ラブライブ!サンシャイン‼

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    2: ◆tdNJrUZxQg 2020/08/23(日) 07:43:16.19 ID:vQ6qZL/R0

     「──果南ちゃんッ!!!!」


    ──彼女の傍らにしゃがみ込み、肩を揺する。


     「果南ちゃんっ!!? 果南ちゃんッ!!!!!」


    絶叫に近い声量で果南ちゃんの名前を呼びかける。

    でも、


     「……………………」


    彼女からは一切の反応がない。


     「果南ちゃんっ!!! しっかり……!!! しっかりして……!!!」


    肩を揺すっても、顔に触れても、手を握っても、反応がない。


     「はっ……!! はっ……!!! はっ…………!!!」


    動悸がしてきて、息が切れる、目の前で起こっていることに現実感がない。

    何が起きてる? 何が起きているの? 何が起きてしまったの……──





        *    *    *





    これは、そんな終わりに向かっていく……──ある愚か者と人魚姫の物語。




    ──────────
    ────────
    ──────
    ────
    ──



    引用元: ・梨子「人魚姫の噂」

    【梨子「人魚姫の噂」(前編)】の続きを読む

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    225: ◆tdNJrUZxQg 2019/11/08(金) 02:28:06.08 ID:WJ3m1kFK0

    ルビィ「理亞ちゃん……! ルビィのこと、見えてる……?」 

    理亞「うん……ちゃんと、見えてる」 

    ルビィ「そっか……よかった……よかったよぉ……っ……」 


    ルビィちゃんは安心したのか、ポロポロと泣き出してしまう。 


    理亞「ルビィ……もう、大丈夫だから」 

    ルビィ「うん……っ……」 

    曜「ルビィちゃん」 

    ルビィ「曜ちゃん……っ」 

    曜「よく、頑張ったね……」 


    頭を撫でてあげると、 


    ルビィ「ふぇ……っ……うぇぇ……っ……こわかったよぉ……っ……。ルビィ、これから……ずっと、ひとりぼっちなのかなって……っ……」 

    理亞「大丈夫……ちゃんと見つけたから」 

    ルビィ「うん……っ……」 

    鞠莉「ルビィ……」 

    ルビィ「鞠莉ちゃん……!」 

    鞠莉「ごめん……わたし……ルビィのこと……」 

    ルビィ「うぅん……鞠莉ちゃんが助けようとしてくれてたの、ずっと見てたから……えへへ……っ」 

    鞠莉「うぅん、全部、曜のお陰よ。曜が居なかったら、わたしは忘れてることすら気付けないままだったもの……」 

    ルビィ「曜ちゃん……ありがとう……っ」 

    曜「無事にルビィちゃんが戻ってきてくれて……よかったよ」 


    こうして、私たちは無事、ルビィちゃんを救出することに成功したのだった。 





        *    *    * 





    お昼過ぎになって、私たちはとりあえず本島に戻ることにした。 

    現在はルビィちゃんを含めた5人で船で戻っているところ。 


    鞠莉「──ダイヤも目を覚ましたみたい。ただ、大事を取って今日は家に帰ったみたいね」 

    曜「他の皆もルビィちゃんのこと、思い出したみたいだね……よかった」 


    先ほど、鞠莉ちゃんと一緒にメンバーに連絡を取ってみたところ、全員のルビィちゃんへの認識は正常に戻っていた。 

    ただ、ルビィちゃんが消えていたという事実は、実際に解決に立ち会った、私と鞠莉ちゃん以外は覚えていない様子だった。 



    引用元: ・曜「神隠しの噂」

    【曜「神隠しの噂」(後編)】の続きを読む

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    126: ◆tdNJrUZxQg 2019/11/07(木) 21:02:28.70 ID:NOmScrmB0

    曜「ホントだよ!」 

    鞠莉「……そっか、それならよかった……」 


    鞠莉ちゃんは心底、ホッとしたような声で言う。 


    鞠莉「わたし……曜のこと、からかい過ぎちゃったかもって……」 

    曜「あはは……あれくらいのことで怒ったりしないって」 


    まあ、からかいすぎだとは思うけど……。 

    とはいえ、あれが鞠莉ちゃんなりのコミュニケーションくらいに捉えているつもりだ。 


    鞠莉「曜……」 

    曜「なにかな……?」 

    鞠莉「……近くに行って良い……?」 

    曜「もちろん」 


    私は自分の隣をぽんぽんと叩く。 


    鞠莉「うん……♪」 


    すると、鞠莉ちゃんはおずおずと私のすぐ隣に移動してきて──そっと手を重ねてきた。 


    曜「鞠莉ちゃん……?」 

    鞠莉「……わたしね、どうすれば曜の恋人らしく振舞えるか、ずっと考えてたの」 

    曜「……」 

    鞠莉「恋人って、どういう距離感なんだろうって……。一緒にご飯を食べたり、膝枕してあげたり……一緒にお風呂も入るのかなって」 


    今日一日、やたらと鞠莉ちゃんのスキンシップが激しかった理由がやっとわかってきた。 

    鞠莉ちゃんなりに、恋人同士のお泊りを再現しようとしていたんだ。 


    鞠莉「わたしが、曜の心の隙間を埋めてあげるんだって……息巻いて……でも、結局よくわからなくって……」 

    曜「鞠莉ちゃん……」 


    考えてみれば、鞠莉ちゃんも恋人が出来たことはないと言っていた。なら、恋人同士の距離感だって、鞠莉ちゃんも手探りのはずだ。 

    私が恋人の振りだということに拘って、変な一線を引いていたせいで、実は鞠莉ちゃんも悩んでいたんじゃないだろうか。 


    鞠莉「ねぇ、曜……どうすれば、わたし、曜の恋人らしく振舞える……?」 


    鞠莉ちゃんは、振りでもホンキでやってくれていたんだと改めて認識する。 

    それも、全て──私の失恋の傷を癒すために……。だけど……。 



    引用元: ・曜「神隠しの噂」

    【曜「神隠しの噂」(中編)】の続きを読む

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    ※前作
    ダイヤ「吸血鬼の噂」
     
    2: ◆tdNJrUZxQg 2019/11/07(木) 14:21:01.59 ID:NOmScrmB0

    ちか「ねー、よーちゃん」


    声がして振り向くと、跳ねた髪と背負ったランドセルを揺らしながら、千歌ちゃんが海の方を見ていた。


    よう「? どうしたの?」

    ちか「あれみて」


    千歌ちゃんが指差す先──砂浜に、何かが流れ着いている。


    よう「……ふね?」


    そこにあったのは一艘の船だった。

    とは言っても、もちろん普通の帆船や客船などではない。

    そんなものが浜辺に流れ着いていたらもっと大騒ぎになっている。

    じゃあ、ヨットやボート? ……いや、もっともっと小さな船だ。

    それは大きさにして、60cmほどの小さな船──木で出来たミニチュアの船だった。


    ちか「ちっちゃいおふねだね! かわいいね!」


    千歌ちゃんは楽しげな声で笑いながら、船の方へと駆け出そうとする。


    よう「……」


    私はそんな千歌ちゃんの腕を引っ張るようにして、止める。


    ちか「わっとと……? どうしたの? おふね、ちかくでみないの?」

    よう「ちかちゃん、ふねの上……」

    ちか「……上?」


    千歌ちゃんを促し二人で目を向けた、木の船の上には──


    ちか「……え」


    魚が横たわっていた。


    ちか「なに……あれ……」


    木で出来た小さな船の上に──魚が横たわっていた。

    先ほどまで楽しそうだった千歌ちゃんも、その異様な光景に言葉を失っていた。

    ただ、私はあれが何かに少しだけ心当たりがあった。船乗りであるパパから聞いた、船にまつわる蠱い……。


    よう「あれ……のろいだとおもう」

    ちか「のろい……?」

    よう「木でつくったふねの上に、のろいたい人が、みにつけてたものを、のみこませた魚をのせてながすとね」

    ちか「う、うん……」

    よう「ふねとお魚のかみさまがかんちがいして……のみこませたもののもちぬしが、けされちゃうんだって」

    ちか「じ、じゃあ……あれって……」

    よう「うん……だれかがだれかをけしちゃおうとしてるんだとおもう……」

    ちか「…………」




    SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1573103874

    引用元: ・曜「神隠しの噂」

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    1: 名無しさん 2020/07/28(火) 19:26:50.42 ID:fyLyLKWc0
    これはシャニP、小宮果穂、アルストロメリア(大崎甘奈、大崎甜花、桑山千雪)、樋口円香が出るSSです。

    SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1595932010

    引用元: ・果穂「プロデューサーさんって恋人いないんですか!?」

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