ライトノベル

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    1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/21(火) 11:53:18.50 ID:YMdcm1g70
     教室の窓辺から灰色の空を眺めていると、チャイムが鳴り、静謐な空気を打ち破る。

    授業の終わり。一日の終了を告げる最後のベルでもある。

     後方座席の私に見えるのは、クラスみんなのきらびやかな顔。顔。顔。

    「きょーうもがんばったー!」

     隣の矢田桃花の輝きは一段と眩しい。んーっと言いながら伸びをする彼女。大きな胸が冬服の上から強調された。

    前に席にいた速水凜香にもそれが見えたらしく、

    「桃花、無防備すぎ」とたしなめる。

     言われた本人は、なんで? と言いながら首を傾げていた。

    「自覚ないみたいよ、めぐり」

    「まぁ、誰にも見られてなかったみたいだし」

     教室をすばやく見渡す。こちらに視線が向いている男子はいない。




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    1: ◆M3WZlK2HPNsG 2015/07/21(火) 18:21:51.60 ID:O+UCUou40
    八幡「あ?なんだよ」

    小町「こまちぃ~受験頑張ったじゃないですかぁ~。それでね、そのご褒美に明日買い物に付き合ってくれない?」

    八幡「まぁお前が頑張ってたのは知ってるしな。良いぞ別に」

    小町「やった!それじゃ何買ってもらおっかなぁ~」

    八幡「ちょっと待て。何で俺に買ってもらう前提なわけ?」

    小町「え?だって明日付き合ってくれるんでしょ?」

    八幡「ああ。買い物に付き合うだけな」

    小町「うん。だから何買ってもらおっかなぁって」

    八幡「そういうのは親父に頼めよ。俺あんまし金持ってないんだからさ」

    小町「はぁ...お兄ちゃん?なんでお兄ちゃんは先に生まれてくるか知ってる?」

    八幡「あ?それは後に生まれてくる妹や弟を守るためだろ?あれ名言だよな」

    小町「違うよ。お兄ちゃんは妹を甘やかすために妹より先に生まれてくるんだよ。つまり小町を甘やかすのがお兄ちゃんの役目だよ♪」

    八幡 (それはそれで良いかも知れない)

    小町「っとまぁ冗談はこれくらいにして。買い物に付き合ってくれるだけで良いからさ」

    八幡「へいへい。明日だな。了解」

    小町「早くお父さん帰ってこないかなぁ~♪」

    八幡 (こいつ親父に強請る気か。かといって俺の方に来られても困るんだがな)

    小町「~♪」


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    1: ◆BAKEWEHPok 2015/07/13(月) 22:15:49.81 ID:tzEPHgMWo
    阿良々木家の兄と小さい方の妹がお風呂に入って色々しちゃうだけの話しです。R-18注意





    【【化物語】月火「お兄ちゃん髪洗ってよー」暦「またかよ月火ちゃん」】の続きを読む

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    2: saga sage 2015/07/11(土) 15:35:58.92 ID:+7iN0HR60
    二月半ば寒風吹きすさぶこの気候の中ではいかに俺の選んだベストプレイスといえども昼食をとるには過酷すぎる環境となる。仕方がなく俺は教室でパンをマッ缶でさくっと流し込むと、残りの昼休みを潰すべく図書館へ向かった。 

    適当に2,3冊の本を見繕い、近くの椅子に腰かけて借りた本を読み始めた時だった。 

    男子A「え…っとヒ、ヒキタニくん?」 
    八幡「へ?!あ、ひゃい」 

    突然声をかけられたせいで声が裏返ってしまった。なんだ久しぶりに恥ずかしすぎるぞこれ。 
    しかし俺の返事がこのテンパりようなのにはれっきとした理由がある。 
    俺の卓越した記憶機能に寄れば俺が学校の部活以外の場所で人に話しかけられたのはおよそ2日ぶりのできごとであり、このコンディションでは適切な対応をすることは至極困難である。 
    つまり俺をこのコンディションにまで追い込んだクラスのやつらが諸悪の根源であり、俺が悪いわけではない。 
    ちなみに2日前の会話というのは体育の時間材木座とのボツ原稿を巡る論争であったが材木座との会話は会話として成立していない部分もあるので、正確には会話としてカウントできないかもしれない。 
    そして戸塚とは昨日も今日も会話をしているがこれはもちろんノーカウントである。戸塚はヒトじゃなくて天使だからな! 
    とまあそれはいいとして誰だ、こいつら…なんか見覚えある気がしないでもないが、まったく思い出せない。さらに話しかけられる理由に関しても心当たりがまるでない。なんだろう俺これからひどい目に会わされちゃったりとかするんだろうか… 

    男子A「お、おおよかったヒキタニくんだ」 
    男子C「な、ほらな?」 
    男子B「や、F組見ても全然いなくて結構探したんよ」 

    うん、まあヒキタニじゃないけど…まあでも殴られるとかそういう雰囲気じゃなそうで安心。 
    八幡「えっと…なんか用だったか?」 
    男子「いやーあのさー…」  

    男子A「その…ヒキタニくん由比ヶ浜さんと部活一緒じゃん?それでちょこーっと俺らに紹介してほしいなあみたいな…」 
    八幡「……は、はあ?」 






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    1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/15(水) 10:06:52.11 ID:2WqnGAXs0
    高校、大学を卒業してから俺は雪ノ下雪乃と結婚した。

    雪乃は俺の希望通り、専業主夫と言う立場を受け入れてくれた

    夫婦生活も円満だと思われた

    しかし何時からだろう、こんなにも夫婦との間に距離を感じてしまったのは




    【八幡「晩御飯できてるぞ」雪乃「ごめんなさい、会社の人と食べてきたから」】の続きを読む

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