522: ◆uSEt4QqJNo 2015/05/27(水) 22:11:26 ID:/PIwjvl6

【巨人に?】


リヴァイ「お前、案外嫉妬するな」

ハンジ「はい!?」

リヴァイ「? なんとなく思ったんだが」

ハンジ「いきなりで驚いたんだよ。そんなに嫉妬した覚えないけど?」

リヴァイ「そうか?」

ハンジ「普通だよふつー」

引用元: ・ハンジ「戯れて」リヴァイ「過ぎる日々」

523: ◆uSEt4QqJNo 2015/05/27(水) 22:11:59 ID:/PIwjvl6

リヴァイ「嫉妬される事は別に悪くない」

ハンジ「そ、そうなの?」

リヴァイ「狂われるのは嫌だがな」

ハンジ「さすがにそこまではねぇ」

リヴァイ「……」

ハンジ「何?」

リヴァイ「いや」

リヴァイ(巨人相手なら狂う勢いで感情を表に出すくせにな)



524: ◆uSEt4QqJNo 2015/05/27(水) 22:12:53 ID:/PIwjvl6

【悪戯心】


ハンジ「うひひひひひ!! なぁかぁみぃはどうなっているのかなぁー?」

巨人「うおぉ……」


エルヴィン「……ハンジは頑張っているな」

リヴァイ「そうだな」

エルヴィン「あれは正直どう思っているんだ?」

リヴァイ「……引くな」

エルヴィン「引くのか」

リヴァイ「引く、ドン引きだな」

525: ◆uSEt4QqJNo 2015/05/27(水) 22:13:41 ID:/PIwjvl6

エルヴィン「ほぅ」

リヴァイ「?」


―――
――



ハンジ「リヴァイこのやろう!」ギリギリ ←首絞め中
 リヴァイ「お前は何故わざわざ報告するんだ!」


エルヴィン「面白そうだったからだな」フム

リヴァイ「テメェ!」



526: ◆uSEt4QqJNo 2015/05/27(水) 22:14:23 ID:/PIwjvl6

【部下想い】


赤ん坊「おぎゃあ! おぎゃあ!!」

母親「よしよし、どうしたの?」


ハンジ「元気な赤ん坊だね」

リヴァイ「……」

ハンジ「子供ひとり産むのも命懸けだからねぇ。元気だと安心だろうね」

リヴァイ「うるさいがな」

ハンジ「訴える方法が泣くしかないんだから仕方ないさ」

リヴァイ「……」

ハンジ「泣いてる赤ん坊を抱いて宥めてあやす様は愛を感じるよね」

リヴァイ「……」

527: ◆uSEt4QqJNo 2015/05/27(水) 22:14:59 ID:/PIwjvl6

ハンジ「それで寝てしまったり笑ったりしてるとほんわかするよ。こっちも癒される」

リヴァイ「……そんなものか」

ハンジ「そんなもんそんなもん」

リヴァイ「俺にはよく分からねぇな」

ハンジ「そうかなぁ」

リヴァイ「?」

ハンジ「部下に感じてる気持ちに似ているんじゃないかな?」

リヴァイ「そうか?」

ハンジ「育てている、という意味では同じだし」

リヴァイ「無理矢理くせぇな」

ハンジ「あはは、似たようなものだと思うよ。多分ね」

リヴァイ「……そうか」



528: ◆uSEt4QqJNo 2015/05/27(水) 22:15:53 ID:/PIwjvl6

【急ぎだ】


リヴァイ「ハンジ、お前資料どこにやった」

ハンジ「資料?」

リヴァイ「お前の次に俺に回す予定だった物だ」

ハンジ「あぁ……ええーっと」ガサゴソ

リヴァイ「おい」

ハンジ「やっべ、どこに置いたか忘れたかもー」アハハー

リヴァイ「テメェ、俺が何時間待ってるか知ってるか?」

ハンジ「ごめん」

リヴァイ「いいから思い出せ」

ハンジ「えーっと……」ガサゴソ

リヴァイ「どこにやったんだ」キョロッ

ハンジ「……リヴァイが告白してくれたら思い出すかも?」

529: ◆uSEt4QqJNo 2015/05/27(水) 22:16:38 ID:/PIwjvl6

リヴァイ「……ほぉぉ?」イラッ

ハンジ「ん?」


リヴァイ「ハンジ」スッ
ハンジ「ひゃっ!!」


リヴァイ「ーーー」ボソッ
ハンジ「――っ!///」


リヴァイ「ーーーー」ボソボソ
ハンジ「――っ!? ――っ!!///」


リヴァイ「……思い出したか?」スッ

ハンジ「う……さ、探すよ……///」←言葉責めにあった

リヴァイ「ならさっさと探せ。時間がねぇんだ」

ハンジ「口説きへの照れより怒りが勝ったのか……」



530: ◆uSEt4QqJNo 2015/05/27(水) 22:17:57 ID:/PIwjvl6

【堪んない】


ハンジ「はい、あったよ」

リヴァイ「ああ。これでやっと進められる」

ハンジ「ごめんね。終わったあと思いついた事があってそっちに没頭しちゃった」

リヴァイ「回さなきゃならねぇやつを回してから没頭しろ」

ハンジ「本当にごめん。だけどまさか怒った勢いで口説き文句言っちゃうとはねぇ」アハハ

リヴァイ「……」

ハンジ「怒らせたのは悪かったよ。けどその勢いでの事でも嬉しかったよ」フフッ

531: ◆uSEt4QqJNo 2015/05/27(水) 22:18:36 ID:/PIwjvl6

リヴァイ「本気で言った」

ハンジ「――へっ?」

リヴァイ「じゃあな、借りていく」スタスタ…

ハンジ「あ……うん」

ハンジ「……」

ハンジ「――っ///」バンッ! ←机叩いた

ハンジ「……アイツッ」

ハンジ「くっそぅ///」ワシャワシャ



539: ◆uSEt4QqJNo 2015/05/29(金) 22:20:26 ID:mH0bfxL.

【ハンジが悪い】


――練兵場:森――


ハンジ「はぁー、森は気持ちがいいね」

リヴァイ「巨人がいねぇから尚更だな」

ハンジ「いたらもっといいじゃないかぁー」

リヴァイ「そうか、そりゃ良かったな」←テキトー

ハンジ「森林浴ってのがあってさ」←聞いてない

リヴァイ「森林浴?」

ハンジ「なんか癒されるらしいよ? 森のさざめきや樹木の香りにリラックス効果があるんだって」

540: ◆uSEt4QqJNo 2015/05/29(金) 22:21:31 ID:mH0bfxL.

リヴァイ「ほぅ」

ハンジ「香りはフィトンチッドって呼ばれてて、これ人間は癒されるけど実は毒性なんだよ」

リヴァイ「害はねぇのか?」

ハンジ「基本的にはないよ。殺菌と虫を遠ざけたりするだけ。たまに周りの植物の生長を妨げるくらいかな」

リヴァイ「生長を妨げる?」

ハンジ「植物によるけどね。周りが育ちすぎると自分に日が当たらないでしょ?」

リヴァイ「あぁ」

ハンジ「……」ジッ

リヴァイ「? なんだ?」

ハンジ「あれだね、リヴァイは優しいからだね」ウンウン

541: ◆uSEt4QqJNo 2015/05/29(金) 22:22:09 ID:mH0bfxL.

リヴァイ「あ?」

ハンジ「周りに日向を譲っちゃったんだね」

リヴァイ「……テメェは随分我が儘に生長したみてぇだな」イラッ

ハンジ「いやぁ」ハッハッハッ

リヴァイ「ハンジ、これは持論だが」

ハンジ「ん?」

リヴァイ「躾に一番効くのは痛みだと思う」

ハンジ「!」ダッ!

リヴァイ「待て、クソメガネ!」

ハンジ「誰が待つかっ!!」



542: ◆uSEt4QqJNo 2015/05/29(金) 22:23:15 ID:mH0bfxL.

【癒し】


ハンジ「いってぇ、また記憶なくしたらどうするんだよ」←たんこぶ

リヴァイ「逃がさねぇから大丈夫だ」

ハンジ「――っ/// くぅっ、騙されない!」

リヴァイ「……騙してはいないが」

ハンジ「はぁ、もう、せっかく癒されてたのにー」

リヴァイ「お前の所為だ」

543: ◆uSEt4QqJNo 2015/05/29(金) 22:24:36 ID:mH0bfxL.


ハンジ「仕方ないからリヴァイで癒されよう」ガバッ
リヴァイ「何が仕方ねぇんだ」


ハンジ「リヴァイってば石鹸の香りがするー。おっさんなのに」クンクン
リヴァイ「おっさんは関係ねぇ。嗅ぐな」


ハンジ「リヴァイも嗅ぐがいいさ」
リヴァイ「嗅がねぇよ」


ハンジ「ちゃんとお風呂入ったよ」
リヴァイ「そういう問題じゃねぇ」




544: ◆uSEt4QqJNo 2015/05/29(金) 22:25:35 ID:mH0bfxL.

【尾行】


ハンジ「おっ、リヴァイだ」


リヴァイ「……」スタスタ


ハンジ「……」

ハンジ「暇だからあとをつけてみよう」


リヴァイ「……」スタスタ


壁|ンジ「……」


リヴァイ「…………」スタスタ

545: ◆uSEt4QqJNo 2015/05/29(金) 22:26:13 ID:mH0bfxL.

壁|ハンジ「……」

リヴァイ「……何してる?」

壁|ハンジ「リヴァイを尾行している」

リヴァイ「相手に気づかれてるのにか」

ハンジ「まともに尾行したって気づかれるし」

リヴァイ「開き直るな」

ハンジ「暇なんだけどなんか面白いことない?」

リヴァイ「そうだな、それなら格闘訓練にでも付き合え」

ハンジ「うわぁ、痛め付ける気満々だな」

リヴァイ「人聞き悪ぃな。躾だ」



546: ◆uSEt4QqJNo 2015/05/29(金) 22:26:45 ID:mH0bfxL.

【耐久】



リヴァイ「――――」ヌチュッ
ハンジ「ん……」


リヴァイ「――――」
ハンジ「んん……」プルプル


リヴァイ「……」
ハンジ「む゙ー!!」パンパンッ


リヴァイ「は……」

547: ◆uSEt4QqJNo 2015/05/29(金) 22:27:26 ID:mH0bfxL.

ハンジ「はぁはぁ、無理無理、耐えらんない」ゼェゼェ

リヴァイ「俺の勝ちだな」

ハンジ「リヴァイってば肺活量凄すぎるでしょー。勝てるわけないわ」

リヴァイ「息が長く持つとそれだけ動ける」

ハンジ「そりゃ分かってるけど、リヴァイは別格でしょ」

リヴァイ「これは鍛えられるが?」

ハンジ「わ、私も人並み以上ではあると思うよ? だからいいんじゃないかなー」ズザッ

リヴァイ「腰抜かしてるくせに逃げられるとでも?」ガシッ

ハンジ「もう耐久訓練はやめようよ!」



548: ◆uSEt4QqJNo 2015/05/29(金) 22:28:30 ID:mH0bfxL.

【気が済むなら】


リヴァイ「何を熱心に書いているんだ?」

ハンジ「ラブレター」ガリガリ

リヴァイ「あ?」

ハンジ「エルヴィンに」

リヴァイ「捕獲の嘆願書か。また手紙風に渡すつもりか? 前にやめろと言っただろ」

ハンジ「ふふふ、今度のは少し違うんだよ」

リヴァイ「一応聞いてやる。なんだ?」

ハンジ「変名で幾つかに分けて、且つ、捕獲を許可する貴方が素敵(はぁと)と書いてある!!」

549: ◆uSEt4QqJNo 2015/05/29(金) 22:29:05 ID:mH0bfxL.

リヴァイ「……そんな小細工が通用すると?」←呆れた眼差し

ハンジ「…………思わないよ。ちょっと現実逃避をしたかっただけだよ」

リヴァイ「……」ポフッ

ハンジ「今回は無理そうなんだよね。というか大体は無理だけどさ」

リヴァイ「……」ナデナデ

ハンジ「次の為にまた纏めてるんだよ」

リヴァイ「手紙風にか?」

ハンジ「いいじゃん。たまには変わった要望書でも」

リヴァイ「……まあ好きにしろ」←何かを諦めた



558: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/01(月) 21:39:37 ID:1QvksFBY

【その寝顔】


リヴァイ「……」ボー

ハンジ(珍しくリヴァイが酔っ払っている)グビッ

リヴァイ「……ハンジ」コトッ

ハンジ「何?」

リヴァイ「……」

ハンジ(んー? 何かを訴えるような目だな)

リヴァイ「……」ユラッ

ハンジ「お?」

559: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/01(月) 21:40:17 ID:1QvksFBY

リヴァイ「……」トサッ

ハンジ「ああ、膝枕か。酔うとしたがるね」クスッ

リヴァイ「……」ナデ…

ハンジ「ひゃっ!」ビクッ!

リヴァイ「動くな。頭が揺れる」

ハンジ「あなたが足を撫でるからでしょ! おとなしく寝てなよ」

リヴァイ「……」ナデナデ

ハンジ「あぁっ! ちょっと、リヴァイ、んっ……」ビクッ

リヴァイ「大して撫でてねぇんだがな」

ハンジ「手付きがいやらしい!」ペシッ

560: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/01(月) 21:40:43 ID:1QvksFBY

リヴァイ「いてぇな」

ハンジ「もう寝なよ。眠いんでしょ?」ナデナデ

リヴァイ「……ん」ウトウト

ハンジ「……」ナデナデ

リヴァイ「」スゥスゥ

ハンジ「寝たか」

リヴァイ「」スゥスゥ

ハンジ「……油断した顔。普通に寝てる時より険がとれてるね……」ナデナデ

リヴァイ「」スゥスゥ

ハンジ「ふふっ」ナデナデ



561: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/01(月) 21:41:22 ID:1QvksFBY

【中毒】


リヴァイ「ハンジ」ガチャッ

ハンジ「やぁ、リヴァイ」

リヴァイ「……」

+ピカピカ+

ハンジ「ふふん、そろそろ来る頃だと思ってね。掃除しておいたんだ」エッヘン!

リヴァイ「いつもそうしていればいいだろうに」

562: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/01(月) 21:41:51 ID:1QvksFBY

ハンジ「素直に褒めなよー」

リヴァイ「ああ、綺麗になってるな。よくやった」

ハンジ「よっしゃー!! 頑張った甲斐があったよ!」

リヴァイ「……」

ハンジ(……ん?)

リヴァイ「…………」

ハンジ(……なんでちょっと残念そうなんだよ)



563: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/01(月) 21:42:53 ID:1QvksFBY

【ひとつ先】


――街――


ハンジ「おっ! リヴァイ、ここの路地いい感じだよ」

リヴァイ「あ?」

ハンジ「ほら、幾つか花が植えてある」

リヴァイ「ほぅ」

ハンジ「先に真っ直ぐ抜けてるから路地だけど日が当たるみたいだね」

リヴァイ「陰気臭くねぇな」

564: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/01(月) 21:43:33 ID:1QvksFBY

ハンジ「ここ通って行こうよ」

リヴァイ「迷わねぇか?」

ハンジ「大丈夫だよ。長い路地ではないし」

リヴァイ「ならいいが」


――数分後――


ハンジ「……リヴァイ」

リヴァイ「言いたい事は分かっている。あの路地に戻るぞ」

ハンジ「一本道が違うだけで迷うとは……」



565: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/01(月) 21:44:36 ID:1QvksFBY

【故障】


――共同作業中――


ハンジ「酷いよ!」

リヴァイ「本当の事を言っただけだ」

モブリット「ど、どうされたんですか?」

ハンジ「モブリット! 聞いてくれよ! リヴァイが酷いんだ!!」

リヴァイ「酷いのはお前だろ」

モブリット「何があったんですか?」

ハンジ「リヴァイが私の巨人ちゃん人形を捨てろとか気持ち悪いとか言うんだ!」

リヴァイ「ちゃんと片付けねぇからだ。それに気持ち悪いのは本当の事だ」

566: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/01(月) 21:45:11 ID:1QvksFBY

ハンジ「可愛いじゃないか!!」

モブリット「……」

モブリット「…………」チラッ


扉|ハンジ班「「「……」」」フイッ→×3 ←避難中


モブリット(くそ、あいつら……)ハァー

モブリット「ハンジさん」

ハンジ「なんだい?」

モブリット「巨人は基本気持ち悪がれています。それは仕方ないことでしょう?」

ハンジ「だけど」

モブリット「例えば、中央の豚野郎を可愛いと思えますか?」


扉|ハンジ班(((豚野郎って。リヴァイ兵長の言葉が移ってる)))

567: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/01(月) 21:46:10 ID:1QvksFBY


ハンジ「む……思えないけど巨人と一緒にしとほしくないね」

モブリット「例えが悪くて申し訳ありません。ただ世間一般からするとそれくらいの気分になる、とお考えください」

ハンジ「むむ」

モブリット「リヴァイ兵長」

リヴァイ「なんだ」

モブリット「存じていらっしゃるとは思いますが気持ち悪いか可愛いかは人それぞれ感覚が違います」

リヴァイ「ああ……だが」

モブリット「先程の例えを使いますが、いくら中央の豚野郎でも家族がいます」

リヴァイ「……」

モブリット「その家族はもしかしたらそんな豚でも可愛いと思っている人がいるかもしれません」

568: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/01(月) 21:46:44 ID:1QvksFBY

モブリット「責めて捨てないであげてください」


扉|ハンジ班(((結局気持ち悪いと言うのはいいのか)))


リヴァイ「……そうだな、悪かった。だがゴミのように放置していたら片付けるからな」

ハンジ「ぐっ、分かったよ。ちゃんと大事に扱う。壊れたら責任持って自分で処分するよ」

モブリット「良かったです。さぁ仕事に取り掛かりましょう。今日は二徹目ですよー」フフフー

リヴァイ「……途中で巨人人形を弄りやがるから……」ボソッ ←共に二徹目

モブリット「堪えてください……でないともっと掛かってしまいます」ボソッ

リヴァイ「……」チッ


扉|ハンジ班(((さすがに一緒に徹夜となると無茶苦茶になってくるなぁ)))*アハハー* ←みんな壊れ中



569: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/01(月) 21:47:50 ID:1QvksFBY

【返事】


ハンジ「はい、リヴァイあげる」ズイッ

リヴァイ「…………」

ハンジ「ほら」

リヴァイ「……」スッ

ハンジ「一輪挿しってあったっけ?」

リヴァイ「無い」

ハンジ「そうか、仕方ない。とりあえず水差しでいいか」

570: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/01(月) 21:48:24 ID:1QvksFBY

リヴァイ「それは飲み水用だ」

ハンジ「だって他に無いし」

リヴァイ「どこかから持ってくる。しかし……」

ハンジ「何?」

リヴァイ「薔薇か」

ハンジ「薔薇だよ」

リヴァイ「…………」

ハンジ「一輪の赤い蕾の薔薇だよ」

リヴァイ「……部屋に飾っておく」



578: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/03(水) 22:37:26 ID:KWDEqqFE

【甘え倒す】


ハンジ「んふふふ、リヴァイー」

リヴァイ「なんだ」


ハンジ「リヴァイリヴァイリヴァイー」ギュー
リヴァイ「うるせぇ。だいぶ酔ってんな」


ハンジ「くふっふふふふふ」
リヴァイ「気色悪ぃ。どうした」


ハンジ「当たり前にリヴァイが隣にいるのが嬉しくて。んふふふー」
リヴァイ「……」


ハンジ「リヴァーイ!」グイッ
リヴァイ「!?」カチャンッ

579: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/03(水) 22:38:00 ID:KWDEqqFE


ドサッ!


ハンジ「むふー……」
リヴァイ「おい! 酒が零れるだろう……が?」


ハンジ「」スースー
リヴァイ「……そろそろ寝る頃だとは思っていたが」


ハンジ「うーん……」スースー
リヴァイ「……」


ハンジ「」スースー
リヴァイ「……」ナデナデ


ハンジ「んふふ……」スースー
リヴァイ「……重いな」




580: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/03(水) 22:39:05 ID:KWDEqqFE

【そこにいるから】


ザー……


ハンジ「雨だねぇーしけしけしてるよ」ダラーン

リヴァイ「だれるな」


ゲコゲコゲコゲコゲコ


ハンジ「カエルだ!!」ガバッ!

リヴァイ「あ?」

ハンジ「捕ってこよう!」

リヴァイ「なんでだ」

ハンジ「そこにカエルがいるからさっ!」キランッ+

リヴァイ「意味が分からねぇし、そんなことする元気があるなら先に仕事をしろ」



581: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/03(水) 22:40:37 ID:KWDEqqFE

【恥じらいはどこだ】


ハンジ「ねぇ、リヴァイ。寝てても大きな音がしたら起きるよね?」

リヴァイ「まあな」

ハンジ「じゃあさ、例えば寝ている時に自分で大きな音のおならしたらやっぱり起きる?」

リヴァイ「馬鹿かお前」

ハンジ「うわぁ、真顔だよ。表情筋がぴくりとも動いてないくらい真顔だよ」

リヴァイ「お前……少しは慎みを持ったらどうだ」

ハンジ「リヴァイの前で今更ねぇー」

582: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/03(水) 22:41:10 ID:KWDEqqFE

リヴァイ「……もう一回記憶なくせ」

ハンジ「“忘れられるのは堪らん”とか言ってたくせに」

リヴァイ「…………冗談だ」

ハンジ「今、間が長かったよ」

リヴァイ「冗談だ。また口説くのは骨が折れる」

ハンジ「――っ///」

リヴァイ「赤いな」

ハンジ「うるさい、見るな! 馬鹿!」サッ

リヴァイ「おならがどうのと言ってた女と同じ女とは思えねぇな」



583: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/03(水) 22:41:54 ID:KWDEqqFE

【遠回しな気遣い】


ハンジ「あ、おかえりー。遅かったね」

リヴァイ「…………」

*散らかり放題なリヴァイの部屋*

ハンジ「三日間の出張お疲れー」

リヴァイ「テメェ……どういうつもりだ」ゴゴゴゴ

ハンジ「? 何が?」

リヴァイ「何がじゃねぇだろ。人の部屋散らかしやがって」ゴゴゴゴ

ハンジ「散らかし……」クルッ

*本と紙だらけ*

ハンジ「おぉっ!?」ビクッ

リヴァイ「今気づいたのか? お前のその眼鏡は飾りなのか?」ゴゴゴゴ

ハンジ「ごめん、片付けるよ。この三日、入り浸ってたから麻痺してた」アハハー

リヴァイ「あ?」

584: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/03(水) 22:43:03 ID:KWDEqqFE

ハンジ「リヴァイくまじゃ物足りなくてさー」ガサゴソ

リヴァイ「……」

ハンジ「あ、寝室はちゃんと綺麗にしてるよ。すぐに寝れるようにしてるから休んだら? 疲れたでしょ?」

リヴァイ「……」チラッ

ハンジ「ちゃ、ちゃんとソファも片付けるって。睨まないでよ」

リヴァイ「……」

ハンジ「ほら、突っ立ってないで寝室に行った行った」グイグイ

リヴァイ「押すな」

ハンジ「はい、おやすみー」パタンッ

リヴァイ「……」

リヴァイ「……ソファ中心に散らかしてやがったな」



ハンジ「一人だと座って寝る癖直させないと。身体悪くしちゃうよ」ガサゴソ



586: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/03(水) 22:44:57 ID:KWDEqqFE

【足りないモノ】


ハンジ「よし、片付け終わった。というか紙と本散らかしただけだったけど」

ハンジ「リヴァイは寝たかな?」ソー

カチャッ

ハンジ「ふむ、ベッドで寝てるね。よしよし」ソロソロ

リヴァイ「……」スゥスゥ

ハンジ「……」ジッ

リヴァイ「……」スゥスゥ

ハンジ「……」ナデ…

ガシッ

587: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/03(水) 22:45:24 ID:KWDEqqFE

ハンジ「!?」

グイッ

ハンジ「のわっ!!」ドサッ

リヴァイ「片付け終わったのか」

ハンジ「起きてたの!?」

リヴァイ「まあな」

ハンジ「結構時間経ったでしょう?」

リヴァイ「寝るには足りないものがあった」

ハンジ「何?」

リヴァイ「お前だ」

588: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/03(水) 22:45:48 ID:KWDEqqFE

ハンジ「――っ!?///」


リヴァイ「ようやく寝れる」ボフッ
ハンジ「ちょっ、重いよ。人を敷布団にしないで。寝惚けてるね? リヴァイ」


リヴァイ「」スゥスゥ
ハンジ「寝惚けどころか寝てやがる」


リヴァイ「」スゥスゥ
ハンジ「……緩い顔しちゃって」


リヴァイ「」スゥスゥ
ハンジ「まあいいか」フフッ




594: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/05(金) 21:34:20 ID:GTf9PBVc
始める



*ネタバレ注意*↓










.

595: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/05(金) 21:35:02 ID:GTf9PBVc

【ひとりでは】


――『リヴァイ。あなたはただのリヴァイ。愛してるわ』

リヴァイ『誰もいない』

リヴァイ『ベッドに母さんの亡骸があるだけだ』

リヴァイ『誰もいない。俺ひとりだ』

――『お前は? 生きている方か?』

リヴァイ『あんただって傍にはいなくなる』

――『兄貴!』

リヴァイ『お前も』

――『よぉ、リヴァイ』

リヴァイ『お前もだ』

リヴァイ『誰もいない。いなくなる』

リヴァイ『俺は』

596: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/05(金) 21:35:37 ID:GTf9PBVc

『リヴァイ! そんな所で何しているんだい?』

リヴァイ『お前は……』

『みんなが待っている。あなたの家族が待っているよ』

リヴァイ『家族?』

『おや? 調査兵団のみんなは家族でしょう?』

リヴァイ『……』

『……例え私が先に逝ったとしても、私と過ごした記憶はあなたの支えにはならない?』

リヴァイ『!』

『あなたは本当にひとりなの?』

リヴァイ『……俺は』

――――――――――――

ハンジ「――リヴァイ」

リヴァイ「!」パチッ

597: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/05(金) 21:36:07 ID:GTf9PBVc

ハンジ「大丈夫? 眉間のシワが大変な事になってるよ。辞書でも挟めそう」

リヴァイ「……クソメガネ」

ハンジ「開口一番がそれかい」

リヴァイ「ハンジ」グイッ


ハンジ「わっ――んっ」
リヴァイ「――――」


ハンジ「ふ……どうしたの?」
リヴァイ「ハンジ」ギュッ


ハンジ「何?」
リヴァイ「……ハンジ」


ハンジ「? 呼びたいだけかな?」
リヴァイ「……」ギュゥ

598: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/05(金) 21:36:44 ID:GTf9PBVc


ハンジ「ふふっ、なんだか甘えっ子だね。悪夢でも見た?」
リヴァイ「……甘えてねぇ」


ハンジ「そういうことにしておいてあげる」ギュッ
リヴァイ「……」


ハンジ「ありゃ? 否定しないね。本当にどうしたの?」
リヴァイ「なんでもねぇ」スリッ


ハンジ「そう? ならいいけど」ギュゥ
リヴァイ「……」


ハンジ「きっと疲れてるんだよ。もう少し寝る?」
リヴァイ「……ああ」


ハンジ「じゃあ、抱いててあげる。おやすみ、リヴァイ」
リヴァイ「……おやすみ」




599: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/05(金) 21:38:23 ID:GTf9PBVc




*ネタバレ注意*↑










.

600: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/05(金) 21:40:23 ID:GTf9PBVc

【呆れ果てた】


リヴァイ「……」ゴゴゴゴ

ハンジ「……」ダラダラ

リヴァイ「何を言いたいかは分かるな?」ギロリッ

ハンジ「……ハイ」

リヴァイ「昨日だ。つい昨日だ」

ハンジ「ソウデスネ」

リヴァイ「たった1日で何故ここまで散らかせるんだ!?」

*ぐっちゃぐちゃなハンジの部屋*

601: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/05(金) 21:40:53 ID:GTf9PBVc

ハンジ「ええっとですね、これには訳がありまして」

リヴァイ「なんだ?」

ハンジ「時間が足らなくて部屋に資料を持ってきたんだけど」

リヴァイ「……」ジッ

ハンジ「その資料に対して部屋にある本が必要になりまして」

リヴァイ「…………」ジー

ハンジ「その……一冊抜いたらバサバサーっと」

リヴァイ「普通に抜けばそうはならねぇはずだが?」

ハンジ「ああ、うん。ええっと資料見ながら取ったら……」

リヴァイ「あ゙?」

602: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/05(金) 21:41:46 ID:GTf9PBVc

ハンジ「うっ」ビクッ

リヴァイ「……資料が一面に散らばっているのはなんだ?」

ハンジ「それも同じような感じで……別の資料を手にしたらバサバサーって」

リヴァイ「………………」

ハンジ「……えっと、ごめんなさい」

リヴァイ「…………はぁぁー」

ハンジ「奥底から吐いたような溜め息だね」

リヴァイ「誰の……もういい。片付けるぞ」

ハンジ「はい、頑張ります」



603: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/05(金) 21:42:27 ID:GTf9PBVc

【閉め出されたかと】


――リヴァイ自室前――


ハンジ「ふんふふーん」カチャッ

ガチッ

ハンジ「あれ?」ガチッガチッ

ハンジ「これ私の部屋の鍵だっけ?」チャラッ

ハンジ「いや、間違いなくリヴァイの部屋のだ」

ハンジ「なんで開かないの?」

ハンジ「……」スッ…ガチッ

ハンジ「…………」

ハンジ「もう……入ってくるなとか……」

604: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/05(金) 21:42:56 ID:GTf9PBVc

ハンジ「あはは! なんてねー!」

ハンジ「なんて……」

リヴァイ「ハンジ」

ハンジ「あ」

リヴァイ「ここにいたのか」

ハンジ「えっ?」

リヴァイ「ほら」チャラッ

ハンジ「鍵?」

リヴァイ「鍵穴が悪くなっていたからな。換えてもらった」

ハンジ「あ、そうなんだ」

リヴァイ「? どうした?」

ハンジ「いや……いきなり開かなくなってて驚いてたところだったんだよ」アハハー

605: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/05(金) 21:43:25 ID:GTf9PBVc

リヴァイ「……悪かったな」

ハンジ「えっ? いや、いやいや! 別になんでもないよ! なんで謝るのさ」

リヴァイ「開けろ」

ハンジ「へ?」

リヴァイ「入るんだろ?」

ハンジ「! うん」スッ

カチャンッ

ハンジ「……ふふっ」

リヴァイ「……」

ハンジ「ようこそー」ガチャッ

リヴァイ「俺の部屋だ」



606: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/05(金) 21:43:56 ID:GTf9PBVc

【深夜の叫び】


ハンジ『リーヴァイー!』

リヴァイ『……近寄るな』

ハンジ『えっ?』

リヴァイ『もう二度と俺に近寄るな』

ハンジ『な、なんで……?』

リヴァイ『お前みたいな不潔な女とは付き合えない』

ハンジ『――っ』

リヴァイ『注意しても改善しない、ほとほと呆れた』

608: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/05(金) 21:44:29 ID:GTf9PBVc

ハンジ『リ、リヴァイ、ちゃんとするから……』

リヴァイ『ちゃんとしようがしまいがもうお前と共にいたくない』

ハンジ『リ』

リヴァイ『じゃあな』

ハンジ『――――!!!』


―――
――



ハンジ「リヴァイ!!」ガバッ!

609: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/05(金) 21:44:59 ID:GTf9PBVc

リヴァイ「……ああ?」パチッ

ハンジ「……リヴァイ……?」ハァハァ

リヴァイ「夜中にいきなり起きたかと思えば叫びやがって。びっくりしただろうが」


ハンジ「リヴァイ」ギュッ
リヴァイ「ん?」


ハンジ「うぅ……」ギュゥ
リヴァイ「どうした? 悪夢か?」


ハンジ「うん、うん。ひっどい悪夢」
リヴァイ「そうか……」ナデナデ




610: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/05(金) 21:45:30 ID:GTf9PBVc

【そのままはダメだ】



ハンジ「うー」ギュゥ
リヴァイ「どんな悪夢だ? また俺を殺したのか?」


ハンジ「ううん……リヴァイが私と別れるって」
リヴァイ「……ねぇから安心しろ」


ハンジ「不潔な女とは付き合えないって」
リヴァイ「そりゃまた随分今更だな」


ハンジ「注意しても改善しないから呆れたって」
リヴァイ「それはそうだな」


ハンジ「えっ、じゃあ……」バッ

611: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/05(金) 21:46:06 ID:GTf9PBVc

リヴァイ「……なんて情けねぇ顔してやがる。その程度で別れねぇよ」ナデ…

ハンジ「……」

リヴァイ「……はぁ」

リヴァイ「お前が不潔なのも注意も今に始まった事じゃねぇだろ。全て納得済みでの関係じゃねぇのか?」

ハンジ「リヴァイ……」

リヴァイ「不衛生な事に苛立ちはするがそうなる理由も知っている。
ある程度は許容しなくもない。酷い時は俺や他の奴等が注視する事でなんとかする」

ハンジ「……」

リヴァイ「お前を洗うのもそれなりに面白いしな」

ハンジ「おぉう、リヴァイが変態に片足突っ込んでいる」

リヴァイ「お前を自分の女にしてる時点で変態だろ」

612: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/05(金) 21:46:35 ID:GTf9PBVc

ハンジ「失敬な!」

リヴァイ「本当の事だ」

ハンジ「……」

リヴァイ「なんだ?」

ハンジ「“自分の女”?」

リヴァイ「……違うのか?」


ハンジ「違わない」ギュッ
リヴァイ「ならもういいな?」


ハンジ「うん。不潔なままでもリヴァイの女でいられるって分かったから大丈夫」
リヴァイ「いや、改善はしろ」




618: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/07(日) 22:34:30 ID:i2aTqeBo

【あいあい】


――街――


ハンジ「ごめーん! お待たせー!」

リヴァイ「偉く待った」

ハンジ「そこは‘今来たところだ’って言うところだよ」

リヴァイ「俺は事実を述べる派だ。……ん? お前、傘はどうした」

ハンジ「慌ててたし、今降ってないからいいかなって思って置いてきた」

リヴァイ「曇天だぞ」

ハンジ「そんなに長く街にいないでしょ」

リヴァイ「知らねぇからな」

ハンジ「大丈夫だって。でもちょっと急ごうか」


―――
――

619: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/07(日) 22:35:11 ID:i2aTqeBo


ザー……

ハンジ「いやぁ、店を出たら降っているとは」

リヴァイ「そらみろ」

ハンジ「リヴァイの傘に入れてー」

リヴァイ「狭いな」


ハンジ「ぎゅーぎゅーにくっついとかないとね」ギュッ
リヴァイ「……腕を組む必要は?」


ハンジ「より密着してればその分濡れなくて済むよ」
リヴァイ「……」


ハンジ「帰ろうか」ギュッ
リヴァイ「ああ」




620: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/07(日) 22:35:48 ID:i2aTqeBo

【どっちがどれほど】


ハンジ「あーもう! うるさいよ!」

リヴァイ「ああ? お前が悪いんだろうが」

ハンジ「そりゃ片付けは大事だろうけどそこまで潔癖にやったらそれはそれで身体に悪いよ!」

リヴァイ「お前みたいに汚し放題にしている方が身体に悪いだろ」

ハンジ「うぐっ……リヴァイは私の事が嫌いなんだね?」

リヴァイ「なんでそうなる」

ハンジ「意地悪ばっかするじゃんか!」

リヴァイ「お前の身体に悪いからやっているんだろうが」

ハンジ「私だってリヴァイの為にやってる事だってあるよ!」

621: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/07(日) 22:36:17 ID:i2aTqeBo

リヴァイ「さっぱり思い当たらねぇ」

ハンジ「リヴァイの部屋に行く時は必ずお風呂に入るし」

リヴァイ「それは当然だろう」

ハンジ「1週間くらいならざらに入らない私がだよ!?」

リヴァイ「……威張ることじゃねぇ」

ハンジ「リヴァイの為に紅茶の淹れ方だって勉強してるし!」

リヴァイ「俺はコーヒーの淹れ方を学んできた」

ハンジ「リヴァイが好きそうな掃除道具見繕ってきたりしてるし!」

リヴァイ「お前が好きそうな本を土産に買ってきている」

ハンジ「それだけじゃないよ! 私の方がリヴァイを喜ばせる為に頑張ってる……し」

リヴァイ「馬鹿言え、俺の方がお前を喜ばせるのに苦労して……いる」

622: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/07(日) 22:36:53 ID:i2aTqeBo

ハンジ「…………」

リヴァイ「…………」

ハンジ「……えっと」

リヴァイ「……もうやめねぇか?」

ハンジ「うん……続きやろうか」

リヴァイ「俺はあっちを片付ける」スタスタ

ハンジ「うん」

ハンジ「…………」

ハンジ(くぅおぁぁぁ!! 何こっ恥ずかしいことをぉぉぉ!!!///)ガシガシ! ←身悶え中



リヴァイ「…………」←無表情だが心中で悶え中



623: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/07(日) 22:37:47 ID:i2aTqeBo

【兵長に見せたい】


ハンジ「モブリット、また絵を描いてもらえないかい?」

モブリット「リヴァイ兵長の絵ですか?」

ハンジ「そうそう。ついでに私の絵もお願い。リヴァイに無理矢理押し付けるから」

モブリット「……それならお二人の絵を描きましょうか?」

ハンジ「? うん、だから今二人分頼んだでしょう?」

モブリット「あ、いや、二人並んだ絵を、という意味なんですが」

ハンジ「えっ」

モブリット「もうこそこそ隠れて描く必要もないですし」

ハンジ「それはモブリットの前で二人並ぶって事だよね……?」

モブリット「まあ、そうして頂いた方が描きやすいですが」

624: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/07(日) 22:38:13 ID:i2aTqeBo

ハンジ「……それは……ちょっと……」

モブリット「何故です? 前にバザーで描いてもらったと言ってましたよね? あ、それより下手かもしれませんが……」

ハンジ「違うよ! モブリットの腕は確かだよ。ただ、その……」

モブリット「なんです?」

ハンジ「……部下の前で恋人として並ぶのはちょっと……恥ずかしい……かな? あはは」テレッ

モブリット「……」

ハンジ「……モブリット?」

モブリット「……」ガサゴソ

ハンジ「何してるの? 紙とペン?」

モブリット「……」シャッ!

ハンジ「えっ? なんでいきなり描き出してるの?」

モブリット「……」シャシャッ!

625: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/07(日) 22:38:40 ID:i2aTqeBo

ハンジ「ちょっ、リヴァイ並みに無言とか」

モブリット「……ふー。我ながら上手く描けました」

ハンジ「えっ?」

モブリット「はい、絵ですよ?」

ハンジ「いや、分かってるよ。そうじゃないよ」

モブリット「ハンジさんの絵なのでリヴァイ兵長に渡してきますね」

ハンジ「なんでモブリットが?」

モブリット「説明が必要ですし、リヴァイ兵長も描かなければいけませんから」

ハンジ「説明?」

モブリット「それでは」スタスタ

ハンジ「……私絵、見てないんだけど」



626: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/07(日) 22:39:21 ID:i2aTqeBo

【のこるもの】


ハンジ「あ、リヴァイ」

リヴァイ「ああ」

ハンジ「モブリットから絵を受け取った?」

リヴァイ「まあな」

ハンジ「今手にしてるヤツ? 見せてもらえる? あの子私に見せる前に行っちゃったものだから」

リヴァイ「構わねぇが。ほら」ペランッ

ハンジ「どれどれ……。――!?」

リヴァイ「“照れた顔はなかなか描けるものではないので”とかなんとか色々と言って渡された」

ハンジ「あ……あ……///」

リヴァイ「俺もその時に描かれた絵は見ていない。持ってるか?」

ハンジ「……っ///」スッ

リヴァイ「ハンジ?」

ハンジ「まだ……貰ってない……」

627: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/07(日) 22:39:49 ID:i2aTqeBo

リヴァイ「そうか……絵を受け取った後、いきなり描き出してさっさといなくなったもんでな」

ハンジ「そ、そう……」

リヴァイ「……何故絵で顔を隠してる」

ハンジ「いや……これ処分しちゃいけない?」

リヴァイ「ダメに決まってんだろ。返せ」スッ

ハンジ「あ……うぅ///」

リヴァイ「あ? 何故泣きそうな顔を……」


モブリット「ハンジさん! 良かった見つかって」

ハンジ「モブリット! 貴方ねぇ!」

モブリット「はい、リヴァイ兵長の絵です」スッ

ハンジ「!?」

モブリット「それでは失礼致します」スタスタ

リヴァイ「なんだ、アイツ……」

ハンジ「……あの子凄い」ジー

628: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/07(日) 22:41:16 ID:i2aTqeBo

リヴァイ「あ?」ヒョイッ

リヴァイ「!?」

ハンジ「微妙な笑顔しっかり描き止めてる。絵でも分かりづらいけど笑顔だよ」

リヴァイ「……処」

ハンジ「しないよ。リヴァイもしないんでしょ?」

リヴァイ「…………」

ハンジ「うん、あの子見事だわ。文句も言えない」

リヴァイ「……チッ」




モブリット「お、お二方両方に渡しておけば大丈夫……の筈」ドキドキ

モブリット「……あんないい顔描き留めておかないと。お二方の為にも」



629: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/07(日) 22:42:04 ID:i2aTqeBo

【手が動いてない】


リヴァイ「ミントが大量発生だ。抜くのを手伝え」

ハンジ「はいはい」

リヴァイ「抜いたところでまた生えてくるがな」ブチブチ

ハンジ「種子からだけでなく地下茎からも凄い勢いで増える上に地下茎は柔らかくて切れやすいから、ほら」ブチッ

リヴァイ「他の雑草と違って根っ子ごとずるりというわけにはいかねぇな」

ハンジ「ちょっと残っただけであっというまに増えるタフさ。
でもアップルミントの方が強くてペパーミントも勝てないんだよ」ブチブチ

リヴァイ「ほぅ」ブチブチ

630: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/07(日) 22:42:32 ID:i2aTqeBo

ハンジ「薬にも使われているんだよ。つまりは毒性がある」

リヴァイ「あ?」

ハンジ「人によって皮膚に対しての刺激が強すぎたりまた、過敏性反応もある。
喘息の悪化を引き起こしたこともあるらしいけど喘息に効くものでもある。ややこしいね」ペラペラ

リヴァイ「……」

ハンジ「人による、ということなんだろうか?
それからミントティーで幼児が中毒を起こしたこともあるらしいけど、それはペニーロイヤルミントによるもので――」ペラペラ

リヴァイ「……」ブチブチ

リヴァイ(今後コイツを手伝わすのはやめておこう)ブチブチ



635: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/10(水) 21:59:24 ID:CVlo02v.

【しまったな】


ハンジ「リヴァイ、天然の露天風呂に興味ないかい?」

リヴァイ「ない」

ハンジ「訓練に使われてる山にあるらしいんだけど、今度2、3日休暇を取って行ってみない?」

リヴァイ「……」

ハンジ「使われていない日を狙うから人はいないと思うよ」

リヴァイ「……」

ハンジ「二人で行こうよ」

リヴァイ「分かった」

ハンジ「やった! どうしても渋るなら色仕掛けでもしなきゃいけないかと」

リヴァイ「ほぅ? やってみせろ」

ハンジ「承諾を得たからやりませーん」

リヴァイ「……チッ」



636: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/10(水) 22:00:07 ID:CVlo02v.

【お先に】


――山――


リヴァイ「入り組んだ所にあるんだな。訓練並みだ」

ハンジ「天然だしね。訓練並みだからこそ人もいない。でも動物とかはいるかも!」キラキラ

リヴァイ「獣と混浴なんぞしたくねぇな」

ハンジ「常に流れてるだろうから気にしないの。あ、着いたよ」

リヴァイ「思ったより広いな」

ハンジ「そうだね。みっちり詰めれば1000人くらい入れるかな?」

リヴァイ「そこまで入るか分からんがそんな風呂は嫌だな」

637: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/10(水) 22:00:32 ID:CVlo02v.

ハンジ「早速入ろうか!」ヌギヌギ

リヴァイ「……お前、本当に恥じらいが無くなったな」

ハンジ「リヴァイから色々と恥ずかしい目にあわされてるからね」ポイッ

リヴァイ「散らかすな」スッ

ハンジ「それに水着着てるし」

リヴァイ「……脱いだ服くらい責めて岩に乗せておけ」

ハンジ「あれぇ? 期待しちゃった?」ニヨニヨ

リヴァイ「してねぇ」

ハンジ「あ、そう。じゃ、お先にー」パシャッ

リヴァイ「片付けてから入れ、クソメガネが」ガサゴソ



638: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/10(水) 22:01:17 ID:CVlo02v.

【脅かした結果】


ハンジ「あー、露天風呂気持ちいいねぇ」

リヴァイ「そうだな」

ハンジ「でもちょっと雲行きが怪しいね」

リヴァイ「いざとなれば山小屋がある」

ハンジ「訓練用のやつだね」

リヴァイ「ああ」

ハンジ「でもできれば街の宿がいいな」

リヴァイ「確かに」

ハンジ「よし、こんだけ広いし泳いでくる!」バシャバシャ

リヴァイ「脈絡ねぇな。のぼせるぞ」

ハンジ「大丈夫だよ」バシャバシャ

639: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/10(水) 22:01:55 ID:CVlo02v.

リヴァイ「ガキか。あまり奥に行くな。戻ってこい」

シーン……

リヴァイ「? ハンジ?」

リヴァイ「おい、ハン……!!」

ザバァッ!

リヴァイ「!?」

ハンジ「ぶはぁ! あはははは! すげぇ驚いてる!!」

リヴァイ「潜水してやがったのか」

ハンジ「脅かそうと思って。大成功!」

リヴァイ「くだらねぇ事しやがって」グイッ

ハンジ「おわっ!」


リヴァイ「仕置きだ」スルッ
ハンジ「ぎゃっ!!/// 馬鹿! 水着捲るなよ!」バシャッ!

640: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/10(水) 22:02:26 ID:CVlo02v.


リヴァイ「お前が悪い」レロッ
ハンジ「あっ……ん……待って、温泉の中じゃダメだよ」


リヴァイ「あ?」
ハンジ「何て言うかねぇ、女性のそれって内蔵系だから」


リヴァイ「……」
ハンジ「ちょっと怖いよね。内蔵に温泉水が入るかと思うと……」


リヴァイ「分かった。やめろ、萎える」
ハンジ「今は萎えてくれた方が私としてはありがたい」


リヴァイ「悪かった」
ハンジ「分かってもらえてよかったよ。さ、離し」


リヴァイ「最後まではやらない」チュルッ
ハンジ「へ? あ! ちょっ、やめっ!!///」




641: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/10(水) 22:03:30 ID:CVlo02v.

【責任の所在】


ハンジ「馬鹿リヴァイ。のぼせたじゃないか」デローン ←岩の上で冷まし中

リヴァイ「いつまで岩にへばりついてる。干物になりてぇのか、帰るぞ」

ハンジ「誰の所為だ」

リヴァイ「さあな。ほら、着替えろ。雨が降りそうだ」

ハンジ「ああ、まずいね。街まで持ちこたえるかな」

リヴァイ「どうだろうな。だが途中で降られたらダラダラしてたお前の所為だ」

ハンジ「どう考えてもリヴァイの所為でしょうが!」



642: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/10(水) 22:04:01 ID:CVlo02v.

【成功したようです】


ザー…ゴロゴロゴロ……


ハンジ「降られちゃったねぇ。雷まで鳴ってるよ」

リヴァイ「このままやまねぇなら山小屋泊決定だな」

ハンジ「まだ遠くで雷鳴ってるからやまないかもねぇ。まぁ、ここ色々置いてあるっちゃあるけどさ」

リヴァイ「そうだな」ゴシゴシ

ハンジ「あ、私にもタオル頂戴」

リヴァイ「……」

ハンジ「リヴァイ?」

リヴァイ「色仕掛けしてみろ」

ハンジ「は?」

リヴァイ「そうしたら拭いてやる」

643: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/10(水) 22:05:00 ID:CVlo02v.

ハンジ「タオル渡すんじゃないのかよ」

リヴァイ「やらないのか? 風邪引くぞ」

ハンジ「全く、余計な事言うんじゃなかった」

リヴァイ「……」ジッ

ハンジ「ええっと……は、」スッ

リヴァイ「は?」

ハンジ「発情期の雌猫のポーズ!!」ニャー ←所謂女豹のポーズ

リヴァイ「……」

ハンジ「……」

リヴァイ「…………」

ハンジ「はいはい、どうせ色気なんてありませんよ。とにかくタオル貸せよ」スクッ ←半ギレ

リヴァイ「こっちに来い。拭いてやる」



648: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/13(土) 22:50:49 ID:vrJzTCHk

【ムラッときた】


パチパチ……


 ハンジ「ねぇ」
リヴァイ「なんだ」


 ハンジ「別に後ろから抱き抱えなくたっていいと思うよ。冬じゃないし火焚いてるし」
リヴァイ「濡れただろ」


 ハンジ「タオルで丁寧に拭いてくれたから大丈夫だよ」
リヴァイ「風邪引かねぇようにしてる。大人しくしてろ」ギュッ


 ハンジ「あはは、引かないよ。でも、ま、いっか」スリッ
リヴァイ「……」

649: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/13(土) 22:51:44 ID:vrJzTCHk


 ハンジ「? リヴァイ?」
リヴァイ「……」レロッ…


 ハンジ「ひゃうっ!?///」ビクンッ!
リヴァイ「……」チュゥ…


 ハンジ「ちょっ、ちょっと! うなじ舐め……てか吸わないで!///」
リヴァイ「……」スルッ…フニッ


 ハンジ「あっ……もう、さっき露天風呂でシたのに……んっ」ピクッ
リヴァイ「イったのはお前だけだ。しかも下は着たままな」


 ハンジ「そうだけど、それはリヴァイが……んぁっ」ビクンッ
リヴァイ「……」レロッ…



〆∬

650: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/13(土) 22:52:43 ID:vrJzTCHk

【どちらが悪い?】



 ハンジ「ぁっ……はぁ……」
リヴァイ「……」グイッ


ハンジ「わわっ!」

リヴァイ「さっきのやつやれ」

ハンジ「さっき?」

リヴァイ「色仕掛けだ」

ハンジ「えっ、あれやんの?」

リヴァイ「……」ナデ…

ハンジ「ひゃう! おしり撫でないでよ。あれ恥ずかしいんだけどなぁ」モソッ

リヴァイ「……」

ハンジ「こ、こんな感じ?」←女豹のポーズ

651: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/13(土) 22:53:28 ID:vrJzTCHk

リヴァイ「ああ」ズルッ

ハンジ「ぎゃー!!/// いきなり下ろすな! しかもパンツまで一気に!」

リヴァイ「動くな」グイッ

ハンジ「リヴァイが悪い!」

リヴァイ「うるせぇな。もうこんなになってやがるくせに」クチュッ

ハンジ「んあっ! さ、散々、あなたがあちこち触ってたからでしょ……んっ」ビクンッ
リヴァイ「……入れるぞ」

ハンジ「えっ? このまま? は、恥ずかしいんだけど」

リヴァイ「まぁ、色々丸見えだからな」

ハンジ「言うな!///」

リヴァイ「初めてでもねぇだろ」

ハンジ「自らこんな格好したのは初めてだよ!! いつもはあなたが勝手に体位を変えてるんじゃないか!」

652: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/13(土) 22:54:17 ID:vrJzTCHk

リヴァイ「そうだったか」クチュッ

ハンジ「あ! ちょっと、入れるんじゃないの?」

リヴァイ「このままもう少し弄りたくなった」クチュクチュ

ハンジ「あ、や、いや……これ恥ずかしいよ、リヴァイ……ああっ!」ビクッ

リヴァイ「……」クチュッ…

ハンジ「はぁ……どうしたの?」

リヴァイ「入れる」グッ

ハンジ「なに? コロコロ意見変えて」

リヴァイ「うるせぇな、お前が悪い」クチュッ

ハンジ「ふぁっ! あ……もう、いつも、私の……ぁっ所為に、して……!」ビクンッ

リヴァイ「……っ」ズッ

ハンジ「は、ぁ……あ……」



653: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/13(土) 22:54:55 ID:vrJzTCHk

【表情が見えない】



リヴァイ「は……」ズチュッズチュッ
ハンジ「あっ、は、んんっ」


リヴァイ「……っ」ズチュッズチュッ
ハンジ「や、もう、ちから……はいらない……ああっ!」ビクッ


リヴァイ「――っ!」ビクンッ
ハンジ「――っあぁぁ!!」ビクビクンッ!


リヴァイ「はぁ……」

ハンジ「んっ……」ピクンッ

654: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/13(土) 22:56:29 ID:vrJzTCHk

リヴァイ「ハンジ」グイッ

ハンジ「……リヴァイ」ボー

リヴァイ「やはり顔が見えねぇのはよくねぇな」

ハンジ「えっ?」

リヴァイ「イく時の顔が見れねぇ」

ハンジ「この……変態」スルッ…ギュッ

リヴァイ「うるせぇ」

ハンジ「でも……私も見たいかも」フフッ

リヴァイ「……お前も変態だな」ナデ…



655: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/13(土) 22:57:14 ID:vrJzTCHk

【平気】


ハンジ「朝だねぇ。結局山小屋泊だったね」

リヴァイ「まぁ、夜まで降ってたからな」

ハンジ「気をつけて降りないとね」

リヴァイ「温泉入って帰るぞ」

ハンジ「そうだね、汗でベタベタになっちゃったしね」

リヴァイ「今日はしねぇからな」

ハンジ「私頼んでないからね! リヴァイが勝手に弄り出したんだからね!」

リヴァイ「そうだったか?」シレッ

ハンジ「このやろう、逆に弄ってやろうか」

リヴァイ「別に構わんが」

ハンジ「くっそぅ、仕返しにもならねぇ」



656: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/13(土) 22:57:58 ID:vrJzTCHk

【背丈は勝ってるし】


――リヴァイ自室:早朝――


ハンジ「やっべ!!」ガバッ!

リヴァイ「……あ?」パチッ

ハンジ「今日は朝早くからやることあったんだよ! 忘れてた!」ゴソゴソ

リヴァイ「そうか」

ハンジ「バタバタしてごめんね! 行ってくる」ドタバタ

リヴァイ「ああ」

バタンッ

リヴァイ「……」

657: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/13(土) 22:58:26 ID:vrJzTCHk

リヴァイ「ん?」

*ハンジのシャツ*

リヴァイ「アイツ俺のシャツ着ていきやがったな」


――――――――


ハンジ「あ、なんか丈が足りないと思ったらこれリヴァイのだ」

ハンジ「うーん、以外と前のボタンもちゃんと留まるんだなぁ。胸板厚いもんね」

ハンジ「……」

ハンジ「私の胸囲よりリヴァイの方があるんじゃ……」

ハンジ「仕事!! 仕事行こう!」←考える事を(ry



659: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/15(月) 23:16:26 ID:ev.qkjU2

【教えない】


ハンジ「そういうところが可愛いんだ! 分かるだろう!?」キラキラ


ミケ「ありゃなんだ?」

リヴァイ「新兵への巨人談義だ」

ミケ「あぁ……通過儀礼な」

リヴァイ「あれやらねぇとこっちにとばっちりがくる」

ミケ「生け贄にしたのか」

リヴァイ「馬鹿言え、何もしなかっただけだ」

ミケ「見殺しか」



660: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/15(月) 23:16:55 ID:ev.qkjU2

【無理しそう】


ハンジ「今年ももうあと半分だよ」

リヴァイ「半分もあるのか」

ハンジ「! いいねぇ、リヴァイは前向きだね」

リヴァイ「あ?」

ハンジ「大事なものの残りをどう捉えるかって事だよ」

リヴァイ「ほぅ?」

ハンジ「例えば、喉が乾いている時に飲んだ水の残りが半分だった。
これを“半分しかない”と思うのか“半分もある”と思うのか」

661: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/15(月) 23:17:27 ID:ev.qkjU2

ハンジ「前者であれば後ろ向きな思考、後者であれば前向きな思考という心理テストだね。遊びみたいなものだけど」

リヴァイ「とするとお前は後ろ向きだったのか?」

ハンジ「前提によって変わってはくるけどまぁ、後ろ向きな発言だね。少なくて残念という気持ちだったから」

リヴァイ「確かにいらねぇものならまだあるってのは後ろ向きだな」

ハンジ「そういうこと。でもリヴァイのお陰で目が覚めたよ。
新しい捕獲用の罠、年内中に作ってみせる! まだ半年もあるんだから!!」

リヴァイ「……あと半年しかねぇのか、身体壊すなよ」



662: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/15(月) 23:17:56 ID:ev.qkjU2

【継いでいくもの】


――壁外調査後――


リヴァイ「……」

ハンジ「リヴァイ……」

リヴァイ「……」

ハンジ「どうしたの、ソファで項垂れて」

リヴァイ「……」

ハンジ「リヴァイ?」

リヴァイ「……間に合わなかった」

663: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/15(月) 23:18:20 ID:ev.qkjU2

ハンジ「…………いくらあなたが強いといっても全員救うなんて無理だよ」

リヴァイ「……っ」

ハンジ「私達だって間に合わなかった。あなたが全てを背負い込まなければいけないわけじゃないんだよ?」

リヴァイ「……」

ハンジ「あなたに最期を託す人はそりゃ沢山いるだろうけど、彼等だって調査兵だ。覚悟はしていた筈だ」

リヴァイ「だが……」

ハンジ「あなたはちゃんと仇を討った」

リヴァイ「……」

ハンジ「それと、託された遺志をあなただけのものにするつもりかな?」

664: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/15(月) 23:18:46 ID:ev.qkjU2

リヴァイ「あ?」

ハンジ「それは私達調査兵団のものでしょう?」

リヴァイ「……」

ハンジ「独り占めしないでよ」

リヴァイ「……」

ハンジ「私達みんなで継いでいくものだよ」

リヴァイ「……ああ、そうだな」

ハンジ「あなたは少し背負い込みすぎだ。‘すぎる’のは私の専売特許なんだから奪わないでくれ」

リヴァイ「はっ……クソメガネが」



665: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/15(月) 23:19:17 ID:ev.qkjU2

【無機物の勝利】


リヴァイ「……」ゴシゴシ

ハンジ「相も変わらずお掃除?」

リヴァイ「汚れたら綺麗にするのは当たり前だ」

ハンジ「あなたのは異常だと思うけど」

リヴァイ「うるせぇな、手伝え、お前の部屋だろうが」

ハンジ「つい先日したばかりなのに」

リヴァイ「毎日やれ」

ハンジ「いや、毎日は多くない?」

666: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/15(月) 23:19:43 ID:ev.qkjU2

リヴァイ「お前の部屋は毎日やっても間に合わん」

ハンジ「……善処はするよ。でも部屋に戻ったらあなたが掃除している最中ってのは中々に驚くからやめてよ」

リヴァイ「お前がいると掃除開始までに時間がかかる」

ハンジ「だからって……どんだけ掃除好きだ。しかも床にタワシかよ」

リヴァイ「こびりついていたものがあってな。雑巾の方が好みなんだが」

ハンジ「好みなんだ」

リヴァイ「道具の中で一番信頼している」

ハンジ「…………私より?」

リヴァイ「お前は道具じゃねぇが、敢えて掃除に関して言えばお前より、だな」

ハンジ「雑巾に負けた!?」ガーンlll



667: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/15(月) 23:20:30 ID:ev.qkjU2

【無機物に嫉妬】


ハンジ「……」ブッスゥー

リヴァイ「何ぶすくれてやがる」

ハンジ「恋人から雑巾の方が信頼できると言われて不機嫌にならない人はいないと思う」プイッ

リヴァイ「掃除に関しちゃ当たり前で仕方のない事だろ」

ハンジ「訂正しねぇし!」

リヴァイ「それにお前は道具なのか?」

ハンジ「……違うけど」

668: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/15(月) 23:21:04 ID:ev.qkjU2

リヴァイ「雑巾は物言わぬ道具だぞ。何故比べる」

ハンジ「……なんか……道具のくせにって」ボソッ

リヴァイ「……」

ハンジ「私、何言ってんだろう?」ハァー

リヴァイ「相変わらず妙な方向にぶっ飛んでいくな、お前は」ワシャワシャ

ハンジ「うん、さすがに今回は自分でもおかしいと思ったよ」

リヴァイ「まぁ、いつもと変わらなくもある」ナデナデ

ハンジ「でもムカつくからこうしてくれる」ガシッ! ベシッ!!

リヴァイ「……雑巾を床に叩きつけるな」



673: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/18(木) 22:30:51 ID:Gn/WbrmA

【一番は誰?】


リヴァイ「雑巾に八つ当たりするのはやめろ」

ハンジ「雑巾を庇うの?」

リヴァイ「馬鹿か」ポンッ

ハンジ「冗談だよ。でも私は人としては一番信頼されてるんだよね?」

リヴァイ「……」ピタッ

ハンジ「……何故固まる」

リヴァイ「いや……」

ハンジ「……今、エルヴィンが頭に浮かんだだろう?」

リヴァイ「……いや」

ハンジ「嘘つくな、コノヤロウ」

リヴァイ「……兵士として団長に信頼を置いていないのはどうかと思うんだが」

674: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/18(木) 22:31:17 ID:Gn/WbrmA

ハンジ「そりゃそうだけどー」

リヴァイ「私生活に置いてはお前が一番だ」

ハンジ「! むむ……リヴァイってば口が上手くなってきたね」

リヴァイ「本当の事しか言ってねぇんだがな」

ハンジ「まぁ、仕方ないよ。兵士としてなら。私もそうだしね」

リヴァイ「……」ピクッ

ハンジ「勿論、私生活じゃリヴァイが一番だよ」ニコー

リヴァイ「……そうか」

ハンジ「今、一瞬眉間に凄いシワが寄ったね」

リヴァイ「寄ってねぇ」

ハンジ「無意識?」グリグリ

リヴァイ「ぐりぐりするな」ペシッ



675: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/18(木) 22:31:56 ID:Gn/WbrmA

【違うだろ】


ハンジ「今日は一年の丁度真ん中の日!!」

リヴァイ「ハッピーニューイヤーは関係ねぇからな」

ハンジ「えっ? 何を言ってるの? リヴァイ」

リヴァイ「以前お前が言ったんだ」

ハンジ「そうだったっけ?」

リヴァイ「お前な」

ハンジ「あ! もうすぐ正午だ! 5、4、3……」

リヴァイ「……」

ハンジ「0! 明けましておめでとう!!」

リヴァイ「だから」



676: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/18(木) 22:32:38 ID:Gn/WbrmA

【集中】


ハンジ「今日はあっついなー川行こうよ川」

リヴァイ「これが終わったらな」カリカリ

ハンジ「よっしゃ! 準備しておこう」ヌギヌギ

リヴァイ「……」カリカリ

ハンジ「ほれ、ビキニだよー」

リヴァイ「ああ」カリカリ ←見てない

677: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/18(木) 22:33:04 ID:Gn/WbrmA

ハンジ「……慣れたらこれだからっ」ハァー

リヴァイ「あ?」

ハンジ「ビキニを来ただけでほいほい鼻の下伸ばして食い付いてきたリヴァイはどこにいったのか」

リヴァイ「とんでもねぇ捏造かますな。お前の頭の中で俺はどうなってやがる」

ハンジ「えっ? いつでも盛ってる猫?」

リヴァイ「……躾てやる。そこに直れ」ゴゴゴゴ

ハンジ「あ、これあっちじゃない、痛みによる躾だ」



678: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/18(木) 22:33:46 ID:Gn/WbrmA

【印を】


ハンジ「リヴァイ、今度の休みなんだけど、友人と食事会に行くことになったんだ」

リヴァイ「そうか」

ハンジ「友人の懐妊祝いでね。昼に集まるから夕方には戻るよ」

リヴァイ「街に出るのか」

ハンジ「そうだよ。ほら、よくリヴァイと行く店があるだろ? あの本屋の角の」

リヴァイ「ああ」

ハンジ「あそこで軽く食事会するんだよ」

リヴァイ「そうか。まぁ俺は仕事だがな」

ハンジ「あれ? そうだったっけ?」

リヴァイ「その次の休みだろ? 俺と同じなのは」

ハンジ「あー、そうだった。報告しなくてもよかったね」

リヴァイ「……」

679: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/18(木) 22:34:14 ID:Gn/WbrmA


――当日――


ハンジ「よっし、行くか」

リヴァイ「待て」

ハンジ「えっ、何? 忘れ物だーとか言ってキスするとか?」アハハ

グイッ

ハンジ「へ? ――つっ!」

リヴァイ「……よし」

ハンジ「なっ!? なんってことしやがる! リヴァイ!!///」

リヴァイ「ちゃんとボタン止めてりゃ見えねぇだろ」

ハンジ「だからって!! もう!!///」←鎖骨下辺りにキスマーク

リヴァイ「報告はあってよかった」フム

ハンジ「こんなことする為に!?」



680: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/18(木) 22:34:41 ID:Gn/WbrmA

【大切な人】


――街――


店員「ありやしたー」


ハンジ「そうかー、貴方も婚約中なのか」スタスタ

男1「ああ」

女「貴女はどうなの?」

ハンジ「いやぁ、それどころじゃないよね」アハハ

女「あ……ごめんなさい」

ハンジ「いやいや、謝られることじゃないよ」

681: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/18(木) 22:35:35 ID:Gn/WbrmA

男2「まぁそれでなくとも貰ってくれる奴なんかいないんじゃないか?」

ハンジ「しっつれいな奴だな。生憎と私を欲しいと言うヤツもいるんだよ」

男2「……どんな奴だよ」

ハンジ「そりゃ……」

ハンジ(名前を言うわけにはいかないよな……有名人だし)

男2「本当はいないんだろ」

ハンジ「いるさ! 私がこの世で一番いい男だと自信を持って公言できるヤツだよ」

女「へぇ、ハンジがそういう風に思うくらいなんだ」

ハンジ「ま、まあね! ああ、でも内緒にしててくれよ? 色々とあるからね」

682: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/18(木) 22:36:02 ID:Gn/WbrmA

ハンジ(しかし……言い過ぎただろうか)

女「……その人の事、愛してるんだね」

ハンジ「あ!? いや、その、えっと、まあ……ねぇ?」

女「ふふっ、いいじゃないそこは隠さなくても」

ハンジ「ああもう! むず痒いから私の話はおしまい!! メインは貴女でしょうが」

女「私の話はさっき終わったもの」

ハンジ「まだ色々あるよ!」



壁|「……」



688: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/21(日) 22:05:55 ID:JIfgmdjw

【牽制】


ハンジ「じゃあ、元気に産まれることを祈ってるよ」

女「ふふっ、ありがとう」

男2「な、なぁ、ハンジ」

「ハンジ」

ハンジ「ぬあっ!? リ、リヴァイ?」

リヴァイ「奇遇だな」

ハンジ「なんでここに?」

リヴァイ「奇遇だと言っただろ」

689: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/21(日) 22:06:32 ID:JIfgmdjw

ハンジ「……仕事は?」

リヴァイ「終わってる。紅茶を切らしたから買いにきただけだ」

ハンジ「……ふぅん」

リヴァイ「なんだ?」

ハンジ「別に?」フフッ

リヴァイ「……」

ハンジ「じゃあ、みんな、またね」

女「うん、またね」

男1「お、おう、またな」

男2「……またな」

690: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/21(日) 22:07:05 ID:JIfgmdjw

リヴァイ「……」

ハンジ「んじゃ、ついでだから一緒に帰ろっか?」

リヴァイ「ああ」スタスタ


男2「……」チラッ

男2(嬉しそうな顔してるな……やっぱダメか、ちぇっ)

男1「残念」

男2「うっせ!」



リヴァイ「……」



691: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/21(日) 22:07:41 ID:JIfgmdjw

【スキが多い】


ハンジ「んふふー」

リヴァイ「なんだ、気色悪い」

ハンジ「いやぁ、迎えに来てくれて嬉しいなぁって」ニヨニヨ

リヴァイ「そんなことを言った覚えはない」

ハンジ「リヴァイってば照れ屋だなぁー」

リヴァイ「……チッ」シワー

ハンジ「眉間がシワシワー」プスッ

リヴァイ「やめろ」ペシッ

ハンジ「つれない男だねぇ。素直になればいいのに」

リヴァイ「……お前も素直になれ」

ハンジ「は?」

692: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/21(日) 22:08:16 ID:JIfgmdjw

リヴァイ「“この世で一番いい男だと自信を持って公言できるヤツ”とやらに」

ハンジ「――!?///」

リヴァイ「はっ……」

ハンジ「ちょっと、あなた! いつからいたんだよ!?」

リヴァイ「さあな」

ハンジ「隠れて聞いてるなんて!!」

リヴァイ「たまたまだ。帰るぞ」

ハンジ「ちょっと!」

リヴァイ「……迎えにきておいて良かった」ボソッ

ハンジ「えっ? 何?」

リヴァイ「何も。行くぞ」スタスタ

ハンジ「あ、待ってよ!」



693: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/21(日) 22:08:53 ID:JIfgmdjw

【扇情的】


――ハンジ自室――


リヴァイ「ハンジ……」

ハンジ「あ、リヴァイ。まだ終わってないんだ、ごめんね」カリカリ

リヴァイ「ひとつに結んでるのか」

ハンジ「うん、暑くてね」カリカリ

リヴァイ「……」

ハンジ「……」カリカリ

リヴァイ「……」スッ

カプッ

694: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/21(日) 22:09:22 ID:JIfgmdjw

ハンジ「ひゃうっ!?」ビクンッ

リヴァイ「……」レロッ…

ハンジ「ひぁっ!/// な、何すんの!?」バッ

リヴァイ「なんとなく」

ハンジ「なんとなくで人のうなじに噛みつかないでよ」

リヴァイ「悪かった。それいつ終わる?」

ハンジ「え? あと少しだけど」

リヴァイ「分かった。待ってる」

ハンジ「……」

ハンジ(これ朝までコースかな……?)



695: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/21(日) 22:09:55 ID:JIfgmdjw

【どーこだ】


リヴァイ「ん?」クンッ

ハンジ「何?」

リヴァイ「あれつけてるのか」

ハンジ「あ、分かった? 前に貰った香水だよ」

リヴァイ「ほぅ」グイッ

ハンジ「おわっ!?」ドサッ

リヴァイ「この辺りか?」クンッ

696: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/21(日) 22:10:34 ID:JIfgmdjw

ハンジ「ちょっと」

リヴァイ「腰じゃねぇな。あとはどこだったか……」

ハンジ「別にどこだっていいでしょ! 離せ!」

リヴァイ「足首、膝の裏、あとは内ももだったか?」

ハンジ「ぜ、全部確かめるつもり?」

リヴァイ「望みとあらば?」

ハンジ「望んでねぇよ! 内もも! 内ももにつけたの!!」

リヴァイ「バラすんじゃねぇよ」

ハンジ「そんなゲームでもお誘いでもないからね!!」



697: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/21(日) 22:11:23 ID:JIfgmdjw

【こっちです】


ハンジ「来ました、川!!」

リヴァイ「……」

ハンジ「この前は結局リヴァイの仕事が終わらず来れなかった!!」

リヴァイ「お前が邪魔をしたからだ」

ハンジ「リヴァイの執務室でビキニになっただけだった!! 単なる変態!!」

リヴァイ「ビキニのまま正座は間抜けだったな」

ハンジ「今日はリヴァイを沈めてくれる!!」ビシッ!

リヴァイ「殺人予告か。憲兵でも呼ぶか」



704: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/23(火) 22:34:24 ID:/VH93a2g

【させるか】


ハンジ「はい、短冊」

リヴァイ「……またやるのか」

ハンジ「やるよ」

リヴァイ「巨人のオーナメントはやめろよ」

ハンジ「あれ不評だったからしないよ」

リヴァイ「ならいいが」

ハンジ「だだ、今回は笹を巨人の人形にしてみた!!」

*巨人人形約3メートル*デーン

リヴァイ「ふんっ!」ゲシッ!!

ドシーンッ!!

ハンジ「ぎゃあぁぁ!! 巨人人形がぁぁ!」

リヴァイ「笹だな、笹を採ってくりゃいいんだな?」スタスタ



705: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/23(火) 22:35:07 ID:/VH93a2g

【悪癖と譲歩】


*笹&短冊*


ハンジ「チッ、普通の笹だなんてクソつまらない」

エルヴィン「リヴァイの悪癖が移ってるな、ハンジ」

リヴァイ「そいつは元から悪癖だらけだ。ひとつふたつ増えたところで構わんだろ」

ナナバ「なるほど、自分色に染めたいと」

ミケ「いい趣味だな」

リヴァイ「お前らの悪癖どうにかしろ。不愉快極まりねぇ」

ハンジ「ほらみんなちゃんと書いた?」

エルヴィン「ああ、もう結んだ」

ナナバ「ハンジの奇行が少しでも収まりますようにって書いた」

ミケ「ハンジがなるべく風呂に自ら入りますようにと書いた」

706: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/23(火) 22:35:37 ID:/VH93a2g

リヴァイ「ハンジよ、周りに迷惑をかける回数を減らせと書いた」

ハンジ「みんな私についてかよ!! つかリヴァイ! それ願い事じゃない!!」

エルヴィン「みんな譲歩が見られるな」

リヴァイ「迷惑をかけないというのは無理だと判断した」

ナナバ「多少でも収まればなって」

ミケ「たまにはリヴァイや部下に言われる前に入ったらいいと」

エルヴィン「願い事、叶えてあげるといい」

ハンジ「じょ、譲歩するよ」

ミケ「エルヴィンはなんと書いたんだ?」

エルヴィン「ん? んーさてな」

ハンジ「何? もしかしてエルヴィンまで私の事?」

エルヴィン「そうともいうかもな」

707: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/23(火) 22:36:07 ID:/VH93a2g

ハンジ「なんだよ! 結局全員私についてかよっ!!」

ナナバ「まあまあ、そんだけ愛されてるってことじゃない」

ハンジ「むぅー」

リヴァイ「迷惑かけられてるの間違いだろ」

ハンジ「おっしゃ、その喧嘩買った!!」

ナナバ「ちょっとハンジ」

リヴァイ「本当の事だろうが」

ミケ「お前達、よせ」

ハンジ「問答無用!!」

ギャーギャー!!

エルヴィン「……願うまでもなかったか?」


*喧嘩は仲良く エルヴィン・スミス*



708: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/23(火) 22:36:56 ID:/VH93a2g

【談義メイン】


ハンジ「お兄さんお兄さん、私とお茶しながら巨人談義しなーい?」

リヴァイ「……」ヌーン

ハンジ「いい感じの呆れ顔だね!!」キランッ+

リヴァイ「お茶はしてやるが巨人談義はしねぇ」

ハンジ「ええー、けちぃー」

リヴァイ「ケチじゃねぇよ。お茶どころじゃなくなるじゃねぇか」

ハンジ「じゃあ、ご飯も用意しとく?」

リヴァイ「談義はしねぇと言ってるだろうが」



709: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/23(火) 22:37:28 ID:/VH93a2g

【リヴァイの勝利……か?】


ハンジ「……」ジッ

リヴァイ「自分の手を見つめて何してる」

ハンジ「いやさ、馬呼ぶとき指笛吹くじゃない?」

リヴァイ「ああ」

ハンジ「あれって私の指でできる?」

リヴァイ「あ? いつも吹いてるだろ」

ハンジ「違う違う。私の指で、リヴァイが」

リヴァイ「……また素っ頓狂な。人の指で鳴らせるものか?

ハンジ「だから試してみないと。やってみて」スッ

リヴァイ「……」

パクッ

ハンジ「指の形はいい筈だよ。吹いて吹いて」ワクワク

リヴァイ「……」

710: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/23(火) 22:37:57 ID:/VH93a2g

ピィー

ハンジ「おぉ! 鳴ったねぇ、鳴るもんだね」

リヴァイ「……」

ハンジ「……えっと、リヴァイ? もう指離して?」

リヴァイ「……」レロッ

ハンジ「ちょっ!?///」ビクッ!

リヴァイ「……」ジッ

ハンジ「はぁ? 音出たじゃん。形が悪いってなんだよ」

リヴァイ「……」ヌルッ

ハンジ「――っ! あ、そういう形ね。リヴァイこうやって吹いてるんだ」

リヴァイ「……」

ピュイィー!!

ハンジ「おっ!? さっきより高くて響くね。なるほどねぇ」

リヴァイ「……」ツッ…

ハンジ「――っ、ちょっと、もういいでしょ?」

711: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/23(火) 22:38:36 ID:/VH93a2g

リヴァイ「……」ツー…

ハンジ「うっ……///」ゾクッ

リヴァイ「……」ジッ

ハンジ「うぐっ……!/// ――っおっしまーい!!」スポーンッ!!

リヴァイ「……チッ」ゴシッ

ハンジ「チッ、じゃねぇよ!! べったべたになったじゃないか! もう!!」ネッチョオォ

リヴァイ「……俺の指でもやってみるか?」

ハンジ「……嫌な予感しかしないのでやめとく」

リヴァイ「……チッ」ゴソッ

ハンジ「だからチッじゃねぇよ」ゴシゴシ

リヴァイ「!! テメェ、俺のスカーフで!」

ハンジ「リヴァイから分泌されたものなんだからリヴァイがどうにかしないと」

リヴァイ「ハンカチ出そうとしてただろうが、クソメガネがっ」シュルッ



712: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/23(火) 22:39:03 ID:/VH93a2g

【穏やかな日】


――休日――


ハンジ「……」ゴロゴロ ←ベッドの上で読書

リヴァイ「……」←同じく

ハンジ「……ん?」

リヴァイ「」スゥスゥ

ハンジ「背もたれもないのに座ったまま……器用だね」ムクッ

リヴァイ「」スゥスゥ

ハンジ「……」ジー

713: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/23(火) 22:39:37 ID:/VH93a2g

リヴァイ「」スゥスゥ

ハンジ「……ふふっ。そーっと」スッ

リヴァイ「」グラッ

ハンジ「おっと」

リヴァイ「」ポフンッ

ハンジ「よし、うまく寝転がせられた」フゥー

リヴァイ「」スゥスゥ

ハンジ「……一緒に寝ちゃえ」ゴロンッ


リヴァイ「」スゥスゥ
ハンジ「んふふ」




721: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/26(金) 22:12:21 ID:nT6CIjdQ

【我慢してんだ】


――リヴァイ自室:夜――


ハンジ「リヴァイ、今日泊まっていい?」

リヴァイ「ヤるのか?」

ハンジ「ヤらない。一緒に寝たいだけ」

リヴァイ「どうした」

ハンジ「いやぁ、モブリットが新しい怪談を仕入れててさー」

リヴァイ「帰れ」

ハンジ「ひどっ!」

リヴァイ「くまはどうした」

ハンジ「本人いるなら本人の方がいいじゃん。効果覿面(こうかてきめん)」

リヴァイ「俺は虫除けか何かか」

722: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/26(金) 22:12:46 ID:nT6CIjdQ

ハンジ「魔除けだよ、魔除け」

リヴァイ「帰れ」

ハンジ「つれなすぎるだろ! いいじゃん、添い寝だけだから」

リヴァイ「……」

ハンジ「何?」

リヴァイ「明日が演習でなければな……」ハァー

ハンジ「ぶっは! ヤりたかったんだね。以外と立体機動に影響するもんね。あなた一回で済まさないから」

リヴァイ「まあ、いい。来い」

ハンジ「おっ邪魔ー」ボフンッ

リヴァイ「……」ギュッ

ハンジ「なんだかんだ許してくれるよね。リヴァイってば優しいなぁ」アハハ

リヴァイ「……黙って寝ろ」ナデナデ



723: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/26(金) 22:13:31 ID:nT6CIjdQ

【ノラ】


ハンジ「おっ、ヒマワリ」

リヴァイ「またでけぇな」

ハンジ「ヒマワリの種って美味しいよね」

リヴァイ「ちまちま食うのが面倒臭ぇ」

ハンジ「ちまちま食べるのがいいのに」

リヴァイ「そうか?」

724: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/26(金) 22:13:58 ID:nT6CIjdQ

ハンジ「いっぺんに剥いて一気に食べたら気持ち悪くなりそう」

リヴァイ「……そうかもな」

ハンジ「収穫時期が楽しみだなぁ」

リヴァイ「お前勝手に収穫する気だな?」

ハンジ「野良ヒマワリだからいいじゃないか」

リヴァイ「今、野良犬みてぇな意味で使ったな」

ハンジ「動かないけどねー。元気に育てよー」ペシペシ



725: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/26(金) 22:15:02 ID:nT6CIjdQ

【月虹】


――夜――


ハンジ「こっちこっち」

リヴァイ「また夜に湖に行くのか?」

ハンジ「うん。もしかしたら今回は見れるかもしれない」

リヴァイ「? 何をだ?」

ハンジ「行ってからのお楽しみ。ないかもだけど」

リヴァイ「?」

ハンジ「着いた……うっしゃ、出てる!!」

リヴァイ「あ? !」

726: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/26(金) 22:15:28 ID:nT6CIjdQ

*月虹*

ハンジ「綺麗だねぇ」

リヴァイ「……そうだな」

ハンジ「この虹は月虹(げっこう)や白虹(はっこう)と呼ばれてて、見た人には‘幸せが訪れる’って言われているんだ」

リヴァイ「ほぅ」

ハンジ「リヴァイと見たくてね」

リヴァイ「……そうか」フッ

ハンジ「! あはは!」

リヴァイ「なんだ?」

ハンジ「いや、私が幸せ貰っちゃったなって」

リヴァイ「?」



727: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/26(金) 22:16:01 ID:nT6CIjdQ

【隠す仕草はよかった】


ハンジ「世の中には彼シャツなるものがあるようです」

リヴァイ「で?」

ハンジ「着てみました」

リヴァイ「……下丸出しだな」

ハンジ「ちょっとは隠れてるよ。って丸出しって言うな。下着つけてるでしょ」

リヴァイ「何がしたい」

ハンジ「彼シャツなるものはね、見えそうで見えないみたいなのがいいらしい」

リヴァイ「……丸見えだな」

ハンジ「リヴァイが悪いんだよ!」

リヴァイ「とんだ濡れ衣だ」

728: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/26(金) 22:16:28 ID:nT6CIjdQ

ハンジ「これ結構恥ずかしいな」グイグイ

リヴァイ「やめろ、伸びる」

ハンジ「伸ばすなら足りない袖伸ばすよ」

リヴァイ「俺のシャツをいじめんじゃねぇ」

ハンジ「……これダメだった?」

リヴァイ「……」

ハンジ「……」

リヴァイ「裾……」

ハンジ「?」

リヴァイ「……なんでもねぇ」

ハンジ「??」



729: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/26(金) 22:17:19 ID:nT6CIjdQ

【リヴァイの圧勝】


――川――


ハンジ「どっちが長く潜れるか勝ー負!!」ビシィッ!

リヴァイ「断る」

ハンジ「早いよ、リヴァイ!」

リヴァイ「何故そんなガキみてぇなことをしなきゃならねぇんだ」

ハンジ「遊びだから」

リヴァイ「ひとりでやってろ」

ハンジ「いいじゃんやろうよ。負けた方が一枚ずつ脱ぐとか」

リヴァイ「俺は一発で終わりじゃねぇか」

ハンジ「リヴァイは沈みやすいからいいじゃないか」

リヴァイ「理屈に合わねぇよ。脱ぎてぇなら勝手に脱いでろ」

ハンジ「脱ぐって言ったら食いつくかなって思って言ってみただけだよ」

730: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/26(金) 22:17:46 ID:nT6CIjdQ

リヴァイ「……前も思ったが、お前の頭の中じゃ俺は変態らしいな」

ハンジ「あはは! だって……えっ? ちょっと待って、目付きがおかしいよ?」

リヴァイ「……」ザブザブ

ハンジ「む、無言で近づいて来ないでよ。冗談! 冗談だから!
リヴァイがそんな人だとは思ってないよ! ねぇ、ちょっと待ってよ!!」ザブザブ

リヴァイ「……」ザブザブ

ハンジ「ちょっ、怖い! 怖ぇよ!!」ザブザブ

ガシィッ!!

ハンジ「ひぃぃ!」

リヴァイ「そんなに脱がされてぇか?」

ハンジ「脱がされたくない! 脱がされたくない!!」ブンブン

リヴァイ「遠慮するな」スッ

ハンジ「遠慮じゃなーい!!」

グイッ!

731: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/26(金) 22:18:12 ID:nT6CIjdQ

ハンジ「あ」グラッ

ザパーンッ!!

リヴァイ「……ふん」

ハンジ「げほっげほっ! い、いきなり、投げ飛ばす、なんて、げほっ!」

リヴァイ「軽く横に放っただけだ」

ハンジ「溺れたらどうするんだよ」

リヴァイ「俺が助けられないとでも?」

ハンジ「……あの世からでも引きずりだされそうだね」

リヴァイ「あまりくだらん事ばかり言ってると本当にひっぺがすからな」

ハンジ「やっぱり脱がすの好きじゃないか」ボソッ

リヴァイ「何か言ったか?」

ハンジ「いいえ、何も」



738: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/28(日) 22:05:53 ID:gP/nOP3E

【考える事は同じ】


ハンジ「……」カリカリ

リヴァイ「まだやってるのか」

ハンジ「! あ、もう終わるよ」

リヴァイ「程々で切り上げろよ」

ハンジ「了解了解。すぐ戻るよ。おやすみ」

リヴァイ「ああ」

ハンジ「……」

ハンジ「もしもの時の手紙って言ったら怒ったかな?」クスッ

ハンジ(念の為、壁外調査の前に毎回書いてるんだけど)

739: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/28(日) 22:06:28 ID:gP/nOP3E

ハンジ(いくら覚悟しても、想像していてもつらいものはつらいから……)

ハンジ「少しくらい和らぐといいんだけど」

ハンジ「……」

ハンジ(……リヴァイも書いててくれたりしない……よな、うん)


――リヴァイ自室――


リヴァイ「……」

*[ハンジへ]と書かれた手紙*

リヴァイ「……」ガタッ ←机の引き出しに

リヴァイ「……」パタンッ



740: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/28(日) 22:07:09 ID:gP/nOP3E

【自業自得】


ハンジ「リヴァイ、一緒に寝よう」

リヴァイ「またか」

ハンジ「モブリットがさー」

リヴァイ「聞かなきゃいいだろうが」

ハンジ「いや、だって」

リヴァイ「あいつも何故わざわざ怪談話をするんだ」

ハンジ「あ、私が新しいの仕入れたら教えてくれって言ったんだ」

リヴァイ「……テメェの部屋に帰れ、クソメガネ」



741: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/28(日) 22:07:50 ID:gP/nOP3E

【許可が出たなら】


――旧調査兵団――


ハンジ「またスイカの差し入れだよー」

エレン「ありがとうございます。ハンジ分隊長」

ハンジ「スイカ割りしようぜ、スイカ割り」

リヴァイ「……」シワー

ハンジ「たまには遊び入れてもいいでしょ? 息抜きだよ」

742: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/28(日) 22:08:21 ID:gP/nOP3E

リヴァイ「……好きにしろ」

ハンジ「承諾得た! みんな、やるぞ!!」

ペトラ「敷物持ってきますね!」

オルオ「綺麗な棒です!」

グンタ「目隠し用の布です」

エルド「スイカ、持ちますよ」

ハンジ「ありがとう」スッ

リヴァイ「……お前らもノリノリか」



743: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/28(日) 22:10:13 ID:gP/nOP3E

【想像できない】


ハンジ「そいじゃ、エレンからねー」

エレン「は、はい」

オルオ「ふっ、どこまでやれるか見てやる」

ペトラ「本当に舌噛み切らない?」

エルド「そのままそのままー」

グンタ「ちょい右ー」

エレン「ここかな? えいっ!!」ベシッ!

エルド「ああー、ちょっとずれたな」

グンタ「惜しかったな」

ハンジ「次はー」

オルオ「お」

ペトラ「リヴァイ兵長はいかがですか?」

744: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/28(日) 22:10:46 ID:gP/nOP3E

エレン「あ、お願いしたいです」シュルッ

ハンジ「リヴァイだけはダメだ……」

グンタ「どうしてです?」

リヴァイ「仲間はずれか?」

ハンジ「あなたがやると一発じゃないか! つまらない!!」

エレン「そ、そうなんですか?」

ハンジ「目隠ししてんのに指示なしで真っ直ぐスイカに向かってスッパーン! って」

エルド「マジですか……」

エレン(すげぇ)

ハンジ「そんなわけでリヴァイは仲間はずれだ!」

リヴァイ「仲間はずれか」

リヴァイ班エレン「「「「「……」」」」」

リヴァイ班エレン(((((リヴァイ兵長ってスイカ割りしたことあるんだ)))))



745: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/28(日) 22:11:14 ID:gP/nOP3E

【また来た】


――夕方――


ハンジ「やあ、リヴァイ、リヴァイ班、エレン」

リヴァイ「また来やがった」

ペトラ「こんな時間に今日はどうされたんですか?」

ハンジ「うん、実は君達とやりたいことがあって」

746: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/28(日) 22:11:43 ID:gP/nOP3E

リヴァイ「即刻帰れ」

ハンジ「とりあえずみんな外に来てくれる?」

リヴァイ「……」

エレン「何をされるんですか?」

ハンジ「ふふふ……それはもう……最っ高に滾るヤツをだよ!」ンフー!!

エレン「い゙っ」ビクッ!

リヴァイ「……」



751: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/30(火) 22:52:05 ID:SYFu/c62

【肝試し】


ハンジ「てな訳で肝試し!」

ハンジ「ルール! 城の中にポイントがつある! そこに置いてある物を持って最終ポイント、食堂で待つ。
灯りは持っていくランプひとつ」

リヴァイ「誰がやると言った!」

ハンジ「さぁーくじ引いてー」

リヴァイ「……」

エルド「このメンバーでやって楽しいですか?」

752: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/30(火) 22:52:40 ID:SYFu/c62

ハンジ「エルド、楽しいか楽しくないかじゃないんだよ。これは訓練だ」

グンタ「訓練……ですか?」

ハンジ「そうだ。暗闇でも冷静に対処出来るようにね」

オルオ「な、なるほど……」

リヴァイ「……本当は?」

ハンジ「夏と言えば肝試しじゃん?」エッヘー

ペトラ「遊びですか……」

リヴァイ「今すぐ帰れ」



753: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/30(火) 22:53:27 ID:SYFu/c62

【微妙なペア】


エレン「あれ? くじ6本ですか?」

ハンジ「ペアで行ってもらうからね」

リヴァイ「なら俺が留守番だな」ヒョイッ

ハンジ「あ! ちょっと!!」

リヴァイ「引け」

ハンジ「なんでだよ! 私が仕掛人なのに!!」

リヴァイ「なあ、ハンジよ。俺とお前、どちらの役職が上だ?」ゴゴゴゴ

ハンジ「リ、リヴァイ……です……」

リヴァイ「なら命令だ。引け」

ハンジ「くっ! こんな時だけ権力振りかざしやがって! 分かったよ!!」シュッ

リヴァイ班&エレン(((((従うんだ……)))))

754: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/30(火) 22:53:59 ID:SYFu/c62


ハンジ「ほら、みんなも引いて」

――シュッ、シュシュシュシュ


――結果――


グンタ&オルオ

エルド&エレン

ハンジ&ペトラ


エルドグンタオルオエレン「「「「…………」」」」

ペトラ「ハンジさんと一緒なら心強いです!」ホッ

ハンジ「うん……」

リヴァイ「……」



755: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/30(火) 22:55:29 ID:SYFu/c62

【配慮】


オルオ「くじ引き、やり直しましょうよ!!」

ペトラ「なんでよ」

オルオ「なんで男共で肝試しなんぞやらなきゃなんねぇんだ!!」

エルド「まぁ、オルオの言い分は分かる」

グンタ「何が楽しいんだと言いたくなるよな」

リヴァイ「ハンジ曰く訓練らしいからな。諦めろ」

ハンジ「ぬぅぅ……」

エレン「ハンジさん、どうしました?」

ハンジ「い、いや。なんでもないよ」

リヴァイ「……始めはハンジ・ペトラペアからだ」

ハンジ&ペトラ「「えっ!?」」

756: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/30(火) 22:56:15 ID:SYFu/c62

リヴァイ「さっさと行け」

ハンジ「は、始めが女ペアってのはどうかなぁ?」アセッ

リヴァイ「早く終わらせたいだろ? 時間差で次を行かせる」

ペトラ「確かに早く終わらせたいですが……」

ハンジ「……」

リヴァイ「ひとりよりましだと思うが?」ボソッ

ハンジ「!」

リヴァイ「……早く行け」

ペトラ「は、はい。行きましょう。ハンジさん」

ハンジ「う、う、うん」

ペトラ「?」

リヴァイ「……」



757: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/30(火) 22:56:53 ID:SYFu/c62

【必死のオルオ】


ハンジ「じゃ、行ってくるよ」

ペトラ「いってきます」

リヴァイ「ああ」

スタスタスタスタ……

エルド「……リヴァイ兵長、次はどちらが行きますか?」

リヴァイ「お前とエレンだ」

エルド「分かりました」

リヴァイ「……オルオ、ちょっといいか」

オルオ「はい!」

758: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/30(火) 22:57:21 ID:SYFu/c62


―――
――



グンタ「俺らが最後だな……あれ? 兵長は?」

オルオ「あ!? あ、ああ、先に行ってそ、掃除するって言ってた」

グンタ「そうなのか。……オルオ、びびってるのか?」ニヤニヤ

オルオ「ち、違ぇよ!! 行くぞ!」スタスタスタ

グンタ「あ、おい、待てよ」

759: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/30(火) 22:57:47 ID:SYFu/c62


――旧調査兵団本部内――


オルオ「ここだ、ここが最後のポイントだ」

グンタ「……何故毎回入り口に巨人のオーナメントが……いや、ある意味怖いが」

オルオ「き、気にすんな。ほら、最後の」スッ

グンタ「何故花輪。他も三角のパーティー帽子や
‘あんたが大将’と書いてあるタスキだし、しかも全てに巨人のオーナメントが」

オルオ「うっ、ハンジさんのやることだからな」

グンタ「まぁそうだが、何か変だな」

オルオ「行くぞ!」スタスタスタ

グンタ「おい」



760: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/30(火) 22:58:45 ID:SYFu/c62

【グンタ】


――食堂――


ハンジ「オルオ、大丈夫かな」

リヴァイ「大丈夫だろ」

ペトラ「心配です」

ハンジ「くじだけはガチで作っちゃったからなぁ」

エルド「大丈夫だと思いますよ」

エレン「何故です?」

エルド「待ってる間のオルオ見ただろ? あれは肝試しに怯えているようにしか見えない」クックックッ

エレン「あぁ……」

ペトラ「あ、来ましたよ!」

ハンジ「よし」

761: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/30(火) 22:59:17 ID:SYFu/c62



オルオ「先に行けよ」

グンタ「? 別に構わないけどな」ガチャッ

「「「「誕生日おめでとうー!!!」」」」

グンタ「おわっ!?」ビックゥ!!

エルド「驚いたか?」ニヤニヤ

グンタ「な、何して……」

ペトラ「ハンジさん、成功ですよ!」

ハンジ「良かったよー、リヴァイからくじ奪われた時はどうしようかと……準備とか」

リヴァイ「だから始めにしてやっただろうが。それにひとりで暗い道を行って食堂にいるよかましだろ」

オルオ「リヴァイ兵長! 任務完了しました!!」

リヴァイ「ああ、よくやった、オルオ」

762: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/30(火) 22:59:58 ID:SYFu/c62

オルオ「――っ! い、いいえ!」ジーン

ペトラ「むぅ……いいなぁ」

オルオ「ふふん」

ペトラ「ムカつく」

エレン「グンタさん、おめでとうございます」

グンタ「エレン、ありがとう。みんなも」

リヴァイ「ほら」スッ

グンタ「! ありがとうございます!」

ハンジ「何あげたの?」

リヴァイ「紅茶」

ハンジ「あはは! まあ、リヴァイと言えばだね」

763: ◆uSEt4QqJNo 2015/06/30(火) 23:00:33 ID:SYFu/c62

グンタ「ハンジ分隊長、ありがとうございます」

ハンジ「いいえー」

オルオ「肩の荷が下りた! 食う!」

ペトラ「あ、こら! グンタが主役でしょうが! オルオ!!」

グンタ「ははっ、いいよ。祝ってくれただけで……凄くありがたい」

ペトラ「それとこれとは違うの!」

ギャイギャイ!!

リヴァイ「うるせぇ奴等だな」

ハンジ「ふふっ、楽しいくせに」

リヴァイ「……」チッ



769: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/03(金) 22:08:00 ID:HgA3vcYY

【貧乏くじ】


リヴァイ「おい、お前いい加減寝ろ」

ハンジ「あとこれだけ読みたい」

リヴァイ「それを許したら朝まで読み耽るだろうが」

ハンジ「でも」

リヴァイ「でも、じゃねぇ。読みすぎだ。これは没収する」スッ

ハンジ「あー!」

770: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/03(金) 22:08:32 ID:HgA3vcYY

リヴァイ「寝ろ」

ハンジ「……たまにリヴァイってモブリットっぽいよね」

リヴァイ「何がだ?」

ハンジ「~すぎるって言うところ」

リヴァイ「それでモブリットならお前の周りはモブリットだらけだ」

ハンジ「モブリットがいっぱい……やべっ、役立つ!」

リヴァイ「……俺はモブリットが不憫でならねぇよ」



771: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/03(金) 22:09:44 ID:HgA3vcYY

【お邪魔】


リヴァイ「……」ザバァ

リヴァイ「ふぅ……」ポタポタ

ハンジ「おや、水被ってるなんて、訓練か何かしてたの?」

リヴァイ「ああ、色々な」

ハンジ「……」ジッ

リヴァイ「なんだ?」

ハンジ「……」スッ

リヴァイ「?」

ハンジ「男も女も関係なく、濡れた髪って色気あるよね」ツー

リヴァイ「……髪、引っ張るなよ」

ハンジ「弄ぶだけだよ」クスッ

リヴァイ「……」ジッ

772: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/03(金) 22:10:26 ID:HgA3vcYY

ハンジ「ん?」

リヴァイ「……――」スッ


リヴァイヘイチョウー!


リヴァイ「……」

ハンジ「おっと、残念」クスクス

リヴァイ「……チッ」

ハンジ「早く行ってあげなよ。待ってるよ」

リヴァイ「……」ジッ

ハンジ「分かってる。今夜行くから」

リヴァイ「没頭して忘れるなよ」

ハンジ「その時は迎えに来てよ」

リヴァイ「クソメガネが」ザッ



773: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/03(金) 22:11:40 ID:HgA3vcYY

【職権濫用】


ヒュルルル……ドォン!!


ハンジ「ひゃっほー! さすが壁からだとよく見えるねぇ!!」

リヴァイ「お前、これは職権濫用じゃねぇか」

ハンジ「ちゃんと壁の警備という仕事だよ。たまたま花火やってる日だったってだけ」

リヴァイ「俺とお前でか」

ハンジ「そうだよ。この日の警備って人気でさ。勝ち取るの大変なんだよ」

リヴァイ「……」←呆れてる

774: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/03(金) 22:12:16 ID:HgA3vcYY

ハンジ「それにね、ここはローゼだ。つまり花火が終わったあと……」クルッ


巨人「おぉぉ」


ハンジ「巨人も見学できるってわけだよぉ!!」キラキラ

リヴァイ「……完全な職権濫用だな」ゲンナリ


ヒュルルル……ドォン!!


リヴァイ「……」

ハンジ「ひゃっほーい!!」

リヴァイ「……まぁ、いいか」



775: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/03(金) 22:12:54 ID:HgA3vcYY

【絡んできた】


――食堂にて飲み会――


ゲルガー「っとによー!」ガンッ

ヘニング「飲みすぎだぞ、ゲルガー」

ゲルガー「飲まずにいられるか!」

リーネ「またフラれたの?」

ゲルガー「うるせぇー」

モブリット「悪酔いしてますね」

リヴァイ「近づくな、絡まれるぞ」

ハンジ「絡まれたことあるの?」

リヴァイ「ある。面倒だ」

776: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/03(金) 22:13:28 ID:HgA3vcYY

ゴーグル「ゲルガー勇気あるな」ボソッ

ケイジ「酒入ってたんだろ」ボソッ

ゲルガー「俺の何が悪いってんだ」

リーネ「あんたの欠点あげつらったら自殺しちゃいそうだから聞かない方がいいんじゃない?」

ゲルガー「ちくしょう!!」

ヘニング「リーネ……」

リーネ「ごめん」

ゲルガー「リヴァイ兵長!!」

リヴァイ「……」

ケイジ「げっ、マジで絡んできた」

ヘニング「ミケさんとナナバはまだなのか?」ヒソッ

777: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/03(金) 22:13:57 ID:HgA3vcYY

リーネ「団長と話があってちょっとかかるって言ってた。あの二人ならうまく止められるんだけど……」ヒソッ

ゲルガー「どうしたらリヴァイ兵長みたいにモテるんスか!?」

リヴァイ「……そんな覚えがない」

ゲルガー「嘘ですよ!! 女兵士キャーキャー言ってますよ!」

リーネ「ゲルガー、やめな!!」

ゲルガー「なんだよ! お前も気にならねぇのか!? 選り取りみどりなのに噂のひとつもねぇんだぞ!?」

ゴーグル「話がずれたぞ」

ゲルガー「そう! なんで女作らないんスか!? リヴァイ兵長!!」

みんな((((うわぁ……))))

モブリット「……」

ハンジ「…………」



778: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/03(金) 22:14:57 ID:HgA3vcYY

【命知らずの酔っ払い】


ゲルガー「ねぇー、リヴァイ兵長ー、なんでなんスか?」

リヴァイ「……お前には関係ない」

ゲルガー「関係ありますよ! リヴァイ兵長に特定の女がいたら俺にもチャンスが!!」

リーネ「ないから安心しなよ。ゲルガー、飲みすぎ」ヒョイッ

ゲルガー「あ、おい、返せよ」

ハンジ「もうやめた方がいい。ぶっ飛ばされる前にね。ほら水」スッ

ゲルガー「ハンジ分隊長ありがとうございます。ハンジさんって結構いい女ッスよね」

モブリット「……っ」ダラダラ

リヴァイ「……」グビッ

779: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/03(金) 22:15:25 ID:HgA3vcYY

ハンジ「あはは! 相当酔ってるね、ゲルガー」

ゲルガー「いやいや、密かにいますよ? ハンジ分隊長いいなーって言ってる男兵士と女兵士」

ハンジ「待って。女兵士って」

ゲルガー「どっちにもキャーキャー言われてますよ」

ハンジ「男にキャーキャー言われたくないよ」

ゲルガー「あ、そっち系ッスか」

ハンジ「違うよ!」

ゲルガー「そういや一時期噂がありましたよね?」

ハンジ「えっ?」

モブリット「!」

ゲルガー「ハンジさんとリヴァイ兵長ができてるって」

780: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/03(金) 22:15:57 ID:HgA3vcYY

みんな((((地雷踏みやがったぁぁ!!!))))

ゲルガー「実際どうなんスか?」

ハンジ「あ……」

リヴァイ「誰がこんな男か女かも分からねぇ奇行種クソメガネを」

ハンジ「! 誰がこんな横柄で口の悪いチビを?」

モブリット(あ……)

リヴァイハンジ「「ねぇよ」」

モブリット(あーあ……)

ゲルガー「えー? そうなんスか? 結構おにあむがっ」

リーネ「いい加減にしな!!」

ヘニング「こいつ部屋に連れていきますんで」

781: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/03(金) 22:16:31 ID:HgA3vcYY

リヴァイ「ああ」

ハンジ「そうした方がいいだろうね」

ゲルガー「まだミケさんとナナバが来てねぇよ! そういやあの二人だって」

リーネ「ああもう!!」ゴッ!!

ゲルガー「」グッタリ

ヘニング「リーネ、お前……」

リーネ「始めからこうしてればよかった」

ヘニング「まあ……それしかないよな、この命知らずには」

リヴァイ「……」シワー

ハンジ「……」ムゥー

モブリット(……空気が……)



788: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/05(日) 21:13:13 ID:9jyKy6Ds

【モブリットの苦悩】


――食堂――


ミケ「ん? ゲルガー達がいないな」

リーネ「ああ、色々ありまして。ヘニングとケイジが部屋に運んでます。二人は戻ってくると思いますよ」

ナナバ「ふぅん」チラッ

リヴァイ「……」

ハンジ「……」

モブリット「……」ジー ←助けてという目

ナナバ(なんか面倒臭そう)

エルヴィン「モブリット、どうしたんだ?」

モブリット「だ、団長!」

789: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/05(日) 21:13:52 ID:9jyKy6Ds

エルヴィン「ちょっとだけ混ぜてもらおうかと思ってな」

モブリット「そ、そうでしたか」

エルヴィン「で、どうしたんだ? あの二人は」ヒソッ

モブリット「実はカクカクシカジカ……」

エルヴィン「なるほど、犬も食わないってやつだな」

モブリット「ですが……」

エルヴィン「仕方ないな、またハンジを襲うか」

モブリット「えっ!?」

エルヴィン「冗談だ。放っておいても大丈夫だろう。仲直りするさ」

モブリット「は、はぁ」

モブリット(冗談……でも“また”って“また”ってなんですか!?)



790: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/05(日) 21:14:37 ID:9jyKy6Ds

【喧嘩以下】


――酒盛り終了後:リヴァイ自室――


リヴァイ「……」

ハンジ「……」

リヴァイ「……なんだ?」

ハンジ「リヴァイこそ」

リヴァイ「横柄で悪かったな」

ハンジ「男だか女だか分からなくて悪かったね」

リヴァイ「……」

ハンジ「……」

791: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/05(日) 21:15:06 ID:9jyKy6Ds

リヴァイ「口に出してみると今更だな」

ハンジ「確かに」

リヴァイ「ああいう時は今回みたいのでいいか?」

ハンジ「えー? ちょっとカチンとくるよ?」

リヴァイ「そうか……そうだな」

ハンジ「‘それはないわー’くらいじゃない?」

リヴァイ「そのくらいか」

ハンジ「悪口言う必要ないからね」

リヴァイ「そうだな」

ハンジ「あれ? クソメガネって悪口?」

リヴァイ「あだ名だな」



792: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/05(日) 21:15:53 ID:9jyKy6Ds

【無駄な嫉妬はしたくない】


リヴァイ「……お前、キャーキャー言われてんのか」

ハンジ「リヴァイの口からキャーキャーなんて言葉が聞けるとは思わなかったよ」

リヴァイ「茶化すな」

ハンジ「身に覚えがないよ。別の意味でのキャーキャーならよく聞くけどね」

リヴァイ「ああ、モブリットとか……モブリットとかのか」

ハンジ「まさかのモブリットonly。いや、他の兵士にもドン引かれてるけどね。
それよりあなたも黄色い声援が飛んでるみたいだけど?」

リヴァイ「それ系統では覚えがねぇ」

ハンジ「それは嘘だよ」

リヴァイ「嘘じゃねぇよ」

793: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/05(日) 21:16:20 ID:9jyKy6Ds

ハンジ「……想いを告げられたことは?」

リヴァイ「……」

ハンジ「ほら」

リヴァイ「黄色い声援でもねぇだろ。お前こそ……」

ハンジ「私は……」

リヴァイ「いい。聞きたいわけじゃねぇ」

ハンジ「始めに聞いてきたくせに」クスッ

リヴァイ「うるせぇな、話題を間違えた」

ハンジ「あはは、私達らしくない話題だったね」

リヴァイ「……そうだな」



794: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/05(日) 21:17:05 ID:9jyKy6Ds

【お返し】


リヴァイ「風呂にでも入るか」ゴソゴソ

リヴァイ「!」

リヴァイ「なんだ、これは」ズルッ

*ブーメランパンツ*

リヴァイ「……アイツか」

―――
――


ハンジ「リヴァイ、おはよー!」

リヴァイ「……」

ハンジ「その様子だとちゃんと気づいたんだね?」ニヨニヨ

リヴァイ「くだらねぇことしやがって」

795: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/05(日) 21:17:48 ID:9jyKy6Ds

ハンジ「履き心地どうよ?」

リヴァイ「履いてねぇよ」

ハンジ「せっかくプレゼントしたのにー」

リヴァイ「……これはお前に返す」ズボッ

ハンジ「え、ちょっ、胸ポケットに何入れた!?」

リヴァイ「今出すと恥かくぞ」

ハンジ「あ、返すって……もしかしてパンツ!? ポケットにパンツ入れた!?」

リヴァイ「でけぇ声で言うな」

ハンジ「今から会議なんだけど!」

リヴァイ「置きに戻る暇はねぇな」

ハンジ「このまま会議に出ろと?」

リヴァイ「間違っても出すなよ?」



796: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/05(日) 21:18:39 ID:9jyKy6Ds

【この後カミナリ】


――会議中――


ハンジ(胸ポケットのパンツが気になる)

ハンジ(というかペンが胸ポケットにあるんだけど……慎重に取り出さないと)ソー

エルヴィン「――で、ハンジはどう思う?」

ハンジ「ひょえ!?」スッポーン!

パサッ

リヴァイ「!」

*机の真ん中にブーメランパンツ*

797: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/05(日) 21:19:14 ID:9jyKy6Ds

ハンジ「――――」

シーン……

エルヴィン「……」

「おい、あれ」ヒソッ

「男物だよな」ヒソヒソッ

「ハンジのか?」ヒソヒソッ

リヴァイ「……」プルプル

「おい、リヴァイ兵長が下向いて震えてるぞ」

「怒りを抑えてんのかな?」

ハンジ(あのやろう!! 笑い堪えてやがる!!)

798: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/05(日) 21:19:44 ID:9jyKy6Ds

エルヴィン「……ハンジ」

ハンジ「はい!!」ビクッ!!

エルヴィン「会議終了後、残りなさい」

ハンジ「はい……」

エルヴィン「それは回収しておけ」

ハンジ「はい……」ズルッ

エルヴィン「……」チラッ

リヴァイ「……」フイッ

エルヴィン(お前もだからな、リヴァイ)



811: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/08(水) 21:31:46 ID:1LYVFW9E

【変態○○】


ハンジ「しこたま怒られた」グッタリ

リヴァイ「とばっちりだ」

ハンジ「リヴァイの所為でしょうが」

リヴァイ「お前が取り出さなければよかったんだ」

ハンジ「事故だよ」

リヴァイ「で、アレはどうした?」

ハンジ「あるよ。はい」スポッ

リヴァイ「!?」

ハンジ「あはははははは!! パンツ被ってやんの! へんたーい!!」ゲラゲラ

812: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/08(水) 21:32:32 ID:1LYVFW9E

リヴァイ「テメェが被れ!」スポッ!!

ハンジ「ぬあっ!? か、顔に被せるのはないよ!!」

リヴァイ「ど変態だな……」ドンビキ

ハンジ「自分でやっといて!!」スポンッ

リヴァイ「それ捨てておけよ」

ハンジ「もったいない、使いなよ」

リヴァイ「使わねぇよ」

ハンジ「じゃあ、私が使おうかな」

リヴァイ「……あ?」



813: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/08(水) 21:33:27 ID:1LYVFW9E

【ノーパンライフ?】


ハンジ「というわけで履いてみました」ドヤッ

リヴァイ「……見せるな」

ハンジ「これぴっちりだよね。男の人痛くないのかな?」

リヴァイ「サイズがあってりゃ問題ねぇだろ」

ハンジ「そんなものか」

リヴァイ「しかしそれ細ぇな」

ハンジ「うん、細いの買ってみた」

リヴァイ「……俺に履かせるつもりだったんだよな?」

ハンジ「うん」

リヴァイ「何考えてんだ」

ハンジ「リヴァイにどうにかパンツ履かせようと考えてんだよ」

リヴァイ「いつも履いてねぇみてぇに言うんじゃねぇ」



814: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/08(水) 21:35:06 ID:1LYVFW9E

【諸共】


ハンジ「見て見て! 高級蜂蜜手に入れたよ!!」

リヴァイ「どうした、それ」

ハンジ「エルヴィンから頂戴してきた」

リヴァイ「……ちゃんとエルヴィンから渡されたんだよな?」

ハンジ「なんだかんだ贈り物をしてくれる方々っていてくれるよね。ありがたいねぇ」

リヴァイ「おい、質問に答えろ」

ハンジ「紅茶に入れると美味しいよね?」

リヴァイ「……」

ハンジ「……」

リヴァイ「……準備する」ガタッ

ハンジ「共犯者確保ー」



815: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/08(水) 21:36:00 ID:1LYVFW9E

【蜂蜜から】


ハンジ「はぁー、蜂蜜入り紅茶美味しいね」

リヴァイ「そうだな」

ハンジ「働き蜂って全て雌なんだよ。生殖能力はないけど」

リヴァイ「ん?」

ハンジ「アリも同じで雌が働くんだ。アリは羽がないだけで蜂の仲間なんだよ。アリにも毒針を持つ種類もいるんだ」

リヴァイ(始まったか)ズズズズ

ハンジ「スズメバチから見て蜜蜂よりもアリの方が近縁なんだ。
そうそう、アリって足跡フェロモンってのがあってそれを辿って列を作るんだけど、
これを円形にしてしまうとどうなるかわかるかい?」

リヴァイ「……ぐるぐる回るのか?」

816: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/08(水) 21:36:32 ID:1LYVFW9E

ハンジ「その通り! 延々と力尽きるまで回り続けることもあるんだよ」

リヴァイ「間抜けだな」

ハンジ「習性はなかなか変えられないってことだね。アリを利用して傷を縫う、なんてこともあったらしい」

リヴァイ「あ?」

ハンジ「傷口を合わせてそこをアリに噛ませたと同時に胴を切り離すんだ。
そうすると噛みついたまま固定される。幾度も繰り返せば縫合完了ってわけだ」

リヴァイ「ぞっとしねぇな」

ハンジ「手元に何もない状態で大きなアリがいるなら使えるかもね」

リヴァイ「そんな状況はほとんどねぇだろうな」

ハンジ「まあね。針があって髪が長いならそっち使った方がいいよね。……なんでアリの話になったの?」

リヴァイ「お前が始めたんだ」



817: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/08(水) 21:38:01 ID:1LYVFW9E

【カッチカチ】


ハンジ「あー、ビールうめぇー」

リヴァイ「おっさんくせぇな」

ハンジ「溜まった書類がさっぱりと片付いた!! おっさん臭くビールも飲みたくなるってもんだよ」

リヴァイ「酔いすぎるなよ」

ハンジ「……リヴァイってザルだよねぇ。ねぇ、なんであなた酔わないの?」

リヴァイ「酔わねぇわけじゃねぇよ」

ハンジ「相当強いよね。肝臓? 肝臓が人類最強なの?」グリグリ

リヴァイ「いてぇな、腹をぐりぐりするんじゃねぇ」

ハンジ「あれ? こんなカチカチのお腹なのに痛みを感じるの?」

リヴァイ「痛みを感じるのに腹筋は関係ねぇ」

ハンジ「うん、まぁ、関係ないね」グリグリ

リヴァイ「だからぐりぐりするな」



824: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/11(土) 22:42:31 ID:VYpGOGWU

【箱入り】


ハンジ「リヴァイ! すげぇ大きな箱だよ!」

リヴァイ「……なんで中に入る」

ハンジ「入りたくならない?」

リヴァイ「ならねぇよ」

ハンジ「リヴァイの方が猫っぽいから入りたがりそうなのに」

リヴァイ「……ちゃんと入れ」

825: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/11(土) 22:43:01 ID:VYpGOGWU

ハンジ「ん? こう?」ゴソゴソ

パタンッ

ハンジ「!? おい!」

シュルッ、シュルシュルッ、キュッ!

ハンジ「!!? ちょっと! リヴァイ、何してやがる!!」

リヴァイ「箱が好きなら思う存分入ってろ。掃除が捗る」ザッザッ

ハンジ「開けやがれ!! 馬鹿リヴァイ!!」ドンドンッ!!



826: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/11(土) 22:44:06 ID:VYpGOGWU

【モブリットの苦労】


モブリット「ハンジ分隊長……」

モブリット「!!?!?」

ハンジ「やぁ、モブリット」

お掃除リヴァイ「モブリットか」

モブリット「な、何してるんですか?」

箱入りハンジ「何って、箱に閉じ込められたから頑張って出ようとしたら上の一部だけ破壊しちゃってね。
とりあえず頭を出してみてるんだ」

モブリット「……」

お掃除リヴァイ「うるせぇことに変わりはねぇが動き回らねぇ分埃が舞わなくてすむ」ゴシゴシ

827: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/11(土) 22:44:48 ID:VYpGOGWU

箱入りハンジ「あ、そこの机の下辺りにペンない? この前なくしちゃってさ。多分その辺りだと思うんだけど」

お掃除リヴァイ「ペンくらいちゃんとしておけ」

箱入りハンジ「いやぁ、寝惚けながらやってるとついね」アハハー

モブリット「……」

モブリット「仕事にならないので出してもよろしいですか?」

お掃除リヴァイ「チッ、仕方ねぇな」

箱入りハンジ「結構気に入ってるんだけどな」

お掃除リヴァイ「なら手足も出るように穴空けるか?」

箱入りハンジ「いいね!!」

モブリット「ふざけてないで出てください」



828: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/11(土) 22:45:34 ID:VYpGOGWU

【一石二鳥じゃん】


ハンジ「雨だね」

リヴァイ「雨だな」

ハンジ「尋常じゃないどしゃ降りだね」

リヴァイ「ああ」

ハンジ「突然だけど詰めて四日目なんだ」

リヴァイ「だから風呂に入れるために俺は来たんだ」

ハンジ「今外に出たらついでに洗濯ができると思わない?」

リヴァイ「思わねぇよ。いいから早く風呂入って寝ろ」



829: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/11(土) 22:46:16 ID:VYpGOGWU

【いってくる!】


リヴァイ(またどしゃ降りか)

ガチャッ

リヴァイ「おい、ハンジ」

モブリット「リヴァイ兵長!! ハンジさんが!!」

リヴァイ「どうした?」

モブリット「“三日目だし雨降ってるから洗濯しつつ汚れも流してくる”と言って飛び出しました!」

リヴァイ「……」

モブリット「ニファが追いかけてて、私は兵長を探そうと」

リヴァイ「諦めきれなかったのか」チッ

モブリット「へ?」



830: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/11(土) 22:47:11 ID:VYpGOGWU

【脱走防止でもある】


ザアァァァ!!


ハンジ「うははははは!!」←中庭の真ん中にいる

ニファ「ハンジ分隊長! 戻ってください! 風邪引きますよ!!」←兵舎から

ハンジ「大丈夫だよ。あとでちゃんとお風呂に入るから」

リヴァイ「そういう問題じゃねぇよ、クソメガネ」

ハンジ「やべっ、リヴァイだ!」

モブリット「ハンジ分隊長! もういいでしょう!? 戻ってください!」

ハンジ「もうちょっとー!」

モブリット「ハンジさん! ああもう、また徹夜でおかしくなってる!」

リヴァイ「言っても無駄だ」バシャッ

831: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/11(土) 22:47:39 ID:VYpGOGWU

ニファ「兵長!?」

リヴァイ「クソメガネ」バシャバシャッ

ハンジ「おや、リヴァイが来た」

リヴァイ「逃げねぇのか」

ハンジ「そろそろ暖かいお湯が恋しくなってきたからね」

リヴァイ「……チッ」

ハンジ「ふふっ、リヴァイもびしょ濡れだね」

リヴァイ「……仕事は終わったんだな?」

ハンジ「うん。だから汚れを落としてるんだよ」

リヴァイ「ふざけるな。さっさと戻れ」

ハンジ「はーい」

バシャバシャッ

832: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/11(土) 22:48:15 ID:VYpGOGWU

ニファ「ああ、良かった」

モブリット「ハンジ分隊長、これきりにしてくださいね」

ハンジ「ごめんね」

リヴァイ「このまま風呂に入れて寝かせる」

モブリット「わかりました。人払いしておきます」

リヴァイ「……悪いな」

モブリット「いいえ。こちらも助かりますし。
どのみち、この時間なら誰も使わないと思うので念の為にですから大したことないですよ」

リヴァイ「頼む」

モブリット「かしこまりました」

ニファ「ハンジ分隊長、なんですか? 何してるんです?」

ハンジ「ニファは何も聞かなーい、聞こえなーい」ギュッ ←耳塞いでる



854: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/14(火) 22:08:07 ID:5Ap1CPe2

【想像】


――街――


ハンジ「いい匂いがする」クンクン

リヴァイ「ん?」

ハンジ「あ、リヴァイ、チョコバナナだって。くださーい」

リヴァイ「おい」

ハンジ「はい」スッ

リヴァイ「……」

ハンジ「あ、チョコが緩い! 流れちゃう」レロッ

リヴァイ「!」

855: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/14(火) 22:08:32 ID:5Ap1CPe2

ハンジ「ん、んん……」レロッチュルッ

リヴァイ「…………」ジッ

ハンジ「あーもう、さっさと食べちゃおう」ハムッ

リヴァイ「………………」

ハンジ「ん」ムシリッ!

リヴァイ「!!」ビクッ!

ハンジ「んまい」モグモグ

リヴァイ「……」モグモグ

ハンジ「ん? どうしたの? なんかちょっとしょんぼりして見えるけど」

リヴァイ「別に……なんでもねぇ」



856: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/14(火) 22:09:02 ID:5Ap1CPe2

【夢中だと忘れる】


*蝶*ヒラヒラ


ハンジ「おー、このくっそ暑い中外で蝶々が飛んでる」パタパタ

リヴァイ「クソ暑いのはわかるがだらしねぇ格好はするな」

ハンジ「いいじゃないか。今、リヴァイしかいないし」パタパタ ←ボタン数個はずし

リヴァイ「今他の連中は少し出ているだけだろう? いつ戻るかわからねぇだろうが」

ハンジ「足音したらボタンとめるよ。蝶々って暑くないのかなぁ」

リヴァイ「さあな」

857: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/14(火) 22:09:26 ID:5Ap1CPe2

ハンジ「こっちは溶けそうなのに。ミント風呂にでも入ろうかな」

リヴァイ「! ミントを大量に入れられたくなければ今すぐボタンをとめろ」ギロリッ

ハンジ「んー、わかったよ。そんなに睨まないでくれよ」プチプチ


「ただいま戻りましたー!」


リヴァイ「……」

ハンジ「あれ? 話してたら気づかなかった」

リヴァイ「一人でいてもちゃんとしておけよ」ジロリ

ハンジ「……わかったよ」



858: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/14(火) 22:09:52 ID:5Ap1CPe2

【どうしようもない事】


――壁外:旧市街地――


ギュイイイ、ガチャンッ!

ハンジ「……」シュウゥゥ

ニファ「ハンジ分隊長!」ガチャンッ!

ハンジ「ニファ、彼は?」

ニファ「……間に合いませんでした」

ハンジ「そうか……倒すのが遅かったな」

ニファ「……」グッ

859: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/14(火) 22:10:18 ID:5Ap1CPe2

ハンジ「! 合図だ。戻るぞ!」

ニファ「はっ!」

―――
――


ハンジ「……」ガチャガチャ

リヴァイ「ひでぇツラしてやがるな」

ハンジ「リヴァイ……そうかい? 自分では結構気に入ってるんだよ、これでも」ヘラッ

リヴァイ「気色の悪い顔はやめろ」

ハンジ「ひっでぇ!」ケラケラ

860: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/14(火) 22:10:42 ID:5Ap1CPe2

リヴァイ「……大丈夫か?」

ハンジ「大丈夫だよ……ありがとう」

リヴァイ「……」

ガシッ!

ハンジ「おわっ!?」

リヴァイ「……」ワシワシ

ハンジ「……ふふっ、あははは!」

リヴァイ「何笑ってんだ。エルヴィンが呼んでる、行け」ペシッ

ハンジ「いてっ! あはは、いってくるよ。ありがとう、リヴァイ」

リヴァイ「ああ」



861: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/14(火) 22:11:22 ID:5Ap1CPe2

【遊ぶ】


リヴァイ「! うすらヒゲ」

ナイル「……ナイルだ」

リヴァイ「エルヴィンが用があると」

ナイル「わかった。お前は使いっぱしりか?」

リヴァイ「見かけただけだ。うすらヒゲ」

ナイル「薄くない」

リヴァイ「薄いだろ」

ナイル「ちゃんと生えてるだろ」

862: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/14(火) 22:12:03 ID:5Ap1CPe2

リヴァイ「薄くな」

ナイル「薄くない。整えているだけだ」

エルヴィン「なんの言い合いだ」

リヴァイ「エルヴィン」

ナイル「ちゃんと教育しておけ、エルヴィン」

エルヴィン「した」

ナイル「してこれか」

エルヴィン「人の昔のあだ名をほじくるからだ」

ナイル「お前が言わせてたのかよ!」

863: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/14(火) 22:12:33 ID:5Ap1CPe2

エルヴィン「冗談に決まっているだろう? それより次の会議の話なんだが……」

ナイル「ぬぅ……」


リヴァイ「……」

ハンジ「ナイル師団長に何してるんだよ」

リヴァイ「あいつは中々面白いな」

ハンジ「全く、二人して」

リヴァイ「二人?」

ハンジ「エルヴィン」

リヴァイ「あぁ」



864: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/14(火) 22:13:09 ID:5Ap1CPe2

【ハグ】


ハンジ「リヴァイ、今日はハグの日らしい」

リヴァイ「だから、なんだ」ジリッ

ハンジ「いやだなぁ、わかっているだろ?」ジリッ

リヴァイ「暑苦しいから寄るな」ジリジリ

ハンジ「酷いなぁ。純粋にハグしたいだけなのに」ニタァ

リヴァイ「純粋な奴はそんな笑い方はしねぇよ」

865: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/14(火) 22:13:55 ID:5Ap1CPe2

ハンジ「おとなしく抱かれろぉー!」ダッ

リヴァイ「語弊が生じる言い方するんじゃねぇ、クソメガネ!!」ダッ

ドドドドドド……


ミケ「走る方が暑苦しいだろうに」

エルヴィン「暑さにやられているのかもな」

ナナバ「見てるこっちも暑苦しいよ」ハァー



871: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/16(木) 22:12:11 ID:f13wNqy2

【構って】


――リヴァイ自室――


ハンジ「ねぇ、リヴァイ」

リヴァイ「んー?」←本読んでる

ハンジ「あの実験中の捕獲機なんだけどね」

リヴァイ「……んー(↓)」ペラッ

ハンジ「杭は抜けないよう返しをつけてて……」

リヴァイ「んー(→)」

ハンジ「関節を狙って撃つんだけど……って聞いてる?」

872: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/16(木) 22:12:46 ID:f13wNqy2

リヴァイ「聞いてねぇ」ペラッ

ハンジ「ちゃんと聞けよ!」

リヴァイ「昨日聞いた。二度聞くもんじゃねぇ」

ハンジ「何度でも! 聞けっ!」

リヴァイ「断る」

ハンジ「なんだよー」ブンブン ←リヴァイの肩を掴んでる

リヴァイ「休日にそんなもん聞かせるな」グラグラ

ハンジ「……悪かったよ」

リヴァイ「…………散歩にでも行くか?」パタンッ

ハンジ「行く!」



873: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/16(木) 22:13:15 ID:f13wNqy2

【そういう問題か】


リヴァイ「ハンジ、帽子」スッ

ハンジ「ああ、ありがとう。頭が暑くなるところだった」

リヴァイ「被っていても暑いがな」

ハンジ「直射日光浴びるよりましなんだよ」

リヴァイ「そうか」

ハンジ「特にリヴァイは真っ黒な髪だからね。熱集めちゃう」

リヴァイ「あぁ……」

874: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/16(木) 22:13:49 ID:f13wNqy2

ハンジ「……綺麗な黒髪だよね。さらさらしてて真っ直ぐで……真っ直ぐで……」

リヴァイ「お前がまともに手入れしねぇからだ」

ハンジ「何も言ってない!」

リヴァイ「それくらいは分かる」

ハンジ「ぐっ……い、いいんだよ! 真っ直ぐすぎると輪ゴムで結んでもスルッと落ちちゃうから!」

リヴァイ「ほぅ」

ハンジ「ちょっとうねってべったべたな髪の方がまとまりやすくていい!」フフンッ

リヴァイ「うねりはともかく、べとつきは全く良くねぇよ。洗え」



875: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/16(木) 22:14:24 ID:f13wNqy2

【セミ】


ハンジ「蝉の声が凄いねぇ。どしゃ降りのようだよ」

リヴァイ「うるせぇな」

ハンジ「まぁ、短い間に繁殖相手を見つけなきゃいけないから必死なんだよ」

リヴァイ「繁殖相手な」

ハンジ「身体にとまられないようにしないとね」

リヴァイ「あ?」

ハンジ「樹と間違えて刺されることがあるらしいよ」

リヴァイ「……痛そうだな」

ハンジ「痛いだろうねぇ。なにせ固い樹にさっくり刺せるわけだし」

リヴァイ「樹も大変だな」

ハンジ「大量発生しちゃうと若木なんか枯れちゃうこともあるからね」

リヴァイ「……ぞっとしねぇな」



876: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/16(木) 22:15:05 ID:f13wNqy2

【生殺し】


――ハンジ自室――


ハンジ「リヴァイ、終わったよ……」クルッ

リヴァイ「」スゥスゥ

ハンジ「寝てた」

リヴァイ「」スゥスゥ

ハンジ「待たせちゃったな……」ナデ…

リヴァイ「ん……」

ハンジ「リヴァイ、ごめんね。終わったよ」

リヴァイ「ハンジ……」ボー

ハンジ「ん?」

877: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/16(木) 22:15:31 ID:f13wNqy2

リヴァイ「……」グイッ

ハンジ「おわっ」


 リヴァイ「……」ギュッ
ハンジ「リヴァイ?」


 リヴァイ「」スゥスゥ
ハンジ「……寝るんかい」


 リヴァイ「」スリスリ
ハンジ「ひゃっ! くすぐったい!」


 リヴァイ「」スゥスゥ
ハンジ「……」

ハンジ(無意識で甘えてるのか……?)

878: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/16(木) 22:16:07 ID:f13wNqy2


 リヴァイ「ん……」スゥスゥ
ハンジ「――かっ……!」

ハンジ(かわいいっっ!!)

ハンジ(いや、待て、落ち着けハンジ・ゾエ! おっさんだ。相手は目付きの悪いおっさんだ!!)


 リヴァイ「ハン……ジ?」モゾッ
ハンジ「……ああ、リヴァイ、起きた?」


 リヴァイ「……」ジッ
ハンジ「どうしたの?」


リヴァイ「――――」
ハンジ「ん……」

879: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/16(木) 22:16:51 ID:f13wNqy2


 リヴァイ「ん……」モゾモゾ…ギュッ
ハンジ「っ……リヴァ……」


 リヴァイ「」スゥスゥ
ハンジ「……」

ハンジ(何これかわいい。寝惚けリヴァイかわいい。マジかわいい襲いたい。でも……)


 リヴァイ「」スゥスゥ
ハンジ「……」ナデ…

ハンジ(……疲れてるみたいだ。起こさない方がいいかな?)

ハンジ(――っあークソッ! 生殺しってこういうことだな!!)クゥッ


リヴァイ「」スヤスヤ



880: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/16(木) 22:17:21 ID:f13wNqy2

【その何倍も味わった】



ハンジ「リヴァイー」ノッシリ ←背中に乗った
リヴァイ「なんだ?」


ハンジ「なんでもないよー」ギュッ
リヴァイ「?」


ハンジ「んふふー」スリスリ
リヴァイ「誘ってるのか?」


ハンジ「誘ってない。この前生殺しを味わったのでリヴァイにも味わってもらおうかと」パッ

リヴァイ「……ほう?」

881: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/16(木) 22:17:57 ID:f13wNqy2

ハンジ「ん?」

リヴァイ「お前、もう忘れたのか」クルリッ

ハンジ「何を?」

リヴァイ「俺が散々お前にお預け食らってたことだ」ガシッ

ハンジ「えっ?」

リヴァイ「なるほど、忘れているらしい」

ハンジ「うっ?」

リヴァイ「躾が必要だな」ギラリッ

ハンジ「え、あ、ちょっ、ごめん! ごめん、リヴァ――――!!!」



889: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/19(日) 21:45:33 ID:nOX0l78.

【最大級の照れ隠し】


リヴァイ「それで」

ハンジ「あ゙ー……?」グッタリ ←躾後

リヴァイ「生殺しってのはなんだ? 俺は何かしたか?」

ハンジ「んー……覚えてないんだね。この前寝惚けてちょっとね」モゾモゾ ←うつ伏せで顔をリヴァイに向けた

リヴァイ「何をした?」

ハンジ「ぎゅっと抱きついてきてー、胸に顔を埋めてー、すりすりしながら……寝てた。……ふわぁー」トロンッ

リヴァイ「……」

ハンジ「はぁ、ちょっと起きたかと思ったら上目づかいで見てきて、キスして、また胸にもぞもぞ戻ってきて寝た」ショボショボ

リヴァイ「………………」

ハンジ「んふふ、かわいかったよー……」ウトウト

ガシッ、ボフッ!

ハンジ「ふんがっ!?」

890: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/19(日) 21:45:58 ID:nOX0l78.

リヴァイ「……」ギュー

ハンジ「ちょっ、枕に押し付けないで! 息できなくなっちゃう!!」ジタバタ

リヴァイ「…………」

ハンジ「!! もしかして照れ隠し!? 照れ隠しなの!?」

リヴァイ「うるせぇ」ギュッ

ハンジ「もがっ!! 照れ隠しで殺る気だ! この人照れ隠しで殺る気だよ! も、マジやめて!! リヴァイ!!」ジタバタ!!

リヴァイ「……チッ」スッ

ハンジ「ぶはぁ!! あーもう、苦しかったー! 眠気が覚めたよ……」ハァー

リヴァイ「そうか、そりゃ良かった」ギシッ

ハンジ「えっ?」

リヴァイ「記憶……飛ばす」

ハンジ「理不尽! 理不尽だよ!! もう無理! もうむりぃーー!!」

リヴァイ「黙れ」グイッ



891: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/19(日) 21:47:22 ID:nOX0l78.

【目で】


――夜会――


リヴァイ「夜会というのは、何故出なければならねぇんだろうな」グッタリ

ハンジ「まあ、出資者を募ったり増額の為?」

リヴァイ「俺は必要か?」

ハンジ「んー……」

リヴァイ「すまん、わかっている。見世物だ」

ハンジ「あー……」

リヴァイ「早く帰りてぇ」ハァー

ハンジ「……挨拶回りは大体済んだから帰れると思うよ? エルヴィンに許可もらってくる」スッ

892: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/19(日) 21:47:46 ID:nOX0l78.

リヴァイ「待て、ハンジ。一人で動くな」

ハンジ「えー?」

リヴァイ「無駄にダンスに誘われるぞ」

ハンジ「そりゃ嫌だわ」

リヴァイ「それに……」チラッ


エルヴィン「!」


リヴァイ「……」ジッ


エルヴィン「……」コクッ


リヴァイ「今、許可をもらった。帰るぞ」

ハンジ「えっ? どうやって?」



893: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/19(日) 21:48:27 ID:nOX0l78.

【宣言したも同然】


――宿――


リヴァイ「ふー」ドサッ

ハンジ「ははっ、お疲れだね」

リヴァイ「ああ」

ハンジ「ところでさ」

リヴァイ「なんだ?」

ハンジ「当然の如く同じ部屋?」

リヴァイ「嫌か?」

ハンジ「嫌じゃないけど」

リヴァイ「お前と同じ部屋でなければ行かないと言った」

ハンジ「はぁ!?///」

894: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/19(日) 21:48:58 ID:nOX0l78.

リヴァイ「いいだろ、それくらい」

ハンジ「い、いや、それエルヴィンに言ったの……?///」

リヴァイ「? でなければ誰に言うんだ」

ハンジ「……あー、うん。ソウダネ」

リヴァイ「風呂に入ってくる」

ハンジ「んー、ごゆっくり」ヒラヒラ

リヴァイ「……寝るなよ?」

ハンジ「あはは、わかってる」

パタンッ

ハンジ「……」

ハンジ「~~っ!///」

ハンジ(アイツの無意識? 天然? たまに怖いっ!!///)ジタバタ



895: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/19(日) 21:49:50 ID:nOX0l78.

【がんばっ!】


ハンジ「あれ? リヴァイ、どこ行くの?」

リヴァイ「便所」

ハンジ「へぇ、リヴァイもトイレに行くんだ」

リヴァイ「当たり前だろうが」

ハンジ「いやまぁ、わかってるけどなんとなくね。ところで大? 小?」

リヴァイ「そんなもん聞いてどうする」

ハンジ「大なら扉の外で応援してあげようかと」

リヴァイ「いらん世話を焼くな」

ハンジ「焼く……やけく」

リヴァイ「くだらん駄洒落もいらん」

ハンジ「いや、いつもクソクソ言ってるから」

リヴァイ「……いいからどけ」



896: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/19(日) 21:50:46 ID:nOX0l78.

【忙しい日】


ハンジ「リヴァーイ、大丈夫?」

リヴァイ「ああ?」ジロッ

ハンジ「機嫌悪いねぇ」

リヴァイ「なんだ、ハンジか」カリカリ

ハンジ「いつもと逆だね」

リヴァイ「風呂に行く暇もねぇ」カリカリ

ハンジ「こっち終わったから手伝うよ」

897: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/19(日) 21:51:15 ID:nOX0l78.

リヴァイ「助かる……が、ちゃんと休んだのか?」カリカリ

ハンジ「大丈夫だよ」

リヴァイ「……」ジッ

ハンジ「……あなたに早く終わってもらわないと寂しいでしょう?」

リヴァイ「煽るな、クソが」カリカリ

ハンジ「そんなつもりはないんだけどなぁ」クスクス

リヴァイ「とっとと終わらせる」カリカリ

ハンジ「了解」カリカリ



901: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/22(水) 21:25:03 ID:E0B6OAm.

【へぇぇ】


ハンジ「はぁー、書類終わったねー」

リヴァイ「風呂入る」ガタッ

ハンジ「すぐそれか」

リヴァイ「当たり前だ」

ハンジ「ちょっとくらい、時間くれたっていいじゃないか」

リヴァイ「……」

ハンジ「こんな時間だし、誰も来ないでしょ?」


リヴァイ「……」スッ
ハンジ「ん……」ナデ…ジョリッ

ハンジ(ジョリッ?)


ハンジ「は……あれ? あれれ?」ナデナデ

902: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/22(水) 21:25:30 ID:E0B6OAm.

リヴァイ「何、人の顔を撫でまくってやがる」シワー

ハンジ「あ、ヒゲだ」ジョリッ

リヴァイ「……そりゃ生えるだろ」

ハンジ「へぇ、へぇぇ、生えるんだぁー」ナデナデナデナデ

リヴァイ「……」

ハンジ「なんかリヴァイって生えないのかと思ってた」ナデナデ

リヴァイ「ちゃんと処理しているだけだ」

ハンジ「ほおぉぉ」ナデナデナデナデナデナデ

リヴァイ「いい加減にしろ」ガシッ

ハンジ「あ、だって珍しいからさー」

リヴァイ「朝いつも処理してるんだがな」

ハンジ「一緒にいても大体私の方が起きるの遅いしなぁ。今度先に起きたら確かめよう」

903: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/22(水) 21:26:14 ID:E0B6OAm.

リヴァイ「もういいか? 風呂に行きたい」

ハンジ「私も入る」

リヴァイ「……」

ハンジ「怪訝な顔しないでよ。一緒にいたいなぁって思ってるだけだよ?」

リヴァイ「……ああ、ヒゲ剃ってるところを見たいのか」

ハンジ「一切信用されなかった」

リヴァイ「訳しただけだ。言っておくが剃るのは朝だ」

ハンジ「えぇー。じゃあいいや」

リヴァイ「風呂には入れ」

ハンジ「明日でいいよ」

リヴァイ「……はぁー、分かった、今剃る。行くぞ」

ハンジ「やった! はーい」



904: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/22(水) 21:26:57 ID:E0B6OAm.

【おぉ……】


リヴァイ「……」ショリッ

ハンジ「……」ジー

リヴァイ「……」ショリショリッ

ハンジ「……」ジーーー

リヴァイ「口、開きっぱなしだぞ」

ハンジ「はっ!? 夢中になってた」

リヴァイ「何が楽しいんだ」パシャッ

ハンジ「いやぁ、なんとなく。大人の男の人だなぁって」

リヴァイ「あ? 今までその眼鏡で何が見えてたんだ」

905: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/22(水) 21:27:29 ID:E0B6OAm.

ハンジ「指紋がなけりゃ視界良好だけどね。なんか改めてそう思ったんだよ」

リヴァイ「……俺も湯船に入る。少しずれろ」

ハンジ「はいはい」チャプンッ

リヴァイ「……」ザブッ

ハンジ「おぉ、ツルツルだ」ナデナデ

リヴァイ「やめろ」

ハンジ「ビフォー、アフターを知らないと終われない」ナデナデ

リヴァイ「研究か」

ハンジ「そうだよー、私は一生涯巨人研究家であり、リヴァイ研究家なんだよ」ナデナデ

リヴァイ「…………だから巨人と一緒にするんじゃねぇ」



906: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/22(水) 21:28:11 ID:E0B6OAm.

【その痕】


リヴァイ「……チッ」

ハンジ「どうしたの?」

リヴァイ「蚊に食われた」ポリポリ

ハンジ「腕? 訓練後の水浴びの時?」

リヴァイ「ああ」

ハンジ「吸い出そうか?」

リヴァイ「なんでだ」

ハンジ「だって蚊のくせにリヴァイに痕つけるとか」

リヴァイ「何を言ってる」

907: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/22(水) 21:28:47 ID:E0B6OAm.

ハンジ「冗談だよ。でも毒素吸い出したら治り早いかもよ?」

リヴァイ「ほっときゃ治る」

ハンジ「いやいやー」

リヴァイ「……お前、痕つける気だろ」

ハンジ「まさかー」ジリッ

リヴァイ「目立つ場所につけようとするな」ガシッ

ハンジ「腕なんて目立たないよ」

リヴァイ「明日も訓練がある」ワシャワシャ

ハンジ「あはは! じゃあみんなリヴァイが蚊に食われてるの見れるのか。勘違いされないといいね」

リヴァイ「……大丈夫だろ」



908: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/22(水) 21:29:30 ID:E0B6OAm.

【勘違いされた】


リヴァイ「……」

エルド「……」ジッ

グンタ「……」ジッ

リヴァイ「なんだ」

エルド「いや、その」

グンタ「な、なんでもないです」

オルオ「タオル持ってきましたー!」

リヴァイ「ああ」

エルド「オルオ、ありがとう」

グンタ「助かる」

オルオ「あ、リヴァイ兵長どうしたんですか? 腕」

909: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/22(水) 21:29:57 ID:E0B6OAm.

エルド「バカ、オルオ!」

グンタ「お前!」

オルオ「?」

リヴァイ「蚊に食われた」

エルド「えっ?」

グンタ「へ?」

オルオ「膨れてますね……リヴァイ兵長って蚊に食われるんですね」

リヴァイ「……お前らは俺をなんだと思ってる」

オルオ「お前“ら”?」

エルド「い、いや……なぁ?」アセッ

グンタ「か、痒そうだなと……」アセッ

リヴァイ「……」ハァー



910: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/22(水) 21:30:39 ID:E0B6OAm.

【灯台もと暗し】


ハンジ「あはは! やっぱり勘違いされたんだ」

リヴァイ「腕だというのにな」

ハンジ「蚊よけに除虫菊でも植えようか?」

リヴァイ「除虫菊?」

ハンジ「白花虫除菊(シロバナムシヨケギク)ともいってね、殺虫剤の元みたいなものだよ」

リヴァイ「ほう?」

ハンジ「見た目はマーガレットに似てる。花が開いたら採集して乾燥させるんだ」

リヴァイ「どれくらい乾燥させるんだ?」

ハンジ「半年」

リヴァイ「……」

911: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/22(水) 21:31:09 ID:E0B6OAm.

ハンジ「ちなみに花の見頃は5月~7月」

リヴァイ「再来年用か」

ハンジ「まあ、街でもそれを練り込んだお香が売ってるから買ってもいいけど毎回焚くのは面倒だね」

リヴァイ「他にないのか」

ハンジ「他の植物だけど虫除けとして身体に塗る方法なんかもある。その植物は……」

リヴァイ「なんだ」

ハンジ「なんとペパーミントやアップルミント。スーッとするし一石二鳥」

リヴァイ「……奴等か」

ハンジ「物凄い効果があるってわけじゃないだろうけどね」

リヴァイ「あいつらはそこら中にいる。植えるまでもねぇ」



914: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/25(土) 22:11:07 ID:l536BGAE

【納涼】


――街:噴水前――


ハンジ「あー、噴水近くって涼しいよね」

リヴァイ「日差しはきついがな」

ハンジ「もうこの噴水に飛び込みたい」

リヴァイ「そんな真似しやがったらどうなるか分かってんだろうな?」

ハンジ「冗談だよ。ああ、ここから離れたくない」

リヴァイ「いつまでもいるわけにもいかねぇだろ。帰るぞ」

ハンジ「名残惜しい……そうだ!!」

リヴァイ「また碌でもねぇ」

ハンジ「まだ何も言ってないだろ!」

リヴァイ「聞かなくてもわかる」

ハンジ「調査兵団本部内に噴水を作ろう!!」

リヴァイ「ほらな」

915: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/25(土) 22:11:38 ID:l536BGAE

ハンジ「きっと涼しいよー」

リヴァイ「そんなことに金も人員も割けねぇぞ? お前ひとりで作るってんならいいだろうが」

ハンジ「うっ」

リヴァイ「もしくは巨人捕獲の予算を回すか?」

ハンジ「それは絶対ダメ!!」

リヴァイ「なら諦めろ」

ハンジ「夏の憩いの場になると思ったのに」

リヴァイ「なるかもしれんが維持費もかかる」

ハンジ「確かにねぇ」

リヴァイ「練兵場にある川で我慢しろ」

ハンジ「じゃあ、今から」

リヴァイ「行かねぇよ」



916: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/25(土) 22:12:32 ID:l536BGAE

【先に見える未来】


ハンジ「リヴァイって隙があまりないよねぇ」

モブリット「なんですか? いきなり」

ハンジ「普段そんなに感情を乱すことがないのがつまらないなぁと」

モブリット(あー、これはなんかまた妙な事考えてるな……)

ハンジ「ねぇ、モブリット」

モブリット「私は何も言いませんよ」

ハンジ「非協力的だなぁ」

モブリット「プライベートにまで巻き込まないでください。しかも兵長関係で。ひとりで怒られてくださいよ」

ハンジ「なんで怒られる事前提なんだよ」

モブリット「なんで怒られないと思うんですか」

ハンジ「だってリヴァイだよ?」

モブリット「リヴァイ兵長ですよ?」



917: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/25(土) 22:13:01 ID:l536BGAE

【とりあえず行こう】


ハンジ「チッ、結局モブリットの協力得られなかった」

ハンジ(たまには慌てるリヴァイを見たいと思っただけなんだけどな)

ハンジ(どうすれば動揺させられるかなぁ)

ハンジ(うーん、こっちから攻めた時なんかは少しいつもと違うんだよね)

ハンジ(その方法が一番動揺させられるかな?)

リヴァイ「……何唸ってやがる」

ハンジ「うぉっひょい!!?」

リヴァイ「なんだ、その奇声は」

918: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/25(土) 22:13:35 ID:l536BGAE

ハンジ「いつのまに背後に!?」

リヴァイ「また捕獲の事でも考えてたのか?」

ハンジ「う、うん、まぁね」

リヴァイ「早く寝ろよ」スタスタ

ハンジ「あ、今日、リヴァイの部屋に行っていい?」

リヴァイ「明日は大丈夫なのか?」

ハンジ「急ぎの仕事はないから大丈夫」

リヴァイ「そうか」

ハンジ「そうと決まれば戻ろうか」

リヴァイ「……ああ」



919: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/25(土) 22:14:18 ID:l536BGAE

【作戦1】


――リヴァイ自室――


ハンジ「リーヴァイ!」

リヴァイ「あ……んん!?」


ハンジ「――――」
リヴァイ「……」

ハンジ(ふはは、いきなりだから驚いた。でもすぐ戻った、つまんないな。もっと攻めるか)


ハンジ「ん……」ヌルッ
リヴァイ「……」

ハンジ(あ、余裕っぽい。ムカつく。もっとだな)


ハンジ「んん……」ヌチュッ
リヴァイ「……」グッ

ハンジ(おや?)

920: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/25(土) 22:14:47 ID:l536BGAE


ハンジ「んぅっ!?」
リヴァイ「……」ヌチュッ


ハンジ「んんん!!」
リヴァイ「――――」


ハンジ「んー! んー!」バンバンッ
リヴァイ「――――」


ハンジ「っはぁ……」

リヴァイ「はっ……」

ハンジ「クッソ、負けた!」

リヴァイ「……何がしたいんだ」



921: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/25(土) 22:15:39 ID:l536BGAE

【作戦2】


ハンジ「リヴァイ、飲もうぜ!」ドンッ

リヴァイ「……珍しい酒だな」

ハンジ「ハンジさんの取っておきだよ!」

リヴァイ「そうか」

ハンジ「さ、どうぞー」トポトポ

ハンジ(アルコール度数がかなり高めの取っておきさ!)

リヴァイ「……」グビッ

ハンジ「飲んで飲んでー」トポトポ

リヴァイ「……何を考えてる?」

ハンジ「えっ?」ギクッ

リヴァイ「……」ジッ

922: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/25(土) 22:16:14 ID:l536BGAE

ハンジ「いやだなぁ、リヴァイと飲みたいだけだよ」

リヴァイ「……」ジー

ハンジ「飲もうぜ!」グビッ

ハンジ「!?」

リヴァイ「?」

ハンジ「かっは! きつっ!? 何これノドクッソ熱い!!」ゴホッゴホッ

リヴァイ「ああ、そうだな。お前は水で割って飲め」

ハンジ「なんで平気……? 強すぎでしょうよ」ゴホッ

リヴァイ「知らん。体質だろ」

ハンジ「くっ」

ハンジ(これも負ける気がするっ!)



927: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/27(月) 22:17:39 ID:V36yveQw

【ドロー】


ハンジ「そんじゃ、私は水割りー。リヴァイはストレート」トポトポ

リヴァイ「……お前はあまり飲むなよ。キツいだろ」

ハンジ「!」

リヴァイ「なんだ?」

ハンジ「リヴァイ優しいー」ウルッ

リヴァイ「あ?」

ハンジ「うおぉぉ……ごめんねぇー。あなたが動揺してるところっていうかいつもと違うところ見たいとか思ってぇぇ」

リヴァイ「……もう酔ったか、早ぇな。しかし、くだらねぇこと考えてるな」

928: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/27(月) 22:18:03 ID:V36yveQw

ハンジ「くだらなくないよぉー。なんかいつもピシッとしてるからさぁ、ちょっとくらい乱れるところ見たいなぁって」

リヴァイ「お前はよく見てると思うがな」

ハンジ「えぇ? いつ?」

リヴァイ「寝る時」

ハンジ「眼鏡はずされちゃうとよく見えないし、こっちも必死だからなぁ。乱れるの意味も違う気がする」

リヴァイ「まぁ、あまりしっかり見られたいものでもないが」


ハンジ「ずーるーいー」ガシッ
リヴァイ「抱きつくな、暑苦しい」


ハンジ「ひーどーいー」ケラケラ
リヴァイ「笑ってんじゃねぇか」

929: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/27(月) 22:18:31 ID:V36yveQw


ハンジ「……リーヴァーイー」
リヴァイ「なんだ」


ハンジ「大好きぃー」ニコー
リヴァイ「――っ」


ハンジ「ふへへへへへぇー///」ギュー
リヴァイ「…………充分乱されてると思うがな」ハァー


ハンジ「なぁにぃー?」フヘヘー
リヴァイ「笑い方が気色悪い」


ハンジ「あひゃひゃひゃ! ひっでぇ!」ゲラゲラ
リヴァイ「……クソが」グビッ




930: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/27(月) 22:19:01 ID:V36yveQw

【止める者がいなくなった】



ハンジ「うえへへへへへへ」ギュー
リヴァイ「……」グビッ…


ハンジ「リーヴァイー」ナデナデ
リヴァイ「……ハンジ」


ハンジ「んー?」ヒック
リヴァイ「膝」


ハンジ「あー、はいはい。膝枕ねー。どうぞー」スッ
 リヴァイ「ん」ポスッ


ハンジ「リヴァイは膝枕好きだねー」ナデナデ
 リヴァイ「ん」モソモソ

931: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/27(月) 22:19:28 ID:V36yveQw


ハンジ「私はリヴァイが好きだよー」エヘヘー
 リヴァイ「……ん」ギュッ


ハンジ「そっかそっかリヴァイもかー」ニコー
 リヴァイ「ん」


ハンジ「そっかそっかー」ナデナデ
 リヴァイ「好きだ」


ハンジ「!?」
 リヴァイ「……」ギュー


ハンジ「うへっ、うへへへへへへ///」
 リヴァイ「……」ウトウト


ハンジ「嬉しい……なぁ……」…スー
 リヴァイ「」スゥスゥ




932: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/27(月) 22:19:57 ID:V36yveQw

【実は勝利?】


――翌朝――


ハンジ「……」
 リヴァイ「……なぁ、ハンジよ」


ハンジ「うん」
 リヴァイ「これはどういう状況だ」


ハンジ「いや、私にもわからないよ。二日酔いで頭痛いし」ズキズキ
 リヴァイ「………………」←実はそこそこ覚えてる


ハンジ「リヴァイを膝枕させたまま寝ちゃったみたいだね。身体も痛いわー」コキコキ

リヴァイ「飲みすぎたようだな」ムクッ

ハンジ「だねぇ」

リヴァイ「何も、覚えていないんだな?」

933: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/27(月) 22:20:25 ID:V36yveQw

ハンジ「うーん、そうだね……」

リヴァイ「覚えてないよな?」ズイッ

ハンジ「う、うん。覚えてないよ」

リヴァイ「よし」

ハンジ「?」

ハンジ(なんか焦ってる感じだな……)

ハンジ「はっ!?」

リヴァイ「どうした?」

ハンジ「いや、なんでも」

ハンジ(これは恐らくリヴァイを乱したってことだ! なんってことだ! 覚えていないなんてっ!!)クゥッ!

ハンジ(私が酒に溺れてどうするんだっ! ちくしょう!!)ガシガシ

リヴァイ「……」フゥー



934: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/27(月) 22:20:58 ID:V36yveQw

【森の奥】


――夜:中庭付近――


ハンジ「うあー、外は涼しいねぇ」

リヴァイ「だからってここで寝るなよ」

ハンジ「さすがにそれはねー、でも暑いと外で寝たくなるよね」

リヴァイ「……ここから」

ハンジ「ん?」

リヴァイ「練兵用の森が少し見えるだろ?」

ハンジ「うん、見えるね。涼しそう」

リヴァイ「……夜には真っ暗になって誰にも見られねぇから入り込む奴がいるらしい」

ハンジ「あんな所に?」

リヴァイ「ああ。朝には首吊った状態で見つかるがな」

ハンジ「――――」

リヴァイ「いい迷惑だ。たが借金を苦にだとか色々噂が出るが理由が分からないことが多いらしい」

935: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/27(月) 22:21:43 ID:V36yveQw

ハンジ「……」

リヴァイ「不思議な事にロープではなく太い蔓に引っ掛かっている事が多いんだと。
どうやってそこまで行ったのか、それも分からない」

ハンジ「……」

リヴァイ「……夜になるとな、静かな森の奥から人の声が聞こえるそうだ」

ハンジ「……」ゴクリッ

リヴァイ「‘こんな筈じゃなかった’、‘そんなことの為に来たんじゃない’、‘誰かいないか’」

ハンジ「……」

リヴァイ「それに声をかけても返事はない。しばらくそうやって森に関心を向けていると……」

ハンジ「……向けていると?」

リヴァイ「不意に背後から声がする。――‘こっちにおいで’」

ハンジ「っ……」ゾワッ

リヴァイ「そして背を押されるそうだ。暗い森の方へ……」トンッ

ハンジ「うっひょう!!?」ビックゥ!!

リヴァイ「……なんてな」

936: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/27(月) 22:22:13 ID:V36yveQw

ハンジ「えっ? 嘘? 嘘なの!?」

リヴァイ「信じたのか」

ハンジ「リヴァイが怖い話を創作するとは思わないでしょ!? なんなの、もう!!」

リヴァイ「はっ……」

ハンジ「私がその手の話が苦手って知ってるクセに!
今日はリヴァイの部屋に泊めろ! 暑苦しくべったりくっついて寝てやる!」

リヴァイ「ああ」

ハンジ「はっ!? 始めからそのつもり!? 嫌な誘い方しないでよ!!」

リヴァイ「森に行きかねないと思っただけだ」

ハンジ「私、“あんな所”って言ったよね? 行かないよ!」

リヴァイ「そろそろ戻るか」スタスタ

ハンジ「あ、ちょっと待って! 置いていくな!! リヴァイ!!」ダッ!



*森*ザワザワ…



937: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/27(月) 22:22:57 ID:V36yveQw

【言っても無駄】



ハンジ「……」ギュー
リヴァイ「……暑苦しい」


ハンジ「自業自得」
リヴァイ「お前、暑くねぇのか?」


ハンジ「あっついよ?」ダラダラ
リヴァイ「汗だらけじゃねぇか。ちょっと離れろ」モゾッ


ハンジ「酷い」
リヴァイ「拭いてやるってんだ」


ハンジ「あ、なんだ」パッ

リヴァイ「全く」ゴソゴソ

ハンジ「いや、あの流れだと汗だらけだから離れろってことかと思うじゃん」

938: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/27(月) 22:23:27 ID:V36yveQw

リヴァイ「それもある」スッ

ハンジ「やっぱひでぇ」

リヴァイ「ほら、脱げ」

ハンジ「無体な」

リヴァイ「いいから早くしろ」ガシッ

ハンジ「ぬあっ! マジ無体! いいよ、自分でやるよ!」ジタバタ

リヴァイ「ほう? ならばそれをじっくり見てるがいいのか?」

ハンジ「何その二択!? 究極に近いよ!?」

リヴァイ「お前は雑だからな」

ハンジ「あーもー、分かった! 好きにしろ!!」デーンッ! ←大の字

リヴァイ「好きにする」ズイッ



943: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/30(木) 22:23:02 ID:qbJNPeYE

【甘やかし】


ハンジ「……」

リヴァイ「……」ゴシゴシ

ハンジ「……む」モゾッ

リヴァイ「動くな」ゴシゴシ

ハンジ「むむぅ……」

リヴァイ「……」ゴシゴシ

ハンジ「うー……」

リヴァイ「なんだ」

ハンジ「人に身体拭かれるとかなんか変」

リヴァイ「風邪引いた時拭いただろ」

ハンジ「元気な時や意識がはっきりしてる時はないからさー。なんかくすぐったい」フフッ

944: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/30(木) 22:23:33 ID:qbJNPeYE

リヴァイ「……まだ服は着たままだが」

ハンジ「出ている部分だけでよろしいかと」

リヴァイ「俺の気がすまない」

ハンジ「知らないよ! もういいじゃん、抱きつかせてよ!」

リヴァイ「まぁ、着たままでいいか。抱きつきたいなら我慢しろ」スルッ、ゴシッ

ハンジ「!? ちょっと、そこは……」

リヴァイ「……」ゴシゴシ

ハンジ「あっ、やっ」ビクッ

リヴァイ「……」ゴシゴシ

ハンジ「うはっ! わきばらだめ! あはははははは!! くすぐったい! あはははははは!!」ジタバタ

リヴァイ「暴れるな」

ハンジ「あはははは! むーりー!!」ジタバタ

リヴァイ「チッ、おとなしくしろ。背中拭くぞ」

945: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/30(木) 22:24:07 ID:qbJNPeYE

ハンジ「あはは、余計に汗かきそう」

リヴァイ「違う意味でかかせてもいいが」ゴシゴシ

ハンジ「ごめん、誘われといてなんだけど今日は勘弁して。明日の訓練キツいし」

リヴァイ「分かっている。ほら、終わった」

ハンジ「あー、ありがとう。スッキリした」

リヴァイ「少しの間だが涼しいだろ。今のうちに寝ろ」


ハンジ「んー」ギュッ
リヴァイ「……抱きついたら意味がねぇんだがな」


ハンジ「抱きつきたいって言ってただろ」
リヴァイ「まあいい、寝ろ」ポンポン


ハンジ「ん、おやすみ」
リヴァイ「……ああ」




946: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/30(木) 22:24:37 ID:qbJNPeYE

【いつもより暑い日】


――立体機動訓練中――


ゲルガー「うっへぇ、煮詰められてるみてぇな暑さだな」

グンタ「こんな中の訓練はキツいな」

エルド「確かに」ハァー


――ギュルルッ! ザシュッ!!


オルオ「リヴァイ兵長だ!」

ペトラ「訓練中だったんだ」


リヴァイ「……」ザッ

リヴァイ(今日は暑いな……汗が気持ち悪ぃ)ゴシッ

リヴァイ(水……)ゴクッゴクッ


オルオ「リヴァイ兵長!」

947: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/30(木) 22:25:05 ID:qbJNPeYE

リヴァイ「……オルオか、なんだ」

オルオ「あ、あの、よければ訓練見てもらえないですか?」

リヴァイ「構わねぇが」

ペトラ「わ、私もいいですか?」

リヴァイ「ああ」

エルド「あの……俺もいいですか?」

ゲルガー「じゃ、俺も」

グンタ「便乗か。いや、でも……」

リヴァイ「見てほしい奴は見てやる。準備しろ」

「「「ありがとうございます!!」」」

リヴァイ「……」

リヴァイ(水、無くなったか。まぁ、休憩はこれの後でも問題ないだろう)ツー…ポタッ…



948: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/30(木) 22:25:54 ID:qbJNPeYE

【いつも通り?】


――立体機動訓練中――


リヴァイ「……」ジッ

ハンジ「おや、部下の指導中?」

リヴァイ「ああ……見てほしいと頼まれた」

ハンジ「へぇ……」

リヴァイ「……」ジー

ハンジ「何人に頼まれたの?」

リヴァイ「何人だったか……5、6人か?」

ハンジ「ふぅん」ペタッ

リヴァイ「なんだ」スッ

ハンジ「いや、クッソ暑いのに汗かいてないなーって」

949: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/30(木) 22:26:23 ID:qbJNPeYE

リヴァイ「そうか? 引いたんだろ」

ハンジ「……その前は自主練習してた?」

リヴァイ「ああ」

オルオ「兵長! どうでしたか!?」タタッ

ハンジ「……」スタスタ…

リヴァイ「オルオ、お前は少しガスを噴かしすぎだ。ペトラ、お前は射出する場所を見極めろ」

ペトラ「は、はい」

リヴァイ「お前は――」キビキビ

ハンジ「……」…スタスタ

「「「ありがとうございました!!」」」

リヴァイ「ああ」

ハンジ「……」チャプンッ



950: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/30(木) 22:26:52 ID:qbJNPeYE

【ハンジeye】


オルオ「! ハンジ分隊長、何を持って……」

ザバー!!

リヴァイ「!?」

「「「!?」」」

ハンジ「……」

リヴァイ「っ……テメェ、何しやがる」ポタポタ

ハンジ「すぐに木陰に入って休んで」

リヴァイ「あ?」

951: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/30(木) 22:27:29 ID:qbJNPeYE

ハンジ「早く」グイッ

リヴァイ「おい……っ」クラッ

ハンジ「この暑い中、汗はかいていないのに身体は熱いまま。
あなたにしては珍しいけど熱中症になりかけてるよ。脱水もしかけてる」グッ

リヴァイ「……」ドサッ

ハンジ「はい、水。塩と砂糖が入ってるから不味いだろうけど飲んで、ゆっくりね」

リヴァイ「……」ゴクッ

ハンジ「熱心なのはいいけど暑い時は注意して。また水かけるから……」

リヴァイ「せめて一声かけろ」

952: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/30(木) 22:27:58 ID:qbJNPeYE

ハンジ「あ、そうか。ごめん、一刻も争うくらいだと思ってつい……」ザパー

リヴァイ「……まぁいい。助かった」ポタポタ

ハンジ「うん、我慢することに慣れてるんだろうけど訓練中は気をつけてね。特に今日はいつもより暑いから」

リヴァイ「ああ」

エルド「よくわかりましたね、ハンジ分隊長」

ハンジ「ん? だって具合悪そうだったでしょ?」

エルド「えっ?」

グンタ「そう見えたか?」ヒソッ

ゲルガー「いや、全然」



953: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/30(木) 22:28:37 ID:qbJNPeYE

【心配した】


――訓練中:木陰――


ハンジ「あなたも熱中症にかかるんだね」

リヴァイ「どういう意味だ」

ハンジ「体調管理が完璧そうだから」

リヴァイ「……今回は見誤った」ゴクッ

ハンジ「水だけってのもよくないね。夏の訓練や調査には始めから塩と砂糖を入れておくようにしよう」

リヴァイ「妙な味のはずなんだが……飲めるな」

ハンジ「脱水症状を起こしてるとすんなり飲めたり美味しく感じるらしいよ。果汁入れられればもっと美味しいんだけど」

954: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/30(木) 22:29:03 ID:qbJNPeYE

リヴァイ「塩と砂糖だけか」

ハンジ「水1リットルに塩3gに砂糖40gだよ」

リヴァイ「わざわざ量ったのか?」

ハンジ「今回は急を要したので塩ひとつまみに砂糖を軽く一握り」

リヴァイ「目分量か」

ハンジ「ちびちび飲んでね、1時間くらいかけて。でないと吐いちゃうかもしれないから」

リヴァイ「……分かった」ゴクッ

ハンジ「気づけてよかったよ」

リヴァイ「今の俺が言うのもなんだがお前も気を付けろよ」

ハンジ「……うん」



960: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/31(金) 21:48:38 ID:1QalnBow

【憂さ晴らし】


ハンジ「だからここはこれでいいんだって!!」

リヴァイ「いいわけあるか! そうやって放置するから部屋が散らかるんだろうが!」

ハンジ「これは散らかってるわけじゃないんだよ! 私にはどこに何の資料があるか分かってる!
それを勝手に移動させられたら分からなくなるだろ!!」

リヴァイ「何が“分かってる”だ、クソメガネが!
つい最近も必要な資料がどこにあるか分からず探しまくってやがったくせに!」

ハンジ「ぐっ、それは前に使っていた資料でその時考えていた事には必要なかったからだよ!」

リヴァイ「なら必要なくなった時点で片付けろ!」

961: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/31(金) 21:49:07 ID:1QalnBow

ハンジ「あーもう! いちいちうるさい!! リヴァイは私のお母さんかっ!!」バンッ!!

リヴァイ「お前は反抗期のガキか!」

ハンジ「はぁー、はぁー……」

リヴァイ「……」フンッ

ハンジ「……あー、疲れた。リヴァイ、紅茶飲む?」

リヴァイ「ああ」

ハンジ「ちょっと待って……」

――――――――

ハンジ「はい、お待たせ」カチャッ

962: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/31(金) 21:49:52 ID:1QalnBow

リヴァイ「ん」ズズズズ

ハンジ「はぁー……落ち着くねぇ」

リヴァイ「そうだな」

ハンジ「続きやる?」

リヴァイ「まだ片付けねぇつもりか」

ハンジ「いや、これはさすがにまずいね。片付けるよ」

リヴァイ「手伝う」

ハンジ「うん、ごめんね。ありがとう」

リヴァイ「いや、いつもの事だ」



963: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/31(金) 21:50:30 ID:1QalnBow

【公的私的】


ハンジ「リヴァイ! 今度の索敵の位置なんだけど……」

リヴァイ「ああ、それか」


ナナバ「……」


ハンジ「ここ、これでいいと思うかい?」

リヴァイ「いや、ここは……」

ハンジ「やっぱりそう思うか。エルヴィンに言ってみるよ。ありがとう」

リヴァイ「ああ」

ハンジ「あ、モブリット! あの書類だけど……」


ナナバ「……」

ミケ「何を見ているんだ?」

964: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/31(金) 21:50:55 ID:1QalnBow

ナナバ「ん? んー……なんとなく観察」

ミケ「?」


――リヴァイ自室――


ハンジ「リヴァーイ、あれエルヴィンが許可してくれたよー。よく気がついたなってさ」

リヴァイ「そうか」


ハンジ「リヴァイのお陰だよ。確信がもてたし」ギュッ
リヴァイ「俺はお前に言われて気がついただけだ」


ハンジ「リヴァイの一声があったからだよ」スリスリ
リヴァイ「まぁ、役に立ったのならいい」ナデナデ


ハンジ「うん、ありがとう」
リヴァイ「ああ」




965: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/31(金) 21:51:21 ID:1QalnBow

【公的私的2】


――またあくる日――


リヴァイ「おい、ハンジ」

ハンジ「はい?」

リヴァイ「お前また書類を止めてるだろう?」

ハンジ「あ、しまった、ごめん」

リヴァイ「全く、さっさと寄越せ。それだろ」

ハンジ「はい」ペラッ


ナナバ「……」

966: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/31(金) 21:51:47 ID:1QalnBow


――リヴァイ自室――


 リヴァイ「没頭するのは分かるが皆に回す書類は優先しろと言ってるだろう」ペラッ ←本読み
ハンジ「悪かったよ。でも罰が膝枕?」クスッ


 リヴァイ「足を痺れさせるのが目的だ」
ハンジ「えー? 困るなぁ」


 リヴァイ「困れ」
ハンジ「あはは! でも本、読みにくくない?」


 リヴァイ「少し」
ハンジ「じゃあ、私を背もたれにしたら?」


 リヴァイ「お前がのしかかってくるだけだろうが」
ハンジ「バレたかー」アハハー




967: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/31(金) 21:52:32 ID:1QalnBow

【ナナバの心配】


――食堂――


ナナバ「ねぇ、ハンジ」

ハンジ「何?」

ナナバ「リヴァイとは上手くいってるの?」

ハンジ「へ? 相変わらずだけどなんで?」

ナナバ「いや、前ほど引っ付いてる感じがしないから」

968: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/31(金) 21:52:59 ID:1QalnBow

ハンジ「そうかなぁ?」

ナナバ「前はお礼言うのに抱きついたりすることもあったし、リヴァイがハンジを叱る時近すぎることもあったのにさ」

ハンジ「そう? そうだったかな?」

ナナバ「だから噂が立ったんだけど。無自覚は怖いね」

ハンジ「分からないな。私達はそんなに変わってないと思うけどなぁ」

ナナバ「ま、リヴァイとちゃんと恋人してるならいいんだよ」

ハンジ「してるしてる。ちゃんとしてるよ」

ナナバ「ならいいけど……」



969: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/31(金) 21:53:49 ID:1QalnBow

【ナナバの杞憂】


ナナバ(本当に大丈夫かな。まあ、元気そうだけど)


リヴァイ「ハンジ」


ハンジ「おや、リヴァイ」

リヴァイ「……」ツカツカ

ハンジ「えっ? 何?」

ガシッ

リヴァイ「……」グイッ
ハンジ「へ?」


ナナバ「――――」

970: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/31(金) 21:54:15 ID:1QalnBow


――ガッ!!

ハンジ「――いってぇぇ!! 頭割れるぅぅ!!!」ジタバタ ←頭突きされた

リヴァイ「てめぇ、前にも言っただろうが! 皆に回す書類は優先しろと! 部屋も片付けろ!」

ハンジ「あ、ご、ごめん」

リヴァイ「……書類を探すのに苦労した」

ハンジ「ごめんなさい」

リヴァイ「このクソメガネが」スタスタスタ

ナナバ「……」

ハンジ「あーいってぇ」ナデナデ

ナナバ「本当に私の心配しすぎだったみたいだね。仲良くやってるじゃないか」

ハンジ「今のどこでそう思ったの!?」



971: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/31(金) 21:57:09 ID:1QalnBow

【鉢合わせ】


――「……きです」


壁|ハンジ「!」サッ

壁|ハンジ(やっべぇ、告白現場に遭遇した。ここ通ると中庭から丸見えだよなぁ……二階から行こうかな)


「悪いが……」


壁|ハンジ(!? リヴァイ!?)


「……いえ、お伝えしたかっただけですので……失礼します」タッ!


壁|ハンジ(うおっ!!)ササッ↓

タタタタタタタ……

壁|ハンジ(ふぅー、見つからなかった)

リヴァイ「いい趣味だな」

972: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/31(金) 21:58:15 ID:1QalnBow

ハンジ「うっひょう!!」ビクッ

リヴァイ「覗きか?」

ハンジ「たまたま通りがかっただけだよ」スクッ

リヴァイ「そうか」

ハンジ「……可愛い子だったね」

リヴァイ「さあな」

ハンジ「……」

リヴァイ「……お前以外に興味はない」

ハンジ「!?」

リヴァイ「行くぞ」スタスタ

ハンジ「うん」タッ



973: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/31(金) 21:59:29 ID:1QalnBow

【そういやそうだ】


――リヴァイ自室――


ハンジ(今日はたまたま見かけたわけだけど……)チラッ

リヴァイ「……」ペラッ ←資料を見てる

ハンジ(あれが初めてってことはないよな……)ゴロンッ

ハンジ(人類最強だし……)ゴロゴロ

ハンジ「……リヴァイ」

974: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/31(金) 21:59:54 ID:1QalnBow

リヴァイ「? どうかしたか?」

ハンジ「浮気はよくないよね」

リヴァイ「してねぇし、しねぇよ」

ハンジ「掃除に浮気してるじゃん」

リヴァイ「お前は巨人に浮気してるだろうが」

ハンジ「……浮気ってよくないよねぇ」フイッ

リヴァイ「目を逸らすんじゃねぇ」



975: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/31(金) 22:00:23 ID:1QalnBow

【可愛いな】


リヴァイ「なんだ、昼間のを気にしてるのか」

ハンジ「んー……いや、あれはちゃんと断ってたし、いい言葉も聞けたから別に」

リヴァイ「ならなんだ」

ハンジ「うーん……別に?」

リヴァイ「……」ジッ

ハンジ「う……」

リヴァイ「……」ジッ

976: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/31(金) 22:00:48 ID:1QalnBow

ハンジ「…………」モジモジ

リヴァイ「……」ジッ

ハンジ「…………見たくなかっただけだよ、なんとなく」フイッ

リヴァイ「お前……っ」

ハンジ「何?」

リヴァイ「いや……」ナデナデ

ハンジ「なんで撫でるの?」

リヴァイ「なんとなくだ」ナデナデ

ハンジ「?」



977: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/31(金) 22:01:17 ID:1QalnBow

【以前やらかした】


ハンジ「リヴァイ、たまには掃除手伝うよ」ヒョコッ

リヴァイ「いや……」

ハンジ「終わったら出掛けるでしょ? 二人でやれば早く終わるだろうし」

リヴァイ「それはどうだろうな」

ハンジ「おい」

リヴァイ「約束の時間はまだ先だろう?」

978: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/31(金) 22:01:58 ID:1QalnBow

ハンジ「暇ができたから手伝いにきたんだよ」

リヴァイ「……まあいい。あとは床拭きをやれ」

ハンジ「やるやる」

リヴァイ「ゆっくりやれ。周りの物にぶつかって散らかしたり破壊したりするなよ」

ハンジ「誰がそんな……」

リヴァイ「……」ジロリ

ハンジ「……はーい」



979: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/31(金) 22:02:39 ID:1QalnBow

【さぁ行こう】


ハンジ「はぁー、綺麗になったね!」

リヴァイ「ああ、そうだな。お前にしちゃ真面目にやってたな」

ハンジ「ふふっ、そりゃあね」

リヴァイ「?」

ハンジ「これでリヴァイと長く出掛けられるし」

リヴァイ「……」

ハンジ「しばらく忙しくて掃除になかなか時間かけられなかったでしょ?
でもそれを潰してまで時間を奪うのは悪いかなって思って」ヘヘッ

980: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/31(金) 22:03:05 ID:1QalnBow

リヴァイ「別に……俺は構わんが」

ハンジ「ほら、そうやって優先しちゃうと思ったんだ」

リヴァイ「……」

ハンジ「あなたは優しいからね」

リヴァイ「掃除を優先することもある」

ハンジ「そりゃそうだけど、気兼ねなく掃除してほしかったからね。でも」

リヴァイ「?」

ハンジ「少しでも長く二人で出掛けたかったから折衷案として手伝いにきたんだ」アハハ
リヴァイ「……そうか」フッ

ハンジ「! うん」

981: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/31(金) 22:03:35 ID:1QalnBow

リヴァイ「お陰で早く終わった。ありがとう」

ハンジ「いやぁ、自分の為でもあるからね」

リヴァイ「俺の為でもある」

ハンジ「そ、そう?」

リヴァイ「そうだ」

ハンジ「へへっ、そっか。手伝った甲斐があったよ」

リヴァイ「助かった」

ハンジ「うん。そんじゃリヴァイ、行こうか」ニコッ

リヴァイ「……ああ」


〆おしまい?

982: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/31(金) 22:05:14 ID:1QalnBow

〈リスト〉


◆1【大丈夫】>>2-3 ◆2【夢の中】>>4
◆3【ミケのお気に入り】>>5 ◆4【構わない】>>6-7 ◆5【報告】>>8-9


◆6【上げてからの】>>10-12 ◆7【お供え】>>13-14 ◆8【花】>>15-16 ◆9【寒暖】>>17-18 ◆10【観察】>>19-20


◆11【かられる】>>27-28 ◆12【偶然に】>>29-31 ◆13【幸運のクローバー】>>32-33 ◆14【用事】>>34-35 ◆15【キレイさっぱり】>>36-39


◆16【それまでは】>>43 ◆17【何を】>>44 ◆18【子供のイタズラ】>>45-47 ◆19【イタズラ成功】>>48-49 ◆20【好きなように】>>50-51


◆21【そっちじゃない】>>55-56 ◆22【それは巨人】>>57-58 ◆23【油断大敵】>>59-61 ◆24【配慮】>>62-64 ◆25【軽い躾】>>65-67


◆26【他にもいれば】>>70 ◆27【くたくた】>>71-72 ◆28【しわしわー】>>73-74 ◆29【のびのび】>>75 ◆30【直接的】>>76-77


◆31【夢で逢えたら】>>80-82 ◆32【夢で逢えたら2】>>83-86 ◆33【会いに行く】>>87 ◆34【夢のように】>>88-89 ◆35【壊れた会話】>>90-91


◆36【報告する順位】>>95-96 ◆37【馬の扱い】>>97-98 ◆38【なんの勝負でしょう?】>>99-101 ◆39【しっとり】>>102-103 ◆40【匂いも消すくらい】>>104-105

983: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/31(金) 22:05:55 ID:1QalnBow


◆41【飲み直し】>>110-111 ◆42【画策】>>112-114 ◆43【煽り三昧】(R18)>>115-117 ◆44【昨夜を思う】>>118-120 ◆45【オンリーワン】>>121


◆46【専属通訳】>>125-126 ◆47【真顔】>>127-128 ◆48【ゴミの山】>>129 ◆49【まるで家族の食卓】>>130-132 ◆50【残酷】>>133-134


◆51【流れるおもちゃ】>>138-140 ◆52【ずぶ濡れ】>>141-142 ◆53【良薬口に苦し】>>143-145 ◆54【心配だし】>>146 ◆55【誰かがいる幸せ】>>147-148


◆56【輪ゴム飛ばし】>>151-152 ◆57【柔肌】>>153-154 ◆58【色々と諦める】>>155-156 ◆59【普通の食材】>>157-158 ◆60【勿体ないって】>>159-160


◆61【カップ】>>162-163 ◆62【惑わす】>>164 ◆63【化粧】>>165-167 ◆64【報告】>>168-169 ◆65【怪我】>>170-172


◆66【病院】>>177 ◆67【記憶の行方】>>178-179 ◆68【今はまだ】>>180-182 ◆69【もうひとつの鍵】>>183-184 ◆70【肖像画】>>185-187


◆71【最大の衝撃】>>194-196 ◆72【自分を見る目】>>197-199 ◆73【キミ】>>200-201 ◆74【メロメロ?】>>202-203 ◆75【罪悪感】>>204-206


◆76【心を許す】>>210-213 ◆77【うるさい心臓】>>214-215 ◆70【不許可】>>216-217 ◆79【もやもやする】>>218-220 ◆80【兵長を思う】>>221-223


◆81【他人事だと思って】>>227-229 ◆82【祈り】>>230-231 ◆83【お母さん】>>232-233 ◆84【使命感】>>234-236
◆85【決意】>>237-238

984: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/31(金) 22:11:03 ID:1QalnBow


◆86【少し分かった事】>>243-247 ◆87【怪我完治】>>248-249 ◆88【ご執心】>>250-253 ◆89【包み隠さない】>>254-255 ◆90【泥酔】>>256-259


◆91【許可】>>263-265 ◆92【悩み事】>>266-267 ◆93【大切】>>268-269 ◆94【相談する】>>270-273 ◆95【根を詰める】>>274-275


◆96【ニファ】>>279-280 ◆97【必要?】>>281-285 ◆98【必要だ】>>286-290 ◆99【ついいつものように】>>291-292 ◆100【これは……】>>293-295


◆101【会えない】>>300-302 ◆102【落ち込んだ顔】>>303-305 ◆103【合わない】>>306-308 ◆104【会いたい】>>309-310 ◆105【我慢する為】>>311-313


◆106【日常】>>318-319 ◆107【問い詰め】>>320-322 ◆108【白状】>>323-324 ◆109【やめない】>>325-328 ◆110【逆に口説いてきた】>>329-330


◆111【宣言】>>334-336 ◆112【どちらの?】>>337-338 ◆113【その意味】>>339-341 ◆114【いろんな表情】>>345-348 ◆115【気が変わる】>>349-353


◆116【多分な】>>358-360 ◆117【抵抗?】>>361-362 ◆118【精神的には】>>363-366 ◆119【素直】>>367-368 ◆120【言われるがまま】>>369-370


◆121【好奇心】>>376-378 ◆122【覚えてる】>>379-380 ◆123【表情が変わる】(R18)>>381-384 ◆124【同じく無意識】>>385-387 ◆125【あなたがいたから】>>388-390


◆126【お前がいたから】>>394-396 ◆127【甘え方】>>397-399 ◆128【いい加減にしろ】>>400-402 ◆129【結果】>>403-405 ◆130【みんなで】>>406-407

985: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/31(金) 22:11:38 ID:1QalnBow


◆131【勝負師】>>411-414 ◆132【出発】>>415-416 ◆133【まだまだ】>>417-421 ◆134【怪我は?】>>422-423 ◆135【もしや】>>424-426


◆136【あともう少し】>>431-432 ◆137【だだ漏れ】>>433 ◆138【そういえば】>>434-435 ◆139【取り戻した】>>436-438 ◆140【今日一日は】>>439


◆141【ご報告です】>>443-445 ◆142【何をしたんだ】>>446-447 ◆143【変】>>448 ◆144【そそくさ】>>449-450 ◆145【温かい眼差し】>>451-452


◆146【記憶のない目】>>456-457 ◆147【迫るニファ】>>458-459 ◆148【ニファより】>>460-461 ◆149【ほんの刹那】>>462-463 ◆150【いつもの顔】>>464-466


◆151【忘れない】>>475-477 ◆152【パワーアップ】>>478-479 ◆153【愛犬】>>480-481 ◆154【あおる】>>482-454 ◆155【期待?】>>485-487


◆156【疲れる】>>498-500 ◆157【不穏な雰囲気】>>501-503 ◆158【なんとなくモヤモヤ】>>504-506 ◆159【口止め】>>507-508 ◆160【我慢】>>509-511


◆161【巨人に?】>>522-523 ◆162【悪戯心】>>524-525 ◆163【部下想い】>>526-527 ◆164【急ぎだ】>>528-529 ◆165【堪んない】>>530-531


◆166【ハンジが悪い】>>539-541 ◆167【癒し】>>542-543 ◆168【尾行】>>544-545 ◆169【耐久】>>546-547 ◆170【気が済むなら】>>548-549


◆171【その寝顔】>>558-560 ◆172【中毒】>>561-562 ◆173【ひとつ先】>>563-564 ◆174【返事】>>565-568 ◆175【故障】>>569-570

986: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/31(金) 22:12:28 ID:1QalnBow


◆176【甘え倒す】>>578-579 ◆177【そこにいるから】>>580 ◆178【恥じらいはどこだ】>>581-582 ◆179【遠回しな気遣い】>>583-584 ◆180【足りないモノ】>>586-588


◆181【ひとりでは】(6月号69話ネタバレ)>>595-598 ◆182【呆れ果てた】>>600-602 ◆183【閉め出されたかと】>>603-605 ◆184【深夜の叫び】>>606>>608-609 ◆185【そのままはダメだ】>>610-612


◆186【あいあい】>>618-619 ◆187【どっちがどれほど】>>620-622 ◆188【兵長に見せたい】>>623-625 ◆189【のこるもの】>>626-628 ◆190【手が動いてない】>>629-630


◆191【しまったな】>>635 ◆192【お先に】>>636-637 ◆193【脅かした結果】>>638-640 ◆194【責任の所在】>>641 ◆195【成功したようです】>>642-643


◆196【ムラッときた】>>648-649 ◆197【どちらが悪い】(R18)>>650-652 ◆198【表情が見えない】(R18)>>653-654 ◆199【平気】>>655 ◆200【背丈は勝ってるし】>>656-657


◆201【教えない】>>659 ◆202【無理しそう】>>660-661 ◆203【継いでいくもの】>>662-664 ◆204【無機物の勝利】>>665-666 ◆205【無機物に嫉妬】>>667-668


◆206【一番は誰?】>>673-674 ◆207【違うだろ】>>675 ◆208【集中】>>676-677 ◆209【印を】>>678-679 ◆210【大切な人】>>680-682


◆211【牽制】>>688-690 ◆212【スキが多い】>>691-692 ◆213【扇情的】>>693-694 ◆214【どーこだ】>>695-696 ◆215【こっちです】>>697


◆216【させるか】>>704 ◆217【悪癖と譲歩】>>705-707 ◆218【談義メイン】>>708 ◆219【リヴァイの勝利……か?】>>709-711 ◆220【穏やかな日】>>712-713

987: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/31(金) 22:12:59 ID:1QalnBow


◆221【我慢してんだ】>>721-722 ◆222【ノラ】>>723-724 ◆223【月虹】>>725-726 ◆224【隠す仕草はよかった】>>727-728 ◆225【リヴァイの圧勝】>>729-731


◆226【考える事は同じ】>>738-739 ◆227【自業自得】>>740 ◆228【許可が出たなら】>>741-742 ◆229【想像できない】>>743-744 ◆230【また来た】>>745-746


◆231【肝試し】>>751-752 ◆232【微妙なペア】>>753-754 ◆233【配慮】>>755-756 ◆234【必死のオルオ】>>757-759 ◆235【グンタ】>>760-763


◆236【貧乏くじ】>>769-770 ◆237【お邪魔】>>771-772 ◆238【職権濫用】>>773-774 ◆239【絡んできた】>>775-777 ◆240【命知らずの酔っ払い】>>778-781


◆241【モブリットの苦悩】>>788-789 ◆242【喧嘩以下】>>790-791 ◆243【無駄な嫉妬はしたくない】>>792-793 ◆244【お返し】>>794-795 ◆245【この後カミナリ】>>796-798


◆246【変態○○】>>811-812 ◆247【ノーパンライフ】>>813 ◆248【諸共】>>814 ◆249【蜂蜜から】>>815-816 ◆250【カッチカチ】>>817


◆251【箱入り】>>824-825 ◆252【モブリットの苦労】>>826-827 ◆253【一石二鳥じゃん】>>828 ◆254【いってくる!】>>829 ◆255【脱走防止でもある】>>830-832


◆256【想像】>>854-855 ◆257【夢中だと忘れる】>>856-857 ◆258【どうしようもない事】>>858-860 ◆259【遊ぶ】>>861-863 ◆260【ハグ】>>864-865


◆261【構って】>>871-872 ◆262【そういう問題か】>>873-874 ◆263【セミ】>>875 ◆264【生殺し】>>876-879 ◆265【その何倍も味わった】>>880-881

988: ◆uSEt4QqJNo 2015/07/31(金) 22:13:31 ID:1QalnBow


◆266【最大級の照れ隠し】>>889-890 ◆267【目で】>>891-892 ◆268【宣言したも同然】>>893-894 ◆269【がんばっ!】>>895 ◆270【忙しい日】>>896-897


◆271【へぇぇ】>>901-903 ◆272【おぉ……】>>904-905 ◆273【その痕】>>906-907 ◆274【勘違いされた】>>908-909 ◆275【灯台もと暗し】>>910-911


◆276【納涼】>>914-915 ◆277【先に見える未来】>>916 ◆278【とりあえず行こう】>>917-918 ◆279【作戦1】>>919-920 ◆280【作戦2】>>921-922


◆281【ドロー】>>927-929 ◆282【止める者がいなくなった】>>930-931 ◆283【実は勝利?】>>932-933 ◆284【森の奥】>>934-936 ◆285【言っても無駄】>>937-938


◆286【甘やかし】>>943-945 ◆287【いつもより暑い日】>>946-947 ◆288【いつも通り?】>>948-949 ◆289【ハンジeye】>>950-952 ◆290【心配した】>>953-954


◆291【憂さ晴らし】>>960-962 ◆292【公的私的】>>963-964 ◆293【公的私的2】>>965-966 ◆294【ナナバの心配】>>967-968 ◆295【ナナバの杞憂】>>969-970


◆296【鉢合わせ】>>971-972 ◆297【そういやそうだ】>>973-974 ◆298【可愛いな】>>975-976 ◆299【以前やらかした】>>977-978 ◆300【一緒に行こう】>>979-981


総合計1900話