1 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします2016/02/14(日) 03:20:32.98ID:3fvU4KKCa.net
小鳥「見てくださいよアレ」


小鳥「絶対春香ちゃんですよ」


P「なに言ってんですか急に。そんなわけないでしょう」

P「春香ならそこでクッキー作ってますよ」


P「なあ春香?」


P「春香?」

P「……」

小鳥「…春香ちゃんですよ絶対」


P「……そんなまさか」

4 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします2016/02/14(日) 03:25:36.34ID:3fvU4KKCa.net
プルルルル プルルルル

小鳥「…ケータイ鳴ってますよ」

P「…もしもし」

春香「もしもし天海春香です」

春香「すいませんまた落ちてるんですよ」


P「……」

春香「たぶんいつもの所に落ちると思うんでマットお願いします。じゃあそういうことで」

ツー ツー …


P「春香でした」

小鳥「だから言ったじゃないですか」

5 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします2016/02/14(日) 03:28:41.88ID:3fvU4KKCa.net
P「とりあえずマット敷きに行ってきます」


小鳥「行ってらっしゃい」


15分後




P「……」


P「もしもし春香?」


P「遅くない?落ちてくるの?」

P「もうだいぶ経つよ?」

春香「すいませんちょっと千早ちゃんと電話してたもので…」

P「それ落ちた後でいいだろ。なにやってんだよ」

P「早く落ちてこいよ」

春香「すいません」



7 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします2016/02/14(日) 03:31:44.67ID:3fvU4KKCa.net
P「あとどれくらいで落ちてこれる?」


春香「10分ほどで……」

P「俺いっかいコンビニ行くから。」

P「落ちてくるまでには戻ってくるから」


春香「すいません…」

春香「ついでに肉まん買ってきてもらっても…」


P「…ちゃんと10分で落ちてこいよ」


春香「もちろん」


9 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします2016/02/14(日) 03:35:24.25ID:3fvU4KKCa.net
20分後


P「もしもし?」

春香「はい天海春香です」

P「なにしてんの?」


P「もうおまえの分の肉まん食べたよ?」

春香「ええ~」


P「ええ~じゃないよ。なにしてんだよ」

P「早く落ちてこいよおまえ」

春香「すいません…」

春香「リボンが風で飛ばされて探しに行ってまして……」

P「早くな」

春香「はい」

10 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします2016/02/14(日) 03:38:38.75ID:3fvU4KKCa.net
小鳥「もしもしプロデューサーさん。」

小鳥「まだ春香ちゃん落ちてこないんですか?」

P「はい。まったく落ちてくる気配がないです」

小鳥「暇なんで私もそっち行きますね」

10分後



小鳥「春香ちゃんまだですか?」

P「ええ。あそこに見えてはいるんですけどね。」

P「いっこうに落ちてこないですね」


小鳥「春香ちゃんクッキー食べてますね」

11 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします2016/02/14(日) 03:42:20.14ID:3fvU4KKCa.net
P「おまえなしてんの?もう1時間近く経ったぞ」

春香「すいませんちょっと小腹がすいて……」


P「いやだから落ちてから食えよ」

P「なんで落ちながら食うんだよ。落ちてから食えよ」

春香「すいません…」

P「帰るぞ俺」

春香「そんな酷い……」

小鳥「もしもし春香ちゃん?」


春香「小鳥さん……」

小鳥「いい加減落ちてきたら?」

小鳥「そんなとこにずうっといたら風邪ひくわよ?」

12 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします2016/02/14(日) 03:45:19.53ID:3fvU4KKCa.net
春香「はい…すいません……」

小鳥「プロデューサーさんも怒ってるわけじゃないから」

小鳥「春香ちゃんのコトを心配してるから言ってるのよ?」

春香「はい、もうすぐに落ちますんで…」

小鳥「低反発マット敷いて待ってるから」

小鳥「早く落ちてきてね?」

春香「はい、」

13 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします2016/02/14(日) 03:49:16.43ID:3fvU4KKCa.net
20分後


小鳥「もしもし春香ちゃん?」


小鳥「なにしてるの?」


春香「すみませんちょっと雑音で声が聞き取りにくくて……」


小鳥「…あなた今どこにいるの?」

春香「…古本屋に」


小鳥「なにしてるの?落ちてから行けばいいじゃない」

小鳥「ふざけてるの?」


春香「すみませんちょっと気になってた本があったもので………」

小鳥「プロデューサーさんコンビニに行ったっきり帰ってこないわよ。」

小鳥「いいの?春香ちゃん」

小鳥「あなたそれでいいの?」


春香「すみませんすぐに落ちますんで…」

14 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします2016/02/14(日) 03:53:25.21ID:3fvU4KKCa.net
5分後


春香「小鳥さん小鳥さん。」

春香「もうあと30秒ほどて着地地点に落ちます。」

小鳥「ようやくね。」

小鳥「安心してマットはしっかり敷いてあ?あるから」


春香「ありがとうございます。」


春香「それであの、プロデューサーさんは……」


P「俺もいるぞ春香」

春香「プロデューサーさん…!!」

春香「私てっきり怒って帰ったと…」

P「そんなわけあるはずないじゃないか」


P「俺は春香のプロデューサーだぞ」

P「しっかり落ちる所を見届けてやるからな。安心しろよ」


春香「………ハイ!!!!」

15 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします2016/02/14(日) 03:56:24.93ID:3fvU4KKCa.net
ヒュー……


小鳥「あっ!!春香ちゃんが落ちてきましたよ!!!」


ヒューーーン……



小鳥「あっ」


ドスンっ!!!!


P「マットじゃないとこに落ちましたね」


小鳥「どうしますか?」


P「とりあえず救急車呼びましょう」

小鳥「ですね」


おわり



引用元:http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1455387632