


リヴァイ「――――」…フニッ
ハンジ「んん!?」ビクッ


リヴァイ「っ……よし、戻るか」

ハンジ「――……な、何が“よし”だ! 何してんだ!///」

リヴァイ「それくらいいいだろ」

ハンジ「キスだけじゃなくてさりげに胸揉みやがったな!?」

リヴァイ「疲れ過ぎて抉(えぐ)れてないか確認した」

ハンジ「削ぐぞ、リヴァイ」



652: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/26(金) 22:59:32 ID:84ydoTEg

【大急ぎ】


モブリット「リヴァイ兵長!」

リヴァイ「なんだ、慌てて」

モブリット「ハンジ分隊長を知りませんか!?」

リヴァイ「いや、今日は見てねぇが」

モブリット「本当に本当ですね? 隠していませんよね?」

リヴァイ「なんで隠す必要がある?」

モブリット「書類がめんどいと言って逃げたからです」

リヴァイ「……何やってんだアイツ」

モブリット「そりゃこの二日間くらい研究に手が回せないくらい忙しかったですけどね?
まさか逃げるとは思わなくて」

リヴァイ「アイツの事だ。長くは逃げねぇだろ」

モブリット「ええ、そう思って暫く放置しようとしたんですが、午前中までにサインが必要な書類が」ピランッ

653: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/26(金) 23:00:34 ID:84ydoTEg

リヴァイ「……それは困ったな」

モブリット「本当に時間がないんですよ! 心当たりありませんか!?」

リヴァイ「心当たり……」ウーン

モブリット「ハッ!!」

リヴァイ「なんだ?」

モブリット「リヴァイ兵長のお部屋です!!」

リヴァイ「あ?」

モブリット「合鍵渡してますよね?」

リヴァイ「……まぁ」

モブリット「でしたら、本人の所にいないとなるときっとそこです! 一緒に来てくださいませんか!?」

リヴァイ「構わねぇが」

モブリット「ではすぐに!」ダッ

リヴァイ「……走るのか」



654: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/26(金) 23:05:23 ID:84ydoTEg

【大慌て】


――リヴァイ自室――


ハンジ「ここなら見つからないだろ」ゴロゴロ

ハンジ「午後からはすんごい頑張るから許してくれモブリット」

ハンジ「少しくらい巨人の資料でも読まないと腐っちゃう」

――バンッ!!

ハンジ「!?」

モブリット「いた!! ハンジ分隊長!!」

ハンジ「えぇぇえぇぇ!? モブリットォォ!?」

655: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/26(金) 23:06:02 ID:84ydoTEg

リヴァイ「ほぅ、いたな」

ハンジ「リヴァイもいた!!」

モブリット「早く! これにサインを!!」ズイッ

ハンジ「へ?」

モブリット「早く!!」ズズイッ

ハンジ「は、はいはい」サラサラ

モブリット「よし、ありがとうございます! いってきます!!」ダッ

リヴァイ「……ああ」

ハンジ「……」ポカーン

リヴァイ「午前中までに提出しないといけねぇ書類だと」

656: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/26(金) 23:06:48 ID:84ydoTEg

ハンジ「あ、あぁ、なるほど。それは悪い事したね」

リヴァイ「あいつの勢いはたまに凄いな」

ハンジ「うん、びっくりした」

リヴァイ「そろそろ昼だ。もう戻れ」

ハンジ「そうだね……しかしよくここだと分かったね」

リヴァイ「俺の所にいないならここだろうとモブリットがな」

ハンジ「……なんだろね、あの子は。なんで分かるのかね」

リヴァイ「モブリットだからだろ」

ハンジ「答えのようで答えではないのだけれど」



662: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/27(土) 22:34:22 ID:nV6eFA9s

【安心できる場所】


ハンジ「モブリット」

モブリット「なんです?」

ハンジ「さっきは悪かったね」

モブリット「間に合いましたからいいですよ」

ハンジ「ところでさ、なんであそこにいるって分かったの?」

モブリット「えっ? だってハンジ分隊長って逃げ込む時は大抵リヴァイ兵長にまつわる所に行くじゃないですか」

ハンジ「へ?」

モブリット「先ずはリヴァイ兵長本人の所、次は執務室、それからリヴァイ兵長の自室」

663: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/27(土) 22:36:54 ID:nV6eFA9s

モブリット「以前は自室に行けなかったので逃げ切られていましたけど、行けるようになって良かったです」

ハンジ「……」

モブリット「あとはリヴァイ兵長がよくいらっしゃる所ですね。まぁ本人を探す過程でそこにいるんでしょうけど」

ハンジ「えっ? それ前から?」

モブリット「前からですよ?」

ハンジ「――っ!///」

モブリット「……無意識でしたか」

ハンジ「やっべぇぇ!! 私恥ずかしい奴じゃんかぁぁ!!///」ガシガシ

モブリット「いいじゃないですか、あちこち探す手間があまりかからなくて」

ハンジ「私は迷子の子供か!!」



664: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/27(土) 22:41:09 ID:nV6eFA9s

【幼児扱い】


ハンジ「――ということを言われた」

リヴァイ「そうだったのか」

ハンジ「くっそ恥ずかしいんだけど///」ジタバタ

リヴァイ「ベッドで暴れるな埃が舞う」

ハンジ「前からだってよ! しかも付き合う前からだってよ!!///」

リヴァイ「……」

665: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/27(土) 22:41:39 ID:nV6eFA9s

ハンジ「私の無意識、酷すぎるだろ!///」

リヴァイ「……別にいいじゃねぇか」

ハンジ「よくねぇー!!」ジタバタ

リヴァイ「暴れるな。しかし……モブリットはお前の保護者みてぇだな」

ハンジ「だから子供じゃねぇってんだ」

リヴァイ「育児疲れしなきゃいいんだがな」

ハンジ「あのね」



666: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/27(土) 22:47:00 ID:nV6eFA9s

【狩り】


ハンジ「狩りだ! 一時的に許されたよ! 制限もあるけど狩るよ!!」

サシャ「シー! ハンジ分隊長、ダメですよ、騒いでは」

リヴァイ「そうだな、獲物が逃げる。気配は断て」

サシャ「さすがはリヴァイ兵長。よくお分かりですね!」

リヴァイ「獲物には遠くからでも気づかれないように行動すべきだ。声だけでも警戒される」

サシャ「そう、そうなんですよ。森に入る前から騒いではいけないんです」

リヴァイ「……気配を消すのは大事だからな。気づかれて返り討ちにはあいたくない」

ハンジ「……」

ハンジ(リヴァイが言う獲物って動物の事だよね?)



667: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/27(土) 22:53:13 ID:nV6eFA9s

【模様替え】


――リヴァイ自室――


ハンジ「ふんふふーん♪」ガサゴソ


――リヴァイ自室前――


リヴァイ「!」

リヴァイ「……いるな」

――ガチャッ

リヴァイ「ハンジ、来てるの……か?」

668: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/27(土) 22:53:51 ID:nV6eFA9s

ハンジ「やぁ、リヴァイ。どう? これ」

リヴァイ「……悪趣味だな」ゲンナリ

ハンジ「えぇ? そうかなぁ……」

リヴァイ「人の部屋に巨人関係の物を飾るな」

ハンジ「だってリヴァイを待ってる時寂しいじゃんよ。リヴァイの部屋こざっぱりしてるし」

リヴァイ「だからといって巨人の絵や人形やら飾るのはやめろ。お前の部屋じゃねぇんだ」

ハンジ「落ち着くのにー」

リヴァイ「俺は落ち着かねぇ」



669: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/27(土) 22:58:08 ID:nV6eFA9s

【どアップ】


――ガチャンッ

ハンジ「あ、しまった」

リヴァイ「何してやがる。望遠鏡も安いものじゃねぇぞ」

ハンジ「手が滑っちゃって。あちゃー、修理に出さないと」

リヴァイ「ほら、これ使っておけ」スッ

ハンジ「リヴァイのじゃん」

リヴァイ「俺は使わねぇからな」

670: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/27(土) 22:59:09 ID:nV6eFA9s

ハンジ「まぁ大体は見張りが使ってるからね」シャコッ

リヴァイ「……何してる」

ハンジ「リヴァイをどアップで見てる。今は目のとこ」

リヴァイ「馬鹿か」

ハンジ「鼻ー、口ー」

リヴァイ「……」スッ

ハンジ「おや? いなくなった」


リヴァイ「……そんなもの無くてもいつもどアップで見てるだろうが」
ハンジ「うを!? リヴァイちっけぇー」クスクス




672: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/28(日) 22:44:24 ID:9UNlr/vc

【行水】


リヴァイ「お前……どれだけ風呂に入ってねぇんだ……?」

ハンジ「うーん……かれこれ7日くらい?」~ヌオーン

リヴァイ「行くぞ」ガシッ

ハンジ「く、苦しい苦しい! 首根っこ持って引きずらないで! 暴力反対!」ジタバタ

リヴァイ「今、頭は掴めねぇからな」

ハンジ「頭持って引きずる気だったのかよ! 禿げるわ!」

リヴァイ「気絶させられるよりかはいいだろ」

673: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/28(日) 22:45:23 ID:9UNlr/vc

ハンジ「ちゃんとついていくから何もしなくていいよ!」

リヴァイ「なら言われる前に風呂に入れ。不衛生だろ」

ハンジ「没頭すると忘れちゃうし、暫く入らないと入るのが面倒になっちゃって」

リヴァイ「ちょっと流すだけでも違うんだがな」

ハンジ「そういや、リヴァイって潔癖なわりにカラスの行水程度だよね」

リヴァイ「すぐ終わるからな」

ハンジ「私もざっと入る程度で……」

リヴァイ「それだけ汚れを溜めておきながらざっとで済むか」



674: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/28(日) 22:51:52 ID:9UNlr/vc

【宣言】


ハンジ「はぁー、さっぱりさっぱり」ホカホカ

リヴァイ「……お前はちゃんと定期的に風呂に入れ。いきなり襲うこともできねぇ」

ハンジ「いきなり襲おうとするな。あ、そういうの防ぐ為でもあったりしてねー」アハハ

リヴァイ「……」

ハンジ「ん?」

リヴァイ「……そうか、嫌だったのか」

ハンジ「あれれ?」

リヴァイ「俺が無理を強いていたのか……」

675: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/28(日) 22:52:38 ID:9UNlr/vc

ハンジ「い、いやいや冗談だよ? そりゃ、いきなりは困るけども、防ぐ為に入らないワケじゃないよ」

リヴァイ「抱かれたくないんじゃねぇのか?」

ハンジ「そんなわけないでしょうが」

リヴァイ「なら問題ねぇな」グッ

ハンジ「ぬあっ!? コノヤロウ!!」ドサッ

リヴァイ「抱かれたくないワケじゃねぇんだろ?」

ハンジ「そうだけど、いきなり襲われるのはなー」

リヴァイ「なら毎回‘今から押し倒す’と言えばいいのか?」

ハンジ「うわぁ、それは嫌だわー」ケラケラ



676: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/28(日) 22:58:35 ID:9UNlr/vc

【育たない】


リヴァイ「しかし……成長しねぇな」フニッ

ハンジ「っん、成長なんかとっくの昔に止まってるっての」

リヴァイ「……揉んだらでかくなるってのは嘘だな」フニフニ

ハンジ「ぁっ……そりゃ嘘だろうけど、事の最中にしかも揉みしだきながら言われると腹立つな」

リヴァイ「全く育つ気配すらねぇ」フニフニ

ハンジ「っ……今更無理だって。もう、そう思うなら揉むなよ」

リヴァイ「……もっと早くに揉んでりゃよかったな」

ハンジ「あなたと初めて合った時点で成長し終わってるから無駄だよ」

リヴァイ「……」ハァー

ハンジ「腹立つため息しやがって。そんな胸に興奮しやがるくせに」

リヴァイ「悪いか」

ハンジ「……あっさり認められたらどうすりゃいいんだよ」



677: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/28(日) 23:03:19 ID:9UNlr/vc

【気づいた事】


ハンジ「全く、触りまくってるくせにケチつけないでよね」

リヴァイ「ケチつけたワケじゃねぇ。事実への感想だ」

ハンジ「そんな感想いらないよ、興奮するならそれでいいで……しょ……」ハタッ

リヴァイ「?」

ハンジ(……あんまり深く考えてなかったけど、リヴァイって私の身体で興奮するんだよね?)

ハンジ(私ので……)

ハンジ「……っ///」

ハンジ(うっわ、これなんだ!? なんか物凄く照れ臭いっていうか恥ずかしいというか……面映ゆいっ!!///)

ハンジ(だってリヴァイが私で興奮するとか!! とか!!///)

ハンジ(いや、今まで散々それを見てきたけども!!///)ジタバタ

678: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/28(日) 23:03:56 ID:9UNlr/vc

リヴァイ「何いきなり赤くなってじたばたしてやがんだ」

ハンジ「な、なんでも、ないよ」ウゥ…

リヴァイ「そうは見えねぇが?」

ハンジ「……ちょっと恥ずかしい事を思い出したというか気づいたというか」

リヴァイ「あぁ……あるな、そういうこと」

ハンジ「そう、あるよね。それだよ、気にしないで」

リヴァイ「俺が関係してるんだろ?」

ハンジ「な、なんで……」

リヴァイ「やはりな」

ハンジ「ハッ! 嵌められた!!」

リヴァイ「別に嵌めてねぇよ。さっきの事だな? 何を気づいたんだ?」

679: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/28(日) 23:04:35 ID:9UNlr/vc

ハンジ「あ、う、あぁ……///」

リヴァイ「なんだ?」

ハンジ「い、言えない!!」

リヴァイ「ほぅ?」

ハンジ「う」

リヴァイ「いじめられたいらしいな?」

ハンジ「うぅ」

リヴァイ「答えないなら……」

ハンジ「な、何をするつもり!?」

リヴァイ「延々とこしょぐる」コショコショコショコショ

ハンジ「!? うわはははははははは!! やめっあはは!! やめてあははははは!!!」ジタバタ



680: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/28(日) 23:10:02 ID:9UNlr/vc

【恥ずかしい】


ハンジ「はぁーはぁー……」

リヴァイ「で?」

ハンジ「う……」

リヴァイ「……」ワキワキ

ハンジ「その手の動きやめて! それだけでこしょぐったく感じるから!!」ゾワゾワ

リヴァイ「言え」

ハンジ「うぅ……」

リヴァイ「……」ワキワキ

ハンジ「分かった! 言う! 言うからその手やめて!!」

681: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/28(日) 23:10:51 ID:9UNlr/vc

リヴァイ「……」スッ

ハンジ「うー……その……リヴァイがさ」シュルッ

リヴァイ「……何、布団を身体に巻いてんだ」

ハンジ「……私の……身体で興奮するんだなぁーって……改めて思ったら……///」フイッ

リヴァイ「……」

ハンジ「なんか……すっっっごく、恥ずかしくなってきて……あぅぅー///」スッ ←顔を隠した

リヴァイ「……」

ハンジ「あぁ、もう! 言わせないでよ!! クッソ恥ずかしい!! お陰で……」ボフンッ ←うつ伏せ

リヴァイ「……」

ハンジ「今、リヴァイに身体見せられないし、顔も見れないじゃないか……///」ウー

682: ◆uSEt4QqJNo 2014/09/28(日) 23:11:33 ID:9UNlr/vc

――グイッ

ハンジ「!?」ゴロンッ

リヴァイ「今、見たくなった」グッ…

ハンジ「ぎゃあぁー!!/// 馬鹿ー!! やめろぉぉ!! 布団剥がさないでぇ!!」ギュー!!

リヴァイ「無理な話だ」

ハンジ「本気でやだってのー!!///」ギュー

リヴァイ「お前は」

ハンジ「はい?」ギュー

リヴァイ「身体だけで俺を興奮させてるワケじゃねぇからな」

ハンジ「???」



688: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/01(水) 22:33:28 ID:w/.ltUyc

【遊んでみる】


ハンジ「うぅぅ……じっくり見られた。いつも以上に見られた///」

リヴァイ「ふむ」←大満足

ハンジ「変態。変態リヴァイ。変態変態変態変態変態」

リヴァイ「うるせぇな」

ハンジ「嫌だって言ったのに」ムスッ

リヴァイ「あれは見ろと言ってるようなもんじゃねぇか」

ハンジ「一言もそんな事言ってねぇ!」

リヴァイ「見ている間ずっと真っ赤だったな」

ハンジ「当たり前だろ! バーカ!!」

689: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/01(水) 22:33:59 ID:w/.ltUyc

リヴァイ「だが」

ハンジ「!!」ハッ!

リヴァイ「見ているだけなのに濡\わぁぁあぁぁ!!/」

ハンジ「あぁぁ!! ふざけんなバカリヴァイ!!///」

リヴァイ「……いつも以上に反応がよかったな、とくに舐\ぎゃあぁぁぁ!!/」

ハンジ「ぁあぁぁ!! バーカバーカバカリヴァイ!!///」

リヴァイ「それだけじゃねぇ。入れた\いやぁぁあぁぁ!!!/」

ハンジ「あぁぁ!! もぉぉおぉぉ!! いい加減にしろよ!!///」

リヴァイ「……くっ」

ハンジ「!! この……! 遊ぶな、変態リヴァイ!!」ベシッ!!



690: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/01(水) 22:38:28 ID:w/.ltUyc

【虚しい】


ハンジ「……リヴァイ」

リヴァイ「なんだ?」

ハンジ「ふんぬ!」ムニッ

リヴァイ「……」

ハンジ「谷間!」ギュー

リヴァイ「……虚しくねぇか?」

ハンジ「わりと」

リヴァイ「さっきまで見られるのが恥ずかしいとか言ってやがったくせに」

ハンジ「今、服着てるし。さっきのでちょっと振り切れた。
何より遠回しに小さい小さい言うからせめて谷間見せてやろうと思っただけだよ」

リヴァイ「剥いてやるからもう一回やれ」

ハンジ「お断りだ」



691: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/01(水) 22:43:38 ID:w/.ltUyc

【香りの記憶】


ハンジ「この季節、お散歩するにはいい気候だよね」

リヴァイ「そうだな」

ハンジ「あ」

リヴァイ「なんだ?」

ハンジ「なんかいい香りがするなと思ったら金木犀だ」

リヴァイ「キンモクセイ?」

ハンジ「ほら、あのオレンジのやつ」

692: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/01(水) 22:44:09 ID:w/.ltUyc

リヴァイ「すげぇ匂いだな。結構離れてるのにここまで香ってきやがる」

ハンジ「香水や芳香剤に使われるんだよ」

リヴァイ「ふむ……匂いに覚えがあるが……あぁ」

ハンジ「何?」

リヴァイ「よくトイレの近場に植えてある」

ハンジ「やめてよ」

リヴァイ「思い出した今、トイレしか浮かばねぇ」

ハンジ「そう言われたらそうとしか思えなくなるでしょうが! せっかくいい香りなのに!」



693: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/01(水) 22:51:11 ID:w/.ltUyc

【恩を仇で】


ガタガタ……

リヴァイ「お前箱に頭突っ込んで何してんだ」

ハンジ「んー、いやね、この辺りで見かけた気がするんだよね。昔の資料」ガサゴソ

リヴァイ「どんなやつだ?」

ハンジ「赤い表紙の古ぼけたちょっと分厚い本なんだけどね」ガタガタ

リヴァイ「……これじゃねぇか?」ヒョイッ

ハンジ「それだ! どこにあった!?」

リヴァイ「本棚の奥だ」

ハンジ「そんな所に!! リヴァイありがとう!!」ガバッ…

694: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/01(水) 22:51:58 ID:w/.ltUyc

リヴァイ「……」ヒョイッ

ハンジ「ちょっと、なに感謝の抱擁避けてんだ」

リヴァイ「なにじゃねぇよ。自分の状態をよく見やがれ」

ハンジ「えー?」

リヴァイ「埃まみれじゃねぇか。近づくな」

ハンジ「……酷いなぁ。愛しの君になんて事をー(棒)」ジリッ

リヴァイ「何が愛しだ。来るんじゃねぇ」

ハンジ「ふふふ」ジリジリ…

リヴァイ「テメェ……」ジリッ

ハンジ「ふはははははは!!」ダッ!

リヴァイ「クソがっ!」ダッ!



695: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/01(水) 22:58:29 ID:w/.ltUyc

【赤と緑】


ハンジ「や、リヴァイ、来たよ」スッ

リヴァイ「……酒か」

ハンジ「ちょびっとだけね。今日は十三夜だし」

リヴァイ「あぁ……」

ハンジ「豆名月、栗名月なんていう別名もあるんだ。というわけで」スッ

リヴァイ「……栗、はいい。豆は何故グリンピースまみれにした」

ハンジ「緑が見たくて」

リヴァイ「俺は人参色が見てぇな。持ってきやがれ」

ハンジ「人参関係ないから」



699: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/04(土) 22:25:24 ID:y1o7JdAU

【試しに】


*月*

ハンジ「綺麗だねー」

リヴァイ「そうだな」

ハンジ「……」ジー

リヴァイ「……なんだ?」

ハンジ「んー?」

リヴァイ「もう言わねぇからな」

ハンジ「ちぇー。せっかく月が綺麗なのにー」

リヴァイ「そう何度も言うものでもねぇだろ。それより酒寄越せ」

ハンジ「そうだね……。はい」

リヴァイ「……」ズズズズ

ハンジ「……」

700: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/04(土) 22:25:57 ID:y1o7JdAU

ハンジ(……あれさえ言わないくらいなんだから普通に‘愛してる’なんて言わないだろうなぁ)

ハンジ(いいんだけど、でも一回くらい聞いてみたいな……)

ハンジ(いやまぁ、エイプリルフールの時に言った事あるけどさ。でもあれ関係する前だし嘘だし)

ハンジ(……もう絶対言わないだろうなぁ)

ハンジ「……」

リヴァイ「……」コトッ

ハンジ「……リヴァイ、今から言う言葉真似してみ」

リヴァイ「はぁ?」

ハンジ「いいから。まずは‘あ’」

リヴァイ「……あ」

ハンジ「い」

リヴァイ「い」

ハンジ「次がし」

リヴァイ「し」

701: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/04(土) 22:26:29 ID:y1o7JdAU

ハンジ「て」

リヴァイ「……て」

ハンジ「る」

リヴァイ「……る」

ハンジ「はい、今言った言葉繋げてみて!」

リヴァイ「誰が言うか」

ハンジ「なんだよー、いいじゃーん」

リヴァイ「よくねぇ」

ハンジ「まぁねぇ、絶対言わないだろうとは思ってたけど」

リヴァイ「じゃあ、何故やったんだ」

ハンジ「あわよくばと」

リヴァイ「馬鹿か」

ハンジ「馬鹿じゃないっての」



702: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/04(土) 22:31:18 ID:y1o7JdAU

【怪しい人】


ハンジ「……」ペラッ

リヴァイ「何読んでんだ?」

ハンジ「ミステリー」

リヴァイ「推理小説か」

ハンジ「怪奇の方かな」

リヴァイ「それもミステリーか」

ハンジ「まあねー」

リヴァイ「怪奇なんざいつも壁外で見てんじゃねぇか」

ハンジ「あれらは“かわいい”じゃないかぁー」ムフー!

リヴァイ「……」

ハンジ「見ているだけできゅんきゅんくるよ」ウフフ

リヴァイ「お前の存在が最大のミステリーだろ」



703: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/04(土) 22:38:45 ID:y1o7JdAU

【特殊能力】


リヴァイ「……ん?」

リヴァイ「あの本どこいった……」

リヴァイ「……」

リヴァイ「ねぇな……もしかして」


――――――――――――


――ハンジ自室――


リヴァイ「おい」

ハンジ「おや、リヴァイ。何?」

704: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/04(土) 22:39:14 ID:y1o7JdAU

リヴァイ「お前、俺の部屋から本くすねただろ」

ハンジ「人聞き悪いなぁ。ちょっと借りただけだよ」

リヴァイ「読んだら戻せ」

ハンジ「ついうっかり忘れてて。そこにあるよ」

リヴァイ「……もう軽く埃が積もっているんだが」

ハンジ「それ借りたのいつだったっけ?」

リヴァイ「お前が勝手に持っていきやがったから知らねぇな」

ハンジ「うーん、この積もり具合は4日とみた!」

リヴァイ「埃の積もった量で分かるのか」

ハンジ「なんとなく」



705: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/04(土) 22:43:23 ID:y1o7JdAU

【盗んだ物】


リヴァイ「積もった埃で置いてあった日数が分かるなんざ無駄な能力だな」

ハンジ「今役に立ったじゃないか」

リヴァイ「ああ、盗んだ証拠にしていいのか」

ハンジ「何故人を盗人扱いしたがるんだよ」

リヴァイ「勝手に持っていくのはこれが初めてじゃねぇだろ」

ハンジ「そうだっけ?」

リヴァイ「ペンやらインクやら細々した物をくすねていきやがるだろうが」

706: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/04(土) 22:44:00 ID:y1o7JdAU

ハンジ「いや、書類書いてたら資料が必要で自室に戻る事あるじゃん? そん時つい持っていっちゃって」

リヴァイ「お前の分置いとけ。出なきゃ鍵返せ」

ハンジ「誰が返すか。それに物は盗んだワケじゃないよ。借りただけだよ。
私が盗んだのはリヴァイの気持ちだけだからね」ドヤッ

リヴァイ「盗ませた覚えはねぇ」

ハンジ「えぇー? くれたじゃんよー」

リヴァイ「だから盗んでねぇだろ。やったんだからな」

ハンジ「……そうか」フム



707: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/04(土) 22:49:12 ID:y1o7JdAU

【でなきゃとぼけ?】


ハンジ「気持ち渡されてたのか。ということはやっぱり今、私はリヴァイの気持ちを持っているんだね」

リヴァイ「受け取ってねぇのか」

ハンジ「受け取ってる受け取ってる。大事にしてる」

リヴァイ「ならいいだろ」

ハンジ「リヴァイはちゃんと受け取ってるのかな?」

リヴァイ「受け取ってなきゃ一緒にいねぇ」

708: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/04(土) 22:49:58 ID:y1o7JdAU

ハンジ「そりゃそうか。受け取ってどうしたの? 食べたの? 消化したの?」

リヴァイ「消化不良起こしてたまに胸焼けがする」

ハンジ「失礼な」

リヴァイ「お前が次々押し込むからだ」

ハンジ「リヴァイだって突然全力でぶち込むくせに。いきなりすぎてびっくりすることもしばしばだよ」

リヴァイ「……覚えがねぇんだが」

ハンジ「まさかの無自覚? それとも本気で忘れてんの?」



712: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/05(日) 22:32:47 ID:xdpGFYu.

【木の上】


モブリット「ハンジさん、気をつけて!」


ハンジ「大丈夫大丈夫。ほら、おいでー、怖くないよー」

仔猫「にゃぁ」プルプル


ニファ「なんで仔猫って木の上に登って降りられなくなるんだろうね」

ケイジ「さぁなぁ。仔猫同士で競いあったり、つい挑戦してみたくなるのかもしれんな」

ゴーグル「虫か何か追いかけてたってのもあるかもな」


ハンジ「ほぉーら、怖くないよー」ジリジリ

仔猫「にゃぁ……」プルプル

713: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/05(日) 22:33:25 ID:xdpGFYu.


リヴァイ「何してんだ?」

ニファ「リヴァイ兵長!」

モブリット「あ、仔猫が木から降りられなくなってたのをハンジ分隊長が助けにいっているんです」

リヴァイ「……いきなり登っていったんだな?」

モブリット「あっという間でした」

リヴァイ「だろうな」


ハンジ「よーしよーし」ナデ…

仔猫「にゃぅ……」ゴロゴロ

ハンジ「よっしゃ! 捕まえた!」ガシッ

――バキッ!!

ハンジ「!?」

714: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/05(日) 22:33:55 ID:xdpGFYu.


ハンジ班「「「「ハンジ分隊長!!」」」」

リヴァイ「……チッ」ザッ!


――ドサッ!!


モブリット「!? 大丈夫ですか!?」

ハンジ「いた……くないな、そんなに」

リヴァイ「……早くどけ」

ハンジ「うおっ!? リヴァイが下敷きに!!」サッ!

仔猫「にゃぁ!」ダッ!

ハンジ「あ!」

715: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/05(日) 22:34:31 ID:xdpGFYu.

リヴァイ「……薄情な猫だな」

ハンジ「随分怯えていたからね。それより、リヴァイ怪我は?」

リヴァイ「別に……っ」ズキッ

ハンジ「リヴァイ?」

ケイジ「腕、痛むんですか!?」

ニファ「早く、医務室に!!」

ハンジ「……私が連れて行くよ」

ゴーグル「ハンジ分隊長……」

ハンジ「私の所為だからね。痛がるリヴァイも見れるし」

リヴァイ「クソメガネが」



716: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/05(日) 22:39:10 ID:xdpGFYu.

【優先】


ハンジ「大したことなくて良かったよ」

リヴァイ「ああ」

ハンジ「医者に人より骨が強いから折れなかったとか言われてたけどどういうこと? 骨太?」

リヴァイ「さぁな」

ハンジ「どれどれ」サワサワ

リヴァイ「そこは痛めていない方だが?」

ハンジ「痛めてる所触ったら痛いでしょ」

リヴァイ「あぁ……」

ハンジ「……太さとかよくわからないね」サワサワ

717: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/05(日) 22:40:00 ID:xdpGFYu.

リヴァイ「そうか」

ハンジ「うん、筋肉でわからない……」ナデ…

リヴァイ「……ハンジ?」

ハンジ「……ごめんね」

リヴァイ「事故だ」

ハンジ「それでもだよ。私が怪我した方がよかった」

リヴァイ「おい……」

ハンジ「間違ってない」

リヴァイ「……」

ハンジ「壁外へ行くのに私よりあなたがいた方が帰還する兵は多いだろ?
それならばあなたに怪我がないに越したことはない」

718: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/05(日) 22:40:59 ID:xdpGFYu.

リヴァイ「……」

ハンジ「幸い軽く痛めた程度だったからよかったものの……」

リヴァイ「俺が動いた先にお前が落ちてきただけだ」

ハンジ「助けてくれたんじゃん……」

リヴァイ「……助けてやったのにそんな顔されんのは嫌な気分だな」

ハンジ「ごめん……ありがとう。お蔭で助かったよ」

リヴァイ「それでいい」

ハンジ「本当、骨太なリヴァイに感謝だよ」サワサワ

リヴァイ「腕を撫で回すんじゃねぇ」



719: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/05(日) 22:45:13 ID:xdpGFYu.

【巻く】


ハンジ「……」シュルシュル

リヴァイ「ん……」ゴソッ

ハンジ「あ、リヴァイおはよ」シュルシュル

リヴァイ「……何してんだ?」

ハンジ「んーこれね、サラシっての。立体起動の時胸が邪魔にならないように巻くんだって。試しに巻いてみてるんだ」

リヴァイ「……そりゃある奴の話だろ。お前それ以上ぺったんにしてどうするんだ」

ハンジ「ほぅ? 喧嘩売ったね? 買うよ? ハンジさん買っちゃうよ?」

720: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/05(日) 22:45:59 ID:xdpGFYu.

リヴァイ「事実だろうが」

ハンジ「はっ、そのぺったんな胸に興奮するヤツに言われたくないね」

リヴァイ「……」

ハンジ「ふひゃひゃひゃ! 私の勝ちー!」

リヴァイ「ああ、そうだな、興奮するな。そんな俺に見せつけやがったんだ。なら、」グッ

ハンジ「ん?」ドサッ

リヴァイ「ちゃんと処理してくれるんだろうな?」

ハンジ「……やべっ、スイッチ入れちゃった」



721: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/05(日) 22:50:08 ID:xdpGFYu.

【食べたい】


リヴァイ「ハンジ」

ハンジ「何?」

リヴァイ「今日は“おもちの日”らしい」

ハンジ「へー」

リヴァイ「……」

ハンジ「……」

722: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/05(日) 22:50:36 ID:xdpGFYu.

リヴァイ「……」

ハンジ「……え? 何? 食べたいの?」

リヴァイ「……」

ハンジ「あ、うん。分かったよ。用意するよ」

リヴァイ「分かった」スタスタ

ハンジ「……」

ハンジ「餅、どんだけ好きなんだよ」



723: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/05(日) 22:55:14 ID:xdpGFYu.

【流れ星の行く先】


ハンジ「おー、見てリヴァイ。星綺麗だね」

リヴァイ「……ああ、そうだな」

ハンジ「……死んだら星になるとか言うよね……あのどれかは知り合いなんだろうか」

リヴァイ「……」

☆ミキラッ+

ハンジ「あ、流れ星」

724: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/05(日) 22:55:50 ID:xdpGFYu.

リヴァイ「星が死んだ奴なら流れ星はなんだ」

ハンジ「んー……生まれてくるんじゃない?」

リヴァイ「死んだ奴がか?」

ハンジ「別の人に生まれてきたりするんじゃない?」

リヴァイ「……」

ハンジ「無事に生まれるといいね」

リヴァイ「……そうだな」



730: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/06(月) 22:11:09 ID:klkY9kmM

【雪崩】


モブリット「そろそろ研究室の資料も片付けないと危ないな」

ケイジ「そうだな。倒れそうなくらい積まれてるな」

ゴーグル「ハンジ分隊長が埋もれる前に片付けるか」

ニファ「ハンジ分隊長、ちょっと片付けますよ」

ハンジ「あ、待って、これだけは終わらせないといけないんだ」カリカリ

モブリット「でも結構限界きてますよ」

ハンジ「なんとか誤魔化して」カリカリ

ケイジ「また無茶な」

ハンジ「あ」ガタッ

ゴーグル「どうしました?」

731: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/06(月) 22:11:46 ID:klkY9kmM

ハンジ「そこの資料が必要で――」

――ガッ

ハンジ「!?」

ハンジ班「「「「あっ!!」」」」

ドドドドドドッサーン!!

ハンジ班「「「「あー……」」」」

ハンジ「……いってぇ……なんか踏んだ……あ」スッ

ハンジ(口紅? そういやいつの間にか無くなってたけど何故こんな所に……?)ハテ?

モブリット「ハンジ分隊長、大丈夫ですか?」

ハンジ「あ、ああ、私は大丈夫だけど……」サッ

ケイジ「げんなりする程の光景が眼前に広がっている」ゲンナリ

ゴーグル「あぁ……今からこれをかたづけるのか……」

732: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/06(月) 22:12:36 ID:klkY9kmM

ニファ「が、頑張ろうよ……」

ハンジ「す、すまないね。先に片付けよう」

モブリット「その書類、今日までですよね? ハンジ分隊長は別の場所でそれを処理しておいてください」

ハンジ「いや、だけど私の所為だし」

ケイジ「いいですよ、事故みたいなもんです。そうじゃなくても倒れかけてましたから」

ゴーグル「それが終わる頃までに片付けられるよう頑張りますよ」

ニファ「任せてください!」

ハンジ「そ、そう?」

モブリット「はい、資料です。書類が滞ると後々大変ですから。処理をお願い致します」

ハンジ「……分かったよ。じゃあ、悪いけどお願いね」

ハンジ班「「「「はい!!」」」」



733: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/06(月) 22:17:45 ID:klkY9kmM

【移動】


――リヴァイ執務室――


ハンジ「リヴァイ、ちょっとここで仕事していい?」

リヴァイ「部屋が魔境と化したか?」

ハンジ「部屋は元から。研究室で資料や本の雪崩が起きてね。
今みんなが片付けてくれてるんだけど、これ早く処理しなきゃいけないやつでさ」

リヴァイ「普段から片付けておけばいいものを」

734: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/06(月) 22:18:25 ID:klkY9kmM

ハンジ「今言っても仕方ない。リヴァイ、今日暇でしょ? 机貸して」

リヴァイ「ああ。勝手に使え」ガタッ

ハンジ「ありがとう、ついでにリヴァイの書類片付けといてあげる」ガタッ

リヴァイ「自分のだけにしとけ」

ハンジ「リヴァイの書類ならすぐ終わるから。リヴァイはソファで寛いでて」

リヴァイ「……分かった」ポフッ

ハンジ「……」カリカリ

リヴァイ「……」ジッ



735: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/06(月) 22:23:14 ID:klkY9kmM

【寝顔】


ハンジ「ふぅ、終わった。リヴァイ……」

リヴァイ「」スゥスゥ

ハンジ「ありゃ」

リヴァイ「」スゥスゥ

ハンジ「座ったまま寝るなんて器用だな。疲れてるのかな?」クスッ

リヴァイ「」スゥスゥ

ハンジ「……」ジッ

リヴァイ「」スゥスゥ

ハンジ(これも甘えなんだよね……)

736: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/06(月) 22:23:58 ID:klkY9kmM

リヴァイ「」スゥスゥ

ハンジ「……」チョイッ

リヴァイ「む……うーん……」…スゥスゥ

ハンジ「……」

リヴァイ「」スゥスゥ

ハンジ(……目付き悪くてクソクソ言ってるおっさんなのに)

リヴァイ「」スゥスゥ

ハンジ(なんでこんなに……)

リヴァイ「うーん……」スゥスゥ

ハンジ(こんなに可愛く感じなきゃいけないんだっ)プルプル

リヴァイ「」スゥスゥ



737: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/06(月) 22:28:27 ID:klkY9kmM

【塗ってみる】


リヴァイ「」スゥスゥ

ハンジ「……」

ハンジ(リヴァイ、本当によく寝てるなぁ。普段は気配に敏感なのにね)

リヴァイ「」スゥスゥ

ハンジ「……」

ハンジ(……ちょっとくらいイタズラしちゃってもいいよね)

ハンジ(さっきの口紅がここに……)ゴソゴソ

ハンジ(あった)キランッ+

リヴァイ「」スゥスゥ

ハンジ(そーっとそーっと……)ソッ…

738: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/06(月) 22:29:12 ID:klkY9kmM

リヴァイ「うーん……」

ハンジ「!!」ビクッ

リヴァイ「」スゥスゥ

ハンジ「……」フゥー

ハンジ(……直接塗るよりこうした方がいいかな?)ヌリヌリ

ハンジ「……」スッ


ハンジ「――――」
リヴァイ「」スゥスゥ


ハンジ「……」スッ

リヴァイ「」スゥスゥ

ハンジ(うはは、うまくいった。口紅リヴァイ)ブフッ

リヴァイ「」スゥスゥ



739: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/06(月) 22:34:47 ID:klkY9kmM

【さすがにこれは……】


ハンジ(さて、私の口紅は拭っておこう)ゴシゴシ

ハンジ(鏡見て驚けー)ブフフッ

リヴァイ「」スゥスゥ

ハンジ(ん? ちょっとはみ出てるかなー)チョイチョイ

リヴァイ「……ん?」ピクッ

ハンジ「あ」

リヴァイ「何してんだ……」

ハンジ「ちょっとゴミがついてたから」

740: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/06(月) 22:35:33 ID:klkY9kmM

リヴァイ「あぁ……」

ハンジ(ぶふっ、気づいてない)

ハンジ(でもさすがに人が来る前に気づいてもらわないとな。鏡前にでも誘導するか)

ハンジ「リヴァ――」


――コンコン


リヴァイ「ん? 誰だ」


グンタ『グンタです。書類をお持ちしました』


リヴァイ「ああ、今開ける」スタスタ

ハンジ「!?」

ハンジ「リヴァイちょっと待っ――!」

741: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/06(月) 22:36:33 ID:klkY9kmM

ガチャッ

グンタ「リヴァイ兵長、こちらを――――!?」ビクッ

リヴァイ「ああ、これか」

グンタ「!??」

ハンジ「あ、あぁ、ああぁぁ……」

グンタ「ハンジ、分、隊長……?」

ハンジ「グ、グンタ……い、いやあのね、それはね、寝てたからね、私がね、ついね」

グンタ「大丈夫、です。理解、しました……ですが……死にたいんですか?」

ハンジ「今、ちょっと……覚悟してる」ブルブル

リヴァイ「?」



758: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/08(水) 22:25:23 ID:wHh0ZWi.

【協力者】


ハンジ「はぁ……」

ミケ「どうした? でかいため息ついて」

ハンジ「リヴァイと絶賛喧嘩中」ハァー

ミケ「また何をしたんだ」

ハンジ「……私がイタズラした」

ミケ「お前のイタズラはいつもの事だろ」

ハンジ「いやぁ、今回はマズイねぇ。部下に見られちゃったし」

759: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/08(水) 22:25:49 ID:wHh0ZWi.

ミケ「どんなイタズラしたんだ」

ハンジ「……寝てるリヴァイに口紅塗ってみた」

ミケ「ぶふっ」

ハンジ「部下に見られなきゃここまで怒らなかったと思うんだけど、タイミング悪くね」フゥ

ミケ「謝るしかないだろ」

ハンジ「それがさー、近づく事さえできないんだよ。ミケ、どうにかできない?」

ミケ「そこまで怒っているなら俺では無理だな。エルヴィンに頼んでみたらどうだ?」

ハンジ「エルヴィンかー。頼んでみるかなぁ」



760: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/08(水) 22:30:05 ID:wHh0ZWi.

【様子を見に】


ハンジ「――てなワケでさ」

エルヴィン「成る程」

ハンジ「どうにかなんないかなぁ?」

エルヴィン「二人で話すのは難しいのか?」

ハンジ「うん、アイツ逃げるの上手いんだよね。まさにけんもほろろ」

エルヴィン「ふむ……とはいえ、全く姿を見ないワケではないんだな?」

ハンジ「まぁね。どうにか話ができないかなぁ?」

エルヴィン「……とりあえずリヴァイを探すか」

ハンジ「? うん」



761: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/08(水) 22:35:10 ID:wHh0ZWi.

【見せつける】


リヴァイ「……」スタスタ

ハンジ「いた」

エルヴィン「声を掛けてみてもらえるか?」

ハンジ「うん……」スタスタ

リヴァイ「!」

ハンジ「……えと、リヴァイ?」

リヴァイ「……」スタスタ

ハンジ「わぁ、見事な無視」

エルヴィン「成る程、大人げないな」

ハンジ「あはは……」

762: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/08(水) 22:35:43 ID:wHh0ZWi.

エルヴィン「ふむ……」

ハンジ「ね、話どころじゃないでしょ?」


エルヴィン「ハンジ」スルッ
 ハンジ「うぉっ! 何?」


リヴァイ「!」


エルヴィン「少しあちらで作戦でも立てようか」
 ハンジ「いいけどなんで肩抱くの?」


エルヴィン「まぁまぁ」クスッ
 ハンジ「??」


リヴァイ「……」



763: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/08(水) 22:40:29 ID:wHh0ZWi.

【作戦会議】


ハンジ「で、作戦って?」


エルヴィン「そうだな……」トンッ
 ハンジ「ん?」∥壁


エルヴィン「単純な方法ではあるんだが」
 ハンジ「ちょっと、エルヴィン、近くない?」∥壁


エルヴィン「聞かれては困るからな」ボソッ
 ハンジ「!?///」∥壁


エルヴィン「アイツは耳も良さそうだしな」ヒソヒソ
 ハンジ「エルヴィン、耳そばはちょっと……///」∥壁

764: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/08(水) 22:40:55 ID:wHh0ZWi.


エルヴィン「おや、ハンジは耳が弱いのか」ヒソヒソ
 ハンジ「うー、あまり得意ではないよ」∥壁


エルヴィン「成る程、だが少し耐えてくれ。……リヴァイだが」
 ハンジ「え?」∥壁


エルヴィン「前にも言ったが君の前ならよく寝ているんだろう?」
 ハンジ「うん」∥壁


エルヴィン「あいつは警戒心が強いからな、普段あまりゆっくり寝たりしない」
 ハンジ「……そうだね」∥壁


エルヴィン「つまりはリヴァイにとって君の側は安心できる場所という事だろ?」
 ハンジ「……」∥壁


エルヴィン「そんな所で悪戯をされて少し裏切られたような気になったのかもしれないな」
 ハンジ「……イタズラなんて時々してたよ」∥壁

765: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/08(水) 22:41:19 ID:wHh0ZWi.


エルヴィン「偶然とはいえ部下に見られてしまったからな。頭では理解していると思うが?」
 ハンジ「……」∥壁


エルヴィン「少し意固地になっているだけだ。話せば許してくれるさ」
 ハンジ「それができないから頼んでるのに」∥壁


エルヴィン「まぁ、すぐに話せるさ」クスッ
 ハンジ「エルヴィン?」∥壁


――ガッ!


ハンジ「!?」

エルヴィン「……やぁ、リヴァイ」ニッコリ

リヴァイ「……」グッ

ハンジ「リヴァイ……」



766: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/08(水) 22:45:49 ID:wHh0ZWi.

【大事な話?】


リヴァイ「……テメェ、何してやがる」ギリッ

エルヴィン「リヴァイ、腕は離してもらえないか?

リヴァイ「…………」

エルヴィン「……もう離れているだろう?」

リヴァイ「……」スッ

エルヴィン「ありがとう。何、ハンジとちょっと‘秘密’の話をしていただけだよ」

リヴァイ「ああ?」

エルヴィン「リヴァイはハンジに何か話でもあるのか?」

リヴァイ「……」

エルヴィン「無いなら‘二人で’話を続けさせてもらいたいんだが……」

リヴァイ「ある」

ハンジ「!」

767: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/08(水) 22:46:23 ID:wHh0ZWi.

エルヴィン「そうか? ならリヴァイが優先だ。こちらは仕事の話でもないしな」

リヴァイ「……」

エルヴィン「ハンジはそれでいいか?」

ハンジ「あ、うん……」

エルヴィン「では私の用事は終わりだ。リヴァイから話があるそうだ」

リヴァイ「……」

エルヴィン「リヴァイ」ポンッ

リヴァイ「……」

エルヴィン「わざわざ俺の‘大事な’話を止めたんだ、逃げるなよ」ボソッ

リヴァイ「!」

エルヴィン「じゃあな」スタスタ…

リヴァイ「……」



798: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/11(土) 22:23:37 ID:NNZuz4Bo

【もうそんな事はいい】


ハンジ「えと、リヴァイ……」

リヴァイ「……」

ハンジ「……ごめんね。イタズラした上、部下に見られたとか……」シュンッ

リヴァイ「いや……偶然だったしな。事故みてぇなもんだ。それに幸いグンタだったからな、奴は口が固い」

ハンジ「……だとしても口紅なんかだと関係もバレそうだもんね? 浅はかだったよ、本当にごめん」

リヴァイ「……俺も大人げなかった。すまん」

ハンジ「あはは、じゃあ、仲直りって事でいいかな?」

リヴァイ「ああ……」



799: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/11(土) 22:28:18 ID:NNZuz4Bo

【嵌められた】


ハンジ「はぁ、良かったよ。許してもらえて」

リヴァイ「……エルヴィンは何をしていたんだ?」

ハンジ「あぁ、あれね。びっくりしたよ、耳そばはこしょぐったくて」

リヴァイ「……壁にまで追い詰められやがって……油断し過ぎだろ、馬鹿が」

ハンジ「へ? 油断って何? エルヴィンだよ?」

リヴァイ「エルヴィンだからなんだ」

ハンジ「いや、だって」

800: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/11(土) 22:28:52 ID:NNZuz4Bo

リヴァイ「だってじゃねぇ」

ハンジ「話をしてただけだよ?」

リヴァイ「……なんの話をしてたんだ?」

ハンジ「いやね、リヴァイが近寄らせてもくれないからどうにかできないかって相談してたんだよ」

リヴァイ「……」

ハンジ「そしたらリヴァイの様子を見て、作戦を立てようって事になって」

リヴァイ「……………………」

ハンジ「その作戦をリヴァイに聞かれたらマズイからって、ひそひそ話を……」

リヴァイ「――あの……クソマユゲッ!!」



801: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/11(土) 22:34:40 ID:NNZuz4Bo

【嬉しそうだから】


リヴァイ「あの野郎……」ミケンニシワー

ハンジ「……」

リヴァイ「何が“秘密の話”だ、ふざけやがって」チッ!

ハンジ「…………もしかしてさ」

リヴァイ「ああ?」

ハンジ「……リヴァイ、私とエルヴィンがあの状態でひそひそ話してたのが気にくわなかったんだ?」

リヴァイ「……」

ハンジ「それ、ヤキモチだよね?」

リヴァイ「……違ぇ」

ハンジ「いやいや、ヤキモチでしょ?」

802: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/11(土) 22:35:11 ID:NNZuz4Bo

リヴァイ「違ぇって言ってんだろうが」

ハンジ「そうは思えないけどー?」ニヤニヤ

リヴァイ「黙れ、クソメガネ」

ハンジ「そっかぁー」フフフー

リヴァイ「だから……」

ハンジ「んふふー///」ニコニコ

リヴァイ「……」


ハンジ「へへへー」ギュッ
リヴァイ「……廊下だ」


ハンジ「ちょっとだけ」ギュゥ
リヴァイ「……」




803: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/11(土) 22:41:55 ID:NNZuz4Bo

【イラつく】


ハンジ「でもさすがエルヴィンだね。あっさりリヴァイと話ができたよ」フム

リヴァイ「……」

ハンジ「仲直りできたし、エルヴィン様様だね」

リヴァイ「今」

ハンジ「ん?」

リヴァイ「俺の前であのクソマユゲの話はするな。久々に殺意が湧いた」ミケンニシワシワー

804: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/11(土) 22:42:27 ID:NNZuz4Bo

ハンジ「えぇ? でもエルヴィンのお蔭で仲直りできたのに」

――ダンッ!

ハンジ「!?」∥壁

リヴァイ「……それ以上奴の名を口にするな」

ハンジ「また足くせの悪い……だけどさ」∥壁

リヴァイ「剥くぞ」

ハンジ「……ワカリマシタ」



805: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/11(土) 22:47:54 ID:NNZuz4Bo

【無視も嫌だけど】


ハンジ「だけど本当に良かった」

リヴァイ「あ?」

ハンジ「原因が分かってるとはいえ、無視されるのはツラいからね」ヘヘッ

リヴァイ「……悪かった」

ハンジ「いやいや、悪いのは私だからね」

リヴァイ「今度からは無視はしない」

ハンジ「何するの?」

リヴァイ「会う度に睨み付けて文句を言う」

ハンジ「……どっちがいいかなぁ」



818: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/12(日) 22:25:14 ID:3K.8bc9.

【仕返し】


リヴァイ「おい、クソマユゲ」

エルヴィン「……リヴァイ」

リヴァイ「書類だ」

エルヴィン「ああ」

リヴァイ「用はそれだけだ。じゃあな、クソマユゲ」スタスタ

エルヴィン「……」

ミケ「……酷い言われようだな」スンッ

エルヴィン「うむ、少し怒らせてしまったようだな」

ミケ「何かしたのか?」

エルヴィン「何、大した事ではないよ」

819: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/12(日) 22:25:47 ID:3K.8bc9.

ハンジ「すまないね、エルヴィン」

エルヴィン「やぁ、ハンジ」

ハンジ「なんかへそ曲げちゃったみたいで」

ミケ「ハンジが関係しているのか?」

ハンジ「えーっとね、カクカクシカジカシカクマシカクシカクシメンってワケでさ」

ミケ「……なんだ嫉妬か」

ハンジ「やっぱり嫉妬だよね」フフッ

ミケ「嬉しそうだな」

エルヴィン「俺がいじめにあっているというのに」

ハンジ「いや、それは悪いと思ってるよ? 思ってるけどさぁー」ヘヘー

エルヴィン「……幸せそうで何よりだが……」

820: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/12(日) 22:26:11 ID:3K.8bc9.

リヴァイ「クソマユゲ、もう一枚あった」ペランッ

エルヴィン「いつまでそう呼ばれればいいのだろうか」

リヴァイ「俺の気がすむまでだ」

ハンジ「私はずっと呼ばれてるよ」

エルヴィン「君と俺の間では愛情の差が遥か過ぎるよ」

ミケ「程々にしておけ。嫉妬深い男は嫌われるぞ」

リヴァイ「嫉妬じゃねぇ。俺を嵌めた礼をしているだけだ」

エルヴィン「人聞きが悪いな。俺はただハンジと作戦を練っていただけじゃないか」

リヴァイ「……クソマユゲ」

エルヴィン「今ので丁度50回目だ」

リヴァイ「数えてんじゃねぇ」



821: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/12(日) 22:31:41 ID:3K.8bc9.

【冗談】


エルヴィン「ハンジが君と仲直りがしたいと言うから手伝っただけだというのに」

リヴァイ「やり方が気に入らねぇ」

エルヴィン「君がハンジをあまりに避けるものだから、とにかく近くに来るように仕向けなければと思ってな?」

リヴァイ「……」

エルヴィン「なかなかあっさり成功した」

リヴァイ「クソマユゲが……それで俺が来なかったらどうするつもりだったんだ」

822: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/12(日) 22:32:12 ID:3K.8bc9.

エルヴィン「いや、来ると思っていたからな」

リヴァイ「……クソマユゲ」

エルヴィン「万が一、来なければもっと何かしらハンジにしてたかもな」

ハンジ「な、何かしらって何!?」

エルヴィン「そうだな……いけるところまでだろうか? リヴァイが来なければ」

リヴァイ「お前……」

ハンジ「リヴァイありがとう、すぐ来てくれて本っっ当にありがとう」

エルヴィン「酷いな、ハンジ。まぁ君達が仲良くしていれば何も問題は起きないさ」ニッコリ

ミケ「……意地悪な奴だな」スンッ



823: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/12(日) 22:37:32 ID:3K.8bc9.

【ちょっとだけ羨む】


リヴァイ「……」


――――――――――――


エルヴィン『~~』
 ハンジ『~~』|壁


――――――――――――

824: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/12(日) 22:38:09 ID:3K.8bc9.


リヴァイ「……」

リヴァイ「……もう少しあればな……」

ハンジ「何が?」ヒョイッ

リヴァイ「…………」ジッ

ハンジ「?」

リヴァイ「なんでもねぇ」フイッ

ハンジ「??」



825: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/12(日) 22:43:12 ID:3K.8bc9.

【近眼】


――ハンジ自室――


リヴァイ「おい、ハンジ……」

リヴァイ「!」

*眼鏡*

リヴァイ「机に置きっぱなしか……ということは」

ハンジ「」スピョー

リヴァイ「やはりか。もうすぐ昼だぞ」

ハンジ「」スピョー

リヴァイ「また徹夜でもしたか……」ナデ…

ハンジ「ん……?」

826: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/12(日) 22:43:47 ID:3K.8bc9.

リヴァイ「そろそろ起きろ」

ハンジ「ああ、リヴァイ。眼鏡ないと目の前にいても誰だか分かんないや」

リヴァイ「鍵の掛かっているお前の部屋に入れるのは俺かピッキングに長けた奴だけだろ」

ハンジ「ははっ! 破壊しない限りはね。眼鏡どこやったっけ?」

リヴァイ「ここだ」スッ

ハンジ「ああ、ありがとう……」

リヴァイ「? どうした? 早く掛けろ」

ハンジ「……」スッ

リヴァイ「! おい……」

ハンジ「あはは! 案外似合うじゃないか、眼鏡」

リヴァイ「視界がぐにゃぐにゃだ。気持ち悪ぃ」スッ

ハンジ「度が強いからね。リヴァイ目は良さそうだし」

827: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/12(日) 22:44:27 ID:3K.8bc9.

リヴァイ「お前は悪過ぎだな」


ハンジ「そ、これくらい近寄らないとはっきりとは見えない」ズイッ
リヴァイ「! ……いきなり近づくな」


ハンジ「えー? 何? 照れちゃうの?」ニヒッ
リヴァイ「誘ってんのかお前」


ハンジ「こんなんでも誘いになっちゃうのか。まぁお誘いといえばお誘いだけど?」
リヴァイ「チッ……」グッ


ハンジ「ん……」
リヴァイ「――――」


ハンジ「っ……ふふっ、おはよ」

リヴァイ「……もうすぐ昼だ」



828: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/12(日) 22:49:43 ID:3K.8bc9.

【板】


ハンジ「おわっ!!」ガクッ

リヴァイ「!!」ガッ

ハンジ「おぉ、ありがとう、リヴァイ。シャツ捕まれてるからちょっと首が苦しいけど」ブラーン

リヴァイ「なんでもない所で転ぶな」ヒョイッ

ハンジ「と、なんでもない所じゃないよ、何かに引っ掛かって……あぁ、廊下の板が浮いてる」

リヴァイ「修理しておかねぇと危ねぇな」

ハンジ「そうだね。その間リヴァイがここにいれば安全だね」

リヴァイ「お前がいろ。板になれ。ああ、板だったな」

ハンジ「修理するのはリヴァイって事で申請出しとくね。板が好きだものね?」フッ

リヴァイ「……」

ハンジ「はい、決定ー」カキカキ

リヴァイ「……チッ」



838: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/14(火) 22:31:04 ID:dmHJbuwk

【餌】


リヴァイ「ほら」つウネウネ

ハンジ「うわぁ……」つウネウネ

リヴァイ「早くつけろ」プスッ

ハンジ「釣りはいいんだけどこの餌つけがねぇ」ウネウネ

リヴァイ「気持ち悪ぃか?」

ハンジ「そんなには」プスッ

839: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/14(火) 22:31:33 ID:dmHJbuwk

リヴァイ「……疑似餌ってもんがあるらしいがな」ヒュッ

ハンジ「それ私でも作れるかな?」ヒュッ

リヴァイ「やめとけ」

ハンジ「なんでさ。……!」ピクッ

リヴァイ「……ろくなことにならねぇからだ」

ハンジ「釣れたー!!」バシャッ!

リヴァイ「……」



840: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/14(火) 22:36:16 ID:dmHJbuwk

【疑似餌】


ハンジ「リヴァイ、疑似餌作ったからまた釣り行こうよ」

リヴァイ「……やめろと言った筈だが」

ハンジ「リヴァイのも作ったから行こうぜ」グイグイ

リヴァイ「おい」


―――
――

841: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/14(火) 22:36:54 ID:dmHJbuwk


ハンジ「はい、疑似餌」

リヴァイ「……」

ハンジ「釣れるかなぁー」

リヴァイ「だから作るなと……疑似餌が巨人で魚が釣れるか」

ハンジ「やってみなくちゃ分からないよ!」ヒュッ

リヴァイ「分かるだろ」

ハンジ「釣れた!!」バシャッ

リヴァイ「何故だ」



842: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/14(火) 22:41:21 ID:dmHJbuwk

【会話】


ハンジ「焼き芋、んまいね」モグモグ

リヴァイ「そうだな」ホクホク

ハンジ「焼き芋って女性の方が好きなイメージだな」

リヴァイ「そうなのか?」

ハンジ「食物繊維豊富だからかな。女性って便秘になりやすいっていうし」

リヴァイ「お前も詰まってんのか」

843: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/14(火) 22:42:02 ID:dmHJbuwk

ハンジ「うんにゃ? 快便だけど」

リヴァイ「そうか」モグモグ

ハンジ「うん」モグモグ


ナナバ「……物食べてる時にする話じゃないだろ」

ミケ「聞くな」

エルヴィン「あれが二人のコミュニケーションなんだろう」

ナナバ「もっと何かないの?」



844: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/14(火) 22:47:41 ID:dmHJbuwk

【ねちっこい】


ハンジ「何にしようかー?」

リヴァイ「整髪料でいいんじゃねぇか? 禿げそうなやつ」

ミケ「まだ根に持ってるのか」

ナナバ「しつこい奴だね」

ミケ「しつこい男は嫌われるぞ、リヴァイ」

リヴァイ「うるせぇな」

845: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/14(火) 22:48:20 ID:dmHJbuwk

ナナバ「そうそうねちっこいのはダメだよ」

ハンジ「そうだよ。たまにリヴァイってばねちっ」

――ガッ!

リヴァイ「黙れ、クソメガネ!」

ハンジ「むむー!!」

ミケ「そうか、リヴァイはねちっこいのか」

ナナバ「人類最強、ねちっこいんだ」

リヴァイ「違ぇ!」



846: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/14(火) 22:53:10 ID:dmHJbuwk

【ポジティブ】


ハンジナナバ「「ハッピーバースデイ! エルヴィン」」

エルヴィン「……」ビックリ

ミケ「その様子だとまた忘れていたな?」

リヴァイ「ボケが始まってんじゃねぇのか」

エルヴィン「いや、驚いたよ。ありがとう」

ハンジ「開けてみて」

エルヴィン「ああ」ガサガサ

*整髪料&ブラシ*

エルヴィン「ほぅ」

ナナバ「いつもきちんと纏めてるし、必要だろうってなったんだ」

847: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/14(火) 22:53:48 ID:dmHJbuwk

ミケ「なんだかんだアイデアを出したのはリヴァイだ」

リヴァイ「禿げそうな物を選んでおいた」

エルヴィン「リヴァイありがとう。悪態の奥にある親愛はきちんと受け取っているからな」

リヴァイ「そんなモノは存在しねぇ」

エルヴィン「以前のループタイもリヴァイが率先して選んでくれたと言っていたしな」

リヴァイ「俺じゃねぇ」

エルヴィン「リヴァイは口下手だから上手く相手に伝えられないんだよな」ウンウン

リヴァイ「……」ゲンナリ

ハンジ「リヴァイ、無理無理。エルヴィンには勝てないって」

リヴァイ「……チッ」

エルヴィン「ははっ。ありがとう、みんな」



856: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/16(木) 22:34:21 ID:Slv8lxoM

【痛みに耐える】


リヴァイ「麻酔あるらしいぞ」

ハンジ「いいよいいよ。そのままやっちゃって」

リヴァイ「分かった」プスッ

ハンジ「い゙っ!!」

リヴァイ「……」チクチク

ハンジ「ぬぐぉぉぉ!!」

リヴァイ「……麻酔使うか?」

ハンジ「ぬあぁぁ、今……更いいよ……耐える。早く腕の傷縫っちゃって」プルプル

リヴァイ「……」チクチク

857: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/16(木) 22:35:05 ID:Slv8lxoM

ハンジ「くぅぅぅっ!!」ギリギリ

リヴァイ「……終わった」

ハンジ「くっそいてぇぇー!!」

リヴァイ「だから言ったんだ」

ハンジ「うぅ、麻酔はどうしても耐えられない時に使いたいからさ」

リヴァイ「そんなで帰りは大丈夫なのか?」

ハンジ「大丈夫、動けば多少は気にならなくなるし。それに痛み止めは飲んでおくよ。あ゙ーいてぇ」

リヴァイ「……まぁ」カチャ

ハンジ「ん?」

リヴァイ「大事に至らなくて何よりだな」

ハンジ「……うん、そうだね」フフッ



858: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/16(木) 22:40:14 ID:Slv8lxoM

【つまり一生勝てない】


ハンジ「よっ」ブンッ

リヴァイ「……」ヒョイッ

ハンジ「くっそ! 当たらねぇ!!」

リヴァイ「対人格闘で俺に勝とうなんざ10年早ぇよ」

ハンジ「そうだね、10年経てばさすがのリヴァイも衰えるよね! その時を狙ってやる!」

リヴァイ「その時はお前も衰えてるだろ」

ハンジ「10年程度じゃたいして衰えないよ」

リヴァイ「なら100年早ぇな」

ハンジ「生きてねぇよ」



859: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/16(木) 22:46:17 ID:Slv8lxoM

【格好の場】


――ワイワイ……

リヴァイ「?」

ハンジ「やぁ、リヴァイ」

リヴァイ「なに集まってんだ? しかも女ばかりだな」

ハンジ「女性用の湯槽が壊れてね。公衆浴場に行こうって事になったんだ」

リヴァイ「なるほど」

860: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/16(木) 22:47:12 ID:Slv8lxoM

ハンジ「いっぺんに行くと迷惑だろうから何班かに分けて行くんだ」

ナナバ「ハンジ、行くよ!」

ハンジ「あ、はいはーい。じゃあね、リヴァイ」

リヴァイ「ああ……悪戯するなよ」

ハンジ「さぁて?」ニヤリッ+

スタタタタ……

リヴァイ「……」

リヴァイ(……嫌な予感しかしねぇ)



861: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/16(木) 22:53:03 ID:Slv8lxoM

【何て事しやがった】


ハンジ「ただいま」

リヴァイ「……戻ったか」

ハンジ「うん、銭湯楽しかったよ!」

リヴァイ「何もしなかっただろうな?」

ハンジ「そりゃもう! みんなの胸揉みしだいてやったよ!!」ワキワキ

リヴァイ「……この馬鹿が」ミケンニシワー

ハンジ「こういつもリヴァイに揉まれてるように揉み揉みと」ワキワキ

リヴァイ「!?」

862: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/16(木) 22:53:44 ID:Slv8lxoM

ハンジ「あれ結構難しい。でも最初は思いっきり抵抗されるんだけどだんだんと……」

リヴァイ「お前……それは……」サーlll

ハンジ「?」

リヴァイ「……誰にしたんだ? ナナバか?」

ハンジ「ナナバには振り切られたよ。ペトラとかリーネとかに仕掛けた。ニファは一緒じゃなかったんだ。残念!」

リヴァイ「……」ズキズキ

ハンジ「……リヴァイ頭痛そうだね?」

リヴァイ「頼むから二度としないでくれ」

ハンジ「あれ? 懇願?」



863: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/16(木) 22:58:08 ID:Slv8lxoM

【さすがに……】


リヴァイ「!」

ナナバ「リヴァイ」

リヴァイ「……何か用か?」

ナナバ「ハンジから聞いた? 銭湯での事」

リヴァイ「……ああ」

ナナバ「大変だったんだからね」

リヴァイ「俺に言うな。女湯じゃどうにもできねぇだろ。お前が止めろ」

ナナバ「近づくと餌食になるから無理」

リヴァイ「もしまた行く事があったら、リーネと二人がかりで止めろ」

864: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/16(木) 22:59:10 ID:Slv8lxoM

ナナバ「善処はする。でもリヴァイもお灸据えておいて。一応私も叱ってはいるから」

リヴァイ「俺も頼んではいる」

ナナバ「頼んだのか」

リヴァイ「勘弁してほしい」ミケンニシワー

ナナバ「やっぱり……あいつ自分が揉まれてるように揉んでたの?」

リヴァイ「っ……言ってなかったのか」

ナナバ「まぁね、だけどなんとなくそうだろうとは……道理で随分とみんなが悶えて――」

リヴァイ「やめろ」ズキズキ

ナナバ「あー……なんかご愁傷さま」

リヴァイ「依頼じゃダメだな。二度とできねぇ様にしておくか……」ハァ



867: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/18(土) 22:24:36 ID:EHoog3t2

【お灸】


――リヴァイ自室――


ハンジ「あれ? こんな所に姿見とかあったっけ?」

リヴァイ「ああ……ちょっと借りてきた」

ハンジ「ふぅん? なんか灯りも沢山あるけど」

リヴァイ「気にするな」

ハンジ「気にするなったって」

リヴァイ「ハンジ、来い」

ハンジ「え? もう? 今日は早いね」

リヴァイ「あぁ」グイッ

ハンジ「あれ?」ポスッ

リヴァイ「……」プチプチ…

ハンジ「えっと、リヴァイの前に座ってたら色々難しいんじゃない?」

868: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/18(土) 22:25:25 ID:EHoog3t2

リヴァイ「いいから、ともかく全部脱げ」

ハンジ「へ? まぁいいけど灯り消そうよ」ヌギヌギ

リヴァイ「消さなくていい。前を向け」スルッ

ハンジ「前……」ハッ!?

リヴァイ「……」フニッ

ハンジ「んっ! ま、ままま待って!!」

リヴァイ「動くな」グイッ!ペロッ

ハンジ「ぁっ! 耳……舐めないで」ゾクッ

リヴァイ「しっかり鏡を見てろ」

ハンジ「なっ!? 何考えて……!?」

リヴァイ「……」フニッ

ハンジ「あっ!」ビクッ

リヴァイ「……灸を据えてやる」


〆∬

869: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/18(土) 22:31:02 ID:EHoog3t2

【見てろ】


ハンジ「や、リヴァイ……」ハァ

リヴァイ「よく見ろ」グイッ

ハンジ「やだ……恥ずかしいだろ……っ」

リヴァイ「自分の身体がどんな風に扱われているかちゃんと見ろ」クリッ

ハンジ「あ!」ビクンッ

リヴァイ「跳ねたな」

ハンジ「言わないで……」ハァ…

リヴァイ「まだこんなものじゃ済まねぇからな」

ハンジ「ど、どこまでするつもり?」

リヴァイ「最後までに決まってるだろうが」スッ

ハンジ「!? や! 下まで!?」グッ

870: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/18(土) 22:32:07 ID:EHoog3t2

リヴァイ「閉じるんじゃねぇ、開け」グイッ!

ハンジ「あぁ!? 嫌っ! 丸見えになるじゃないか! やめろよ!!///」

リヴァイ「そうしているんだ」クチュッ

ハンジ「――っ!!」ビクッ!

リヴァイ「……」クチュックチュッ

ハンジ「ぁっ……んっ……あっ……」ビクビクッ

リヴァイ「目は瞑るな。鏡を見ろ」グイッ

ハンジ「や……だぁ……なんで……こんな……ぁっ」

リヴァイ「お前がくだらねぇ悪戯をするからだ」ツプッ

ハンジ「んぁっ!!」ビクンッ!

リヴァイ「二度とできねぇ様にしとく」クチュックチュッ

ハンジ「あぁっ! こ、懇願で終わりじゃなかったの……っ!」

871: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/18(土) 22:33:09 ID:EHoog3t2

リヴァイ「あれじゃ聞かねぇだろ、お前は」グチュッ

ハンジ「あぁぁ……嫌……」ビクッ

リヴァイ「本当に嫌か? これだけ濡らしておきながら」ドロッ…

ハンジ「――っ!!///」

リヴァイ「いつも以上に濡れるのが早いな」グチュッ

ハンジ「あっ!!」ビクンッ

リヴァイ「ほら、見ろ、ハンジ」

ハンジ「ん……ぁ……」チラッ

リヴァイ「いい格好だな」グチュッ

ハンジ「あぁぁ!! も、もう分かったから! もう、いいでしょ!?///」

リヴァイ「……“最後まで”と言っただろ」

ハンジ「……え?」



872: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/18(土) 22:38:23 ID:EHoog3t2

【目に焼きつけろ】


ハンジ「嘘、嘘でしょリヴァイ!?」

リヴァイ「……」ズッ

ハンジ「――っ!」ビクッ

リヴァイ「……俺からだと見辛ぇが……ハンジ、お前には見えてんだろ」ズズッ

ハンジ「あ、あっ……」

リヴァイ「結合部……ちゃんと見てろよっ」ズチュッ!

ハンジ「ぁっ!!」ビクンッ!

リヴァイ「……っ」ズチュッズチュッ

873: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/18(土) 22:39:03 ID:EHoog3t2

ハンジ「う……ひぁっ……い、やぁ……」

リヴァイ「お前……が、どんな風に弄られてるか……目で覚えろ」フニッ

ハンジ「んぁっ! や……ぁっ!!」ビクッ!

リヴァイ「……“最後まで”だからな?」

ハンジ「は……ぁ?」

リヴァイ「……くっ」ズチュッ!

ハンジ「あっ!!」ビクンッ!

リヴァイ「……っ!」ズチュズチュッ

ハンジ「あっ、ぁっ! リヴァイッ! だめっ!!」ビクビクッ

リヴァイ「……お前は記憶力もいい筈だ」ズチュズチュッ

874: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/18(土) 22:39:45 ID:EHoog3t2

ハンジ「んっぁ、え?」

リヴァイ「またあの悪戯をしそうなる度コレを思い出せ」ズチュズチュッ

ハンジ「なっ!? ふ、ぁっ! あ、あぁぁ……!」ピクピクッ

リヴァイ「……イっちまえ」ズチュッ!!

ハンジ「リ……ヴァ……――っあぁぁああ!!」ビクビクンッ!!

リヴァイ「――っ!」ビクンッ!

ハンジ「っ……はぁはぁ……」ピクッ

リヴァイ「……はぁ」

リヴァイ(……これで懲りればいいが……)



875: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/18(土) 22:44:55 ID:EHoog3t2

【なんて事だ】


ハンジ「……///」→

リヴァイ「……」

ハンジ「……///」→

リヴァイ「……おい」

ハンジ「……///」→

リヴァイ「俺はいつまでお前の背中だけ見ていればいい?」

ハンジ「うるさい///」→

リヴァイ「……まぁ、背中からでもヤれねぇ事もねぇけどな」ナデ…

ハンジ「背中撫でるなぁ!!///」バッ

876: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/18(土) 22:45:58 ID:EHoog3t2

リヴァイ「やっとこっち向いたな。お前が悪ぃんだからな」

ハンジ「そ、そりゃやり過ぎたと反省はしてるけど……てか反省してたのに!!」

リヴァイ「なら次行った時は何もしないつもりだったのか?」

ハンジ「……そ、それはー」~>視線

リヴァイ「目が泳いだな」

ハンジ「むむ……みんなの反応が楽しくてさ……」

リヴァイ「……鏡のお前を思い出せ」

ハンジ「――――っ!!!///」

リヴァイ「まだやるつもりか?」

ハンジ「む、むり、です///」

リヴァイ「本当に、二度と! するな」

877: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/18(土) 22:46:46 ID:EHoog3t2

ハンジ「力入ってたね、今の」

リヴァイ「お前がただ触っただけだというならここまでしねぇし力も入らねぇよ」

ハンジ「あー……あぁ、うん、ごめん。なんとなく‘こうだっけ?’とか思って真似しちゃった……」

リヴァイ「……ナナバじゃなくて逆によかったかもな」ハァー

ハンジ「ん?」

リヴァイ「…………知ってる奴だったら、俺がお前をどう扱ってるか知られるって事だろうが」

ハンジ「!?」

リヴァイ「お前は普段は頭が切れるくせに……」

ハンジ「あ、あわわわわわ……」ワタワタ

リヴァイ「今頃か」



878: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/18(土) 22:51:30 ID:EHoog3t2

【償い分】


ハンジ「最っ悪だ」ズーンlll

リヴァイ「俺の方が最悪な気分だ」

ハンジ「いや、さすがにリヴァイのやり方を再現できたとは思えないけどさ」

リヴァイ「やられた奴には分からねぇよ」

ハンジ「ああぁあ! やっちゃった子達には絶対バレないようにしないと!!」ガシガシ

リヴァイ「そうだな、絶対だ」

ハンジ「特にあの二人とは顔合わせ辛いわー」

リヴァイ「俺も合わせ辛い」チッ

ハンジ「ごめん、本っ当にごめん!」

リヴァイ「……」グッ

879: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/18(土) 22:52:32 ID:EHoog3t2

ハンジ「!!」ドサッ

リヴァイ「とりあえず、償い分を貰うか」

ハンジ「えぇぇえぇ!? だってさっき!」

リヴァイ「あれは灸を据えただけだ」

ハンジ「え」

リヴァイ「姿見だが」

ハンジ「へ?」

リヴァイ「この状態でもそこそこ見えるな」チラッ

ハンジ「!?」

リヴァイ「顔だけ横向けてろ」グイッ

ハンジ「償いが重すぎるよ、リヴァイ!!」イヤァァァ!!



882: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/19(日) 22:36:00 ID:C3HG.Pqw

【知られて堪るか!】


ナナバ「ハンジ、ちゃんと反省した?」

ハンジ「はい……反省致しました……」

ナナバ「……暗いね」

ハンジ「リヴァイにこっぴどくヤられました」

ナナバ「あぁ、リヴァイかなりキテたみたいだったからね。そうとう怒られたんだ?」

ハンジ「うん、ありゃマジギレレベルだね。もう二度としない」

ナナバ「へぇ、ハンジがそう思う程なんだ」

ハンジ「うん……」

ナナバ「どんな叱り方したのか知りたいな」

ハンジ「ダメ!! 絶対ダメ!!」

ナナバ「そ、そんなに怖かったの……?」ゴクリッ



883: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/19(日) 22:41:13 ID:C3HG.Pqw

【度々思い出す】


窓∥ハンジ「あ、リヴァイだ」


リヴァイ「~~」


窓∥ハンジ「……」


――――――――――――


――リヴァイ『目は瞑るな。鏡を見ろ』


――――――――――――


ハンジ「――っ///」

ハンジ「……」ガシガシ

ハンジ「はぁ……」スタスタ



884: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/19(日) 23:03:22 ID:C3HG.Pqw

【悪戯しないなら】


リヴァイ「ハンジ」

ハンジ「あ、や、やぁリヴァイ」ドギマギ

リヴァイ「? これなんだが」ペランッ

ハンジ「ああ、それは……」


――――――――――――


――リヴァイ『お前……が、どんな風に弄られてるか……目で覚えろ』


――――――――――――


ハンジ「――――っ」ササッ

リヴァイ「……おい、今なんで距離を取った?」

885: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/19(日) 23:04:05 ID:C3HG.Pqw

ハンジ「いや、ちょっと近いかなってさ」

リヴァイ「あ?」

ハンジ「ほ、ほら、知られちゃいけないからね?」

リヴァイ「……もうしねぇから安心しろ」

ハンジ「へ?」

リヴァイ「鏡だろ?」

ハンジ「!」ビクッ

リヴァイ「お前があんな悪戯はもうしないと言うなら忘れていい」

ハンジ「そ、そんな事言われたって忘れられるかぁー!///」

リヴァイ「……それもそうか。だが」

ハンジ「何?」

886: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/19(日) 23:04:43 ID:C3HG.Pqw

リヴァイ「逃げ回ったりはするなよ」

ハンジ「……逃げたらどうなるの?」

リヴァイ「さぁ?」フッ

ハンジ「いやぁぁ!! 意地悪な顔したぁぁ!! リヴァイの変態野郎ー!!」

リヴァイ「廊下で滅多な事口走るんじゃねぇ。いいから書類の説明しろ。でなきゃまた鏡用意するか?」

ハンジ「説明させて頂きます!」

リヴァイ「……もうしねぇと言ってるだろ」

ハンジ「うん……分かったよ」

リヴァイ「………………多分な」ボソッ

ハンジ「おい」



887: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/19(日) 23:07:07 ID:C3HG.Pqw

【殺す気か】


ハンジ「リヴァイ、キノコ食べる?」ドッサリ
リヴァイ「こんなにどうした」

ハンジ「採ってきた」

リヴァイ「……どこからだ。お前の部屋からか?」

ハンジ「そんなワケないでしょうが。練兵場として使われてる森だよ」

リヴァイ「毒キノコの種類は知ってるんだろうな?」

ハンジ「多分ね!」

リヴァイ「……まず選別からだな」



888: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/19(日) 23:10:23 ID:C3HG.Pqw

【助け返し】


リヴァイ「――チッ」ギュイィィ

巨人「あー」ガバァッ

調査兵「うわぁぁ!!」

――ギュルルッ、ザシュッ!!

調査兵「リ、リヴァイ兵長……」ホッ

リヴァイ「……」ギュイィィ

――ズシンッ!

リヴァイ「!!」

調査兵「リヴァイ兵長、後ろに――!!」

889: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/19(日) 23:11:05 ID:C3HG.Pqw

リヴァイ「……」

ハンジ「うりゃあぁぁぁ!!」ギュイィィ

――ザシュッ!!

リヴァイ「……」キュイィ、スタッ

ハンジ「や、危なかったね」スタッ

リヴァイ「助かった」

ハンジ「いやいや、いつも助けられてるからね。それに私が殺らなくても大丈夫だったんじゃない?」

リヴァイ「いや、危なかった」

ハンジ「そう? じゃあ、私役に立ったね」フフッ

リヴァイ「……そうだな」



892: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/22(水) 22:22:34 ID:YQJLMElo

【ずんぐり】


リヴァイ「何をしているんだ?」

ハンジ「あ、これね、リヴァイくまの服」チクチク

リヴァイ「あ?」

ハンジ「暫く猫スーツ着せてたから衣替えしようかと思って。できた」

リヴァイ「……」

ハンジ「兵服冬バージョン!!」

リヴァイ「……」

ハンジ「ひらひら(スカーフ)付き!!」ピランッ

リヴァイ「お前それ俺のだろ」

ハンジ「沢山あったから一枚くらいいいかなって」

893: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/22(水) 22:23:05 ID:YQJLMElo

リヴァイ「よくねぇ」

ハンジ「……ひとつくらい本物付けたっていいじゃん」

リヴァイ「……」

ハンジ「やっぱりダメ? なんなら新しいの買って返すよ?」

リヴァイ「…………好きにしろ」

ハンジ「やったー!! じゃ早速ー」シュルシュル

リヴァイ「……」

ハンジ「よっしゃ、これでリヴァイだ」

リヴァイ「だから俺はずんぐりむっくりはしてねぇ」

ハンジ「未来のリヴァイ」

リヴァイ「こうはならねぇよ」



894: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/22(水) 22:28:20 ID:YQJLMElo

【思った以上に】


ハンジ「風邪が流行ってるらしいよ」

リヴァイ「そりゃ気をつけねぇとな」

ハンジ「寒くなってきたからね」

リヴァイ「手洗いうがいも大事だ」

ハンジ「あー、忘れがちだよね。外から帰ってきてすぐ机に向かっちゃったりするし」

リヴァイ「お前は特に注意しろ。ただでさえ不衛生なんだからな」

ハンジ「へーへー」

リヴァイ「……お前そういやさっき外にいただろ」

ハンジ「うん」

リヴァイ「手洗いはしたのか? うがいは?」

895: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/22(水) 22:29:08 ID:YQJLMElo

ハンジ「多分したんじゃないかな」

リヴァイ「してねぇな? 来い」グイッ

ハンジ「おわっ!?」

リヴァイ「お前、手ぇ汚れてんじゃねぇか」バシャッ

ハンジ「ちょっとその辺で拭いときゃいいくらいだから」

リヴァイ「よくねぇ。きっちり洗え」バシャバシャ

ハンジ「あははは! 人に手ぇ洗われるのってなんか変! あははは!」

リヴァイ「笑うな」ゴシゴシ…スルッ

ハンジ「!」

リヴァイ「この状態で平気なのが分からねぇ」ヌルヌル

ハンジ「えっ……と……」

リヴァイ「普段もちゃんと洗ってねぇだろ」グチュグチュ

896: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/22(水) 22:29:48 ID:YQJLMElo

ハンジ「リヴァイ……その……指絡ませるのやめない?」

リヴァイ「ああ? 指の間洗ってんだろうが」ヌルヌル

ハンジ「あ、いや、そうなんだけど……なんかちょっと……///」

リヴァイ「あ? ……!」ハタッ ←指が絡まりあってる

ハンジ「……///」目線→

リヴァイ「……あとは洗い流すだけだ」スルッバシャバシャ

ハンジ「う、うん。ありがとう」バシャバシャ

リヴァイ「…………俺は先に戻る」スタスタスタスタ

ハンジ「えっ? あ、ちょっ……行っちゃった」

ハンジ「……」

ハンジ「……照れたのかな?」クスッ



897: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/22(水) 22:35:13 ID:YQJLMElo

【かわいい仕草が余計】


リヴァイ「すげぇ汚ぇ部屋だな」

ハンジ「初めて見たワケじゃないくせに」

リヴァイ「枕詞に‘いつもながら’が付く」

ハンジ「あそー」

リヴァイ「資料はきちんとまとめておかないねぇと分かりづらくねぇか?」

ハンジ「不思議なんだよ、リヴァイ。なんとなくどこに何があるか私には分かるんだ」

リヴァイ「……」

ハンジ「でも確かにそうだね、ちゃんとまとめないとね! てなワケで巨人かわいい仕草辞書作ろうと思うん」

リヴァイ「却下」

ハンジ「なんでだよ! まとめろって言ったのリヴァイだろう!?」

リヴァイ「そんな物作れとは言ってねぇ」



898: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/22(水) 22:40:30 ID:YQJLMElo

【馴染みと戯れた】


ゴロツキ『くそが! 覚えてやがれ!!』ダダダ…


リヴァイ『小物だな』

ファーラン『あれがボスだってんだからな』

イザベル『下についてる奴も弱ぇハズだよな!』

ファーラン『上が変わると組織も変わるって言うからな』

イザベル『兄貴の下にいるから俺は強いんだな!』

リヴァイ『上に立った覚えはねぇ』

ファーラン『お前が強い? 空耳か?』

イザベル『やんのか、ファーラン』

899: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/22(水) 22:41:12 ID:YQJLMElo

リヴァイ『やめろ』

ファーラン『まぁ、確かに俺らで言うならリヴァイがボスだな』

リヴァイ『ああ? そんなもんになる気はねぇ』

イザベル『兄貴は兄貴だろ。今更‘ボス’とか俺呼べねぇぞ』

ファーラン『呼び方変えろとは言ってないだろうが』

イザベル『じゃあボス兄貴か?』

ファーラン『いや、それはおかしいだろ』

イザベル『そんなら、兄貴ボス?』

ファーラン『だからボス付ける必要ねぇって言ってるだろうが』

リヴァイ『その前に俺はボスじゃねぇよ』



900: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/22(水) 22:46:20 ID:YQJLMElo

【馴染みと戯れる】


リヴァイ「……」

ハンジ「リヴァイ、なんかアンニュイな顔してんね」

リヴァイ「そうか?」

ハンジ「うん」

リヴァイ「……ボスってのはエルヴィンみてぇな奴の事だよな」

ハンジ「え? いきなり何?」

リヴァイ「いや、なんとなくな」

ハンジ「ボスねぇ。でも今更エルヴィンをボスとか呼べないよ?」

リヴァイ「……」

ハンジ「? どうしたの?」

リヴァイ「“呼び方変えろとは言ってねぇだろ”」

ハンジ「そりゃそうだ」ケラケラ



908: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/24(金) 22:34:05 ID:56np23kE

【空っぽ】


リヴァイ「気色悪ぃ磁器の人形だな」

ハンジ「あ、それ貯金箱なんだ」

リヴァイ「貯金箱?」

ハンジ「ちょこちょこ貯めてるんだ」

リヴァイ「……なんでお前はいちいち巨人を模さないと気が済まねぇんだ」

ハンジ「そりゃかわいいからに決まってるじゃないか」

909: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/24(金) 22:34:39 ID:56np23kE

リヴァイ「クソメガネ」

ハンジ「ハッ!!」

リヴァイ「どうした」

ハンジ「やっべ! 今日買わなきゃいけない本があるんだった!!」ジャラジャラーン!!

リヴァイ「……」

ハンジ「行ってくる!!」ダッ!

リヴァイ「……常に腹が空っぽな状態になりそうだな、この巨人は」



910: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/24(金) 22:39:08 ID:56np23kE

【おっさんの足見たいか?】


――ハンジ自室――


ハンジ「これどうしようか……」ウーン

リヴァイ「……ミニスカートか」

ハンジ「ぬぐわっ!!」ビックゥ!!

リヴァイ「穿くのか?」

ハンジ「いや、穿く気はないけど。ていうか音も気配もなく近寄るなっての!」

リヴァイ「掃除したばかりだからな。たまにはお前の部屋に行くのも悪くないかと思ってな」

ハンジ「音も気配もなく近寄るなって話なんだけど」

911: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/24(金) 22:39:51 ID:56np23kE

リヴァイ「どうしたんだ、それ」

ハンジ「ああ、ナナバがね」

リヴァイ「ナナバか」

ハンジ「たまには穿いてみたらって無理矢理置いてった」

リヴァイ「なら穿け」

ハンジ「言うと思ったよ。というワケでトランプ勝ー負!!」

リヴァイ「あ?」

ハンジ「負けた方が穿く事!!」

リヴァイ「……お前正気か?」



912: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/24(金) 22:44:19 ID:56np23kE

【やっぱり負けた】


ハンジ「うぅぅ……///」モジモジ

リヴァイ「ほぅ、悪くねぇ。ここに座れ」

ハンジ「う、うん」ポスッ

リヴァイ「……」

ハンジ「う……これやばいよ、リヴァイ」

リヴァイ「何がだ?」

ハンジ「座ると見えそう……やっぱミニスカダメだわ」

リヴァイ「部屋の中だけならいいんじゃねぇか?」スッ

913: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/24(金) 22:44:50 ID:56np23kE

ハンジ「!!///」

リヴァイ「触りやすいしな」スルッ

ハンジ「だあぁぁ!!/// どこ触ってんだ馬鹿!!」ガシッ

リヴァイ「内腿(うちもも)だが?」ナデ

ハンジ「――っ!/// ちょっと……やめて……」ビクッ

リヴァイ「普通のスカートもいいが、ミニもいいな」ナデナデ

ハンジ「やめろ! もう! そっち方面ばっかじゃないか!!///」

リヴァイ「何が悪いんだ」

ハンジ「真顔で開き直られましても」



914: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/24(金) 22:49:07 ID:56np23kE

【燦然(さんぜん)】


エルヴィン「やぁ、リヴァイ」

リヴァイ「……ああ」

ハンジ「おや、お二人お揃いで」

エルヴィン「ハンジ」

リヴァイ「クソメガネ、そいつに近寄るなよ」

エルヴィン「まだ根に持っていたのか」

リヴァイ「根に持ってはいないがお前は危険だ、いろいろと」

エルヴィン「酷い言われようだな」

ハンジ「私らが喧嘩しなけりゃ平気だって」

915: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/24(金) 22:49:59 ID:56np23kE

リヴァイ「信用できねぇ」

エルヴィン「あまり束縛するものではないよ、リヴァイ」

リヴァイ「してねぇ。基本放し飼いだ」

ハンジ「飼われてた!?」

エルヴィン「ふむ、どうやらあの一件でリヴァイからの信用が地に落ちたらしい」

リヴァイ「当たり前だ」

エルヴィン「このような状況で壁外調査は大丈夫なのか心配だな」

リヴァイ「安心しろ。職務に私情は挟む気なんざ毛頭ねぇよ。お前の頭髪のようにな」

エルヴィン「おや、リヴァイの目が嫉妬でおかしくなっているようだ。
お日様の様に光り輝く美しい金髪がしっかりと生えているというのに」

リヴァイ「……自分でそこまで言うか」



916: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/24(金) 22:54:17 ID:56np23kE

【リヴァイで遊ぶ】


ハンジ「ところで私達の贈り物はちゃんと役に立っているかい?」

エルヴィン「勿論だ。大事に使っている」

リヴァイ「そのわりにピカピカと“光り輝いて”ねぇな」ハッ

エルヴィン「ハンジ、君はちゃんと自由に動けているか?」ポンッ

ハンジ「まぁね」

エルヴィン「辛くなったら私の所へ来るといい。歓迎する」

ハンジ「うーん、そうだねぇ……」チラッ

リヴァイ「……」ゴゴゴゴ

ハンジ(やっべ、超怖ぇ。乗っかると楽しそうだけどやめておこう。後が怖い)

ハンジ「そ、それよりブラシの具合はどうだい? 悪くない?」

エルヴィン「ああ、悪くない。使い心地もいいよ。選んでくれたリヴァイのお蔭だな」ニッコリ

リヴァイ「……そのブラシで毛ぇ全部抜けて光り輝きやがれ」チッ



922: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/25(土) 22:29:18 ID:PfH4PitU

【発散?】


ハンジ「ふんっ」ブチッ

リヴァイ「……何をしているんだ?」

ハンジ「ん? 巨人ちゃんぬいぐるみが古くなったから作り直そうと思って綿抜いてるんだよ」

リヴァイ「そうか」

ハンジ「うん。ふんっ」ブチィッ

リヴァイ「……」

ハンジ「よっと」ブチブチ…

リヴァイ(綿を出すのに無理矢理頭引っこ抜いて引き裂く必要あるのか……?)



923: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/25(土) 22:35:40 ID:PfH4PitU

【照れ隠し】



リヴァイ「……」
 ハンジ「ふふっ」ギュッ


リヴァイ「なんだ?」
 ハンジ「なんかこうして心臓の音聞くの久しぶりかなって」


リヴァイ「そうか?」
 ハンジ「最近はベッドの上で聞いてるから」


リヴァイ「あぁ……」
 ハンジ「食堂で会ってた事思い出すなぁ」

924: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/25(土) 22:36:38 ID:PfH4PitU


リヴァイ「……」ナデナデ
 ハンジ「あ、ねぇ、灯り消していい?」


リヴァイ「構わねぇが……」フッ
 ハンジ「おぉ、真っ暗だ」


リヴァイ「そりゃそうだろ」
 ハンジ「真っ暗だと音や体温に集中できるよね」


リヴァイ「そうだな」ナデ…
 ハンジ「ふふっ、やっぱりリヴァイに撫でられるの気持ちいいなぁ。ずっと撫でられてたい」スリッ


リヴァイ「……禿げるまで撫でてやる」ナデナデ
 ハンジ「なんでそうなるんだよ」クスクス




925: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/25(土) 22:40:08 ID:PfH4PitU

【欲しいもの】


ハンジ「中央に行くんだって?」

リヴァイ「エルヴィンのお供でな」

ハンジ「頑張ってね」

リヴァイ「俺は黙って立ってるだけだがな。それより何かいるか?」

ハンジ「えっ?」

リヴァイ「何か欲しいものあるか?」

ハンジ「欲しいものといえば巨――」

リヴァイ「あるワケねぇだろ」

ハンジ「あはは! 冗談だよ。無事に帰ってくれたらそれでいいよ」

リヴァイ「……壁外に行くんじゃねぇんだ」

926: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/25(土) 22:40:38 ID:PfH4PitU

ハンジ「壁内に危険が一切無いワケではないし?」

リヴァイ「その辺りは大丈夫だ」

ハンジ「あ、土産より今欲しいものがある」

リヴァイ「なんだ?」

ハンジ「暫く会えなくなるワケだし……分かるでしょ?」ニッコリ


リヴァイ「……」スッ
ハンジ「ん……」


リヴァイ「……」ヌルッ
ハンジ「!?」


リヴァイ「ふ……」ヌチュッ
ハンジ「んん……」


リヴァイ「は……」

927: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/25(土) 22:41:10 ID:PfH4PitU

ハンジ「っ……全く、なんで毎回舌入れるかな。軽くでいいのに」

リヴァイ「すぐ口開くくせに何言ってやがる」

ハンジ「それは……だって」

リヴァイ「あ?」

ハンジ「求められたら嬉しくなるじゃないか///」フイッ

リヴァイ「……」

ハンジ「だからつい、だよ」

――グイッ

ハンジ「!?」

リヴァイ「――――」

ハンジ「ちょーっと待った! リヴァイ!!」パフッ ←リヴァイの口塞いだ

リヴァイ「ああ?」

ハンジ「これ以上やって途中で止めれる自信は如何程(いかほど)?」

928: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/25(土) 22:41:48 ID:PfH4PitU

リヴァイ「……」

ハンジ「もう行かなきゃでしょ?」

リヴァイ「……」チッ

ハンジ「ほらほら、いってらっしゃい」ポンッ

リヴァイ「ああ……」

ハンジ「リヴァイ」

リヴァイ「ん?」


ハンジ「ん……」
リヴァイ「!」


ハンジ「っ……気をつけて」

リヴァイ「ああ……いってくる」



929: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/25(土) 22:46:46 ID:PfH4PitU

【移動した場所】


ハンジ「リヴァイ、おっかえりー!」

リヴァイ「ああ、ほら」スッ

ハンジ「本? あ! 新刊じゃん!!」

リヴァイ「読みたがってただろ」

ハンジ「ありがとう!! 早速読もうっと」ボフンッ!

リヴァイ「……ベッドに飛び込むな埃が舞う。それから読むなら自分の部屋で読め」

ハンジ「リヴァイといたいからやだ」

リヴァイ「なら本は後にしろ」ヒョイッ

930: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/25(土) 22:47:17 ID:PfH4PitU

ハンジ「あ、お土産奪われた!」

リヴァイ「ベッドの上で本は読むな」

ハンジ「いつも読んでるじゃん」

リヴァイ「‘今は’だ」ギシッ

ハンジ「あはは! そっか‘続き’か」

リヴァイ「白々しいな」

ハンジ「んー? なんのことかなぁー?」


リヴァイ「はっ……」スッ…
ハンジ「ふふっ」




931: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/25(土) 22:52:25 ID:PfH4PitU

【記録】


――ギュルルッザシュッ!!

リヴァイ「……」ガチャッ

ハンジ「やぁ、また記録伸ばしたねぇ」

リヴァイ「記録に意味はねぇよ」ゴシゴシ

ハンジ「部下の記録は覚えてるくせに」

リヴァイ「班を形成するのに必要だからな」

ハンジ「なるほど」

リヴァイ「それに覚えてるワケじゃねぇ。必要な時に資料読んでるだけだ」

ハンジ「ほー?」

932: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/25(土) 22:53:01 ID:PfH4PitU

リヴァイ「……なんだ」

ハンジ「必要な時に空で言えるくらい読んでるんだね」

リヴァイ「……」

ハンジ「リヴァイは部下大事にするよねぇ」フフッ

リヴァイ「俺だけじゃねぇだろ……」

ハンジ「まぁねぇ」

リヴァイ「……ある程度の力量や性格を把握しておいた方が役に立つ」

ハンジ「そうだね、できるだけ生き残れるように、ね」

リヴァイ「……行くぞ」

ハンジ「了かーい!」



934: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/26(日) 22:39:04 ID:Eu/x8Kjs

【そこは俺の場所だ】


――ハンジ自室――


ハンジ(今日はリヴァイ、私の部屋に来るって言ってたけど遅いな)

ハンジ(なんか長引いてるのかな?)

ハンジ「……」

ハンジ「…………」

ハンジ「………………」チラッ

*リヴァイくま*

ハンジ「……」ギュッ

ハンジ「まだかなぁ」

935: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/26(日) 22:39:39 ID:Eu/x8Kjs


―――
――



リヴァイ「……」


ハンジ「」スースー
*リヴァイくま*


リヴァイ(待ちくたびれたか)


ハンジ「むぅー……」ギュッ
*リヴァイくま*


リヴァイ「……」


ハンジ「リヴァ……イ……」ニヘー
*リヴァイくま*


リヴァイ「…………」

936: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/26(日) 22:40:19 ID:Eu/x8Kjs

ガシッ

リヴァイ「……」ズルッつ*リヴァイくま*

ハンジ「んー……」ミケンニシワ

リヴァイ「……」ボフッ

*リヴァイくま*

ハンジ「むぅ……」つ))ポフポフ

リヴァイ「……」ナデ…

ハンジ「ん……」

リヴァイ「……」ナデナデ

ハンジ「」スースー

リヴァイ「……遅くなって悪かったな」ナデナデ

ハンジ「」スースー



937: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/26(日) 22:46:01 ID:Eu/x8Kjs

【香水】


ハンジ「あ、香水だー」

リヴァイ「興味ねぇんじゃねぇのか?」

ハンジ「全くというワケではないけどね」

リヴァイ「まぁ、いつもの状況でつけられても困るがな」

ハンジ「あはは。まぁねぇ、体臭と混ざる様に作られてるし、つけすぎるとキツいからね」

リヴァイ「つけすぎてる奴は自分で臭くねぇのか?」

ハンジ「つけてる本人は鼻が慣れちゃってつけすぎに気がつかないんだよ」

リヴァイ「迷惑な話だ」

ハンジ「手首とか耳の後ろとか擦るようにつける人が多いみたいだけど本当は違うんだって」

リヴァイ「そうなのか?」

ハンジ「耳の後ろや首は相手の鼻に近いからあまり良くないらしいよ。ほんの少しならいいみたいだけど」

938: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/26(日) 22:47:49 ID:Eu/x8Kjs

ハンジ「手首はつけない方がいいと言われてるね。食事する時に香りすぎるからマナー違反だそうだよ」

リヴァイ「まぁ、食い物の匂いがしなさそうではあるな」

ハンジ「腰や足首や内ももの内側、ひざ裏とか下の方につけるといいんだって。
持ち物やスカートの裏地につけたり、コットンに染み込ませて下着に入れるのもいいって」

リヴァイ「詳しいな」

ハンジ「ってここに書いてある」

リヴァイ「読んでただけか」

ハンジ「あとね、空中に撒いてくぐるってのもあまり良くないらしいね」

ハンジ「光毒性のあるものも多くて顔とか服についてシミの原因になる可能性があるって。
髪についてキツい匂いになることもあるみたい」

ハンジ「自分がいい香りと感じたらつけすぎてるかもしれないから注意だって」

リヴァイ「……ひとつ読み飛ばしているな?」

939: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/26(日) 22:48:29 ID:Eu/x8Kjs

ハンジ「う」ギクッ

リヴァイ「‘胸の谷間につけると長持ちします’と書いてある」

ハンジ「あー、本当だー(棒)」

リヴァイ「なんで飛ばした? 谷間がないからか?」

ハンジ「そういう事言うと思ったからだよ。それにつけてやるとか言いだしそうだし」

リヴァイ「言わねぇよ」

ハンジ「おや、そうなんだ」

リヴァイ「顔近づけたら匂いがキツそうだ。香水舐める趣味もねぇしな」

ハンジ「そうきたか。でも香水の中にはそんな気にさせるような物もあるらしいよ?」

リヴァイ「なんだ、それが欲しいのか?」

ハンジ「無くても良さそうなのでいらないです」



940: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/26(日) 22:53:07 ID:Eu/x8Kjs

【良い香り】


ハンジ「あ、この香水は良い香りだなぁ。始めに石鹸っぽい香りがする」クンクン

リヴァイ「……」

ハンジ「……こっちは好きじゃないなぁ」

リヴァイ「これは不思議な香りだ」クンッ

ハンジ「どれどれ……本当だね、ちょっと癖あるね」

リヴァイ「後に甘い香りがくるな……嫌いじゃない」

ハンジ「へー、リヴァイそういうのが好きなんだね」クンクン

リヴァイ「あまり嗅ぎすぎると鼻が馬鹿になるぞ」

ハンジ「そうだねー。ミケとか大変だろうね」

941: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/26(日) 22:53:42 ID:Eu/x8Kjs

リヴァイ「3日研究室に漬け込まれたお前よりはマシなんじゃねぇか?」

ハンジ「ミケってば研究に没頭してる私にはあまり近づかないもんね」クンクン

リヴァイ「……それ気に入ったのか」

ハンジ「ん?」

リヴァイ「さっき良い香りだと言っていたやつだ」

ハンジ「そうだっけ?」

リヴァイ「鼻がイカれるぞ」

ハンジ「あはは! そうだね、行こうか」

リヴァイ「ああ……」



942: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/26(日) 22:58:46 ID:Eu/x8Kjs

【マーキング】


リヴァイ「ハンジ、ほら」ズイッ

ハンジ「あ……これあの香水」

リヴァイ「やる」

ハンジ「えっ、どうしたの?」

リヴァイ「その香水気に入ったんだろ」

ハンジ「あ、うん。だけど……」

リヴァイ「前に残り香がどうのとか言っていた事があったな?」

ハンジ「あったね」

リヴァイ「残り香が嫌ならお前がつけて俺に残しておけばいいんじゃねぇか?」

943: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/26(日) 22:59:48 ID:Eu/x8Kjs

ハンジ「……どういう理屈だよ」クスクス

リヴァイ「俺が行きたくもねぇ夜会や飲み会に連れていかれる時とかにな」

ハンジ「!」

リヴァイ「……つけねぇのか?」

ハンジ「ふふっ……この香水ね」

リヴァイ「あ?」

ハンジ「なんとなくあなたっぽいなぁと思って嗅いでたんだ」

リヴァイ「……」

ハンジ「嬉しいよ」ニコッ

リヴァイ「……ならいい」



944: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/26(日) 23:04:22 ID:Eu/x8Kjs

【お前っぽい香水】


ハンジ「そういえばリヴァイも気に入ってたやつあったよね? あの癖のあるやつ。今度あげるよ」

リヴァイ「いい」

ハンジ「私の残り香の方がいい?」ニヤニヤ

リヴァイ「……あの香水は……」

ハンジ「ん?」

リヴァイ「……いや」

945: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/26(日) 23:05:50 ID:Eu/x8Kjs

ハンジ「なんだよ、気になるな」

リヴァイ「気にするな。お前の残り香で充分だ」

ハンジ「――っ///」

リヴァイ「?」

ハンジ「リヴァイにはたまにびっくりさせられるよ……」ハァー

リヴァイ「なんでため息なんだ」

ハンジ「……心臓が耐えられなくなりそうだからだよ」

リヴァイ「病気か何かか?」



950: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/28(火) 22:44:15 ID:Fv6THy2E

【溢れそう】


ハンジ「ん……」パチッ

リヴァイ「」スゥスゥ

ハンジ「あれ? まだ暗いや……」

リヴァイ「」スゥスゥ

ハンジ「なんか目が覚めちゃったな……今日は香水つけてした所為か少し激しかった気がする……」ガシガシ

ハンジ「この香水にそんな効力は無い筈なんだけどな」

リヴァイ「」スゥスゥ

ハンジ「……」ナデ…

リヴァイ「ん……――」スゥスゥ

ハンジ「……」フッ

951: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/28(火) 22:44:56 ID:Fv6THy2E

ハンジ(いつの間にこんなに好きになっちゃったかな……たまに堪らなくなるくらい)チョイッ

リヴァイ「むぅ……」ゴロンッ

ハンジ(あ、あっち向いちゃった)

リヴァイ「」スゥスゥ

ハンジ(後頭部ー)ジョリジョリ

リヴァイ「む……ぅ……」ポリポリ

ハンジ(……仕草さえいちいち愛おしく感じるとか疲れるわー)

リヴァイ「」スゥスゥ

ハンジ「……」

ハンジ(……前に私の気持ちは分かってるから聞かないって言われちゃったけど……)


ハンジ(これだけ気持ちが増えちゃうと言いたくなったりするんだよなー)ギュッ
リヴァイ「」スゥスゥ




952: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/28(火) 22:50:25 ID:Fv6THy2E

【世話焼き】


リヴァイ「ん……」パチッ

ハンジ「おはよーリヴァイ」

リヴァイ「……ああ」ムクッ

ハンジ「……」ジッ

リヴァイ「……どうした?」

ハンジ「うん……ねぇリヴァイ、聞いてほしい事があるんだ」

リヴァイ「巨人の話ならお断りだ」

ハンジ「聞いてくれるならその話もしたいけどそうじゃないよ」

リヴァイ「なんだ?」

953: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/28(火) 22:51:16 ID:Fv6THy2E

ハンジ「前にあなたが言ってくれたように私があなたをどう思っているのか言いたいんだ」

リヴァイ「……いいと言った筈だが」

ハンジ「まぁまぁ、言いたいだけだから聞くだけ聞いといて」

リヴァイ「……」

ハンジ「初めてあなたを見たのは調査兵団に入って紹介された時だね。
壇上で“リヴァイだ”ってなんか不貞腐れながら名前言ってたのが初めかな」

ハンジ「なんか不遜なチビだなって思った」

リヴァイ「うるせぇな」

ハンジ「でもわざわざ時の分隊長、エルヴィンがスカウトしたくらいだからちょっと気になってはいたんだ」

ハンジ「とはいえ班も違うし会うこともそんなになかったからね」

リヴァイ「……まぁな」

954: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/28(火) 22:51:53 ID:Fv6THy2E

ハンジ「そして次にちゃんと見たのはあの時、巨人をあっさり倒したあの瞬間だよ。血が沸き立つ感じがした」

リヴァイ「……」

ハンジ「もう大興奮だったね!
少し離れてはいたけれどあの体躯であの力強さと素早さ、立体機動の扱いの上手さに見惚れたよ!」

リヴァイ「…………」

ハンジ「その時からリヴァイの事が気になって気になってついて回る事になるんだけど」

リヴァイ「立体機動の使い方が気になってたんだろ」

ハンジ「あはは! まぁ始めはそうなんだけどさ……どうしたらもっと上手く使えるか模索してたし」

ハンジ「……あの頃の私は巨人の可愛さに気づけずに
巨人をぶっ殺したくてぶっ殺したくて堪らない病だったからね」フゥー

リヴァイ「……そのままでいりゃよかったのに」

955: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/28(火) 22:52:25 ID:Fv6THy2E

ハンジ「……本当にそう思う?」

リヴァイ「……」

ハンジ「ふふっ。で、まぁつきまとってたらあなたがただの無愛想じゃないのも分かったし」

ハンジ「むしろ中身がかなり熱いし、優しいし仲間思い過ぎる程に仲間思いだし……心配になるくらいにね」

リヴァイ「……」

ハンジ「私が徹夜してたら気にしてくれるし、風呂も気にしてご飯も気にして部屋の片付けもしてくれて……」

リヴァイ「……」

ハンジ「……あれ? リヴァイ、お母さんじゃね?」

リヴァイ「うるせぇ、黙って話せ」

ハンジ「無茶な事を」



956: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/28(火) 22:55:07 ID:Fv6THy2E

【昔のあなた】


リヴァイ「昔話をしてぇのか? 俺をどう思っているのかじゃねぇのか?」

ハンジ「いやーあの頃の印象強いからつい話したくなっちゃって」

リヴァイ「……」

ハンジ「そうだなぁ……いつ惚れたかって話がいいかな?
と言ってもいつの間にかだから分からないけど」

ハンジ「ずっとつきまとっていたから近くにいるのが当たり前になってたんだよね」

ハンジ「……だから余計に‘女’の私を出したらいけない気がして。まぁ出すような場面もなかったけど」

リヴァイ「……場面、な」

ハンジ「もし出すような事があったらリヴァイの近くにはいられないと思ったんだ」

ハンジ「だから自分の気持ちに気づかないふりをしてた。うまく周りも自分も誤魔化せてたと思う」

ハンジ「でさ、エイプリルフールに冗談であなたが“愛してる”って言ったでしょ?」

957: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/28(火) 22:55:40 ID:Fv6THy2E

リヴァイ「……」

ハンジ「あれさー、予想外に物凄く嬉しかったんだよね。自分でも驚いた」

ハンジ「けどそれもリヴァイに言うほど嫌われてなかった喜びとして処理したよ。
そんな感情なんて持ってないって自分に言い訳して」

リヴァイ「……なんでだ?」

ハンジ「……リヴァイにとって恋愛なんて邪魔なモノだろうと思ったからだよ」

リヴァイ「……」

ハンジ「あなたが私にベロちゅーぶちかまして逃げた後もかなり不安でね?」

リヴァイ「その言い方はやめろと言っただろ」

ハンジ「本当の事だし」

リヴァイ「……」

ハンジ「だから……あの夜、食堂にリヴァイが来なかったら……」

958: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/28(火) 22:56:17 ID:Fv6THy2E

リヴァイ「…………」

ハンジ「もう必要最低限でしかリヴァイと関わらないようにしようと思ってたんだ」

リヴァイ「あ?」

ハンジ「あれだけの事しといて無かった事にしようとしてるってのは、
勢いでやっちゃって後悔してるんだなと考えてね」

ハンジ「このまま近づいてもリヴァイの邪魔にしかならなそうだなって感じたからさ」

リヴァイ「……あの日行っておいて本当に、良かったな」

ハンジ「来なかったらそのあとリヴァイから逃げ回っていただろうね」フフッ

リヴァイ「…………そうなっていたら……」

ハンジ「……」

リヴァイ「追いかけてふん捕まえて吐かせただろうな」

ハンジ「……今、心の底からあの日のリヴァイに感謝してるよ」



959: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/28(火) 22:59:58 ID:Fv6THy2E

【こっちが堪らない】


リヴァイ「なんでまたこんな事言い出した?」

ハンジ「なんとなくだけど?」

リヴァイ「何かあるんだろ」

ハンジ「んー……たまにさ」

リヴァイ「あ?」

ハンジ「なんかこう、堪らなく立体機動で動き回りたいとか、巨人と戯れまくりたいとか思うこと無い?」

リヴァイ「前者はあるが後者は一切ねぇ」

ハンジ「えぇー? 戯れたくなるよー!」

リヴァイ「話が逸れる。巨人の話はするな」

ハンジ「あ、そういや巨人の話になるから聞きたくないって言われたんだっけ?」

960: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/28(火) 23:01:20 ID:Fv6THy2E

リヴァイ「案の定だな」

ハンジ「ごめん、戻すね」アハハ

リヴァイ「で、何が言いたいんだ?」

ハンジ「うん、“好きー”って気持ちがどうにも止まらない感じ分かる?」

リヴァイ「……」

ハンジ「さっき前者は分かるって言ったでしょ?」

リヴァイ「……まぁな」

ハンジ「今の私はそんな感じ。言いたくて堪らなくなったの。ちょっとスッキリした」

リヴァイ「……そうか……スッキリしたのならもう……」

ハンジ「簡単に言っちゃうとリヴァイが好きって言葉になるけどさ」

リヴァイ「……おい」

961: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/28(火) 23:02:31 ID:Fv6THy2E

ハンジ「ここまで人を堪らなく好きになったの初めてでさ、もうとにかく言いたい! って気分に――」

リヴァイ「いいからもうやめろ」

ハンジ「なんだよ。……やっぱり聞きたくなかったとか?」

リヴァイ「違ぇよ」

ハンジ「じゃあなんで……あ! 何なに? 好意的な言葉に照れたの? リヴァイ照れたの?」ニヨニヨ

リヴァイ「お前な……」

ハンジ「告白されると照れるのかな? リヴァイ好きだよー」フフフー

リヴァイ「クソメガネ」

ハンジ「照れるリヴァイとか滅多に見れないからね! リーヴァイー、ちゃんとこっち見てみ?」ニヤニヤ

リヴァイ「気色悪ぃツラしやがって……襲うぞテメェ」ガッ

ハンジ「はい!?」



962: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/28(火) 23:07:04 ID:Fv6THy2E

【コイツは直らない】


ハンジ「……なんで朝から襲われたんだろうか、私は」

リヴァイ「あれだけ煽っておきながら何言ってやがる」コポコポ

ハンジ「煽って……ああ……うん、やり過ぎたわ」

リヴァイ「ほら」スッ

ハンジ「ありがと。あー、この時期温かい飲み物って最高だよね」ホゥー

リヴァイ「そうだな」ズズズズ

963: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/28(火) 23:07:45 ID:Fv6THy2E


ハンジ「近くに寄りたくなる季節でもあるよねー」ピトッ))
リヴァイ「……」


ハンジ「リヴァイ、温かーい」ヌクヌク
リヴァイ「……お前は言ったそばから」ハァー


ハンジ「なんでため息?」
リヴァイ「もういい、おとなしくしてろ」


ハンジ「分かったー」ギュゥ
リヴァイ「……零れるぞ」




967: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/31(金) 22:00:12 ID:R/5Sow1Y

【お菓子がない】


ハンジ「はい、これつけたら完成だよ。ニファ」スチャッ

猫耳メイドニファ「は、はい……」

フランケンゴーグル「俺よりマシだからな」

ジャックオーランタンケイジ「俺の方が動きづらい」

ハンジ「今日はこれで仕事ね」

ハンジ班「「「「えっ」」」

モブリット「仕事になりませんよ」

ハンジ「あ、モブリット、何着替えてんの!」

モブリット「狼男の手じゃ何もできません。ハンジさんも仮装してないじゃないですか」

ハンジ「私はお菓子あげる係だからね。はい、ニファ、お約束な言葉言ってごらん」

メイドニファ「え、あ、トリックオアトリート」

968: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/31(金) 22:00:47 ID:R/5Sow1Y

ハンジ「はいどうぞ」スッ

メイドニファ「わぁ、ありがとうございます!」

ハンジ「ほれ、そこの二人も」

ケイジゴーグル「「えっ」」

ハンジ「言葉」

ケイジゴーグル「「ト、トリックオアトリート」」

ハンジ「はい、どうぞー」スッ

ケイジゴーグル「「ありがとうございます」」

ハンジ「モブリット……」

モブリット「……」ダッ…

ガシッ!!

ハンジ「逃がすか!!」

969: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/31(金) 22:01:21 ID:R/5Sow1Y

モブリット「離してください、分隊長!!」ジタバタ

ハンジ「君は人間なのにお菓子を持っていないねぇ?」フフフフ

モブリット「ハンジ分隊長こそ、人間なんですからイタズラはダメですよ!」

ハンジ「さ・ぁ・て?」スチャッ

モブリット「犬耳!?」

ハンジ「わんわん」コショコショコショコショコショコショ

モブリット「あははははははは!! ハンジさんあははやりすぎあははですあはははは!!」

ハンジ「ほらーみんなも」コショコショ

メイドニファ「ご、ごめんね」コショコショ

ランタンケイジ「悪い」コショコショ

フランケンゴーグル「すまん」コショコショ

モブリット「あははははははは!! 覚えあははははてろあははよあははははははは!!」



970: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/31(金) 22:06:34 ID:R/5Sow1Y

【ハンジ班が戯れる】


モブリット「はぁーはぁー」ゼェゼェ

ランタンケイジ「すまん、モブリット。ハンジさんには逆らえない」

フランケンゴーグル「右に同じ」

メイドニファ「ごめんね……」

モブリット「ニファはともかく、お前らハンジさんがやめてもやってただろ!」

ランタンケイジ「やってたか?」

フランケンゴーグル「さぁ?」

モブリット「……この仕事だけどな」ドサッ

971: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/31(金) 22:07:12 ID:R/5Sow1Y

ケイジゴーグル「「うっ」」

モブリット「二人で片づけてくれるよな?」ゴゴゴゴ

ケイジゴーグル「「わ、わかった」」

モブリット「悪のりするからだからな」

ランタンケイジ「モブリット小さいな」ヒソッ

フランケンゴーグル「あの程度でなぁ」ヒソッ
モブリット「知ってるか? 仕事はまだある」ニッコリ

ケイジゴーグル「「さてやるか!!」」

メイドニファ「モブリットも怒ると怖いよね……」



972: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/31(金) 22:11:53 ID:R/5Sow1Y

【仕掛ける】


ハンジ「あはははは、モブリット大変だったね」

モブリット「ハンジさんがはしゃぎすぎるからです。はい、書類沢山ありますからね」ドサッ

ハンジ「ぬおっ! あ、これモブリットでもできるやつじゃん」ペランッ

モブリット「そうですが、何か?」

ハンジ「モブリット意地悪だね」

モブリット「イタズラへの報復です」

ハンジ「モブリットもお菓子持っていればよかったんだよ」

モブリット「お菓子なんて持ち歩いていません」

エルヴィン「……賑やかだな」

973: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/31(金) 22:12:21 ID:R/5Sow1Y

ハンジ「やぁ、エルヴィン」

エルヴィン「……皆、何故そんな格好を……あぁ、ハロウィンか」

ハンジ「今日は書類だけだし大目に見てくれない?」

エルヴィン「しかし、仕事しにくいだろうに。皆ニファみたいな格好ならいいんじゃないか?」

モブリットケイジゴーグル「「「えっ」」」

エルヴィン「男性は執事服で、な」クスッ

ハンジ「男性もメイド服でいいじゃん」

モブリット「よくないです」

エルヴィン「ハンジは着ないのか?」

ハンジ「動きにくそうだし」

ランタンケイジ「そんな格好をさせられているワケですが」

974: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/31(金) 22:12:54 ID:R/5Sow1Y

エルヴィン「君も着たらいいのに」

ハンジ「私はいいよ」

エルヴィン「それ着てリヴァイの所に行っておいで。悪戯でもすればいい」ヒソッ

ハンジ「!」

エルヴィン「仕事終わりならいいんじゃないか?」

ハンジ「そうだね、悪戯回りでもしようかな」

モブリット「……程々にしてくださいね」

ハンジ班(((止めるのは諦めたのか)))

ハンジ「あ、執事服も用意してるよ。ミケやエルヴィンのも」

エルヴィン「……ふむ、まあ以前よりまともだな」



975: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/31(金) 22:19:16 ID:R/5Sow1Y

【トリック】


ハンジ「トリック オア トリートー!」

リヴァイ「……」ミケンニシワー

ハンジ「うわぁ、すげぇシワ」プスッ

リヴァイ「指刺すな」ペシッ

ハンジ「リヴァイ、お菓子はー?」

リヴァイ「そんなもんあるか。なんて格好してやがる」

ハンジ「メイド服だけど」

リヴァイ「また他の奴等にも何かさせたのか?」

976: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/31(金) 22:19:54 ID:R/5Sow1Y

メイドハンジ「うん。ミケやエルヴィンに執事服とかナナバやニファにメイド服とか」

リヴァイ「化け物の格好するんじゃねぇのか?」

メイドハンジ「何人かはそうしたし、メイドや執事は猫耳か犬耳つけてればいいよ」

リヴァイ「適当だな」

メイドハンジ「リヴァイがお菓子くれないから悪戯しよう。ほい」バサッ

リヴァイ「!?」

メイドハンジ「リヴァイお化けね」

お化けリヴァイ「……これただのシーツだろ」

メイドハンジ「失敬な。ちゃんと目の所穴空いてるし顔も書いてるんだよ!」

リヴァイ「シーツに穴を空けるな」バサッ



977: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/31(金) 22:22:18 ID:R/5Sow1Y

【トリート】


リヴァイ「今回は以前の馬鹿な衣装よりましか」

メイドハンジ「エルヴィンがこれみんなに着せたらどうかって言ったんだよ」

リヴァイ「エルヴィンが?」

メイドハンジ「仕事に大して影響もないからって」

リヴァイ「ほぅ?」

メイドハンジ「まぁ着替えたのは仕事終わった後だったけどね」

リヴァイ「……」

メイドハンジ「リヴァイにも執事服用意してるよ。はい」スッ

リヴァイ「……」スッ

メイドハンジ「おや? 随分すんなり受け取ったね」

978: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/31(金) 22:23:13 ID:R/5Sow1Y

リヴァイ「……問答が面倒臭そうだからな」シュルッ

メイドハンジ「あはは! 意地でも着てもらうつもりだったから楽でいいや」

リヴァイ「……」シュルシュルッ

メイドハンジ「おぉ、似合う似合う。でも執事じゃなくて護衛だね」

執事リヴァイ「ハンジ」

メイドハンジ「何?」

執事リヴァイ「トリック オア トリートだ」

メイドハンジ「へ?」

執事リヴァイ「お菓子は持ってないな?」

メイドハンジ「そりゃ配っちゃったから持ってないけど……」

執事リヴァイ「……それなら悪戯だな」ズイッ

メイドハンジ「!!?」



979: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/31(金) 22:28:23 ID:R/5Sow1Y

【エルヴィンの悪戯】


ハンジ「悪戯された……せっかく着たのに脱がされたし脱がれたし」

リヴァイ「お菓子を持っていなかったからだ」

ハンジ「持っててもしただろ」

リヴァイ「多分な」

ハンジ「エロ親父が」

リヴァイ「せっかくエルヴィンがお膳立てしてくれたんだ。無下にはできねぇだろ」

ハンジ「はい?」

リヴァイ「奴はお前をあの格好で俺の所に送ったんだろ?」

980: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/31(金) 22:29:13 ID:R/5Sow1Y

ハンジ「まぁ、行っておいでとは言われたけど」

リヴァイ「悪戯されてこいと言われたようなもんだな」

ハンジ「そうかなぁ」

リヴァイ「俺はそう受け取った」

ハンジ「リヴァイの脳内変換変だよ」

リヴァイ「そうか?」

ハンジ「そうだよ」ゴソゴソ

リヴァイ「何を……また猫耳か」

猫耳ハンジ「うん、私のだけどね。さてリヴァイ、トリック オア トリート」

リヴァイ「あ?」

981: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/31(金) 22:29:56 ID:R/5Sow1Y


 猫耳ハンジ「悪戯しよっと」チュゥッ
リヴァイ「――っ、お前」


猫耳ハンジ「ふふっ、マークつーけたっと」

リヴァイ「チッ、またぎりぎりな所に……」

猫耳ハンジ「さぁて、スカーフで隠せるかなぁ?」ニヤニヤ

リヴァイ「見られたらどうするつもりだ」

猫耳ハンジ「虫に刺されたとでも言えばいいさ。例え‘ソレ’だと知れても相手が誰かなんて追求しないよ」ナデ…

リヴァイ「……どうだかな」

猫耳ハンジ「大丈夫大丈夫、リヴァイがひと睨みすりゃ黙るって」

リヴァイ「そんなマネすりゃやましい事だってのがバレバレだ」



982: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/31(金) 22:34:30 ID:R/5Sow1Y

【汚い基準】


犬「わんっ!」

ハンジ「おぉ、大きい犬だ」

リヴァイ「噛まれるなよ」

ハンジ「大丈夫、懐っこいよ」ナデナデ

犬「わふわふ♪」

リヴァイ「薄汚れてんな。汚ぇ」

ハンジ「そっかぁ。リヴァイは猫派だったね」

リヴァイ「違ぇ。あれはあれで汚ぇ」

犬「わぅ」ベロンッ

ハンジ「あはは!」

リヴァイ「猫は擦りついてくるのが、犬は舐めてくるのが汚ぇ」

ハンジ「馬ならOKなのがよく分からないよ」



983: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/31(金) 22:39:19 ID:R/5Sow1Y

【警戒心の有無】


犬「わふっ」ボフッ

リヴァイ「……警戒心のねぇ犬だな」ナデナデ

ハンジ「結局撫でてるし。飼い犬みたいだよ、首輪してる」

リヴァイ「脱走か」

ハンジ「犬は帰巣本能があるからちゃんと戻るかもね」

犬「わんっ」ブンブン

リヴァイ「……こいつお前みたいだな」

ハンジ「どこが?」

リヴァイ「警戒心がねぇところだ」

ハンジ「警戒心あるよ! 失礼な」

リヴァイ「……お前は俺に対して無かっただろ」

犬「わふ?」



984: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/31(金) 22:44:33 ID:R/5Sow1Y

【望めるのならば】


ハンジ「ねぇーってば」

リヴァイ「エルヴィンの許可がねぇならダメだと何回言えば分かるんだ」

ハンジ「だからエルヴィンの許可を貰う為の協力をさー」

リヴァイ「俺が味方しようとエルヴィンの考えは変わらねぇだろ」

ハンジ「少しは変わるかも?」

リヴァイ「本当にそう思うか?」

ハンジ「…………思わないね」

リヴァイ「だろうが」

ハンジ「はぁー、じゃあ買い物付き合って」

リヴァイ「それなら協力してやる」

ハンジ「あはは、ありがとう。そうだ、お礼に何か要望があったら聞くよ」

リヴァイ「……それなら」

ハンジ「あ、夜な要望禁止ね」

985: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/31(金) 22:45:18 ID:R/5Sow1Y

リヴァイ「そんなものは勝手にやる」

ハンジ「おぉう」

リヴァイ「俺の要望は」

ハンジ「何なに?」

リヴァイ「…………俺より先に死ぬな、だ」

ハンジ「……そりゃまた難しい事要望するなぁ」

リヴァイ「そうでもねぇだろ」

ハンジ「ふふっ、じゃ私も要望しとこ。リヴァイも私より先に死なないでね」

リヴァイ「矛盾するな」

ハンジ「いいんだよ、要望なんだから」

リヴァイ「……買い物行くんだろ」

ハンジ「そうそう、またまとめ買いするんだ。頑張ってね」

リヴァイ「お前も持て」



986: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/31(金) 22:50:18 ID:R/5Sow1Y

【少し休もう】


ハンジ「買い物終わったし、なんだか暇だねぇ」ゴロンッ

リヴァイ「俺は別に暇じゃねぇ」カリカリ

ハンジ「なんで仕事してんの?」

リヴァイ「書類の書き忘れだ」

ハンジ「あっははは! 馬っ鹿でー」

リヴァイ「うるせぇな」

ハンジ「でもまだ時間あるでしょ? ちょっと休みなよ」ムクッ

リヴァイ「先に終わらせておきたい」

ハンジ「ちょっとでいいからおいでよ」

987: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/31(金) 22:50:59 ID:R/5Sow1Y

リヴァイ「なんだ?」ガタッ

ハンジ「よっと」ガシッ

リヴァイ「!?」グラッ

ドサッ

リヴァイ「おい」

ハンジ「あははははは! あっさり倒されてやんの」ケラケラ

リヴァイ「何しやがる」


ハンジ「ちょっとだけ抱き枕になって」ギュッ
 リヴァイ「ハンジ」


ハンジ「ちょっとだけちょっとだけ……」ウト…
 リヴァイ「おい?」

988: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/31(金) 22:51:36 ID:R/5Sow1Y


ハンジ「」スースー
 リヴァイ「……寝つきいいな」


ハンジ「」スースー
 リヴァイ「買い物で少し疲れたか?」ナデ…


ハンジ「」スースー
 リヴァイ「……俺も少し休むか」ギュッ


ハンジ「」ギュウ
 リヴァイ「……」ウト…


ハンジ「」スースー
 リヴァイ「」スゥスゥ


〆...おしまい?

989: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/31(金) 22:52:24 ID:R/5Sow1Y

〈リスト〉


◆1【普通にしろ】>>2 ◆2【ジュース】>>3-4 ◆3【好奇心】>>5-6 ◆4【何が怖いんだ】>>7-8 ◆5【どの口が】>>9

◆6【差し入れ】>>10-11 ◆7【スイカ】>>12-14 ◆8【少しくらい】>>15-18 ◆9【水も滴る】>>19-20 ◆10【矛先はこちらに】>>21-24

◆11【異変】>>31 ◆12【欲しい物】>>32-33 ◆13【やっぱり変】>>34-36 ◆14【遠くで聴こえる】>>37-38 ◆15【熱暴走】>>39-42

◆16【いつもと違う】(R18)>>47-51 ◆17【俺は一体何を……】>>52-53 ◆18【結局言う】>>54-57 ◆19【やっぱりいいネタ】>>58-60 ◆20【パンツ】>>61-62

◆21【こっそり】>>68-69 ◆22【不愉快】>>70-72 ◆23【噂には噂を】>>73-74 ◆24【そういや】>>75 ◆25【面白そうだから】>>76-77

◆26【由来】>>82-84 ◆27【気配を殺す】>>85-86 ◆28【もしもの話】>>87-89 ◆29【それは自分達】>>90 ◆30【人生最大の痴態】>>91-92

◆31【言って良かった……か?】>>98-99 ◆32【してる最中】>>100-101 ◆33【何するか分からない】>>102-103 ◆34【やっぱり飲み過ぎた】>>104-107 ◆35【モブリット誉められる】>>108-111

◆36【見慣れた光景】>>117-120 ◆37【察する】>>121-122 ◆38【問わない】>>123-125 ◆39【やっとできた】>>126-128 ◆40【滑って転んで】>>129

◆41【夕立】>>133-136 ◆42【するしかない】>>137-138 ◆43【へにゃへにゃ】>>139-140 ◆44【ぎゅー】>>141 ◆45【ナナバと戯れる】>>142

◆46【集中】>>146-147 ◆47【人形】>>148-150 ◆48【困ってるんだ】>>151-152 ◆49【癒し】>>153 ◆50【熱帯夜】>>154-155

◆51【蝶】>>167-168 ◆52【マズイ】>>169-171 ◆53【甘い】>>172-173 ◆54【どうせなら】>>174-175 ◆55【弄り倒す】>>176

◆56【ボタンは二個まで】>>182-183 ◆57【仕置きしてくる】>>184-185 ◆58【お仕置きタイム】>>186-187 ◆59【風紀】>>188-189 ◆60【似合ってる】>>190-191

◆61【遊び】>>195-197 ◆62【良い部屋】>>198-199 ◆63【面倒臭がった結果】>>200-201 ◆64【隅々】(R18)>>202-204 ◆65【やりたい放題】>>205-207

990: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/31(金) 22:53:18 ID:R/5Sow1Y

◆66【嫌な事】>>212-213 ◆67【癒される】>>214-215 ◆68【変人が】>>216-217 ◆69【手から溢れた】>>218-219 ◆70【あなたの前でだけ】>>220-223

◆71【勘違い】>>233-234 ◆72【虫さされ】>>235-236 ◆73【ざまみろ】>>237-238 ◆74【近かった】>>239-242 ◆75【なんだそうか】>>243-244

◆76【その上ベルト装着】>>250-251 ◆77【楽しそう】>>252-253 ◆70【笑っていれば】>>254-255 ◆79【何の音?】>>256-258 ◆80【とある暇な日】>>259-260

◆81【それをするくらいなら】>>265-266 ◆82【オウムのように】>>267-268 ◆83【命運】>>269 ◆84【だらける】>>270 ◆85【剥きやすい】>>271-273

◆86【少し考えろ】>>279 ◆87【これでも心配だ】>>280 ◆88【自分も勘違い】>>281-283 ◆89【感知】>>284-285 ◆90【訓練】>>286

◆91【優先順位】>>288 ◆92【杭】>>289 ◆93【くじ】>>290-291 ◆94【紐】>>292-293 ◆95【ゆるゆる】>>294-295

◆96【あぶら】>>300-301 ◆97【コミュニケーション】>>302-304 ◆98【聞き出す】>>305-307 ◆99【偶然の贈り物】>>308-309 ◆100【すっかり】>>310-311

◆101【あなたの力なら】>>314-315 ◆102【言葉遊び】>>316-318 ◆103【改めて思う】(R18)>>319-320 ◆104【攻める側】(R18)>>321-322 ◆105【支配】(R18)>>323-325

◆106【ぎりぎり】(R18)>>326-328 ◆107【我に返る】>>331-332 ◆108【さて】>>333-334 ◆109【気持ち】>>335-337 ◆110【今まで】>>338-339

◆111【全部】>>342-344 ◆112【好きになった相手が】>>345-347 ◆113【ちょっとでもいいから】>>348-350 ◆114【知ってる】>>352-353 ◆115【いや、それ以下か?】>>354-356

◆116【大事にするなら】>>362-363 ◆117【光のない目】>>364-366 ◆118【それは危険だろ】>>367-368 ◆119【そりゃ見えねぇよ】>>369-370 ◆120【かすり傷】>>371-374

◆121【ハンジ限定の】>>378-379 ◆122【丸飲み】>>380 ◆123【ちょっと離れた所から】>>381-382 ◆124【小さすぎる】>>383-384 ◆125【久しぶりで】>>385-387

◆126【飼育係】>>390 ◆127【観察】>>391-392 ◆128【様子が……】>>383-394 ◆129【分からない】>>395-396 ◆130【何があった】>>397-398

◆131【捕獲】>>404-405 ◆132【変なんだ】>>406-407 ◆133【それは】>>408-410 ◆134【そりゃある】>>411-412 ◆135【これはいい】>>413-415

◆136【ワンモア】>>419 ◆137【下品】>>420-421 ◆138【少しは】>>422-424 ◆139【女なら】>>425-426 ◆140【分隊長がおかしい】>>427-428

991: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/31(金) 22:54:30 ID:R/5Sow1Y

◆141【変人の思考】>>432-434 ◆142【予測不可能】>>435-437 ◆143【釈明】>>438-440 ◆144【言わずとも】>>441-442 ◆145【まったり休日】>>443-446

◆146【髪形】>>453-454 ◆147【無意識】>>455-457 ◆148【親愛の情】>>458-459 ◆149【添え】>>460-461 ◆150【雨】>>462-463

◆151【スカートとは捲るもの】>>467 ◆152【どんだけ穿かせたいのか】>>468-469 ◆153【言わせるか】>>470-473 ◆154【言われたくない】>>474-476 ◆155【残りの一枚】>>477-478

◆156【よくやった】>>482-485 ◆157【楽しい】>>486 ◆158【お前だけという意味】>>487 ◆159【シャッフル】>>488-489 ◆160【伸び】>>490-493

◆161【灯る火】>>495-496 ◆162【火花】>>497-498 ◆163【赤い火】>>499-501 ◆164【鎮める】>>502-505 ◆165【守れなかった事】>>507-510

◆166【居場所が分かる】>>516-518 ◆167【無意識の行動】>>519-520 ◆168【邪魔者は去ります】>>521-523 ◆169【理解してくれない】>>524-525 ◆170【頼み事】>>526-529

◆171【自重しろ】>>537-538 ◆172【月が綺麗ですね】>>539-540 ◆173【意味】>>541-543 ◆174【それでいいなら】>>544-546 ◆175【限界でした】>>547-548

◆176【見守る】>>559-561 ◆177【うたた寝】>>562-563 ◆178【そりゃそうだ】>>564-565 ◆179【当たり前】>>566-567 ◆180【甘えっ子】>>568-570

◆181【くっついていたい】>>576-577 ◆182【どれだけ煽る気だ】>>578-579 ◆183【諦め】>>580-581 ◆184【完全回復】>>582 ◆185【縋る】>>583-586

◆186【転がり込む】>>590-592 ◆187【迷惑】>>593-594 ◆188【猫部屋ツアー】>>595-596 ◆189【再会】>>597-598 ◆190【隔離】>>599-600

◆191【もふもふ】>>602-603 ◆192【礼】>>604-606 ◆193【ありがた迷惑】>>607-608 ◆194【肌寒い】>>609-610 ◆195【温もり】>>611-612

◆196【猫へのお礼】>>616-617 ◆197【眼鏡】>>618-619 ◆198【疲れた身体に】>>620-621 ◆199【甘えて】>>622-624 ◆200【甘え方】>>625-627

◆201【新婚風】>>632-633 ◆202【酒の香りの中に】>>634-635 ◆203【残り香】>>636-638 ◆204【無粋】>>639-640 ◆205【香り】>>641-642

◆206【発酵】>>646-647 ◆207【後でまた来る】>>648-649 ◆208【確認】>>650-651 ◆209【大急ぎ】>>652-653 ◆210【大慌て】>>654-656

◆211【安心できる場所】>>662-663 ◆212【幼児扱い】>>664-665 ◆213【狩り】>>666 ◆214【模様替え】>>667-668 ◆215【どアップ】>>669-670

992: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/31(金) 22:55:20 ID:R/5Sow1Y

◆216【行水】>>672-673 ◆217【宣言】>>674-675 ◆218【育たない】>>676 ◆219【気づいた事】>>677-679 ◆220【恥ずかしい】>>680-682

◆221【遊んでみる】>>688-689 ◆222【虚しい】>>690 ◆223【香りの記憶】>>691-692 ◆224【恩を仇で】>>693-694 ◆225【赤と緑】>>695

◆226【試しに】>>699-701 ◆227【怪しい人】>>702 ◆228【特殊能力】>>703-704 ◆229【盗んだ物】>>705-706 ◆230【でなきゃとぼけ?】>>707-708

◆231【木の上】>>712-715 ◆232【優先】>>716-718 ◆233【巻く】>>719-720 ◆234【食べたい】>>721-722 ◆235【流れ星の行く先】>>723-724

◆236【雪崩】>>730-732 ◆237【移動】>>733-734 ◆238【寝顔】>>735-736 ◆239【塗ってみる】>>737-738 ◆240【さすがにこれは……】>>739-741

◆241【協力者】>>758-759 ◆242【様子を見に】>>760 ◆243【見せつける】>>761-762 ◆244【作戦会議】>>763-765 ◆245【大事な話?】>>766-767

◆246【もうそんな事はいい】>>798 ◆247【嵌められた】>>799-800 ◆248【嬉しそうだから】>>801-802 ◆249【イラつく】>>803-804 ◆250【無視も嫌だけど】>>805

◆251【仕返し】>>818-820 ◆252【冗談】>>821-822 ◆253【ちょっとだけ羨む】>>823-824 ◆254【近眼】>>825-827 ◆255【板】>>828

◆256【餌】>>838-839 ◆257【疑似餌】>>840-841 ◆258【会話】>>842-843 ◆259【ねちっこい】>>844-845 ◆260【ポジティブ】>>846-847

◆261【痛みに耐える】>>856-857 ◆262【つまり一生勝てない】>>858 ◆263【格好の場】>>859-860 ◆264【何て事しやがった】>>861-862 ◆265【さすがに……】>>863-864

◆266【お灸】>>867-868 ◆267【見てろ】(R18)>>869-871 ◆268【目に焼きつけろ】(R18)>>872-874 ◆269【なんて事だ】>>875-877 ◆270【償い分】>>878-879

◆271【知られて堪るか!】>>882 ◆272【度々思い出す】>>883 ◆273【悪戯しないなら】>>884-886 ◆274【殺す気か】>>887 ◆275【助け返し】>>888-889

◆276【ずんぐり】>>892-893◆ 277【思った以上に】>>894-896 ◆278【かわいい仕草が余計】>>897 ◆279【馴染みと戯れた】>>898-899 ◆280【馴染みと戯れる】>>900

◆281【空っぽ】>>908-909 ◆282【おっさんの足見たいか?】>>910-911 ◆283【やっぱり負けた】>>912-913 ◆284【燦然(さんぜん)】>>914-915 ◆285【リヴァイで遊ぶ】>>916

◆286【発散?】>>922 ◆287【照れ隠し】>>923-924 ◆288【欲しいもの】>>925-928 ◆289【移動した場所】>>929-930 ◆290【記録】>>931-932

993: ◆uSEt4QqJNo 2014/10/31(金) 22:56:20 ID:R/5Sow1Y

◆291【そこは俺の場所だ】>>934-936 ◆292【香水】>>937-939 ◆293【良い香り】>>940-941 ◆294【マーキング】>>942-943 ◆295【お前っぽい香水】>>944-945

◆296【溢れそう】>>950-951 ◆297【世話焼き】>>952-955 ◆298【昔のあなた】>>956-958 ◆299【こっちが堪らない】>>959-961 ◆300【コイツは直らない】>>962-963

◆301【お菓子がない】>>967-969 ◆302【ハンジ班が戯れる】>>970-971 ◆303【仕掛ける】>>972-974 ◆304【トリック】>>975-976 ◆305【トリート】>>977-978

◆306【エルヴィンの悪戯】>>979-981 ◆307【汚い基準】>>982 ◆308【警戒心の有無】>>983 ◆309【望めるのならば】>>984-985 ◆310【少し休もう】>>986-988