653: ◆6RLd267PvQ 22/08/06(土) 06:58:09 ID:njeM
~とあるファミレス~

藍子「サラダバー、スープバー、ドリンクバー、バーバー、ババァってあるじゃないですか、ファミリーレストラン」

響子「後半2つが余計です」

加蓮「まぁわりとよくいるけどね、ご高齢の人は」

響子「それはそうですけど表現としてどうなんですか、ババァって」

藍子「今響子ちゃんがババァと言った件に関しまして、私からのご報告はありません……と」ポチポチ

響子「ちょっと!!!」バッ!!

藍子「あー、私の薄型スマートフォン!」

引用元: ・とりくろ!シリーズ

654: ◆6RLd267PvQ 22/08/06(土) 06:58:33 ID:njeM
響子「そうですか、タクシー代の恨みですか、でもね、私はそれより深い深い感情をずっっとひた隠しに抱え込んでいるんですよわかりますか」

藍子「何の話ですか」キョトン

響子「小一時間お説教してもいいですかね」

加蓮「ご飯が不味くなるからここではやめて」

響子「って言うか、このお店いつの間にかサラダバーまで出来ていたんですね、健康に配慮してて、お値段もリーズナブルだし、ランチなら更に安くなるし、素敵だなぁ…」

藍子「今響子ちゃんがなるべくお金を払わずに穀潰しを敢行しようとした件に関しまして私からのご報告はありま」ポチポチ

響子「だから何でいちいちSNSで報告しようとするんですか!!!」バッ!!

藍子「あー、私の薄型スマートフォン!」

655: ◆6RLd267PvQ 22/08/06(土) 06:58:52 ID:njeM
加蓮「大丈夫これ、ループとかしてない?」

響子「……!」バッ!

響子「………スマホの時計は…ちゃんと動いているみたいです!」

加蓮「良かった、それなら私のご飯も遅れずに食べられるね」

藍子「むぅ……ご報告のチャンスが……」ムス

響子「ご報告する前にまずサラダバーとか回って取ってきたほうが良いと思いますよ、せっかくこんなに充実してるのに」

藍子「あ、私バーは頼んでないです」

加蓮「お酒じゃないんだから」

656: ◆6RLd267PvQ 22/08/06(土) 06:59:14 ID:njeM
響子「頼んでもランチタイムだからお値段ほとんど変わらないですよ?がめつい藍子ちゃんにしては珍しい……」

藍子「デレステの一コマにあるじゃないですか、スイーツバイキング、ケーキ一個で時間が来ちゃうんですよ、私は」

加蓮「あ、その設定に忠実であろうとするスタンス生きてたんだ」

響子「最近は引用してないからてっきり…」

藍子「つまり、逆に考えれば私は食べ放題系のものを食べない限り時間を消費せず食べまくれると言うことです、これで公式設定の穴を突きます」ドヤァ

加蓮「多分普通にバーメニュー注文しても食べ切れるよアンタ」

657: ◆6RLd267PvQ 22/08/06(土) 06:59:47 ID:njeM
響子「私もそう思います……少なくともこの時空では食べきると確信しました」

店員「えー、シーザーサラダのお客様」

藍子「あ、私です」

加蓮「おー、シーザーサラダ、気が利くね、確かにこれはサラダバーにないやつだ」

響子「クルトンが美味しいんですよね、カリカリしてて丁度いいアクセント……に……」

藍子「美味しかったなあ」ゴクン

響子「一瞬」

加蓮「カービィなのアンタ」

藍子「ほよよ?」

響子「ちょっと強めにグーで良いですかね」グッ

加蓮「せめてパーにしときなって……」ドウドウ

658: ◆6RLd267PvQ 22/08/06(土) 07:00:04 ID:njeM
店員「サッパリポン酢サラダ麺のお客様」

藍子「あ、私です」

響子「またサラダ」

店員B「甘酢鶏唐揚サラダのお客様」

店員C「夏野菜パスタのお客様」

店員D「サラダ油のお客様」

藍子「はーい」

響子「ご報告があります、藍子ちゃんは異能生命体でした、現場からは以上です」ポチポチ

加蓮「響子、異常ですでしょ、そこは」

659: ◆6RLd267PvQ 22/08/06(土) 07:00:19 ID:njeM
響子「私、優しいのでこんなの投下はできませんけどね……プロデューサーさんが死んでしまうので」

加蓮「藍子への優しさが微塵もないところにわかりみしかないね」

藍子「響子ちゃん響子ちゃん、サラダ油ってどうやって使うんでしょう」

響子「……やっぱり強めにグーで」

加蓮「チョキで目行くといいよ、目」

藍子「じゃんけんの話ですか?」キョトン

おわれ。

660: ◆6RLd267PvQ 22/08/06(土) 07:00:39 ID:njeM
家族でレストランの日、ということで。

お目汚し、失礼をば。