ごちうさ×俺ガイル

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    1: ◆q9NvL7bmx5ke 2015/08/16(日) 20:33:48.53 ID:n+rHs8URO
    ガララッ、


    いつも通りの放課後

    比企谷八幡が奉仕部の部室で本を読んでいると見慣れた顔が音を立てて扉を開けた


    ココア「あれ?八幡くんだー、なんでここにいるの?」


    八幡「……なんでってここは奉仕部の部室だぞ」


    ココア「へぇーここが奉仕部かぁ」


    もっとも彼が見慣れているのはやって来た本人の顔ではないのだが


    雪乃「いらっしゃい一色さん」


    比企谷八幡とは机の反対側で静かに読書にふけっていた少女、雪ノ下雪乃が声をかける

    だが残念、そこにいるのは雪ノ下雪乃が思っている人物ではない


    ココア「一色…?私いろはちゃんじゃないよ?」


    雪乃「え…?一色さん…じゃない?」


    彼女の名前は"保登心愛(ほと ここあ)"

    よく似た容姿と声ではあるが、奉仕部に入り浸る後輩、「一色いろは」とは紛れも無い別人なのである


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    1: ◆q9NvL7bmx5ke 2015/08/14(金) 19:43:56.36 ID:MyL9QR2HO
    ココア「転校生の保登心愛(ほと ここあ)です!みんな今日からよろしくねっ!」 


    教壇に立ち屈託のない笑顔でそう挨拶する転校生を見て私は目を疑った

    多分私だけじゃなくてクラス中の全員が固まっていたと思う

    それもそのはず、彼女は顔も声も、その振る舞いのあざとさまでも、何から何まで私……一色いろはに似過ぎていたのだから




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