艦これ

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    133: ◆0rjCWOlcd8we 2019/07/24(水) 10:48:13.44 ID:WuVlszLmO
    第10話
    Mayden Voyage(後編)


    6月24日 午後10時48分
    Lazy Bird

    「うっし! じゃあCherokeeの合わせは終わり!」


    四人での練習は基本的に摩耶が仕切っている
    演奏の指示や音楽的な指導はほとんど彼女が行なっている
    そしてバンドの武器である『オリジナルの曲』も彼女が作った


    「じゃ、最後『新曲』やるぜ」

    「摩耶さん、その曲名前どうすんの?」

    「考えてはいるんだけどよー いまいちピンと来ねーんだよ...」


    曲を作ったものの、題名は決まらなかった


    「あの... そういえばその曲は今度のライブではやらないんですか?」

    「なんだガンビー? お前その曲こなせてんのか?」

    「え!? い、いや... まだ...」

    「そ、だからはえーんだよやるのは 今度のライブは場慣れだ、一回経験してもらうだけでいい」

    「が、頑張ります!」


    ガンビアベイはこの時自信に溢れていた
    練習を積んできた、拙いけどきっと自分はできる
    やる気と情熱に満ち溢れていた


    (大丈夫! 初めてだけど! 練習してるからきっと大丈夫!)

    引用元: ・清霜「Saxophone Colossus 」

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    124: ◆0rjCWOlcd8we 2019/07/16(火) 22:35:01.79 ID:ZfbL7gDA0
    第9話
    Mayden Voyage(前編)


    6月15日 午後11時08分
    空母寮 ガンビアベイの自室


    「ふう... まだまだだけど...コードは覚えてきた...!」

    (そういえばいろんなピアニストの曲聞いてみたけど... バドパウエルって人、なんかいいな)


    あれから1ヶ月半、演習や出撃が終わると彼女は必ずピアノに向かうことを習慣にしていた
    この前の初めてのセッション、あの感覚が忘れられなかった
    もっと上手くなりたい
    彼女は胸にその思いを秘めていた


    コンコンコン


    そう思う彼女の元に誰かが訪ねてきた
    こんな遅い時間に? と疑問に思いながらも返事をする

    引用元: ・清霜「Saxophone Colossus 」

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    108: ◆0rjCWOlcd8we 2019/06/30(日) 00:55:42.40 ID:E4DX+2kO0
    第8話
    Three And One(後編)

    4月19日 午後9時10分
    空母寮ガンビアベイの部屋


    「ふー演習終わった... あれ? 荷物が届いてる? あっ!」

    「も、もしかして!!」


    大きな箱を抱え急いで部屋に入るガンビアベイ
    彼女は大きな買い物をしていた
    部屋に入るとプレゼントを待ちわびる子供のように目を輝かせながら彼女は箱を開けた


    「つ、ついに買っちゃった...! 電子ピアノ!」


    Lazy Birdのピアノは一台しかなくまた他のプレーヤーもくるためずっとそこで練習するわけにはいかなかった
    そこで彼女は大きな決心をし電子ピアノを買うに至った


    「もう引き返せない...! あとは練習するだけ!」

    「よし! まずはコードを弾けるように練習しなきゃ!」

    引用元: ・清霜「Saxophone Colossus 」

    【清霜「Saxophone Colossus 」第08話】の続きを読む

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    94: ◆0rjCWOlcd8we 2019/06/27(木) 01:53:09.84 ID:acb8+0fFO
    第7話
    Three And One(中編)


    4月12日 午後9時00分
    バー「Lazy Bird」


    ガチャ


    「お、おはようございます...」

    「あらおはよう、今日は非番かしら?」

    「あ、早霜... おはようございます」

    朝のLazy Bird 今その場にいるのはガンビアベイと早霜の二人だけであった
    昨日は演習などで練習を始めることができず今日から練習をすることとなっていた
    しかし大きな不安も抱えていた


    「うう~... 本当に一人でできるのかな... やっぱり無理...」



    そうこぼす彼女の前にあるものが目につく
    ピアノの椅子の上に紙の束が置かれていた


    「これ... なんだろ?」

    「見ればわかるわ」

    「へ?」

    手にとって確かめてみる

    引用元: ・清霜「Saxophone Colossus 」

    【清霜「Saxophone Colossus 」第07話】の続きを読む

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    80: ◆0rjCWOlcd8we 2019/06/05(水) 00:26:14.91 ID:KRLgOxRn0
    第6話
    Three And One(前編)



    4月11日 午前7時01分
    鎮守府 間宮さんの食堂


    「やっぱり話しかけるんじゃなかったやっぱり怖いし無理い~...」

    「失礼だなお前!」


    清霜達に話しかけてきたガンビアベイ、勇気を出したものの怖さの方が上回ってしまった
    ジャズをやりたいと言う言葉に清霜は反応した


    「ねえガンビーさん、ジャズやりたいの?」

    「へ? う、うん... あ、あの清霜がサックスやってるの知ってて... そ、それで...」

    「えっ!? 私まだお客さんの前でやったことないよ! なんで知ってるの?」

    「あのね、この前鎮守府で迷子になっちゃって...」


    思い出すようにガンビアベイは続ける


    「その時音が聞こえたの」

    「音?」

    「うん、力強くて... どこか人を惹きつけるそんな音... 誰かいるのかなって思ってそっちに行ったら... あなたがいて」

    「見られてたんだ...」

    「その音聞いて、私もジャズやってみたいって!」

    「でもそれ言うまで2週間はかかったよね」

    「もう! Sam! 言わないでよ~!」

    「私の音で始めたいって思ってくれたの!?嬉しい! じゃあガンビーさんも一緒にやろうよ!」


    清霜の中で感情が込み上げていた
    私の音でジャズを始めたいと思ってくれた、早くいろんな人の前で吹きたい、不思議な高揚感に包まれていた

    引用元: ・清霜「Saxophone Colossus 」

    【清霜「Saxophone Colossus 」第06話】の続きを読む

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